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第六章 連れ去らわれて
41.眠れない夜1※
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俺はキッチンに行って戸棚からキャロットケーキを取り出してナイフで切った。
この程度のわがままを言われるのは想定の範囲内だ。フランシス様は気分屋だから、キャロットケーキやガレット・デ・ロワ、マカロンなどを指定してくるかもしれないと思っていて、俺はあらかじめそれらも作っておいたのだ。
焼き菓子は何でもそうだが、焼きたてよりも冷めた状態の方が美味しい。なので食べたい言われてから作るようでは、ベストの状態で提供することはできない。仮にフランシス様からご所望されずに念のため作っておいたお菓子が余ってしまうなら、使用人が朝食や夜食代わりに食べてしまえばいいと俺は思っている。
キッチンの裏口から外へ出て、カモミールとミントの葉を摘む。
流しで洗って、ティーポットへ入れて熱湯を注げば、フレッシュハーブティーだ。
「お待たせいたしました」
バルコニーのフランシス様の元へ運ぶと、フランシス様は本に視線を向けたまま何も言わなかった。
***
この家の使用人は二人しかいないから、使用人用の部屋は狭いながらも個室が割り当てられていた。
ここで暮らし始めてから、一日の仕事を終えて風呂に入り、ベッドに潜り込むと俺はすぐに眠ってしまっていた。長年お仕えして慣れているとはいえ、わがままの多いフランシス様のお世話は疲れるのだ。
その夜はなかなか眠れなかった。
いつもならすぐに睡魔に襲されるのだが、部屋の明かりを消して天井の木目をぼんやり眺めていてもなかなか眠くならない。むしろ目が冴えてきてしまう。アソコがムラムラと疼いて、眠るどころではないのだ。
パジャマのズボンの中でクリトリスがツンと尖って、下着の生地を押している。
「……っ……♡」
ドグマ様から離れて、性的にいじめられることがなくなったから、俺の体は欲求不満になってしまっているらしかった。
ドグマ様の書斎でさせられた恥ずかしいことを思い出すと、腹の奥がキュンと疼く。
「……ん……♡ ……はぁ……♡」
静かな暗い部屋の中、俺の吐いた熱い息の音だけが響いていた。
いまさら寝ようなんて気にはなれない。下腹部に渦巻いた熱を発散させたくて仕方がない。
布団の中、寝たままの状態でそっとパジャマのズボンと下着を下ろして、硬く尖った陰核を露出させる。
「……っ♡」
背徳感に背筋がゾクゾクする。
心臓がドクドクと騒いでいた。乾いた喉でゴクッと唾を飲む。
そのままパジャマのズボンと下着を足から引き抜いて下半身を裸にした。
布団の中で足をM字に開いてみる。
「……ッふぅ……♡♡」
誰も見ていないけれど恥ずかしくて、陰核がピクリと震え、膣口からクプッと空気交じりの愛液が溢れ出た。
この程度のわがままを言われるのは想定の範囲内だ。フランシス様は気分屋だから、キャロットケーキやガレット・デ・ロワ、マカロンなどを指定してくるかもしれないと思っていて、俺はあらかじめそれらも作っておいたのだ。
焼き菓子は何でもそうだが、焼きたてよりも冷めた状態の方が美味しい。なので食べたい言われてから作るようでは、ベストの状態で提供することはできない。仮にフランシス様からご所望されずに念のため作っておいたお菓子が余ってしまうなら、使用人が朝食や夜食代わりに食べてしまえばいいと俺は思っている。
キッチンの裏口から外へ出て、カモミールとミントの葉を摘む。
流しで洗って、ティーポットへ入れて熱湯を注げば、フレッシュハーブティーだ。
「お待たせいたしました」
バルコニーのフランシス様の元へ運ぶと、フランシス様は本に視線を向けたまま何も言わなかった。
***
この家の使用人は二人しかいないから、使用人用の部屋は狭いながらも個室が割り当てられていた。
ここで暮らし始めてから、一日の仕事を終えて風呂に入り、ベッドに潜り込むと俺はすぐに眠ってしまっていた。長年お仕えして慣れているとはいえ、わがままの多いフランシス様のお世話は疲れるのだ。
その夜はなかなか眠れなかった。
いつもならすぐに睡魔に襲されるのだが、部屋の明かりを消して天井の木目をぼんやり眺めていてもなかなか眠くならない。むしろ目が冴えてきてしまう。アソコがムラムラと疼いて、眠るどころではないのだ。
パジャマのズボンの中でクリトリスがツンと尖って、下着の生地を押している。
「……っ……♡」
ドグマ様から離れて、性的にいじめられることがなくなったから、俺の体は欲求不満になってしまっているらしかった。
ドグマ様の書斎でさせられた恥ずかしいことを思い出すと、腹の奥がキュンと疼く。
「……ん……♡ ……はぁ……♡」
静かな暗い部屋の中、俺の吐いた熱い息の音だけが響いていた。
いまさら寝ようなんて気にはなれない。下腹部に渦巻いた熱を発散させたくて仕方がない。
布団の中、寝たままの状態でそっとパジャマのズボンと下着を下ろして、硬く尖った陰核を露出させる。
「……っ♡」
背徳感に背筋がゾクゾクする。
心臓がドクドクと騒いでいた。乾いた喉でゴクッと唾を飲む。
そのままパジャマのズボンと下着を足から引き抜いて下半身を裸にした。
布団の中で足をM字に開いてみる。
「……ッふぅ……♡♡」
誰も見ていないけれど恥ずかしくて、陰核がピクリと震え、膣口からクプッと空気交じりの愛液が溢れ出た。
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