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番外編・取り違えと運命の人 小話集
183 我慢は身体によくない ②
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「ご、ごめん……。手とか口とかでしてあげればよかったね……」
「そんな! 大変なジュリエッタにそんなことさせられないよ」
「でも、今日、していいって確認取れたから」
ベッドから抜け出し、病院で買ったゴムを取って戻る。
「感染症防ぐために、これ付けてだって」
リカルドに手渡すと、ごくりと唾を飲む音がした。
「ほんとは、もう、結構、我慢限界だった……」
その言葉を裏付けるように、リカルドは私の夜着をものすごくテキパキと脱がせる。
「うん。今日、久しぶりにしようね」
「ほんと、なんで、ジュリエッタには、俺の気持ちこんなバレてんだろうって思う」
「……その」
リカルドの夜着を脱がせながら、私も告白する。
「…………私も、我慢限界だったの」
「へ?」
「………………責任取ってくれるんだよね?」
リカルドが確認のためにそっと指を差し入れる。激しい水音に真っ赤になってしまう。
「ほんとだー!! 俺、俺だけがしたいんだと思ってた! 先生に訊ねてくれたのも俺のためだと! ジュリエッタもだったんだあ!!」
テンションだだ上がり。
「……やだ、やだ、ばか……!」
「うん、うん! 俺、ジュリエッタのこと、気持ちよくしてあげられるように、がんばる! 久しぶりだから、全然もたなそうだけど!」
こんなにはしゃいでるリカルド、めちゃくちゃ久しぶりに見た。恥ずかしいけどよかった。
「おっぱい、こんなおっきくなってたんだ」
「期間限定だけど」
リカルドがまじまじと私の胸を観察する。そして手を伸ばしてそっとふれる。
「視覚的にはどきどきするけど、前のてのひらで包みこめる感じも好きだなあ」
「前の貧乳でもいいの?」
「俺、ジュリエッタの体型、すごく好きだもん。それにもともとそんなに小さくないよ」
「あ、乳首はあんまり刺激しないでって言われた」
「ジュリエッタ、乳首感じるから、ちょっと残念だ」
「……ねえ」
リカルドを見つめて続ける。
「お願い……もう、来て…………」
「騎士としては、お姫様にお願いされたら、叶えてあげないといけないですね」
リカルドがかみしめるような表情でゆっくりと入ってくる。
「あー、だめ。入れただけで、もう、イキそう。あったかくて気持ちよすぎ……」
「いいよ。イッて」
リカルドとふれあえているだけで、ものすごく幸せな気持ちだから。快感は覚えてしまっているけど、私はやっぱり肌を合わせることそのものが大事なんだなと、実感する。
「そんな! 大変なジュリエッタにそんなことさせられないよ」
「でも、今日、していいって確認取れたから」
ベッドから抜け出し、病院で買ったゴムを取って戻る。
「感染症防ぐために、これ付けてだって」
リカルドに手渡すと、ごくりと唾を飲む音がした。
「ほんとは、もう、結構、我慢限界だった……」
その言葉を裏付けるように、リカルドは私の夜着をものすごくテキパキと脱がせる。
「うん。今日、久しぶりにしようね」
「ほんと、なんで、ジュリエッタには、俺の気持ちこんなバレてんだろうって思う」
「……その」
リカルドの夜着を脱がせながら、私も告白する。
「…………私も、我慢限界だったの」
「へ?」
「………………責任取ってくれるんだよね?」
リカルドが確認のためにそっと指を差し入れる。激しい水音に真っ赤になってしまう。
「ほんとだー!! 俺、俺だけがしたいんだと思ってた! 先生に訊ねてくれたのも俺のためだと! ジュリエッタもだったんだあ!!」
テンションだだ上がり。
「……やだ、やだ、ばか……!」
「うん、うん! 俺、ジュリエッタのこと、気持ちよくしてあげられるように、がんばる! 久しぶりだから、全然もたなそうだけど!」
こんなにはしゃいでるリカルド、めちゃくちゃ久しぶりに見た。恥ずかしいけどよかった。
「おっぱい、こんなおっきくなってたんだ」
「期間限定だけど」
リカルドがまじまじと私の胸を観察する。そして手を伸ばしてそっとふれる。
「視覚的にはどきどきするけど、前のてのひらで包みこめる感じも好きだなあ」
「前の貧乳でもいいの?」
「俺、ジュリエッタの体型、すごく好きだもん。それにもともとそんなに小さくないよ」
「あ、乳首はあんまり刺激しないでって言われた」
「ジュリエッタ、乳首感じるから、ちょっと残念だ」
「……ねえ」
リカルドを見つめて続ける。
「お願い……もう、来て…………」
「騎士としては、お姫様にお願いされたら、叶えてあげないといけないですね」
リカルドがかみしめるような表情でゆっくりと入ってくる。
「あー、だめ。入れただけで、もう、イキそう。あったかくて気持ちよすぎ……」
「いいよ。イッて」
リカルドとふれあえているだけで、ものすごく幸せな気持ちだから。快感は覚えてしまっているけど、私はやっぱり肌を合わせることそのものが大事なんだなと、実感する。
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