13 / 23
本編
13 秋の進行 ②
しおりを挟む
流れが、それ以外の選択肢をなくしていく。
翼はもう一度キスをしながら、私の部屋着をゆっくり脱がしていく。ブラジャーの飾りのリボンを弄びながら、にこにこ笑って言う。
「この水色のやつ、俺も好き」
「そう?」
「うん。美羽に似合ってる」
たぶん、翼はわかりやすく女の子らしいタイプが好きなんだと思う。
テレビのバラエティ番組を見ている時に目で追っているタレントや、買い物をしている時に眺めていたショウウィンドウに飾られた若い女子向けの洋服も、可愛らしい感じだった。なにより、以前見せてもらったミユキさんがそうだったし。
翼から女の子らしい格好をねだられたことは一度もない。ないけれど、なんとなく気になっていた時に、下着の買い替え時期がきた。
洋服は組み合わせの難しいものは買いたくない。でも下着は別にこれという条件を決めている訳でもない。なんとなく、まあいいかと思って、レースが綺麗なオフホワイトの下着を購入した。
その下着を見た時の翼のテンションは、異常に高かったと思う。やたら可愛いと言われたし、似合うとも言われた。いつもより胸の形が綺麗に見える、とも。
するどい。その通りで、フィッティングしてもらったら、サイズが2カップも上がっていてびっくりしたのだ。
きちんとした下着を身に着けていると背筋が伸びる。気分の問題もあるし、物理的にもその方が楽だと気づいた。結果、スタイルを褒められることが増えたし、肩こりも減った。
ネットである程度目星をつけてから実店舗に行くと、体形に合ったものを買えるし、失敗しないから無駄がない。画像と実物はイメージが違うことも結構あるし。
色や装飾が綺麗な下着を纏うのは、なかなか楽しい。洋服は他の人から見えるから、いつもと違うものは抵抗が大きいけれど、下着は見えないし。
いくつか買っているうちに、こういう可愛くて綺麗なものを身に着けたかったんだという、隠れていた自分の思いにも気づいた。
全てを翼に合わせようなんて思わない。そんな面倒なことは無理だし。どちらでもいいことを、翼が喜びそうかどうかで判断してみただけだ。
それだけで、風が吹けば桶屋が儲かるじゃないけれど、ちょっとしたことが影響し合って展開して、なんだか妙にうまく廻っている。
そんなことを考えている間に、私は一糸纏わぬ姿にされていた。
そっと乳首を食まれる。翼に甘噛みされると、身体の奥がきゅんとして、潤って、迎え入れたくて仕方なくなる。
スイートポテトもおいしかったし、なんかしてあげたいな。
なんとなく、そんな気になったので、今度は私が翼の下着を脱がせ、ペニスを軽く握った。最初は半勃ちだったけど、優しく扱くうちにどんどん固くなっていく。完全に勃起したらすぐ、口に含む。
「あっ……」
思わず漏れた感じの、低い吐息交じりの声が妙に色っぽく、背中がぞくぞくした。
なるべく口の奥まで頬張るようにして、前後させる。
翼がすごく気持ちよさそうな顔をするので、受け止めたい気持ちになった。一度ペニスから口を離す。
「出していいよ」
「……いいの?」
「ん……」
なるべく唾液が絡むように、翼のものを舐め上げる。そうした方が気持ちよさそうだったから。じゅぶじゅぶという品のない音がするけど、むしろその下卑さが翼を興奮させるみたいだ。
ほどなく、うっという声とともに翼は咥内に吐精した。やっぱりニガシオ。でも、ゆっくり飲み干す。大量に出されたから、なかなか飲めない。
「飲んでくれる時の、美羽の顔、いいな」
「まずいよ」
「うん。ごめん。でもすごくいい。ありがと」
どんな顔をしているんだろう。
もう一度そっと頭をなでられる。翼から最初のように無茶な口淫を強いられることはもう全くない。毎回むしろ慈しまれているような気分になる。だから、フェラは嫌いじゃない。
翼はもう一度キスをしながら、私の部屋着をゆっくり脱がしていく。ブラジャーの飾りのリボンを弄びながら、にこにこ笑って言う。
「この水色のやつ、俺も好き」
「そう?」
「うん。美羽に似合ってる」
たぶん、翼はわかりやすく女の子らしいタイプが好きなんだと思う。
テレビのバラエティ番組を見ている時に目で追っているタレントや、買い物をしている時に眺めていたショウウィンドウに飾られた若い女子向けの洋服も、可愛らしい感じだった。なにより、以前見せてもらったミユキさんがそうだったし。
翼から女の子らしい格好をねだられたことは一度もない。ないけれど、なんとなく気になっていた時に、下着の買い替え時期がきた。
洋服は組み合わせの難しいものは買いたくない。でも下着は別にこれという条件を決めている訳でもない。なんとなく、まあいいかと思って、レースが綺麗なオフホワイトの下着を購入した。
その下着を見た時の翼のテンションは、異常に高かったと思う。やたら可愛いと言われたし、似合うとも言われた。いつもより胸の形が綺麗に見える、とも。
するどい。その通りで、フィッティングしてもらったら、サイズが2カップも上がっていてびっくりしたのだ。
きちんとした下着を身に着けていると背筋が伸びる。気分の問題もあるし、物理的にもその方が楽だと気づいた。結果、スタイルを褒められることが増えたし、肩こりも減った。
ネットである程度目星をつけてから実店舗に行くと、体形に合ったものを買えるし、失敗しないから無駄がない。画像と実物はイメージが違うことも結構あるし。
色や装飾が綺麗な下着を纏うのは、なかなか楽しい。洋服は他の人から見えるから、いつもと違うものは抵抗が大きいけれど、下着は見えないし。
いくつか買っているうちに、こういう可愛くて綺麗なものを身に着けたかったんだという、隠れていた自分の思いにも気づいた。
全てを翼に合わせようなんて思わない。そんな面倒なことは無理だし。どちらでもいいことを、翼が喜びそうかどうかで判断してみただけだ。
それだけで、風が吹けば桶屋が儲かるじゃないけれど、ちょっとしたことが影響し合って展開して、なんだか妙にうまく廻っている。
そんなことを考えている間に、私は一糸纏わぬ姿にされていた。
そっと乳首を食まれる。翼に甘噛みされると、身体の奥がきゅんとして、潤って、迎え入れたくて仕方なくなる。
スイートポテトもおいしかったし、なんかしてあげたいな。
なんとなく、そんな気になったので、今度は私が翼の下着を脱がせ、ペニスを軽く握った。最初は半勃ちだったけど、優しく扱くうちにどんどん固くなっていく。完全に勃起したらすぐ、口に含む。
「あっ……」
思わず漏れた感じの、低い吐息交じりの声が妙に色っぽく、背中がぞくぞくした。
なるべく口の奥まで頬張るようにして、前後させる。
翼がすごく気持ちよさそうな顔をするので、受け止めたい気持ちになった。一度ペニスから口を離す。
「出していいよ」
「……いいの?」
「ん……」
なるべく唾液が絡むように、翼のものを舐め上げる。そうした方が気持ちよさそうだったから。じゅぶじゅぶという品のない音がするけど、むしろその下卑さが翼を興奮させるみたいだ。
ほどなく、うっという声とともに翼は咥内に吐精した。やっぱりニガシオ。でも、ゆっくり飲み干す。大量に出されたから、なかなか飲めない。
「飲んでくれる時の、美羽の顔、いいな」
「まずいよ」
「うん。ごめん。でもすごくいい。ありがと」
どんな顔をしているんだろう。
もう一度そっと頭をなでられる。翼から最初のように無茶な口淫を強いられることはもう全くない。毎回むしろ慈しまれているような気分になる。だから、フェラは嫌いじゃない。
1
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
【完結】ゆるぎとはな。
海月くらげ
恋愛
「せんせえ、もうシよ……?」
高校生の花奈と、聖職者であり高校教師の油留木。
普段穏やかで生徒からも人気のある油留木先生。
そんな男が花奈にだけ見せる表情がある。
教師×生徒 禁断TL小説
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる