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2杯目「不夜城のジン&トニック前編」
しおりを挟む「それで、カクテル飲むって事はバーか?」
「うむ。いつもの如く……新規開拓だ。我の嗅覚の素晴らしさを見せつけてやろう」
「まあそれこそこの街にバーなんて星の数ほどあるしな」
王都の歓楽街【旧バスク通り】
メインストリートである酔いどれ通りから少し外れると、そこには地下道や空中回廊で縦横無尽に繋がった小さな路地がひしめきあっていた。
そこはひとたび足を踏み入れれば容易には抜け出せず、酔えばそれこそちょっとした迷宮に彷徨いこんだような錯覚に陥る。
故に付けられた名前が——【八岐の大蛇小路】
腰に豪奢な剣をぶら下げた黒髪短髪の青年と、筋骨隆々で角が2本生えた赤髪の大男の二人組——勇者と魔王が大通りから外れ、大蛇の如くクチを開けたこの迷宮の入口へと入っていく。
狭い路地の左右には立ち飲み屋やバー、飯屋など、様々な店が並んでおり、良い香りと活気を通行人に振りまいている。
季節は初夏。うだるような暑さも無く、過ごしやすい気候だが、流石にこれだけ店と人が密集すると熱気を感じる。
「まだ、飯には早いか」
「うむ。今日も“一杯一品”でゆこうぞ」
「おーけい。さて今日は何軒いけるかな?」
二人が慣れた様子で会話しながら路地を進んでいく。
「お、ここはどうだ?」
勇者が指差した先には、手書きの看板が出ており、
【BARリンリン ~チャージ無料、お一人様歓迎、女性も気軽に入れるバーです】
と書いてあった。
「ふうむ。看板から察するにここは“ガチャガチャ系”だろうな」
「確かに」
「我が今求めし物はここにあらず……もう少し“オーセンティック”なバーを探そうぞ」
「はいよ。“チャージ”ある方が信頼出来るのは間違いねえ」
この二人、王都に来てからというものの、毎晩飲み歩いているせいで店選びには相当なこだわりがあった。
いわゆる、メンドクサイ系の奴である。
「……勇者の勘で言えば、今日は上だな」
路地から上へと伸びる階段を見て、勇者はそう魔王へと提案した。
魔王は腕を組みしばし考えたあと、大きく首を縦に振った。
「昨晩は地下で酷い目に合った。今日はゆー君の勘を信じよう」
「……思い出したくもねえ……」
二人はよほど嫌な事を思い出したのか暗い顔を浮かべて階段を登っていく。階段には泥酔しているのか倒れて唸っている男がいたが、二人は無視して彼を跨いでいく。
よく見れば、小さな白い虫が男の周りに群がっている。
「まあ……死にはしないだろうが」
勇者が男の上を通る際にすっと手を動かした。微かに漏れる赤い光。
「お人好しめ」
「うるせえ」
からかうような魔王の言葉に勇者が噛み付いた。
二人が通り過ぎた後、泥酔してたはずの男がむくりと起き上がって、なぜか急に体調が良くなった事に首を捻りながら身体にたかる虫を振り払った。
二人の登る階段の左右に立ち並ぶ建物は、明らかに素人が拡張したような無計画で無軌道な建て増しで原型を留めておらず、それがこの迷宮独特の光景を作り出していた。
無秩序と混沌。そんな言葉がぴったりと合う場所だった。
「お、まーちゃん! あそこどうよ!」
階段から繋がった空中回廊の先に、木の看板があった。
【バー不夜城】
シンプルにそれだけ書かれた看板。店先には愛想のない木の扉しかなく、中の様子も伺い知れない。
「ほお……これは、カイリス大陸のみに生えるビラン樹から削り出した扉だな……店主の力量が垣間見えるな」
「うわ、出たまーちゃんの“俺は違いの分かる男”アピール! つーかなんで見ただけで材質とか分かるの? 変態?」
「黙れゆー君、ここにしよう。ここは良店だと我の勘が囁いておる」
「へいへい」
魔王が扉へと手を掛けた。
初めて訪れる店の扉を開ける時のドキドキ感は、命を賭けた戦いの前のあの何とも言えないヒリヒリ感と似ているといつも魔王は思っていた。
その扉の先にはカウンター席が4席のみの、まるでミニチュアと錯覚するほど小さなバーがあった。
「二人だが……大丈夫か? ドレスコードがあれば言って欲しいが」
「いらっしゃいませ。大丈夫ですよ。ドレスコードはございません」
柔和な声で魔王に答えたのは一人の初老の男だった。白髪交じりの髪を丁寧に後ろへと撫で付けており、舞踏会で着るような礼服——タキシードを着ていた。
このバーのマスターであるその男の背後には、無数の酒瓶が並んでおり、控えめの照明で品良くその存在感を主張していた。
「どうぞ。狭い店ですが」
「こんばんは~。おお、すっげえ見たことない酒ばっかだぞまーちゃん!」
魔王は一番奥の席に座ると、勇者がキョロキョロと店内の様子を見ながらその横に座る。
「いらっしゃいませ。それではどう致しましょうか?」
「うむ。我らははしご酒をしていてな。一つの店につき、一杯一品しか頼まないと決めておってな」
「ほお……それはそれは……面白い試みですね……なるほど……」
目を丸くしたマスターがうんうんと頷きながら何やら考えている様子だった。
「だから、俺らはいつもこう注文するんですよ」
勇者が魔王へと目線を向けた。それを受けて魔王が頷き、勇者の言葉の続きを口にした。
「オススメを一杯ずつ。そしてそれに合うツマミを一品」
「かしこまりました」
注文を受けたマスターがニヤリと笑った。望むところだと言わんばかりの余裕を見せつける。
その反応を見て二人は勝った、と心の中でガッツポーズを決めた。
新規の客にオススメと言われて渋るバーに当り無し。そして更にそんな生意気な注文に対し、闘志を見せるマスターがいれば——そいつは実力者だ。それが二人の共通見解だった。
「では……まだ王都でも数軒しか扱っていない酒を使ったカクテルをお出ししましょう」
「ほお……我ら飲み歩きは好きだが最近の酒には疎くてな」
「レア酒を使ったカクテルは嬉しいですよ」
そんな二人の反応に気を良くしたマスターが後ろの酒棚から1本の酒を取り出すと、二人の目の前に置いた。
無色透明の液体が、瓶の中で揺れている。貼られているラベルには、魔族の近衛兵の絵があり、大きく【マンイーター】と書かれていた。
「ふむ……【マンイーター】という酒か。ふっ人を食ったようなネーミングだな」
「魔族ジョークつまんねえぞ。これはどういうお酒なんですか?」
勇者の質問にマスターがカクテルの準備をしながら答えた。
「これは、ジンと呼ばれる蒸留酒です。産地はこのエウローペ大陸の西方にあるスカリブ島」
「スカリブ島? ああ……あいつらか……」
「……良い印象がまるでないな……」
スカリブ島は小さな島国ながらスカリブ帝国という海軍特化の国がある島で、卓越した造船技術と工業力で、古から存在する強国である。
彼らスカリブ人は、より良い土地を求めて、その精強な海軍で周辺どころか大陸の反対側にある場所まで遠征し侵略、征服を繰り返したのだ。
何より彼らは、交渉上手だった。二枚舌外交は当たり前。裏で事件を起こし、その罪を無実の国に擦り付けそれを理由に侵略など日常茶飯事だった。
「俺なんて……めちゃくちゃ歓迎されたのに……魔族に売られかけたんだぞ」
「我は、勇者を手渡すからと赴いた場所には誰もおらず、魔族にとって重要拠点だった港を落とされたな」
この二人にすらトラウマクラスの思い出を作ったスカリブ人。
「彼らスカリブ人は、歴史を振り返れば悪行を重ねていますが……ジンを作り挙げた事だけは褒めて良いでしょう。とはいえ、元々は隣国のカルヴァンで作られた酒なのですが、カルヴァンの王子がスカリブの王として迎え入れられた時に持ち込まれ、独自に進化したのが、このジンです」
「なるほど。興味深いな」
「ジンは一度穀物で作った蒸留酒に様々な薬草を漬け込んでから再蒸留するのが特徴でして……独特の苦みと爽やかさがウリですね。これを一番美味しく飲む方法が……このカクテルです」
マスターが透明なグラスを二個用意すると、そこに透明な氷を入れ始めた。
「しかし便利な世の中になりましたね。魔導具のおかげで魔力が多少あれば氷も簡単に精製できます」
グラスの中で氷同士がぶつかり、カランという小気味良い音が店内に響いた。勇者も魔王もこの音が大好きだった。
「昔は氷は貴重だったんだがな。なんせ水の精霊魔術の中でも氷を作る魔術が一番難易度が高い」
「私のような薬師くずれには到底使えない魔術ですが……魔導具があれば簡単です。カクテルには氷は不可欠ですから」
氷で満たされたグラスにマスターがジンを注いでいく。
氷が割れる音が響く。
「そのまま飲むんですか?」
しかし、マスターは量で言えば30ml程度しか注がなかった。
「いえいえ。度数がキツイですから、当然割りますよ。とある飲料でね」
そう言ってマスターが取り出したのは、何やら細かい粒子が漂っている透明な液体の入った瓶だった。
見れば、微かに泡立っている。
「これは?」
「これはトニックウォーターと呼ばれる物です。【竜熱】の特効薬となる、キーナと呼ばれる植物を乾燥させ粉末化させた物を混ぜて、発泡させました」
「ほお……【竜熱】というのは初耳だ」
「このエウローペ大陸ではさして流行っていませんでしたが、南方大陸では何万人も死者を出したそうですよ」
「なるほど、それを癒やす薬を割り材に使うのか!」
「はい。元々ジンも薬草酒でしたので、相性は……飲んでからのお楽しみと言う事で」
マスターがそのトニックウォーターをグラスへと注ぐ。
その後、ライムと呼ばれる爽やかな酸味が特徴の果実を櫛形に切った物を絞り、グラスの中へと入れた。
「お待たせしました……ジン&トニック、夏仕様です」
「おお!」
二人に出されたのはシュワシュワと泡が登り、無色透明なグラスの中でライムの鮮やかな緑が映える、“ロングタイプ”と呼ばれるカクテルだった。
「じゃあ、乾杯」
「おう」
カチンと軽くグラスを合わせて二人はゆっくりとグラスに口を付けた。
「これは……!」
「美味い……!」
まず最初に二人を迎えたのはライムの爽やかな香り。そしてその清涼感を保ったまま流れ込んでくる液体には、さっぱりとした味わいの奥に甘みと苦みがあり、それが嫌みじゃない程度の主張をしてくる。
そして喉を通り過ぎる頃には、アルコールの余韻と滑らかな薬草の香りがふわりと広がった。
「甘みがある。苦みもある。のに全く嫌らしさがない。完璧な調和だ。褒めてつかわすぞマスターよ」
「ライムが良いアクセントだな。今日みたいなちょっと暑い日にはぴったりだ」
「ありがとうございます。ちなみに冬ならば、トニックウォーターを入れる前にライムを搾ります」
「ほお……それで違ってくるのか?」
「はい。そうするとライムの香りは今飲んだ物ほど主張はせずもう少し丸いイメージになるかと」
「なるほど……面白いですね」
二人がそうしてジン&トニックを楽しんでいると、店の扉が慌ただしく開いた。
「ま、マスター! 助けてくれ! 【蟲やられ】がまた出やがった!」
飛び込んで来たのは、若い男だった。エプロンを付けているところを見ると、どこかの店の者だろう。
「またですか!?……お客様すみません、お代は結構ですので、少し店を閉めさせていただいてよろしいですか?」
マスターが申し訳なさそうにそう二人に謝った。
「それは構わないが……どうしたマスターよ。【蟲やられ】とはなんだ?」
「最近……この辺りで流行りはじめている病気です。突然腹痛や吐き気の症状を起こして、最後には血尿を出して死んでしまうんです」
「ほお……」
魔王が腕を組み、何かを考えだした。
勇者は、階段で倒れていた男を思い出していた。そういえば何やら白い虫がいたなと。
「では、すみません! 私は行って参ります」
「マスターよ、待て。我らも行こう。どうにもそれに心当たりがある。それにこいつは治癒魔術が使える」
そう言って立ち上がった魔王。
「俺もちと気になる点がある。手伝いますよ」
「ですが、お客様にそんな……」
「気にするな。我らなんせ暇を持て余していてな」
そう言ってにやりと笑う魔王に続けて勇者が締めた。
「“酒の一滴は血の一滴”、“酒の恩は命の恩”、美味いカクテルを飲ませてくれる人には協力しますとも」
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