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第1章 魔法の国からの訪問者。Vol-1-4。
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❤️3姉妹の異世界冒険記❤️
MD2821年7月18日。~MD2821年9月12日。
第1章 魔法の国からの訪問者。Vol-1-4。
(登場人物)
❣️ミサ・レムール・アトラス。
長女。(生物学的年齢18歳)2236歳。
❣️レミ・レムール・アトラス。
次女。(生物学的年齢18歳)2234歳。
❣️レナ・レムール・アトラス。
3女。(生物学的年齢18歳)2232歳。
MD2821年7月18日。
🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
MD2821年9月12日。
第1章 魔法の国からの訪問者。Vol-1-4。
(本文)
1
レジストリ中和装置は全員に配布しても充分に足りる分の製造は終わったが、予備として2倍分の在庫が出来る様に製造は続いている。
マメイダロン種族(人魚)の居住地であるラビッタ超銀河団ラビルダ銀河団メイロン銀河マダルト星系第3惑星ダレンに残っている科学技術遺産も、ほぼ全てを、シモネルリア・ゼロ・クィーンの居住地に移送完了している。
移設した生体脳ダレンは、生体脳ネットワークに取り込まれ、同時に生体脳ルシルの容量が増加する。
ミサ様6姉妹と、各種族の統轄女王等が統合司令センターに常駐し司令席に着陸している。間もなく此の惑星と永遠の別れになるので全員集合している。
ミサは「メイトレラ、ベイレン宇宙と惑星ダレンと永遠の別れになるけど、未練は無いの」と、問い掛ける。
「当然、少々は有るけど破滅の未来が待ち受けと解っているので、種族の為にベイレン宇宙とは永遠に決別します」と、自分の思いを話すメイトレラ統轄女王。
「英断に感謝します。では、全ての都市、宮殿等を消去して文明の根拠を消し去ります。」と、話し掛けるミサ。
数秒後。ミサの指示を受けて惑星上の都市等の消去が開始される。まるで魔法の様に消去フィールドで次々と文明の痕跡が消えてゆく。
MD2821年10月1日には完璧に消去が完了し、文明の痕跡は何処にも見当たらない。
「ルシル、星系外縁に移動して下さい」と、1人の人格として話し掛けるミサ。
2時間後。シモネルリア・ゼロ・クィーンは星系外縁に移動し、待機ポジションに付く
ミサは「シアル、ミロナティルは未だ意識が回復しないのですか」と、問い掛けるミサ。
「意識を回復する兆候は全く有りません」と、報告するシモルネレニクス脳シアル。
「レジストリ中和装置を取り付ければ、或いは早期に回復する可能性はあります」と、話し掛ける生体脳ルシア。
「自然回復かレジストリ中和装置取付しか方法は無い見たい」と、話し掛けるレミ。
「其の様ね。後1日だから待ちましょう」と、話し掛けるミサ。
レミがいきなり「パラレルワールド間マルチ通信機の開発は出来ないかしら」と、話し掛ける。
「レミ、突然どうしたの」と、話し掛けるミサ。
「現実世界との通信が可能になれば、テラとコンタクト出来て現況の確認が出来ると思って」と、話し掛けるレミ。
「思考波通信なら可能かも」と、話し掛けるレナ。
「理論的には可能かも知れないけど、かなり難しいと思うわ。でも、研究課題としては面白いわね」と、話し掛けるミサ。
「でしょう。完成すれば画期的発明になるわ」と、話し掛けるレミ。
「良いわ、暇潰しにもなるし、今日は基礎研究の日にしましょうか。マリア達はどうする」と、妹達に話し掛ける。
「私達もお姉様達の手伝いをします」と、答えるマリア。
6姉妹は揃って研究所で研究を開始する。ミサ等3姉妹は、研究を始めると、時間感覚を無くす傾向が有る。今回も同じだった。
現実世界の局所銀河群では、平和其のものである。取り敢えず見かけだけはである。其の間に、混沌の勢力超越知性体コレニアスの代理人コレニロス・ドラグ・バロン執行官統轄は、混沌の勢力のニロスレア・バロン・グフ第1執行者と、レロニクス・バロン・グフ第2執行官2人に計画通りに作戦を実行するよう命令する。
ニロスレア・バロン・グフ第1執行者は天の川銀河へ、レロニクス・バロン・グフ第2執行官はアンドロメダ銀河への極秘作戦を開始する。
2人に取って誤算だったのは、地球には以前依り数万倍の戦力が有る事だった。現在の地球は、局所銀河群で最も難攻不落の惑星で有る。
ニロスレア・バロン・グフ第1執行者傘下の船団100万台が天の川銀河外縁に次々と実体化してくる。同時刻に、レロニクス・バロン・グフ第2執行官傘下の船団200万台がアンドロメダ銀河外縁に次々と実体化してくる。
アイネットワークが瞬時に探知して局所銀河群全体に緊急警報が鳴り響き、生体脳ネットワークは滅亡の危機と判断して、各連邦共和国の成都並びに最重要惑星を7MD封印バリアとゴーストバリアの2重バリアを展開させ、現実宇宙から消え去った。
ニロスレア・バロン・グフ第1執行者傘下の船団100万台が、25万台毎に別れて動き出し、数分後に転移して行く。同時に各連邦共和国の成都星系外縁に実体化する。
確認出来る地球は、本物では無く7MDプロジェクターで再現した見世物で有る。其れを知らずにニロスレア第1執行者は全艦隊に攻撃命令する出す。
生体脳ネットワークは、テラ連邦共和国近江ミレイ統轄女王を最高位司令長官として、ムー帝国ミリアヌ・マリアナリア・ガロン女王を副最高位司令長官として、太陽系内に保存されている旧帝国の全ての艦隊に迎撃命令を出す。
至る所から艦隊が出現して来る。其れ等の艦隊を直接指揮をする為に、テラ連邦共和国執政官近江政永の旗艦が出撃して行く。
ニロスレア第1執行者傘下の25万台に対しテラ連邦共和国軍の戦力は30万台で有る。最高の科学技術力を誇る艦隊で有る。
ニロスレア第1執行者は自身を持って全艦隊に突撃命令を出す。
近江政永テラ連邦共和国執政官も全艦隊に迎撃命令を出す。
2
MD2821年10月2日。シモネルリア・ゼロ・クィーンと合流したミラクル宇宙船ミレアルナ・ゼロ・マザーは、シモネルリア・ゼロ・クィーンを天頂部ドームに格納して合体融合する。
待機していたミレアルナ親衛隊が、超小型のレジストリ中和装置を持参して、意識を失っているミレアルナ・ゼロ・マザー全ての乗務員に取り付けを開始する。同時に科学技術部員が、生体脳ルシアナ専用のレジストリ中和装置の取り付けを始める。
最初にミロナティル等Aチーム全員に取り付けを完了させる。
「効果は直ぐに出ないのね。残念だけど」と、姉妹達に話し掛けるミサ。
「暫く待つしか無いわね」と、話し掛けるレミ。
レジストリ中和装置の効果が現れたのは、数日後のMD2821年10月6日午前10時だった。いきなりミロナティル等Aチーム全員がほぼ同時に意識を取り戻し始め、10分後には全員意識を取り戻した。
起き上がろうとすると医療ロボットに止められる。
「ミロナティル、体力が回復する迄休んでなさいよ。私達は研究所にいるから」と、話し掛けるミサ。
ミサが話している間に、周囲を見渡していたレミが「おいコラッ、アフロミナ。逃げ出すんじゃ無いわよ」と、見付けて声を掛ける。
「バレたわね」と、ニコニコしながら話し掛けるアフロミナ。
「脱走しない様に医療ロボットを増やさなければならないわね」と、微笑んで話し掛けるミサ。
「元気そうだし、まアッ良いか。脱走自由と言う事で」と、話し掛けるレナ。
「そうね、では研究所に行くわね」と、全員に話し掛けてからミサ等3姉妹は病室から退室して行く。
研究所に戻ったミサ等3姉妹は、マリア等3姉妹と合流してマルチパラレル通信機の研究を続行する。
数時間が過ぎ去るが、未だに何一つ研究が進んでいない。
「ミサお姉様、暫く休憩しない」と、話し掛けるマリア。研究は好きじゃないみたいだ。
「ミサお姉様、私達なら何処にいても御互いの存在を感じ取る事が出来るわよ。例えば別の宇宙にいてもよ」と、話し掛けるマリル。
「エッ、そうなの」と、問い掛けるミサ。
暫し考えてから「マリア、貴女達の脳波を調べさせてくれる」と、問い掛けるミサ。
「ミサお姉様の頼みなら喜んで協力するわ」と、答えるマリア。
マリア等3姉妹の脳波並びに生体振動等の調査を開始する。数時間後。3姉妹の脳のコピー(巍巍生体脳)が完成する。
更に調査を進めると、3姉妹の脳は全く同一だと判明する。ミサ等3姉妹は、マリア等3姉妹の巍巍生体脳を各500個を半球ドームに収納する。
別の科学技術部のチームは、搭載生体脳にマリア等3姉妹の巍巍生体脳を移植作業を始めている。MD2821年10月10日にようやく全ての作業が終了した。
ミロナティル等もようやく医療ロボットから開放される。全員揃って研究所に入る。無心で何やら操作しているミサ等3姉妹を見付けたミロナティル・レムール・リア。
「ミサ、何の実験をしているの」と、背後から声を掛けるミロナティル・レムール・リア。
振り向いて「アラッ、ミロナティル。牢獄から開放されたのね」と、話し掛けるミサ。
「ミサお姉様、実験するなら誰か1人現実宇宙に戻らないと無理よ」と、話し掛けるマリア。
「エッ、ミサ。妹がいたの」と、驚いて話し掛けるミロナティル。
「時を超えた妹達なの」と、答えるミサ。
「此の人達は何方様」と、話し掛けるマリル。
「貴女達のお姉様達だよ」と、答えるレナ。
「お姉様達なの」と、話し掛けるマリア。
「そうよ、全員で56人もいるから覚えておいてね」と、話し掛けて1人づつ紹介して行く。
「全員揃ったので異世界レベルスリーに進出し、魔人アウトサイダルを追い掛けてましょうか」と、話し掛けるキラレル・レムール・レムル。
「では、実験は異世界レベルスリーに進出してからにしましたか」と、話し掛けるミサ。
「では、万が一に備えて全員着席してセフティアームを装置してね」と、話し掛けるレミ。
全員着席してセフティアームを装置する。艦内に警報ブザーが鳴り響く。
「60秒後に異世界レベルスリーに転移します。全員万が一に備えて下さい」と、話し掛けるシモルネレニクス脳ルアナ。
60秒後。いきなり周りが歪み出し、スクリーンが真っ白になり強烈が光の洪水に襲われて全員が意識を失う。
レジストリ中和装置が同時に働き、レジストリの差異を中和する。其の働きノ効果に依り、個人差が有ったが、数分後には全員が次々と意識を回復している。
「アレッ、ミサお姉様達全員に尻尾が生えてるわよ。面白い」と、話し掛けるマリア。
「エッ」と、声を出しセフティアームを解除して右手を背后に回し確認する。
「アラッ、嫌だ。本当に尻尾が付いてるわ」と、話し掛けるミサ。
「アラッ、ミサ。豹に変身してるよ」と、話し掛けるアフロデナ・レムール・リア。
ミサは微笑んで「アフロデナ、貴女もよ」と、答えるミサ。
御互いに確認しあい、全員が豹に変身したと認識する。
「私達はピンクパンサーね」と、楽しそうに話し掛けるミロナティル・レムール・リア。
「ペルティス、魔人アウトサイダルの存在を感じますか」と、問い掛けるミサ。
「存在は感じるのですが、今の所場所の特定は出来ません」と、答えるペルティス・ペラリオン・マニル女王。
「解りました。では、此の宇宙での基準点を特定してからにしましょう」と、問い掛けるミサ。
MD2821年10月12日。周囲の探知する作業を終えてから数時間後。銀河団外縁に移動し、数分後に最も近い銀河外縁に移動した。
「銀河団同士が引き寄せ合って、蝶の様な形状からバタフライ銀河団と命名し、移動した銀河をバレンダ銀河と命名しました」と、話し掛ける生体脳ルシアナ。
「バレンダ銀河内を調査中です」と、報告するシモルネレニクス脳ルアナ。
「何事も無ければ良いけど」と、何気無しに話し掛けるアフロディル・レムール・リア。
数分後。調査データがスクリーンに次々と表示されて行く。
「此の銀河には超高度な文明が無数に存在します。文明の形態等はさらなる詳細な調査が必要です」と、話し掛ける生体脳ルシアナ。
「其の必要は無いわ、関わりたく有りませんから」と、話し掛けるミサ。
「承知致しました」と、答える生体脳ルシアナ。
いきなり警報ブザーが鳴り響く。
「未知艦隊が次々と実体化中。緊急戦闘態勢を整えました」と、報告するシモルネレニクス脳ルアナ。
スクリーンに敵艦隊が映し出される。生体脳ルシアナは、エモシオ・メンタル魂魄球バリア=スピットル・マルチ次元バリアを展開させ、無数の砲塔をせり出す。
未知船団は無警告で発砲を開始し、ミラクル宇宙船ミレアルナ・ゼロ・マザーのスピットル・マルチ次元バリアに命中する。
スピットル・マルチ次元バリアはエネルギーを吸収し、バリアを更に強力する。
生体脳ルシアナは、敵艦隊の殲滅命令を出す。至る所から砲塔をせり出し一斉に迎撃を開始する。数分後に、格納庫から直径800メートル。全髙80メートルの円盤型戦艦シモネルダが次々と射出される。
敵艦隊50万台に対し、シモネルダ艦隊は僅か10万台で戦いを挑んでいる。御互いに広く散開して一対一で戦闘を開始する。
数時間後。敵艦隊は30万台を切るが、怯むこと無く戦い続けている。何処からと無く形が違う船団が出現して敵艦隊に襲い掛かって行く。
数分後。通信が届く。スクリーンにうさぎに似た女性が映し出される。
「私は地の帝国遊撃旅団司令のピルア・ラビッタン・ジルダです。空の帝国から攻撃を受ける人達は私達の味方です。故に救援に駆け付けました」と、話し掛ける。
「私はブルースター銀河団連合帝国の神聖女王のミサ・マリアレム・アレスです。救援に感謝致します」と、送信する。
「貴女方も地の民なのですね。どの銀河出身なのかは解りませんが」と、安心して話し掛けるピルア・ラビッタン・ジルダ。
「其の通りです。協力して空の帝国船団を殲滅させましょう」と、話し掛けるミサ。
「はい、陛下」と、答えるピルア。
3
数日後のMD2821年10月14日。ミサ等は地の帝国の統轄女王の招きに依り、極秘星系に進入する。
数時間後。ミサ等6姉妹とAチーム全員が地の帝国の統轄女王ラレパナル・アントロマン・ゾレスと女王の間で面談する。
ミサが代表して話し掛ける。「ブルースター銀河団連合帝国神聖女王のミサ・マリアレム・アレスです。ラレパナル・アントロマン・ゾレス統轄女王陛下に挨拶申し上げます」
「ピルア・ラビッタン・ジルダ遊撃旅団司令から報告を受けております。通常の戦闘では何時も互角の痛み分けなのですが、今回の戦闘では当方の被害はゼロで、空の帝国の遊撃旅団50万台を殲滅した貴女方に深く感謝致します」と、話しながら立ち上がり片膝を付いて頭を下げる。
「ラレパナル統轄女王陛下にお立ち下さい。私達はいきなり攻撃を受けましたので、防衛の為に敵対者を殲滅しただけですので」と、恐縮して話し掛けるミサ。
立ち上がり椅子に腰を下ろす。ラレパナル統轄女王は地球のアリに似ており、身長は3メートルも有る。知的で穏和で優しさのオーラを発している。
「貴女方は天の民ではないでしょうか」と、問い掛けるラレパナル統轄女王。
「天の民とは」と、問い掛けるミサ。
「天の民とは、地空を治める上位次元の伝説の天空の神々の事です」と、答えるラレパナル統轄女王。
「確かに、私達は此の宇宙の出身でなく、上位時空間宇宙の出身ですね」と、答えるミサ。
ラレパナル統轄女王は椅子から離れ、片膝を付いて頭を下げる。
「天空の女神様に御挨拶申し上げます。我々は天空の女神、ミサ神聖女王陛下の下僕です」と、話し掛けるラレパナル統轄女王。
ミサは事態の進展に戸惑うが、ラレパナル統轄女王の思考をリサーチすると心底から嘘偽りが無いと知る。
「私達が空の帝国に行き、争いを止める様空の帝国のビルレナ・ビーングル・ラダン統轄女王を説得します。和平が樹立される迄攻撃は止め防衛だけにして下さい」と、話し掛けるミサ。
「承知致しました」と、答えるラレパナル統轄女王。
「では、私達は我が船に戻ります」と、話し掛けてから、思考波で全員に伝えて同時に瞬間移動する。
ラレパナル統轄女王等側近幹部は、正に神々だと畏敬の念を抱き深々と一礼する。
ミラクル宇宙船ミレアルナ・ゼロ・マザーの統合司令センターに実体化する。
「ルシアナ、空の帝国へ」と、指示するミサ。
「了解しました」と、答える生体脳ルシアナ。
数分後。ミラクル宇宙船ミレアルナ・ゼロ・マザーは、空の帝国の銀河団外縁に実体化する。同時に詳細な調査を開始する。
小一時間後。有る程度の情報が集まる。最も高エネルギー反応の強い銀河外縁に移動する。
ミサは「私達は空の帝国と地の帝国との戦争を止める為に、天空界から降臨して来ました。既に、地の帝国のラレパナル・アントロマン・ゾレス統轄女王には、防衛以外の戦闘を中止する様要請し約束を取り付けました。
空の帝国のビルレナ・ビーングル・ラダン統轄女王へ伝えます。我々は貴女の遊撃旅団50万台が無警告で攻撃をして来た為、我が母船であるミラクル宇宙船ミレアルナ・ゼロ・マザー搭載のシモルネレニクス脳ルアナが、緊急事態法に基づきセキュリティロックを解除し殲滅命令を出しました。故に最高位司令である私も中止する事が出来なくなり殲滅させました。此の様な事態になった事に対し謹んで謝罪致します。
我々には戦闘する意志は有りませんが、攻撃を受ければミレアルナ・ゼロ・マザー搭載の生体脳ルシアナは、自己生存本能に従い空の帝国を殲滅するでしょう。攻撃をするなら其のつもりで攻撃をしなさい」と、話し掛けるミサ。
数秒後、いきなりアナログ通信が届く。「未知なる天上の人々の指導者で有るミサ神聖女王陛下にお伝え致します。空の帝国のビルレナ・ビーングル・ラダン統轄女王並びに其の種族は非常に凶暴で且つ攻撃的です。我々の帝国も空の帝国に滅ばされ現在極秘の星系に隠遁しています。天上の女神様方、どうか我々を救って下さいませ」と、女性の声が聞こえ来る。
「ルシア、アナログ通信でコンタクトを」と、指示するミサ。
「承知しました。どうぞお話し下さい」と、話し掛けるルシア。
「私は天空界のミサ・マリアレム・アレスです。事情は解りませんが、承知しました。送信元を探知しましたので極秘に訪問します」と、話し掛けるミサ。
「私はパラデル共和国の女王ニベラ・パラデル・デロルです。呼び掛けに
有り難う御座いますミサ神聖女王陛下。ではお待ちしております」と、話し掛けてからアナログ通信を切る。
「ルシアナ、パラデル共和国の所在地を探知したら直ぐに姿を隠してパラデル共和国に移動して下さい」と、要請するミサ。
「既に探知しておりますので、ゴーストバリアを展開して移動します」と、答える生体脳ルシアナ。
数分後。ミラクル宇宙船ミレアルナ・ゼロ・マザーが第3惑星近くに実体化する。バリアを解除してコンタクトする。
数秒後。スクリーンに猫に似た女性が映し出される。
深々と一礼して「ミサ神聖女王陛下に御挨拶申し上げます上げます」と、話し掛けるニベラ・パラデル・デロル。地球の動物に例えると猫に似ている。豹になったミサ等とは同族同士と言う事になる。
「ニベラ統轄女王陛下、我々に求めている救済方法をお話し下さい」と、話し掛けるミサ。
「では、我が種族全員をミサ神聖女王陛下の母船に移住されて下さい。我々には此処に生存出来る世界は有りません。此処に残る残る事は滅亡する未来しか有りません」と、話し掛けるニベラ統轄女王。
「承知しました。移民を受け入れます。で、種族の総人口は」と、問い掛けるミサ。
「感謝致します。我々の総人口は20億人程度です」と、答えるニベラ統轄女王。
「では、移民の準備が整い次第直ちに移住を始めて下さい」と、話し掛けるミサ。
「有り難う御座います。既に移住の準備は整っております。何時発見されて攻撃を受けるか解りませんので、各氏族毎に移動可能なコロニー宇宙船化させて有りますので」と、説明するニベラ統轄女王。
「解りました。では直ぐに移動を開始してミラクル宇宙船ミレアルナ・ゼロ・マザー近く迄来て下さい。後は此方の転送機で居住地に転送しますので」と、話し掛けるミサ。
「承知致しました。直ちに発進命令を出します」と、答えるニベラ統轄女王。
キャトリアン種族の科学技術力は超一流で、我々とほぼ同程度か少々上回っている。にも関わらず何故戦わないのだろう。と、言う疑問に囚われる。
移民は僅か数時間後に終了する。ミサ等とニベラ統轄女王と各氏族長等と、統合司令センター第2会議室で始めて対談する。
ニベラ統轄女王が最初に話し始める。「パラデル共和国を代表して、改めて御礼を申し上げます。我々キャトリアン種族は、永遠に天空の神々最高位であるミサ神聖女王陛下に忠誠を誓うと同時に、下僕としてお仕え致します」と、宣言する。
ミサは微笑んで「堅苦しい事は無しにして下さい。私達は神々では無いのですから。此の宇宙に来たのは、混乱を待ち散らす魔人アウトサイダルを拘束する為ですので」と、説明するミサ。
「我々魔法の国から脱走した悪の権化である魔人アウトサイダルが此の宇宙にいると探知したからです」と、説明するペルティス・ペラリオン・マニル女王。
「私には理解出来ませんが、異世界から別の異世界に移動する種族は我々に取っては神々其のものです」と、話し掛けるニベラ統轄女王。
ミサはニベラ統轄女王の考え方に納得するしか無かった。故に話題を変えて「会談終了後に、私達が開発した不老不死を可能にするミラクルエッグを貴女達に譲渡しましょう。更に」と、話しながら首輪を指差して「首輪と腕輪とイアリングの3点セットを譲渡します」と、話し掛けるミサ。
「他に、ヒュプノ教育で我々と同程度迄レベルアップをします」と、説明するミロナティル・レムール・リア。
「何か質問は有りますか」と、問い掛けるミサ。
「魔人アウトサイダルの所在地は確認出来たのでしょうか」と、問い掛けるラレパナル・アントロマン・ゾレス統轄女王。
「保々確定しています。眼前の銀河の中心部です」と、答えるペルティス・ペラリオン・マニル。
「恐らく、我々と似た様な境遇にいる種族が大工いると思いますので、ビルレナ・ビーングル・ラダン統轄女王の1族を殲滅しなければ開放出来ませんので、空の帝国を殲滅してください」と、話し掛けるニベラ・パラデル・デロル統轄女王。
ミサは暫し考えてから「改心出来ない場合は殲滅するしか無いわね」と、答えるミサ。
「他に質問は有りますか」と、問い掛けるキラレル・レムール・レムル。
「此の極秘星系を奴隷化されている種族、隠れている種族、束縛を受けている種族の避難場所にしたいと考えているのですが」と、話し掛けるラレパナル統轄女王。
「連絡方法は考えていますか。超光速通信では探知されるし、暗号通信では解読出来ないでしょう」と、話し掛けるミサ。
「彼女等には聞こえ無い周波数帯が有ります。其の周波数帯で送信すれば可能です」と、答えるラレパナル統轄女王。
「なるほどね。では彼女等が嫌う周波数帯は有るのでしょうか」と、問い掛けるタリアレル・レムール・ルダン。
「其処までは研究しておりません」と、答えるラレパナル統轄女王。
「そう、残念ね。では呼び掛けて下さい。其の後に不老不死の処置をします」と、話し掛けるレミ。
4
ミサ達はラレパナル統轄女王等要人達の不老不死の処置をしている間に、超大型ヒュプノ送信機10台の製造を開始する。
数日後のMD2821年10月21日。ラレパナル統轄女王等要人達の不老不死処置並びにヒュプノ教育が終了する。数分後には超大型ヒュプノ送信機10台が完成し、計画された位置に向かって発進して行く。
統合司令センターに戻ったラレパナル統轄女王には、超大型ヒュプノ送信機10台の配備に関しては秘密する事にする。
「体調は如何ですか」と、問い掛けるミサ。
「異常は無いです」と、答えるラレパナル統轄女王。
「話しが変わるけど、未だに連絡も無いし避難者も来ないわよ」と、話し掛けるミサ。
「恐らく空の帝国の罠だと思っているねね」と、話し掛けるアフロディル・レムール・リア。
「ミサお姉様、再度呼び掛けてから空の帝国に進行して討伐しましょう」と、話し掛けるマリア。
「手っ取り早い方法は其れしか無いわね。では、シモネルリア・ゼロ・クィーンを分離して進行しましょう。ミラクル宇宙船ミレアルナ・ゼロ・マザーは此処に待機して疎開して来た種族を救済させましょう」と、提案するミサ。
「で、マザーには誰か残るの」と、問い掛けるキラレル・レムール・レムル。
「では、私が残ります」と、話し掛けるルシアナ・レムアナル・アレス超越知性体ミレアレスの第1具象。
「ルシアナ第1具象が残るなら安心だわね」と、話し掛けるアフロディル・レムール・リア。
「私達も残ります」と、話し掛けるマリア。
「アラッ、そうなの。解りました。留守番宜しくね」と、話し掛けるミサ。
数分後。ミサ等Aチーム15人がシモネルリア・ゼロ・クィーンの統合司令センターに移動する。
「ルシア、母船から分離離脱して発進して下さい」と、指示するミサ。
「了解致しました。分離離脱発進をします」と、答える生体脳ルシア。
数分後にはターゲット銀河外縁に実体化する。
ミサは、空の帝国のビルレナ・ビーングル・ラダン統轄女王を挑発するために「空の帝国のビルレナ・ビーングル・ラダン統轄女王へ、噂では勇猛果敢で恐れを知らない最強の勇士で有ると聞いていたが、其れは全くの嘘偽り実際は腰抜けで腑抜けの意気地無しだな。証拠に私が何回も呼び呼び掛けているにも関わらず返事も出来ないのが其の証拠だ。返信すら出来ないのなら、直ちに降伏なさい。
貴女が何処に隠れていようと、必ず見つけ出して叩き潰します。まアッ、腑抜け間抜けの事だから、3分も有れば制圧出来るだろな」
ミサの話しを聞いているAチーム全員が、ニヤニヤして聞いている。
「ミサ、良く次々と悪口を思い付くね」と、姉妹達に話し掛けるミロナティル・レムール・リア。
「もしもし、ビルレナ統轄女王、聞こえていますか。恐れて耳を塞いているのだな」と、次々と悪口を言い続ける。
空の帝国の中枢宮殿ないでは、ビルレナ・ビーングル・ラダン統轄女王怒りに震えていた。
「ハロレイ、早々にあの口を塞げ」と、命令する。続けて側近の女王に「親衛隊に出撃準備をさせよ。あの女を叩き潰してやる」と、拳を握り締める。
「陛下、出撃するのですか」と、問い掛けるハロレイ・ビーングル・ラダン空の帝国軍部総監。
「当然だ」と、答えるビルレナ統轄女王。
大艦隊が指定場所に次々と集結して来る。総司令官はハロレイ・ビーングル・ラダン空の帝国軍部総監で有る。空の帝国のビルレナ・ビーングル・ラダン統轄女王は、別の場所で親衛隊と共に待機ポジションに付いた。
既にミサ等は此の動き探知して準備を始める。母船マザーからルシアナ・レムアナル・アレス超越知性体ミレアレスの第1具象傘下のミレアルナ親衛隊10ヶ軍とミラナル・シモネル・ラダン第1軍総帥傘下のシモネルダン艦隊10ヶ軍を呼び寄せる。
妖精種族女王兼隠密遊撃艦隊統合大総帥のパラパレル・レムール・レムロン女王は、身長10センチメートルで有る。其のパラパレル女王が思考波コンタクトして来る。
〈ミサ、私達隠密遊撃旅団を忘れないで〉と、話し掛けるパラパレル・レムール・レムロン女王。
《パラパレル、ごめんね。忘れていた訳じゃ無いのよ〉と、弁解するミサ。
《既に出撃準備は整って入るのに〉と、話し掛けるパラパレル女王。
〈了解、では出撃して自由に恐怖と鉄槌を与えて下さい〉と、話し掛けるミサ。
〈了解しました。では、直ちに出撃します〉と、答えてコンタクトを切るパラパレル女王。
シモネルリア・ゼロ・マザーの格納庫から次々と隠密遊撃旅団所属の艦隊が発進して行く。其の台数は僅か1万台で有るが、戦力から見れば通常艦隊の100万台に匹敵する。
特殊能力を持つ妖精種族の隠密遊撃旅団は、小粒ながら宇宙最強艦隊に匹敵するだろう。最大の優位性は小粒を故に探知され難い事で有る。故に、いざ攻撃を受けても攻撃者の特定が出来ないので恐怖感を与えるに
隠密遊撃旅団は、各軍に別れて其々の目的地に向かって瞬間移動する。第1軍は空の帝国の本拠地へ、第2から第6軍は各出撃星系、第7軍、第8軍は空の帝国のビルレナ・ビーングル・ラダン統轄女王傘下の親衛隊、第9軍と、第10軍はハロレイ・ビーングル・ラダン軍総監傘下の連合艦隊側に実体化する。
第1軍は探知される事無く惑星大気圏に進入して、軍事基地、軍事工場、砲座を次々と破壊して行く。留守をして入る女王は、攻撃をして入る敵艦を特定出来ず恐怖感を抱いている。
第7軍、第8軍は空の帝国のビルレナ・ビーングル・ラダン統轄女王傘下の親衛隊に攻撃を開始する。
第9軍と、第10軍はハロレイ・ビーングル・ラダン軍総監傘下の連合艦隊に攻撃を開始しながら思念波で呼び掛ける。
《強制的に駆り出されている種族直ちに戦乱から離脱して下さい。我々の敵対者は空の帝国のビルレナ・ビーングル・ラダン統轄女王の一族のみです。繰り返します。直ちに戦乱から離脱して下さい〉と、話し掛ける。
其の呼び掛けに、次々と戦乱から離脱する艦隊が増えて行き、小一時間後には、ハロレイ・ビーングル・ラダン傘下の正規艦隊10万台だけとなる。当初の船団の80パーセントが離脱したので有る。
ハロレイ軍総監は怒りに震えるが、敵対者の何処にいるのか特定出来ず恐怖感が少し休む大きくなる。
見た目は何も無い宇宙空間から強力なポジトロンビームが次々と戦艦に命中して消滅する。
数時間後。ミサが呼び寄せたミレアルナ親衛隊10ヶ軍とミラナル・シモネル・ラダン第1軍総帥傘下のシモネルダン艦隊10ヶ軍が到着する。
ミサはマルチ通信回線を開き「既に御存知だと思いますけど空の帝国のビルレナ・ビーングル・ラダン統轄女王等は隠密遊撃旅団の攻撃を受けて恐怖感を抱いているわ。恐らく間もなく彼女等が出現するから直ちに迎撃体制を整えて下さいね」と、要請するミサ。
ミサの予想通り、数分後に次々と実体化して来る。
「目標は空の帝国のビルレナ・ビーングル・ラダン統轄女王だけよ。彼女がいなくなれば空の帝国は大きく変わるわ」と、全船団に告知する。
MD2821年7月18日。~MD2821年9月12日。
第1章 魔法の国からの訪問者。Vol-1-4。
(登場人物)
❣️ミサ・レムール・アトラス。
長女。(生物学的年齢18歳)2236歳。
❣️レミ・レムール・アトラス。
次女。(生物学的年齢18歳)2234歳。
❣️レナ・レムール・アトラス。
3女。(生物学的年齢18歳)2232歳。
MD2821年7月18日。
🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
MD2821年9月12日。
第1章 魔法の国からの訪問者。Vol-1-4。
(本文)
1
レジストリ中和装置は全員に配布しても充分に足りる分の製造は終わったが、予備として2倍分の在庫が出来る様に製造は続いている。
マメイダロン種族(人魚)の居住地であるラビッタ超銀河団ラビルダ銀河団メイロン銀河マダルト星系第3惑星ダレンに残っている科学技術遺産も、ほぼ全てを、シモネルリア・ゼロ・クィーンの居住地に移送完了している。
移設した生体脳ダレンは、生体脳ネットワークに取り込まれ、同時に生体脳ルシルの容量が増加する。
ミサ様6姉妹と、各種族の統轄女王等が統合司令センターに常駐し司令席に着陸している。間もなく此の惑星と永遠の別れになるので全員集合している。
ミサは「メイトレラ、ベイレン宇宙と惑星ダレンと永遠の別れになるけど、未練は無いの」と、問い掛ける。
「当然、少々は有るけど破滅の未来が待ち受けと解っているので、種族の為にベイレン宇宙とは永遠に決別します」と、自分の思いを話すメイトレラ統轄女王。
「英断に感謝します。では、全ての都市、宮殿等を消去して文明の根拠を消し去ります。」と、話し掛けるミサ。
数秒後。ミサの指示を受けて惑星上の都市等の消去が開始される。まるで魔法の様に消去フィールドで次々と文明の痕跡が消えてゆく。
MD2821年10月1日には完璧に消去が完了し、文明の痕跡は何処にも見当たらない。
「ルシル、星系外縁に移動して下さい」と、1人の人格として話し掛けるミサ。
2時間後。シモネルリア・ゼロ・クィーンは星系外縁に移動し、待機ポジションに付く
ミサは「シアル、ミロナティルは未だ意識が回復しないのですか」と、問い掛けるミサ。
「意識を回復する兆候は全く有りません」と、報告するシモルネレニクス脳シアル。
「レジストリ中和装置を取り付ければ、或いは早期に回復する可能性はあります」と、話し掛ける生体脳ルシア。
「自然回復かレジストリ中和装置取付しか方法は無い見たい」と、話し掛けるレミ。
「其の様ね。後1日だから待ちましょう」と、話し掛けるミサ。
レミがいきなり「パラレルワールド間マルチ通信機の開発は出来ないかしら」と、話し掛ける。
「レミ、突然どうしたの」と、話し掛けるミサ。
「現実世界との通信が可能になれば、テラとコンタクト出来て現況の確認が出来ると思って」と、話し掛けるレミ。
「思考波通信なら可能かも」と、話し掛けるレナ。
「理論的には可能かも知れないけど、かなり難しいと思うわ。でも、研究課題としては面白いわね」と、話し掛けるミサ。
「でしょう。完成すれば画期的発明になるわ」と、話し掛けるレミ。
「良いわ、暇潰しにもなるし、今日は基礎研究の日にしましょうか。マリア達はどうする」と、妹達に話し掛ける。
「私達もお姉様達の手伝いをします」と、答えるマリア。
6姉妹は揃って研究所で研究を開始する。ミサ等3姉妹は、研究を始めると、時間感覚を無くす傾向が有る。今回も同じだった。
現実世界の局所銀河群では、平和其のものである。取り敢えず見かけだけはである。其の間に、混沌の勢力超越知性体コレニアスの代理人コレニロス・ドラグ・バロン執行官統轄は、混沌の勢力のニロスレア・バロン・グフ第1執行者と、レロニクス・バロン・グフ第2執行官2人に計画通りに作戦を実行するよう命令する。
ニロスレア・バロン・グフ第1執行者は天の川銀河へ、レロニクス・バロン・グフ第2執行官はアンドロメダ銀河への極秘作戦を開始する。
2人に取って誤算だったのは、地球には以前依り数万倍の戦力が有る事だった。現在の地球は、局所銀河群で最も難攻不落の惑星で有る。
ニロスレア・バロン・グフ第1執行者傘下の船団100万台が天の川銀河外縁に次々と実体化してくる。同時刻に、レロニクス・バロン・グフ第2執行官傘下の船団200万台がアンドロメダ銀河外縁に次々と実体化してくる。
アイネットワークが瞬時に探知して局所銀河群全体に緊急警報が鳴り響き、生体脳ネットワークは滅亡の危機と判断して、各連邦共和国の成都並びに最重要惑星を7MD封印バリアとゴーストバリアの2重バリアを展開させ、現実宇宙から消え去った。
ニロスレア・バロン・グフ第1執行者傘下の船団100万台が、25万台毎に別れて動き出し、数分後に転移して行く。同時に各連邦共和国の成都星系外縁に実体化する。
確認出来る地球は、本物では無く7MDプロジェクターで再現した見世物で有る。其れを知らずにニロスレア第1執行者は全艦隊に攻撃命令する出す。
生体脳ネットワークは、テラ連邦共和国近江ミレイ統轄女王を最高位司令長官として、ムー帝国ミリアヌ・マリアナリア・ガロン女王を副最高位司令長官として、太陽系内に保存されている旧帝国の全ての艦隊に迎撃命令を出す。
至る所から艦隊が出現して来る。其れ等の艦隊を直接指揮をする為に、テラ連邦共和国執政官近江政永の旗艦が出撃して行く。
ニロスレア第1執行者傘下の25万台に対しテラ連邦共和国軍の戦力は30万台で有る。最高の科学技術力を誇る艦隊で有る。
ニロスレア第1執行者は自身を持って全艦隊に突撃命令を出す。
近江政永テラ連邦共和国執政官も全艦隊に迎撃命令を出す。
2
MD2821年10月2日。シモネルリア・ゼロ・クィーンと合流したミラクル宇宙船ミレアルナ・ゼロ・マザーは、シモネルリア・ゼロ・クィーンを天頂部ドームに格納して合体融合する。
待機していたミレアルナ親衛隊が、超小型のレジストリ中和装置を持参して、意識を失っているミレアルナ・ゼロ・マザー全ての乗務員に取り付けを開始する。同時に科学技術部員が、生体脳ルシアナ専用のレジストリ中和装置の取り付けを始める。
最初にミロナティル等Aチーム全員に取り付けを完了させる。
「効果は直ぐに出ないのね。残念だけど」と、姉妹達に話し掛けるミサ。
「暫く待つしか無いわね」と、話し掛けるレミ。
レジストリ中和装置の効果が現れたのは、数日後のMD2821年10月6日午前10時だった。いきなりミロナティル等Aチーム全員がほぼ同時に意識を取り戻し始め、10分後には全員意識を取り戻した。
起き上がろうとすると医療ロボットに止められる。
「ミロナティル、体力が回復する迄休んでなさいよ。私達は研究所にいるから」と、話し掛けるミサ。
ミサが話している間に、周囲を見渡していたレミが「おいコラッ、アフロミナ。逃げ出すんじゃ無いわよ」と、見付けて声を掛ける。
「バレたわね」と、ニコニコしながら話し掛けるアフロミナ。
「脱走しない様に医療ロボットを増やさなければならないわね」と、微笑んで話し掛けるミサ。
「元気そうだし、まアッ良いか。脱走自由と言う事で」と、話し掛けるレナ。
「そうね、では研究所に行くわね」と、全員に話し掛けてからミサ等3姉妹は病室から退室して行く。
研究所に戻ったミサ等3姉妹は、マリア等3姉妹と合流してマルチパラレル通信機の研究を続行する。
数時間が過ぎ去るが、未だに何一つ研究が進んでいない。
「ミサお姉様、暫く休憩しない」と、話し掛けるマリア。研究は好きじゃないみたいだ。
「ミサお姉様、私達なら何処にいても御互いの存在を感じ取る事が出来るわよ。例えば別の宇宙にいてもよ」と、話し掛けるマリル。
「エッ、そうなの」と、問い掛けるミサ。
暫し考えてから「マリア、貴女達の脳波を調べさせてくれる」と、問い掛けるミサ。
「ミサお姉様の頼みなら喜んで協力するわ」と、答えるマリア。
マリア等3姉妹の脳波並びに生体振動等の調査を開始する。数時間後。3姉妹の脳のコピー(巍巍生体脳)が完成する。
更に調査を進めると、3姉妹の脳は全く同一だと判明する。ミサ等3姉妹は、マリア等3姉妹の巍巍生体脳を各500個を半球ドームに収納する。
別の科学技術部のチームは、搭載生体脳にマリア等3姉妹の巍巍生体脳を移植作業を始めている。MD2821年10月10日にようやく全ての作業が終了した。
ミロナティル等もようやく医療ロボットから開放される。全員揃って研究所に入る。無心で何やら操作しているミサ等3姉妹を見付けたミロナティル・レムール・リア。
「ミサ、何の実験をしているの」と、背後から声を掛けるミロナティル・レムール・リア。
振り向いて「アラッ、ミロナティル。牢獄から開放されたのね」と、話し掛けるミサ。
「ミサお姉様、実験するなら誰か1人現実宇宙に戻らないと無理よ」と、話し掛けるマリア。
「エッ、ミサ。妹がいたの」と、驚いて話し掛けるミロナティル。
「時を超えた妹達なの」と、答えるミサ。
「此の人達は何方様」と、話し掛けるマリル。
「貴女達のお姉様達だよ」と、答えるレナ。
「お姉様達なの」と、話し掛けるマリア。
「そうよ、全員で56人もいるから覚えておいてね」と、話し掛けて1人づつ紹介して行く。
「全員揃ったので異世界レベルスリーに進出し、魔人アウトサイダルを追い掛けてましょうか」と、話し掛けるキラレル・レムール・レムル。
「では、実験は異世界レベルスリーに進出してからにしましたか」と、話し掛けるミサ。
「では、万が一に備えて全員着席してセフティアームを装置してね」と、話し掛けるレミ。
全員着席してセフティアームを装置する。艦内に警報ブザーが鳴り響く。
「60秒後に異世界レベルスリーに転移します。全員万が一に備えて下さい」と、話し掛けるシモルネレニクス脳ルアナ。
60秒後。いきなり周りが歪み出し、スクリーンが真っ白になり強烈が光の洪水に襲われて全員が意識を失う。
レジストリ中和装置が同時に働き、レジストリの差異を中和する。其の働きノ効果に依り、個人差が有ったが、数分後には全員が次々と意識を回復している。
「アレッ、ミサお姉様達全員に尻尾が生えてるわよ。面白い」と、話し掛けるマリア。
「エッ」と、声を出しセフティアームを解除して右手を背后に回し確認する。
「アラッ、嫌だ。本当に尻尾が付いてるわ」と、話し掛けるミサ。
「アラッ、ミサ。豹に変身してるよ」と、話し掛けるアフロデナ・レムール・リア。
ミサは微笑んで「アフロデナ、貴女もよ」と、答えるミサ。
御互いに確認しあい、全員が豹に変身したと認識する。
「私達はピンクパンサーね」と、楽しそうに話し掛けるミロナティル・レムール・リア。
「ペルティス、魔人アウトサイダルの存在を感じますか」と、問い掛けるミサ。
「存在は感じるのですが、今の所場所の特定は出来ません」と、答えるペルティス・ペラリオン・マニル女王。
「解りました。では、此の宇宙での基準点を特定してからにしましょう」と、問い掛けるミサ。
MD2821年10月12日。周囲の探知する作業を終えてから数時間後。銀河団外縁に移動し、数分後に最も近い銀河外縁に移動した。
「銀河団同士が引き寄せ合って、蝶の様な形状からバタフライ銀河団と命名し、移動した銀河をバレンダ銀河と命名しました」と、話し掛ける生体脳ルシアナ。
「バレンダ銀河内を調査中です」と、報告するシモルネレニクス脳ルアナ。
「何事も無ければ良いけど」と、何気無しに話し掛けるアフロディル・レムール・リア。
数分後。調査データがスクリーンに次々と表示されて行く。
「此の銀河には超高度な文明が無数に存在します。文明の形態等はさらなる詳細な調査が必要です」と、話し掛ける生体脳ルシアナ。
「其の必要は無いわ、関わりたく有りませんから」と、話し掛けるミサ。
「承知致しました」と、答える生体脳ルシアナ。
いきなり警報ブザーが鳴り響く。
「未知艦隊が次々と実体化中。緊急戦闘態勢を整えました」と、報告するシモルネレニクス脳ルアナ。
スクリーンに敵艦隊が映し出される。生体脳ルシアナは、エモシオ・メンタル魂魄球バリア=スピットル・マルチ次元バリアを展開させ、無数の砲塔をせり出す。
未知船団は無警告で発砲を開始し、ミラクル宇宙船ミレアルナ・ゼロ・マザーのスピットル・マルチ次元バリアに命中する。
スピットル・マルチ次元バリアはエネルギーを吸収し、バリアを更に強力する。
生体脳ルシアナは、敵艦隊の殲滅命令を出す。至る所から砲塔をせり出し一斉に迎撃を開始する。数分後に、格納庫から直径800メートル。全髙80メートルの円盤型戦艦シモネルダが次々と射出される。
敵艦隊50万台に対し、シモネルダ艦隊は僅か10万台で戦いを挑んでいる。御互いに広く散開して一対一で戦闘を開始する。
数時間後。敵艦隊は30万台を切るが、怯むこと無く戦い続けている。何処からと無く形が違う船団が出現して敵艦隊に襲い掛かって行く。
数分後。通信が届く。スクリーンにうさぎに似た女性が映し出される。
「私は地の帝国遊撃旅団司令のピルア・ラビッタン・ジルダです。空の帝国から攻撃を受ける人達は私達の味方です。故に救援に駆け付けました」と、話し掛ける。
「私はブルースター銀河団連合帝国の神聖女王のミサ・マリアレム・アレスです。救援に感謝致します」と、送信する。
「貴女方も地の民なのですね。どの銀河出身なのかは解りませんが」と、安心して話し掛けるピルア・ラビッタン・ジルダ。
「其の通りです。協力して空の帝国船団を殲滅させましょう」と、話し掛けるミサ。
「はい、陛下」と、答えるピルア。
3
数日後のMD2821年10月14日。ミサ等は地の帝国の統轄女王の招きに依り、極秘星系に進入する。
数時間後。ミサ等6姉妹とAチーム全員が地の帝国の統轄女王ラレパナル・アントロマン・ゾレスと女王の間で面談する。
ミサが代表して話し掛ける。「ブルースター銀河団連合帝国神聖女王のミサ・マリアレム・アレスです。ラレパナル・アントロマン・ゾレス統轄女王陛下に挨拶申し上げます」
「ピルア・ラビッタン・ジルダ遊撃旅団司令から報告を受けております。通常の戦闘では何時も互角の痛み分けなのですが、今回の戦闘では当方の被害はゼロで、空の帝国の遊撃旅団50万台を殲滅した貴女方に深く感謝致します」と、話しながら立ち上がり片膝を付いて頭を下げる。
「ラレパナル統轄女王陛下にお立ち下さい。私達はいきなり攻撃を受けましたので、防衛の為に敵対者を殲滅しただけですので」と、恐縮して話し掛けるミサ。
立ち上がり椅子に腰を下ろす。ラレパナル統轄女王は地球のアリに似ており、身長は3メートルも有る。知的で穏和で優しさのオーラを発している。
「貴女方は天の民ではないでしょうか」と、問い掛けるラレパナル統轄女王。
「天の民とは」と、問い掛けるミサ。
「天の民とは、地空を治める上位次元の伝説の天空の神々の事です」と、答えるラレパナル統轄女王。
「確かに、私達は此の宇宙の出身でなく、上位時空間宇宙の出身ですね」と、答えるミサ。
ラレパナル統轄女王は椅子から離れ、片膝を付いて頭を下げる。
「天空の女神様に御挨拶申し上げます。我々は天空の女神、ミサ神聖女王陛下の下僕です」と、話し掛けるラレパナル統轄女王。
ミサは事態の進展に戸惑うが、ラレパナル統轄女王の思考をリサーチすると心底から嘘偽りが無いと知る。
「私達が空の帝国に行き、争いを止める様空の帝国のビルレナ・ビーングル・ラダン統轄女王を説得します。和平が樹立される迄攻撃は止め防衛だけにして下さい」と、話し掛けるミサ。
「承知致しました」と、答えるラレパナル統轄女王。
「では、私達は我が船に戻ります」と、話し掛けてから、思考波で全員に伝えて同時に瞬間移動する。
ラレパナル統轄女王等側近幹部は、正に神々だと畏敬の念を抱き深々と一礼する。
ミラクル宇宙船ミレアルナ・ゼロ・マザーの統合司令センターに実体化する。
「ルシアナ、空の帝国へ」と、指示するミサ。
「了解しました」と、答える生体脳ルシアナ。
数分後。ミラクル宇宙船ミレアルナ・ゼロ・マザーは、空の帝国の銀河団外縁に実体化する。同時に詳細な調査を開始する。
小一時間後。有る程度の情報が集まる。最も高エネルギー反応の強い銀河外縁に移動する。
ミサは「私達は空の帝国と地の帝国との戦争を止める為に、天空界から降臨して来ました。既に、地の帝国のラレパナル・アントロマン・ゾレス統轄女王には、防衛以外の戦闘を中止する様要請し約束を取り付けました。
空の帝国のビルレナ・ビーングル・ラダン統轄女王へ伝えます。我々は貴女の遊撃旅団50万台が無警告で攻撃をして来た為、我が母船であるミラクル宇宙船ミレアルナ・ゼロ・マザー搭載のシモルネレニクス脳ルアナが、緊急事態法に基づきセキュリティロックを解除し殲滅命令を出しました。故に最高位司令である私も中止する事が出来なくなり殲滅させました。此の様な事態になった事に対し謹んで謝罪致します。
我々には戦闘する意志は有りませんが、攻撃を受ければミレアルナ・ゼロ・マザー搭載の生体脳ルシアナは、自己生存本能に従い空の帝国を殲滅するでしょう。攻撃をするなら其のつもりで攻撃をしなさい」と、話し掛けるミサ。
数秒後、いきなりアナログ通信が届く。「未知なる天上の人々の指導者で有るミサ神聖女王陛下にお伝え致します。空の帝国のビルレナ・ビーングル・ラダン統轄女王並びに其の種族は非常に凶暴で且つ攻撃的です。我々の帝国も空の帝国に滅ばされ現在極秘の星系に隠遁しています。天上の女神様方、どうか我々を救って下さいませ」と、女性の声が聞こえ来る。
「ルシア、アナログ通信でコンタクトを」と、指示するミサ。
「承知しました。どうぞお話し下さい」と、話し掛けるルシア。
「私は天空界のミサ・マリアレム・アレスです。事情は解りませんが、承知しました。送信元を探知しましたので極秘に訪問します」と、話し掛けるミサ。
「私はパラデル共和国の女王ニベラ・パラデル・デロルです。呼び掛けに
有り難う御座いますミサ神聖女王陛下。ではお待ちしております」と、話し掛けてからアナログ通信を切る。
「ルシアナ、パラデル共和国の所在地を探知したら直ぐに姿を隠してパラデル共和国に移動して下さい」と、要請するミサ。
「既に探知しておりますので、ゴーストバリアを展開して移動します」と、答える生体脳ルシアナ。
数分後。ミラクル宇宙船ミレアルナ・ゼロ・マザーが第3惑星近くに実体化する。バリアを解除してコンタクトする。
数秒後。スクリーンに猫に似た女性が映し出される。
深々と一礼して「ミサ神聖女王陛下に御挨拶申し上げます上げます」と、話し掛けるニベラ・パラデル・デロル。地球の動物に例えると猫に似ている。豹になったミサ等とは同族同士と言う事になる。
「ニベラ統轄女王陛下、我々に求めている救済方法をお話し下さい」と、話し掛けるミサ。
「では、我が種族全員をミサ神聖女王陛下の母船に移住されて下さい。我々には此処に生存出来る世界は有りません。此処に残る残る事は滅亡する未来しか有りません」と、話し掛けるニベラ統轄女王。
「承知しました。移民を受け入れます。で、種族の総人口は」と、問い掛けるミサ。
「感謝致します。我々の総人口は20億人程度です」と、答えるニベラ統轄女王。
「では、移民の準備が整い次第直ちに移住を始めて下さい」と、話し掛けるミサ。
「有り難う御座います。既に移住の準備は整っております。何時発見されて攻撃を受けるか解りませんので、各氏族毎に移動可能なコロニー宇宙船化させて有りますので」と、説明するニベラ統轄女王。
「解りました。では直ぐに移動を開始してミラクル宇宙船ミレアルナ・ゼロ・マザー近く迄来て下さい。後は此方の転送機で居住地に転送しますので」と、話し掛けるミサ。
「承知致しました。直ちに発進命令を出します」と、答えるニベラ統轄女王。
キャトリアン種族の科学技術力は超一流で、我々とほぼ同程度か少々上回っている。にも関わらず何故戦わないのだろう。と、言う疑問に囚われる。
移民は僅か数時間後に終了する。ミサ等とニベラ統轄女王と各氏族長等と、統合司令センター第2会議室で始めて対談する。
ニベラ統轄女王が最初に話し始める。「パラデル共和国を代表して、改めて御礼を申し上げます。我々キャトリアン種族は、永遠に天空の神々最高位であるミサ神聖女王陛下に忠誠を誓うと同時に、下僕としてお仕え致します」と、宣言する。
ミサは微笑んで「堅苦しい事は無しにして下さい。私達は神々では無いのですから。此の宇宙に来たのは、混乱を待ち散らす魔人アウトサイダルを拘束する為ですので」と、説明するミサ。
「我々魔法の国から脱走した悪の権化である魔人アウトサイダルが此の宇宙にいると探知したからです」と、説明するペルティス・ペラリオン・マニル女王。
「私には理解出来ませんが、異世界から別の異世界に移動する種族は我々に取っては神々其のものです」と、話し掛けるニベラ統轄女王。
ミサはニベラ統轄女王の考え方に納得するしか無かった。故に話題を変えて「会談終了後に、私達が開発した不老不死を可能にするミラクルエッグを貴女達に譲渡しましょう。更に」と、話しながら首輪を指差して「首輪と腕輪とイアリングの3点セットを譲渡します」と、話し掛けるミサ。
「他に、ヒュプノ教育で我々と同程度迄レベルアップをします」と、説明するミロナティル・レムール・リア。
「何か質問は有りますか」と、問い掛けるミサ。
「魔人アウトサイダルの所在地は確認出来たのでしょうか」と、問い掛けるラレパナル・アントロマン・ゾレス統轄女王。
「保々確定しています。眼前の銀河の中心部です」と、答えるペルティス・ペラリオン・マニル。
「恐らく、我々と似た様な境遇にいる種族が大工いると思いますので、ビルレナ・ビーングル・ラダン統轄女王の1族を殲滅しなければ開放出来ませんので、空の帝国を殲滅してください」と、話し掛けるニベラ・パラデル・デロル統轄女王。
ミサは暫し考えてから「改心出来ない場合は殲滅するしか無いわね」と、答えるミサ。
「他に質問は有りますか」と、問い掛けるキラレル・レムール・レムル。
「此の極秘星系を奴隷化されている種族、隠れている種族、束縛を受けている種族の避難場所にしたいと考えているのですが」と、話し掛けるラレパナル統轄女王。
「連絡方法は考えていますか。超光速通信では探知されるし、暗号通信では解読出来ないでしょう」と、話し掛けるミサ。
「彼女等には聞こえ無い周波数帯が有ります。其の周波数帯で送信すれば可能です」と、答えるラレパナル統轄女王。
「なるほどね。では彼女等が嫌う周波数帯は有るのでしょうか」と、問い掛けるタリアレル・レムール・ルダン。
「其処までは研究しておりません」と、答えるラレパナル統轄女王。
「そう、残念ね。では呼び掛けて下さい。其の後に不老不死の処置をします」と、話し掛けるレミ。
4
ミサ達はラレパナル統轄女王等要人達の不老不死の処置をしている間に、超大型ヒュプノ送信機10台の製造を開始する。
数日後のMD2821年10月21日。ラレパナル統轄女王等要人達の不老不死処置並びにヒュプノ教育が終了する。数分後には超大型ヒュプノ送信機10台が完成し、計画された位置に向かって発進して行く。
統合司令センターに戻ったラレパナル統轄女王には、超大型ヒュプノ送信機10台の配備に関しては秘密する事にする。
「体調は如何ですか」と、問い掛けるミサ。
「異常は無いです」と、答えるラレパナル統轄女王。
「話しが変わるけど、未だに連絡も無いし避難者も来ないわよ」と、話し掛けるミサ。
「恐らく空の帝国の罠だと思っているねね」と、話し掛けるアフロディル・レムール・リア。
「ミサお姉様、再度呼び掛けてから空の帝国に進行して討伐しましょう」と、話し掛けるマリア。
「手っ取り早い方法は其れしか無いわね。では、シモネルリア・ゼロ・クィーンを分離して進行しましょう。ミラクル宇宙船ミレアルナ・ゼロ・マザーは此処に待機して疎開して来た種族を救済させましょう」と、提案するミサ。
「で、マザーには誰か残るの」と、問い掛けるキラレル・レムール・レムル。
「では、私が残ります」と、話し掛けるルシアナ・レムアナル・アレス超越知性体ミレアレスの第1具象。
「ルシアナ第1具象が残るなら安心だわね」と、話し掛けるアフロディル・レムール・リア。
「私達も残ります」と、話し掛けるマリア。
「アラッ、そうなの。解りました。留守番宜しくね」と、話し掛けるミサ。
数分後。ミサ等Aチーム15人がシモネルリア・ゼロ・クィーンの統合司令センターに移動する。
「ルシア、母船から分離離脱して発進して下さい」と、指示するミサ。
「了解致しました。分離離脱発進をします」と、答える生体脳ルシア。
数分後にはターゲット銀河外縁に実体化する。
ミサは、空の帝国のビルレナ・ビーングル・ラダン統轄女王を挑発するために「空の帝国のビルレナ・ビーングル・ラダン統轄女王へ、噂では勇猛果敢で恐れを知らない最強の勇士で有ると聞いていたが、其れは全くの嘘偽り実際は腰抜けで腑抜けの意気地無しだな。証拠に私が何回も呼び呼び掛けているにも関わらず返事も出来ないのが其の証拠だ。返信すら出来ないのなら、直ちに降伏なさい。
貴女が何処に隠れていようと、必ず見つけ出して叩き潰します。まアッ、腑抜け間抜けの事だから、3分も有れば制圧出来るだろな」
ミサの話しを聞いているAチーム全員が、ニヤニヤして聞いている。
「ミサ、良く次々と悪口を思い付くね」と、姉妹達に話し掛けるミロナティル・レムール・リア。
「もしもし、ビルレナ統轄女王、聞こえていますか。恐れて耳を塞いているのだな」と、次々と悪口を言い続ける。
空の帝国の中枢宮殿ないでは、ビルレナ・ビーングル・ラダン統轄女王怒りに震えていた。
「ハロレイ、早々にあの口を塞げ」と、命令する。続けて側近の女王に「親衛隊に出撃準備をさせよ。あの女を叩き潰してやる」と、拳を握り締める。
「陛下、出撃するのですか」と、問い掛けるハロレイ・ビーングル・ラダン空の帝国軍部総監。
「当然だ」と、答えるビルレナ統轄女王。
大艦隊が指定場所に次々と集結して来る。総司令官はハロレイ・ビーングル・ラダン空の帝国軍部総監で有る。空の帝国のビルレナ・ビーングル・ラダン統轄女王は、別の場所で親衛隊と共に待機ポジションに付いた。
既にミサ等は此の動き探知して準備を始める。母船マザーからルシアナ・レムアナル・アレス超越知性体ミレアレスの第1具象傘下のミレアルナ親衛隊10ヶ軍とミラナル・シモネル・ラダン第1軍総帥傘下のシモネルダン艦隊10ヶ軍を呼び寄せる。
妖精種族女王兼隠密遊撃艦隊統合大総帥のパラパレル・レムール・レムロン女王は、身長10センチメートルで有る。其のパラパレル女王が思考波コンタクトして来る。
〈ミサ、私達隠密遊撃旅団を忘れないで〉と、話し掛けるパラパレル・レムール・レムロン女王。
《パラパレル、ごめんね。忘れていた訳じゃ無いのよ〉と、弁解するミサ。
《既に出撃準備は整って入るのに〉と、話し掛けるパラパレル女王。
〈了解、では出撃して自由に恐怖と鉄槌を与えて下さい〉と、話し掛けるミサ。
〈了解しました。では、直ちに出撃します〉と、答えてコンタクトを切るパラパレル女王。
シモネルリア・ゼロ・マザーの格納庫から次々と隠密遊撃旅団所属の艦隊が発進して行く。其の台数は僅か1万台で有るが、戦力から見れば通常艦隊の100万台に匹敵する。
特殊能力を持つ妖精種族の隠密遊撃旅団は、小粒ながら宇宙最強艦隊に匹敵するだろう。最大の優位性は小粒を故に探知され難い事で有る。故に、いざ攻撃を受けても攻撃者の特定が出来ないので恐怖感を与えるに
隠密遊撃旅団は、各軍に別れて其々の目的地に向かって瞬間移動する。第1軍は空の帝国の本拠地へ、第2から第6軍は各出撃星系、第7軍、第8軍は空の帝国のビルレナ・ビーングル・ラダン統轄女王傘下の親衛隊、第9軍と、第10軍はハロレイ・ビーングル・ラダン軍総監傘下の連合艦隊側に実体化する。
第1軍は探知される事無く惑星大気圏に進入して、軍事基地、軍事工場、砲座を次々と破壊して行く。留守をして入る女王は、攻撃をして入る敵艦を特定出来ず恐怖感を抱いている。
第7軍、第8軍は空の帝国のビルレナ・ビーングル・ラダン統轄女王傘下の親衛隊に攻撃を開始する。
第9軍と、第10軍はハロレイ・ビーングル・ラダン軍総監傘下の連合艦隊に攻撃を開始しながら思念波で呼び掛ける。
《強制的に駆り出されている種族直ちに戦乱から離脱して下さい。我々の敵対者は空の帝国のビルレナ・ビーングル・ラダン統轄女王の一族のみです。繰り返します。直ちに戦乱から離脱して下さい〉と、話し掛ける。
其の呼び掛けに、次々と戦乱から離脱する艦隊が増えて行き、小一時間後には、ハロレイ・ビーングル・ラダン傘下の正規艦隊10万台だけとなる。当初の船団の80パーセントが離脱したので有る。
ハロレイ軍総監は怒りに震えるが、敵対者の何処にいるのか特定出来ず恐怖感が少し休む大きくなる。
見た目は何も無い宇宙空間から強力なポジトロンビームが次々と戦艦に命中して消滅する。
数時間後。ミサが呼び寄せたミレアルナ親衛隊10ヶ軍とミラナル・シモネル・ラダン第1軍総帥傘下のシモネルダン艦隊10ヶ軍が到着する。
ミサはマルチ通信回線を開き「既に御存知だと思いますけど空の帝国のビルレナ・ビーングル・ラダン統轄女王等は隠密遊撃旅団の攻撃を受けて恐怖感を抱いているわ。恐らく間もなく彼女等が出現するから直ちに迎撃体制を整えて下さいね」と、要請するミサ。
ミサの予想通り、数分後に次々と実体化して来る。
「目標は空の帝国のビルレナ・ビーングル・ラダン統轄女王だけよ。彼女がいなくなれば空の帝国は大きく変わるわ」と、全船団に告知する。
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