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第31話 混沌
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こんな季節というのもなんだが暑い日が続くこの国日本は、現在六月。
暑すぎる。異常気象とかそういう次元じゃないだろこれ。クーラーつけろよ。
「えー、今日は転校生を紹介します」
平林はこちらを向いて言った。
「転校生女らしいぜ」
見りゃ分かるわ。
黒板の前に立つ一人の少女は自己紹介を振られた。
「ふふ…我の名は『混沌』と言う。今日から貴様らと地獄を共にする者だ。我の闇は貴様らの血を欲している。契約だ‼︎契約の為に血を交えようではn…」
眠たくなったので、ここまでしか聞いていない。とりあえず感想は一つだけ。
『また痛い子が増えたなぁ…』
転校初日に散々厨二を振りまいた彼女は本当にあのクラスでやっていけるのだろうか…
なんて、余計なお世話だと言われてしまいそうな事を考えていたコンビニの帰り道。
いつも通る公園前で、草むらにしゃがみ込んだ影を見つけた。
「ふふ…いいぞ、もっと戯れるんだ…我は貴様の身に癒しを求めている…」
野良猫と戯れる混沌の姿だった。
「……なにしてんの混沌さん…?」
肩を震わせてこちらを向いた混沌(本名で呼んだらガチギレされた)は顔を赤くしていつものキャラに戻ろうと必死になっていた。
「お……あ…ち、違う‼︎我はこいつを悪魔の生贄にしようと…決して遊んでた訳ではッ…」
「どうでもいいけど遅いからそろそろ帰った方がいいんじゃない?」
「何を言うか‼︎我は闇の住人‼︎この程度の闇で——」
ガサッと近くの草むらから音が聞こえた。
反射的に僕の後ろに隠れた混沌さんの素早いことと言ったら…
「なっ…なななんだ⁉︎我の魂を狙うアサシンか⁉︎」
「いや、猫だろ…」
いや、猫……だったのか?
草むらから出てきたのは猫のコスプレをした中年男性だった。低い声でにゃーとか言うから吐き気を覚えた。
「…泣いてる?」
「…戯言を…なっ…泣いてなんか…」
まためんどくさいことになりそうだ。
暑すぎる。異常気象とかそういう次元じゃないだろこれ。クーラーつけろよ。
「えー、今日は転校生を紹介します」
平林はこちらを向いて言った。
「転校生女らしいぜ」
見りゃ分かるわ。
黒板の前に立つ一人の少女は自己紹介を振られた。
「ふふ…我の名は『混沌』と言う。今日から貴様らと地獄を共にする者だ。我の闇は貴様らの血を欲している。契約だ‼︎契約の為に血を交えようではn…」
眠たくなったので、ここまでしか聞いていない。とりあえず感想は一つだけ。
『また痛い子が増えたなぁ…』
転校初日に散々厨二を振りまいた彼女は本当にあのクラスでやっていけるのだろうか…
なんて、余計なお世話だと言われてしまいそうな事を考えていたコンビニの帰り道。
いつも通る公園前で、草むらにしゃがみ込んだ影を見つけた。
「ふふ…いいぞ、もっと戯れるんだ…我は貴様の身に癒しを求めている…」
野良猫と戯れる混沌の姿だった。
「……なにしてんの混沌さん…?」
肩を震わせてこちらを向いた混沌(本名で呼んだらガチギレされた)は顔を赤くしていつものキャラに戻ろうと必死になっていた。
「お……あ…ち、違う‼︎我はこいつを悪魔の生贄にしようと…決して遊んでた訳ではッ…」
「どうでもいいけど遅いからそろそろ帰った方がいいんじゃない?」
「何を言うか‼︎我は闇の住人‼︎この程度の闇で——」
ガサッと近くの草むらから音が聞こえた。
反射的に僕の後ろに隠れた混沌さんの素早いことと言ったら…
「なっ…なななんだ⁉︎我の魂を狙うアサシンか⁉︎」
「いや、猫だろ…」
いや、猫……だったのか?
草むらから出てきたのは猫のコスプレをした中年男性だった。低い声でにゃーとか言うから吐き気を覚えた。
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「…戯言を…なっ…泣いてなんか…」
まためんどくさいことになりそうだ。
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