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第一章 初恋
第十一話 受験そして、卒業
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高校3年の春、ふつうは珍しいと思うがうちの学校ではクラス替えがある。進学クラスは理系と文系、そして専門学校、短大と就職で5クラスに分けられる。私と細田君はクラスが離れたが、栞ちゃんは同じクラスになった。栞ちゃんは私が、細田君と付き合った理由を知らないと思っている。だから今まで通り普通に話しかけてきてくれる。でも、私は事実から目を背けずにはいられず避けていた。
去年は同じクラスだったまな香と琴美は、文系のためクラスが別になってしまった。
私は、推薦で大学に行けることになった。早いとこ決めて、大学に向けて個人の勉強を進めることにした。大学のための勉強をすれば、ほかのことを気にしなくていいから。冬也は、同じ大学に進むと決めたが推薦会議には残念だが通らなかった。でも、冬也の成績なら問題なく一般で進むことができた。まな香や琴美も、特に問題はなさそうだった。そして、一番驚いたのはみんな都内の学校でさほど学校同士の距離がなかったことだ。高校を卒業しても、仲のいい人たちが近くにいてくれるという安心感は私の勉強のモチベーションにもつながった。
高校3年の秋ごろ、私とまな香の推薦受験が近づいていた。冬也や琴美も、センター試験に向けて追い込みの時期になっていた。私は、小論文だけだったためまな香にコツを教えてもらって、受験の対策をした。いろんな先生に見てもらって、添削をお願いした。どの先生にも高評価で、さほど直すところはないと言われた。
2か月後、推薦の合格内定発表の日。私は、まな香と一緒に進路相談室に行った。それぞれに封筒を渡され、はさみを借りてその場で開封した。私は、【合格おめでとうございます。】と書いてあった。まな香も、同じ文面が書いてあった。2人とも、感情を表に出すのが苦手なため、進路指導の先生にもっと喜べと笑われた。
冬也にも、琴美にも同じことを言われた。その日、私たちの合格内定祝いと冬也と琴美の激励会に、4人でご飯を食べに行った。
センター試験当日、今年はありがたいことに雪は降らず、安全に試験会場までたどり着けたらしい。2人とも、いつも以上のベストはつくせたはずだと、自信ありげだった。その後の、前期の試験でも特に問題ないと言っていた。私とまな香は、自由登校に入っていて大学のための勉強をしていた。
数日後私たちは、卒業式を迎えた。学年が上がってからは、細田君と栞ちゃんとはほとんど話していなかったが、卒業式の今日でさえ話さなかった。もっと詳しく言うと、話すこともないうえに栞ちゃんが横で私を嘲笑っているようにも感じて、話す気にもなれなかった。
それでも、卒業して清々したというよりも、名残惜しい気持ちが大きかった。
数週間後、冬也と琴美の合格発表があった。2人とも、無事合格だった。私たちは、みんなで大学の近くの物件を探しに行った。それぞれこだわる部分が違くて、決まるまでに3日もかかってしまった。
そして、決まった物件に4月の頭に引っ越すことまで決まった。
去年は同じクラスだったまな香と琴美は、文系のためクラスが別になってしまった。
私は、推薦で大学に行けることになった。早いとこ決めて、大学に向けて個人の勉強を進めることにした。大学のための勉強をすれば、ほかのことを気にしなくていいから。冬也は、同じ大学に進むと決めたが推薦会議には残念だが通らなかった。でも、冬也の成績なら問題なく一般で進むことができた。まな香や琴美も、特に問題はなさそうだった。そして、一番驚いたのはみんな都内の学校でさほど学校同士の距離がなかったことだ。高校を卒業しても、仲のいい人たちが近くにいてくれるという安心感は私の勉強のモチベーションにもつながった。
高校3年の秋ごろ、私とまな香の推薦受験が近づいていた。冬也や琴美も、センター試験に向けて追い込みの時期になっていた。私は、小論文だけだったためまな香にコツを教えてもらって、受験の対策をした。いろんな先生に見てもらって、添削をお願いした。どの先生にも高評価で、さほど直すところはないと言われた。
2か月後、推薦の合格内定発表の日。私は、まな香と一緒に進路相談室に行った。それぞれに封筒を渡され、はさみを借りてその場で開封した。私は、【合格おめでとうございます。】と書いてあった。まな香も、同じ文面が書いてあった。2人とも、感情を表に出すのが苦手なため、進路指導の先生にもっと喜べと笑われた。
冬也にも、琴美にも同じことを言われた。その日、私たちの合格内定祝いと冬也と琴美の激励会に、4人でご飯を食べに行った。
センター試験当日、今年はありがたいことに雪は降らず、安全に試験会場までたどり着けたらしい。2人とも、いつも以上のベストはつくせたはずだと、自信ありげだった。その後の、前期の試験でも特に問題ないと言っていた。私とまな香は、自由登校に入っていて大学のための勉強をしていた。
数日後私たちは、卒業式を迎えた。学年が上がってからは、細田君と栞ちゃんとはほとんど話していなかったが、卒業式の今日でさえ話さなかった。もっと詳しく言うと、話すこともないうえに栞ちゃんが横で私を嘲笑っているようにも感じて、話す気にもなれなかった。
それでも、卒業して清々したというよりも、名残惜しい気持ちが大きかった。
数週間後、冬也と琴美の合格発表があった。2人とも、無事合格だった。私たちは、みんなで大学の近くの物件を探しに行った。それぞれこだわる部分が違くて、決まるまでに3日もかかってしまった。
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