50 / 50
50.最終話※
しおりを挟む
気が付くと我はベッドの上であぐらをかいて座るリヒトに抱きついてその唇をむさぼっていた。
「んんっ……、リ、ヒトっ……」
首飾りを残して何も衣服を着ていない。
だらだらと先走りを垂らす我の屹立をリヒトが自分のそれと共に握ってクチクチと音を立てて扱き上げている。
唇を離すと、リヒトの優しい黒い瞳と甘い視線を絡まり合った。
奥をめちゃくちゃに犯されたい。恥ずかしくてリヒトには言えないが、我の頭の中はその思いで溢れていた。
そんなムードをぶち壊すように、我のツノが後ろから何者かに掴まれて、グッと天井を向かされた。
じわじわと熱く疼き、粘液を垂らす後孔へずっぽりと太いものが突き入れられた。
「うああっ」
「すっげぇ、オメガのナカはこんなにすごいのか。ははっ、女よりもよっぽどいいぞ」
乱暴にずんっと最奥を突き上げられ、我は歯を食いしばった。
「ひいぃぃっ」
容赦なく子宮口をデカいモノでぐりぐりえぐられる。
「ウォズ、ツノ引っ張っちゃかわいそうだよ……」
「大丈夫だ、こいつは乱暴にされるのが好きなんだから」
「そういう問題じゃないってば」
ウォズはツノを掴んでいた両手を我の肩に移動させて、荒々しく腰を打ち付けた。
我はきっととんでもない顔をしているのだろう。リヒトは心配そうに見つめながら二本のペニスを優しく擦り、反対の手で我の尖った乳首をマッサージするように捏ねた。
「んんんっ……」
射精すると共にキュウゥと肉癖を締めると、
「んっ!」
とウォズのモノが震えて、熱が体内に注がれた。
「ほら、ウォズ交代」
今度はリヒトがベッドへ寝そべって、我の蕾へ猛りを押し当て腰を下ろさせた。
貪欲な我のそこはぬるりとリヒトを飲み込んだ。
「ああっ……」
「んっ、気持ちいいね、ルシファー……」
リヒトとウォズの男根は微妙に形が違うからナカを擦る場所も違う。
「おい、二人の世界入ってんじゃねぇぞ」
ウォズが我の手に反り返ったままのモノを握らせた。
我はそれを扱き、先端に唇を押しつけて管の中へ残っている精液を吸った。
「んっ」
ウォズがびくっと肩を震わせた。
気持ちが良すぎて気が狂いそうだった。発情中のオメガの体は全身に与えられる快感に耐えられず、何度もはしたなく果ててしまった。
***
こうして我は人間と魔族との戦争を阻止することが出来た。
約束通りウォズが王族側と話し合いにて交渉してくれたのだ。
「すごいぞ、魔王様が我々を危機から救って下さった」
「なんて頼りになる素晴らしいお方だろう」
と我はますます魔族たちから称えられることになった。
しかし我はその代償として発情期になるたび、エルフ王の城の地下室にこもり、リヒトとウォズに休む暇もないほど抱かれている。
発情期に沸き上る底知れない性欲を持て余すことなく二人のアルファに発散してもらえることはある意味でオメガにとっての最高の幸せかもしれない。
魔族たちには我がオメガだとは隠したままだが、いずれは公表せねばと思っている。
おわり
「んんっ……、リ、ヒトっ……」
首飾りを残して何も衣服を着ていない。
だらだらと先走りを垂らす我の屹立をリヒトが自分のそれと共に握ってクチクチと音を立てて扱き上げている。
唇を離すと、リヒトの優しい黒い瞳と甘い視線を絡まり合った。
奥をめちゃくちゃに犯されたい。恥ずかしくてリヒトには言えないが、我の頭の中はその思いで溢れていた。
そんなムードをぶち壊すように、我のツノが後ろから何者かに掴まれて、グッと天井を向かされた。
じわじわと熱く疼き、粘液を垂らす後孔へずっぽりと太いものが突き入れられた。
「うああっ」
「すっげぇ、オメガのナカはこんなにすごいのか。ははっ、女よりもよっぽどいいぞ」
乱暴にずんっと最奥を突き上げられ、我は歯を食いしばった。
「ひいぃぃっ」
容赦なく子宮口をデカいモノでぐりぐりえぐられる。
「ウォズ、ツノ引っ張っちゃかわいそうだよ……」
「大丈夫だ、こいつは乱暴にされるのが好きなんだから」
「そういう問題じゃないってば」
ウォズはツノを掴んでいた両手を我の肩に移動させて、荒々しく腰を打ち付けた。
我はきっととんでもない顔をしているのだろう。リヒトは心配そうに見つめながら二本のペニスを優しく擦り、反対の手で我の尖った乳首をマッサージするように捏ねた。
「んんんっ……」
射精すると共にキュウゥと肉癖を締めると、
「んっ!」
とウォズのモノが震えて、熱が体内に注がれた。
「ほら、ウォズ交代」
今度はリヒトがベッドへ寝そべって、我の蕾へ猛りを押し当て腰を下ろさせた。
貪欲な我のそこはぬるりとリヒトを飲み込んだ。
「ああっ……」
「んっ、気持ちいいね、ルシファー……」
リヒトとウォズの男根は微妙に形が違うからナカを擦る場所も違う。
「おい、二人の世界入ってんじゃねぇぞ」
ウォズが我の手に反り返ったままのモノを握らせた。
我はそれを扱き、先端に唇を押しつけて管の中へ残っている精液を吸った。
「んっ」
ウォズがびくっと肩を震わせた。
気持ちが良すぎて気が狂いそうだった。発情中のオメガの体は全身に与えられる快感に耐えられず、何度もはしたなく果ててしまった。
***
こうして我は人間と魔族との戦争を阻止することが出来た。
約束通りウォズが王族側と話し合いにて交渉してくれたのだ。
「すごいぞ、魔王様が我々を危機から救って下さった」
「なんて頼りになる素晴らしいお方だろう」
と我はますます魔族たちから称えられることになった。
しかし我はその代償として発情期になるたび、エルフ王の城の地下室にこもり、リヒトとウォズに休む暇もないほど抱かれている。
発情期に沸き上る底知れない性欲を持て余すことなく二人のアルファに発散してもらえることはある意味でオメガにとっての最高の幸せかもしれない。
魔族たちには我がオメガだとは隠したままだが、いずれは公表せねばと思っている。
おわり
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
100
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(4件)
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
魔王様好きだし途中まではドキドキワクワクしてとっても楽しかったです
ただ・・・攻めはリヒトだけがよかったです・・・
感想ありがとうございます。
ウォズ不人気ですね(>_<)
ウォズはあんま好きにはなれん攻めだな…
複雑な心境…
感想ありがとうございます。
ウォズの性格を悪くしてしまったのはルシファーですから、ルシファーは暴君だった過去の報いを受けたわけです(^^)
リヒト戻って来ておくれ(´TωT`)
おめぇの彼氏が大変なことになっちょる
いつもお読みいただきありがとうございます(*´艸`*)