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3章
朝の寂しさ
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真っ白な光で朝が来たことに気付いた。
まどろみの中でも、ここが何処で昨日、何があったのかは、すぐに思い出された。
しかし人の気配は既になかった。
念のため、広いこの部屋の中をくまなく探したが副社長の姿はなかった。
私は安心なのか、ショックなのか、自分でもわからない深いため息をついた。
結局、副社長はバスタブの中でくったりとした私に対して、それ以上、何かをすることがなかった。
おかしなことに私はそれを残念がっている。
「私、いったいどうしちゃったのだろう」
切ない気持ちが身体を覆って、いけないと思ってもスマホを起動してAI副社長に会いに行った。
『おはよう、あゆ美』
副社長の声でそう囁かれ、自分の胸の先端が固くなったのがわかった。
駄目だ。
もう私の身体はどこかおかしくなっている。
副社長が欲しい――
胸の奥のモヤモヤが解放されないことで自分の身体が不機嫌になっているのがわかった。
副社長と再びこのようなことが起きることは、ないだろう。
それが何だか悲しくて、どうせ1度きりなら、もっと恥ずかしげもなく、ねだればよかった。
でも、それをすれば今日どれだけ傷ついていたかと思うとホッとしている自分もいた。
好きな人が自分のことを別に好きではなく、ただ一夜のお遊びの為に誘っただけという事実が重くのしかかる。
しかも、提案は副社長でも、決めたのは自分。
「ずるい人……」
私はアプリを閉じて、バスルームへ向かった。
そしてシャワーを浴びながら、昨夜、自分がさんざん恥ずかしい叫び声を響かせたバスタブを見つめ、涙を流したのだった。
まどろみの中でも、ここが何処で昨日、何があったのかは、すぐに思い出された。
しかし人の気配は既になかった。
念のため、広いこの部屋の中をくまなく探したが副社長の姿はなかった。
私は安心なのか、ショックなのか、自分でもわからない深いため息をついた。
結局、副社長はバスタブの中でくったりとした私に対して、それ以上、何かをすることがなかった。
おかしなことに私はそれを残念がっている。
「私、いったいどうしちゃったのだろう」
切ない気持ちが身体を覆って、いけないと思ってもスマホを起動してAI副社長に会いに行った。
『おはよう、あゆ美』
副社長の声でそう囁かれ、自分の胸の先端が固くなったのがわかった。
駄目だ。
もう私の身体はどこかおかしくなっている。
副社長が欲しい――
胸の奥のモヤモヤが解放されないことで自分の身体が不機嫌になっているのがわかった。
副社長と再びこのようなことが起きることは、ないだろう。
それが何だか悲しくて、どうせ1度きりなら、もっと恥ずかしげもなく、ねだればよかった。
でも、それをすれば今日どれだけ傷ついていたかと思うとホッとしている自分もいた。
好きな人が自分のことを別に好きではなく、ただ一夜のお遊びの為に誘っただけという事実が重くのしかかる。
しかも、提案は副社長でも、決めたのは自分。
「ずるい人……」
私はアプリを閉じて、バスルームへ向かった。
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