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龍虎、再び。
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「お前、ふふ、いい加減にしろよ、ははは!」
ビクビク。
「河童さん、常にバケツに水を入れて持って歩いた方がいいよ。割と心配だよ、僕は」
ビクビクビク。
「あ、あの初めまして、私フェンリルです。リルって呼んでくださいね」
ビクビクビクビク。
「全っ然聞こえてないね。打ち上げられた魚みたいになってる。皿の上って水じゃなくて、ポーションかけても平気かな?」
「トロピカルジュースでも平気だったし大丈夫じゃない? ようは水分があれば良いんでしょ?」
「よーし! こぼれない様に口の中で細工してと、あーん」
クリスが薄い緑に発光し始めた!何を始めるんだ?
(すごい綺麗、それと同時にすごい巧みな魔力のコントロール。とてもスライムの力とは思えないよ。一体全体、クリスちなんの体内で何が起こってるっていうの?)
「よし、完成だ。これで溢れにくくなったぞ! これを河童さんの頭にかけてと。おえーー」
「クリスちゃん!? なんで吐いたの!?」
「うう、熱っ!! あ、頭の皿が! あちい! なに、なに!? 何を口から何を出してるの!?」
「ポーションを一回沸騰させて水溶き片栗粉で固めといたから溢れにくいと思うよ!」
「あっちい!」
「おお、いいアイデアだね。やるじゃん、クリス」
「あちちちちちちちち!」
「でしょ!」
「あっつ!あちい!」
(熱そうだなー。芸人さんみたいだよ)
「あっつ! いや、ぬるくなって来たかも」
「なんだよ、河童! うるさいよ!」
(朱里ちゃん、なんか河童さんに対して手厳しいね)
「ふー、やっと緩くってきた。しかし意外といいなこれ。ありがとよ、ポーションにトロミ付けてるから火傷した瞬間に治るし」
(ふざけてやったのに感謝されちゃった)
「良かったじゃん、じゃあね河童。もう二度と会うことは無いよ」
「こ、この野郎、相変わらずだなお前らは! 俺を連れてけって言ってんだよ!」
(この執念、目標を達成しようとする信念、見習わなきゃいけない。僕も朱里を立派な魔王に育て上げるんだ!)
「そうだ、河童! あんた一回私を試したよね? そこまで言うなら、今度は私が試させてもらうよ!」
「やだよ、死んじゃうよ。お前手加減出来ないじゃん」
「確かに」
(確かに)
(確かにそうだね)
「いくら天下に河童相撲で名を馳せた俺でも、お前相手は無理だ。絶対に無理」
「じゃあこの話はここまで。達者でいろよ河童」
「まあ、待て待て。相撲は相撲でも腕相撲なんてどうだい? 流石にこれなら全身打撲にならないだろう」
「腕相撲? いいね、やろうか。そしたらとりあえず台が必要だよね」
「河童さんは懲りないね!」
「そんな酷い目にあったの?」
「酷いなんてもんじゃ無いよ。四肢が爆散しててもおかしくない攻撃を朱里から放たれているよ」
「ええ!? 河童さんは恐怖心というものが欠如しているの? それとも河童という種族はそういうものなの?」
「えーと、目ぼしい木はないかな? あ、これなんていいじゃん! えい」
「お前、えい。って軽く手刀で切れるってレベルの木じゃねえぞこれ」
「丁度いい高さの切り株が出来たでしょ?」
(うわー、ヤスリで磨いたみたいに綺麗な切り口だよ。私はこの手に噛み付いたんだね、無謀だったね)
(うわー、ヤスリで磨いた上に、ニスを塗ったみたいに断面が綺麗だよ。河童さん手握られた瞬間に、手がぺったんこになりそう)
「よし、かかってこい!」
「俺の河童力、舐めないほうがいいぜ?」
(あんな目に遭ったのに、どこからその自信がくるんだろう)
「リルちゃん、行事お願い」
「わ、分かりました!」
(わ!びっくりした。河童さん手ヌルヌルだなー、お箸とか持てるのかな?)
「行きますよー! レディ、ゴー!」
「おおおおおおおお! うがああああああ!」
「あっ、クリスー、水出してくれない? 喉乾いちゃった」
「うおおお! 燃えろ! 俺の河童力ぅぅぅっ!」
「はい、どうぞ」
「ああああ! 振り絞れ最後の一滴まで!」
(ていうか水あるじゃん! だったらそれかけろよおおお!)
「美味しい! ちゃんと冷えてるね」
「まだまだあ! くぅああああ!」
「最近さ、アイテムボックスの中で火を使って温める事が可能になったんだ。冷蔵と冷凍も出来る様になったんだよ! あとはレンジとオーブンの機能が欲しいよね」
「俺! ファイトー!!」
「いいねー! 料理が楽しくなりそう」
「あーーーーーーーーー!」
うるさ。
もうそろそろ決めるか?河童の血管が切れちゃいそう。あれ?でもこいつヌルってるから力が上手く入れられないぞ。か、加減が難しいな。
ん?んんー?まあ、いいか!
「河童、そろそろ決めさせてもらうよ! どすこーい!
「ぐわあぁぁ!」
(ええええええっ!?河童さんが、強風の扇風機みたいに横回転しているだと!?)
(皿の上のドロドロのポーションが辺り一面に飛び散ってる!うわわわわ、ドローンみたい浮き始めちゃった!)
「ああ、トロミが目に入った! いたーい! でもポーションだから回復したよ! ああ、また入った!」
「クリスちゃん、少し離れて見てたのにピンポイントで目にトロミが!?」
やばい、ヌルヌルしすぎて滑るから少し力を入れ過ぎた。
「吐いちゃう、吐いちゃうから! と、止めてーーー」
「えい」
「あ、あいたー!」
(朱里ちゃん!?ビンタで回転を止めなくても良かったんじゃない?)
(河童に容赦ないのが朱里のストロングポイントの一つだね)
ほっ、良かった。ビンタは手加減出来たよ。感覚掴めたかも!添えるだけだね、添えるだけ。
「はあ、はあ、はあ。おえっ」
(河童さん土下座みたいな格好で一向に顔を上げないよ。吐きそうなのかな?すっごい回転してたし、流石に怒ったかな?)
(目、すごい回っただろうな、私だったら吐いてるよ。それを耐えてるだけでもすごいよ)
な、なんだ?なんか河童がすごい真剣な顔してこっち見てる。なに?怖いんだけど。
「……てくれ」
「え?」
「師匠! オイラを弟子にしてくだせえ!」
なんと、河童が立ち上がり弟子にしてくれと言ってきた。
丁重にお断りしたらジタバタしてみっともない醜態を晒して、見ているこっちが恥ずかしくなったので仕方なく弟子にする事にしました。
ビクビク。
「河童さん、常にバケツに水を入れて持って歩いた方がいいよ。割と心配だよ、僕は」
ビクビクビク。
「あ、あの初めまして、私フェンリルです。リルって呼んでくださいね」
ビクビクビクビク。
「全っ然聞こえてないね。打ち上げられた魚みたいになってる。皿の上って水じゃなくて、ポーションかけても平気かな?」
「トロピカルジュースでも平気だったし大丈夫じゃない? ようは水分があれば良いんでしょ?」
「よーし! こぼれない様に口の中で細工してと、あーん」
クリスが薄い緑に発光し始めた!何を始めるんだ?
(すごい綺麗、それと同時にすごい巧みな魔力のコントロール。とてもスライムの力とは思えないよ。一体全体、クリスちなんの体内で何が起こってるっていうの?)
「よし、完成だ。これで溢れにくくなったぞ! これを河童さんの頭にかけてと。おえーー」
「クリスちゃん!? なんで吐いたの!?」
「うう、熱っ!! あ、頭の皿が! あちい! なに、なに!? 何を口から何を出してるの!?」
「ポーションを一回沸騰させて水溶き片栗粉で固めといたから溢れにくいと思うよ!」
「あっちい!」
「おお、いいアイデアだね。やるじゃん、クリス」
「あちちちちちちちち!」
「でしょ!」
「あっつ!あちい!」
(熱そうだなー。芸人さんみたいだよ)
「あっつ! いや、ぬるくなって来たかも」
「なんだよ、河童! うるさいよ!」
(朱里ちゃん、なんか河童さんに対して手厳しいね)
「ふー、やっと緩くってきた。しかし意外といいなこれ。ありがとよ、ポーションにトロミ付けてるから火傷した瞬間に治るし」
(ふざけてやったのに感謝されちゃった)
「良かったじゃん、じゃあね河童。もう二度と会うことは無いよ」
「こ、この野郎、相変わらずだなお前らは! 俺を連れてけって言ってんだよ!」
(この執念、目標を達成しようとする信念、見習わなきゃいけない。僕も朱里を立派な魔王に育て上げるんだ!)
「そうだ、河童! あんた一回私を試したよね? そこまで言うなら、今度は私が試させてもらうよ!」
「やだよ、死んじゃうよ。お前手加減出来ないじゃん」
「確かに」
(確かに)
(確かにそうだね)
「いくら天下に河童相撲で名を馳せた俺でも、お前相手は無理だ。絶対に無理」
「じゃあこの話はここまで。達者でいろよ河童」
「まあ、待て待て。相撲は相撲でも腕相撲なんてどうだい? 流石にこれなら全身打撲にならないだろう」
「腕相撲? いいね、やろうか。そしたらとりあえず台が必要だよね」
「河童さんは懲りないね!」
「そんな酷い目にあったの?」
「酷いなんてもんじゃ無いよ。四肢が爆散しててもおかしくない攻撃を朱里から放たれているよ」
「ええ!? 河童さんは恐怖心というものが欠如しているの? それとも河童という種族はそういうものなの?」
「えーと、目ぼしい木はないかな? あ、これなんていいじゃん! えい」
「お前、えい。って軽く手刀で切れるってレベルの木じゃねえぞこれ」
「丁度いい高さの切り株が出来たでしょ?」
(うわー、ヤスリで磨いたみたいに綺麗な切り口だよ。私はこの手に噛み付いたんだね、無謀だったね)
(うわー、ヤスリで磨いた上に、ニスを塗ったみたいに断面が綺麗だよ。河童さん手握られた瞬間に、手がぺったんこになりそう)
「よし、かかってこい!」
「俺の河童力、舐めないほうがいいぜ?」
(あんな目に遭ったのに、どこからその自信がくるんだろう)
「リルちゃん、行事お願い」
「わ、分かりました!」
(わ!びっくりした。河童さん手ヌルヌルだなー、お箸とか持てるのかな?)
「行きますよー! レディ、ゴー!」
「おおおおおおおお! うがああああああ!」
「あっ、クリスー、水出してくれない? 喉乾いちゃった」
「うおおお! 燃えろ! 俺の河童力ぅぅぅっ!」
「はい、どうぞ」
「ああああ! 振り絞れ最後の一滴まで!」
(ていうか水あるじゃん! だったらそれかけろよおおお!)
「美味しい! ちゃんと冷えてるね」
「まだまだあ! くぅああああ!」
「最近さ、アイテムボックスの中で火を使って温める事が可能になったんだ。冷蔵と冷凍も出来る様になったんだよ! あとはレンジとオーブンの機能が欲しいよね」
「俺! ファイトー!!」
「いいねー! 料理が楽しくなりそう」
「あーーーーーーーーー!」
うるさ。
もうそろそろ決めるか?河童の血管が切れちゃいそう。あれ?でもこいつヌルってるから力が上手く入れられないぞ。か、加減が難しいな。
ん?んんー?まあ、いいか!
「河童、そろそろ決めさせてもらうよ! どすこーい!
「ぐわあぁぁ!」
(ええええええっ!?河童さんが、強風の扇風機みたいに横回転しているだと!?)
(皿の上のドロドロのポーションが辺り一面に飛び散ってる!うわわわわ、ドローンみたい浮き始めちゃった!)
「ああ、トロミが目に入った! いたーい! でもポーションだから回復したよ! ああ、また入った!」
「クリスちゃん、少し離れて見てたのにピンポイントで目にトロミが!?」
やばい、ヌルヌルしすぎて滑るから少し力を入れ過ぎた。
「吐いちゃう、吐いちゃうから! と、止めてーーー」
「えい」
「あ、あいたー!」
(朱里ちゃん!?ビンタで回転を止めなくても良かったんじゃない?)
(河童に容赦ないのが朱里のストロングポイントの一つだね)
ほっ、良かった。ビンタは手加減出来たよ。感覚掴めたかも!添えるだけだね、添えるだけ。
「はあ、はあ、はあ。おえっ」
(河童さん土下座みたいな格好で一向に顔を上げないよ。吐きそうなのかな?すっごい回転してたし、流石に怒ったかな?)
(目、すごい回っただろうな、私だったら吐いてるよ。それを耐えてるだけでもすごいよ)
な、なんだ?なんか河童がすごい真剣な顔してこっち見てる。なに?怖いんだけど。
「……てくれ」
「え?」
「師匠! オイラを弟子にしてくだせえ!」
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