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本編
17 冬の僥倖 ②
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目が合った。と思った瞬間、美羽が微笑んだ。
旨いもの食わせてる時か、セックスしてる時以外で、単独で微笑まれたのはいつぶりだろう。さすがに初めてではない、はずだけど、思い出せない……。
思わず見つめていたら、ゆっくり顔を近づけてきた美羽に、唇を奪われた。ちゅっと。
「な、何?」
「……したくなったから」
「そんなこと言われると」
そっと抱きしめ、今度は俺からキスをする。やわらかい唇を食み、歯列をなぞり、舌を絡め合う。夢中で貪っていたら、いつのまにかシャツのボタンを外されていた。
「美羽……?」
「ん……翼……しよ」
俺は返事代わりに美羽を抱きかかえ、ベッドに下ろし、半端に脱がされかけた服をさっさと捨て去った。
「なんでそんなごきげんなの……」
「そう思う?」
「なんとなく」
微笑みかけられ、初めて美羽からキスされた上に誘われた。ごきげんにもなろう。服を脱がす手も速くなるというものだ。
「エッチな美羽ちゃん、すっごく可愛いからさあ」
「美羽ちゃんって……」
薄紫の下着もさっさと剥ぎ取る。大事なのは中身。
「お兄さんは気持ちよくさせたくなっちゃって」
陰毛をかき分け、クリトリスを舌で舐る。
「あぁっ……!」
「美羽、ちょんちょんつつかれるより、ゆっくり舐められる方が好きだろ」
「……だってぇ……じっくり攻められたら……息もあったかいしぃ……」
今日の美羽は、よっぽどしたかったのか、既に声に泣きが入っている。
クリトリスを舐るうちに、温かい愛液がこんこんと溢れてきて、顎についた。舌で美羽の入口を探る。笑いたくなるほど簡単に侵入できてしまう。
「やぁ……! 舌、にゅるって……あったかくて、やわらかいのが……」
美羽の反応が楽しくて、一度抜いて語り掛ける。
「美羽のここ、もうほどけてるもん。すっごくエッチくなってんね」
「うぅ……」
しばらく舌で膣の中を攻めていたけれど、だんだん美羽の反応が鈍ってきた。
「美羽、ちょっと飽きた?」
「え……?」
「舌、やわらかすぎるかもね」
舌でできることは舐めるか挿れるかくらいで、刺激の強さにも限界がある。それに、話し掛けられない。
ずぷりと右手の人差し指を挿れると、愛液が溢れ、シーツにこぼれた。一本じゃ足りないなと思い、中指も追加する。
「あっ……!」
「あと、舌だとあんまり奥まで届かないしな。ちゃんといいとこ擦ってやろう」
ザラリとする膣の中ほどを、ゆっくり押すように刺激する。
「あ……あぁ……」
「ほら、乳首もいじってやるから。もう立ってるじゃん」
「あ……んっ!」
左手で右の乳首を弄び、口に左の乳首を含み、右手はGスポットとクリトリスを交互に攻める。やっぱり二重の意味での三点攻めはたまらないみたいで、膣の中がぴくぴくし始めた。
「ほら、イキなよ」
「や……」
「俺、イッてぐずぐずになった美羽の中に挿れるの、好きだし」
「……なにそれ……」
「ね。俺しか見てないから。美羽、ガード緩めて」
達した後、蕩けるような表情になっている美羽を見るのが好きだ。見たい。
俺は知っている。美羽は手が掛けられた愛情たっぷりのものには必ず反応する。本人も知らないことを俺だけが知った。たくさん反応させてやりたい。
「……もっかい……クリトリス、舐めて」
消え入るような声でお願いされた。もちろん叶えてやる。
俺がもう一度クリトリスを丁寧に舐めると、美羽はすぐに、んんっ! と声を上げた。イッた。思わずほくそ笑む。
旨いもの食わせてる時か、セックスしてる時以外で、単独で微笑まれたのはいつぶりだろう。さすがに初めてではない、はずだけど、思い出せない……。
思わず見つめていたら、ゆっくり顔を近づけてきた美羽に、唇を奪われた。ちゅっと。
「な、何?」
「……したくなったから」
「そんなこと言われると」
そっと抱きしめ、今度は俺からキスをする。やわらかい唇を食み、歯列をなぞり、舌を絡め合う。夢中で貪っていたら、いつのまにかシャツのボタンを外されていた。
「美羽……?」
「ん……翼……しよ」
俺は返事代わりに美羽を抱きかかえ、ベッドに下ろし、半端に脱がされかけた服をさっさと捨て去った。
「なんでそんなごきげんなの……」
「そう思う?」
「なんとなく」
微笑みかけられ、初めて美羽からキスされた上に誘われた。ごきげんにもなろう。服を脱がす手も速くなるというものだ。
「エッチな美羽ちゃん、すっごく可愛いからさあ」
「美羽ちゃんって……」
薄紫の下着もさっさと剥ぎ取る。大事なのは中身。
「お兄さんは気持ちよくさせたくなっちゃって」
陰毛をかき分け、クリトリスを舌で舐る。
「あぁっ……!」
「美羽、ちょんちょんつつかれるより、ゆっくり舐められる方が好きだろ」
「……だってぇ……じっくり攻められたら……息もあったかいしぃ……」
今日の美羽は、よっぽどしたかったのか、既に声に泣きが入っている。
クリトリスを舐るうちに、温かい愛液がこんこんと溢れてきて、顎についた。舌で美羽の入口を探る。笑いたくなるほど簡単に侵入できてしまう。
「やぁ……! 舌、にゅるって……あったかくて、やわらかいのが……」
美羽の反応が楽しくて、一度抜いて語り掛ける。
「美羽のここ、もうほどけてるもん。すっごくエッチくなってんね」
「うぅ……」
しばらく舌で膣の中を攻めていたけれど、だんだん美羽の反応が鈍ってきた。
「美羽、ちょっと飽きた?」
「え……?」
「舌、やわらかすぎるかもね」
舌でできることは舐めるか挿れるかくらいで、刺激の強さにも限界がある。それに、話し掛けられない。
ずぷりと右手の人差し指を挿れると、愛液が溢れ、シーツにこぼれた。一本じゃ足りないなと思い、中指も追加する。
「あっ……!」
「あと、舌だとあんまり奥まで届かないしな。ちゃんといいとこ擦ってやろう」
ザラリとする膣の中ほどを、ゆっくり押すように刺激する。
「あ……あぁ……」
「ほら、乳首もいじってやるから。もう立ってるじゃん」
「あ……んっ!」
左手で右の乳首を弄び、口に左の乳首を含み、右手はGスポットとクリトリスを交互に攻める。やっぱり二重の意味での三点攻めはたまらないみたいで、膣の中がぴくぴくし始めた。
「ほら、イキなよ」
「や……」
「俺、イッてぐずぐずになった美羽の中に挿れるの、好きだし」
「……なにそれ……」
「ね。俺しか見てないから。美羽、ガード緩めて」
達した後、蕩けるような表情になっている美羽を見るのが好きだ。見たい。
俺は知っている。美羽は手が掛けられた愛情たっぷりのものには必ず反応する。本人も知らないことを俺だけが知った。たくさん反応させてやりたい。
「……もっかい……クリトリス、舐めて」
消え入るような声でお願いされた。もちろん叶えてやる。
俺がもう一度クリトリスを丁寧に舐めると、美羽はすぐに、んんっ! と声を上げた。イッた。思わずほくそ笑む。
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