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黒の森(4-2)
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今朝は二話同時更新しています
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(どうしてノルガンは俺を守ってくれるんだろう)
確かにゴダルの商隊でリツは幾度となく彼に食事を運んだり傷の手当てをしてやったりした。だがたいして役に立てないリツが、自らを肉楯にして商隊を守ってくれている彼へできる限りの礼をするのは当然のことだし、やっていたことだって全然大したことではない。
だからノルガンがリツの世話を感謝して今守ってくれているのだとは思いにくかった。
(なんでノルガンは俺と一緒にいてくれるんだろう)
リツが顔を上げると、じっとこちらを見ているノルガンと目が合った。途端に腹の奥で何かがずくり、と蠢く。
(……おなか、あつい……)
たとえ言葉がわかるようになっても、魔法が使えるようになっても、それでもこの世界で生き延びていくには弱すぎるとリツはわかっている。今まで死ななかったのは単なる運だ。この森で《先生》に助けられ、そしてゴダルの商隊でノルガンに出会えた、運。
強い者にくっついて、なんとかうまく死弾を避けて隅に隠れておこぼれに預かってこっそり生き延びる鼠のような。そんな自分が情けないと思うし恥ずかしいとも思う。
でも平和な現代日本で生まれ育ったリツはどんなに努力したって力が足りない。腕力も、頭脳も、知識も、根性も、なにもかも。
ノルガンの強さが羨ましい。あの圧倒的な力、暴力、怖いほどの迫力や存在感。例え半獣だと虐げられていたって彼は間違いなく物語の主人公になる側だ。そしてリツは単なる脇役で、名前もつけてもらえずその他大勢と死んでいく、そんなキャラクターでしかないだろう。
(……ノルガンはなんで俺にあんなことをするんだろう)
リツを守る替わりに彼が求めてくるものはたった一つしかない。夜ごと繰り返されるセックス。あまりにも一方的で、けれどリツをどろどろに気持ちよくして何も考えられなくしてしまう、恐ろしいほどの快楽。
なぜかはわからないけれど、ノルガンは夜になるたびにリツを抱く。魔獣を殺し破壊できる指や手でリツの奥深くを探り、どうしてかリツに対して勃起するあの太くて硬くて大きなもので貫き、精を注ぎ込む。
リツの中にあるという大きな魔力の源はノルガンのアレしか考えられない。
(ノルガンは、俺の身体が好きなのかな)
こんなやせっぽちで柔らかいところなどどこにもない身体のどこに魅力があるのかまったくわからない。
(……でも、昨日はえ、えっちしなかったな……)
そう、いつだってリツを腕に抱え込んで眠るノルガンは、昨夜はリツだけを先生の小屋に押し込んで自分は入ろうとしなかった。朝から一度だってリツに触れてこないし、今だって何も言わず少し怖い目でリツや先生を見ている。
(先生が傍にいるから? それともやっぱり、ノルガンが俺のこと欲しがるなんて何かの間違いなのか)
ただ単にその気になったから。他にちょうどいい相手がいなくて、リツが一番手軽だったから。きっとそんな理由なのだろう。だってノルガンだけでなく、同じ理由でリツをいいように扱おうとした相手が何人もいたではないか。
(それもこれも全部、俺が弱いからだ)
いいかげんリツも理解していた。行く先々でリツのことを性的な目で見て揶揄ったり冷やかしたり男たちがいるのは、リツが弱くてどうとでもできると思っているからだ。
彼らはリツに魅力を感じているわけではない。彼らが向けてくる下世話な誘いや言葉は、力のある者が弱い相手に分かりやすくマウントを取っているだけだ。
その時ふとリツは気づいた。
(そういえば、先生は今まで一度も俺にそういうことを言って来なかったな)
いつでも淡々として、いい意味でも悪い意味でもリツに対して興味を持っていない感じだった。彼が初めてリツに何かを尋ねてきたり触れて来たのは、リツの中にノルガンの魔力が宿っているとわかった時だけだ。
この国では獣人や半獣はひどく忌み嫌われている。
先生のノルガンへの態度はいつもと同じように特にいい感情も悪い感情もあるようには見えなかった。でも昨夜、小屋の床に毛布を敷いて休もうとした時、先生はリツに尋ねた。
――――あの男と旅をして長いのか。
リツは迷いながらも、ゴダルたちの失踪については誤魔化しながら大体のことを話した。以前同じ商隊で護衛として働いていて、今はそこから離れて二人で旅をしている、とだけ。
――――旅の目的は決まっているのか?
そう聞かれてリツは少し驚いた。なんとなく彼はリツたちが何をしようがどこへ行こうが全然興味がないと思っていたからだ。
特に行き先は決まっていない、と答えた時、先生は少し考えてから言った。
――――二人でここにいたらどうだ。そうすればお前が新しく得た魔力をもっと伸ばしたり応用したりできるかもしれん。
そんな風にリツだけでなく半獣のノルガンのことまで考えてくれるなんて、それだけでリツはたまらなく嬉しくなった。とりあえずは「二人で相談してみます」とだけ答えたが、その晩毛布にくるまって硬い床に寝転びながらも心の中はほかほかと温かく、喜びに満ちていた。
いつか、行くあてもなくこんな風に旅を続けるのではなく、決まった場所に落ちついて住めたらいい。ふとそんな夢が湧いてくる。そう、ノルガンと一緒に。
(ああ、本当にそうなれたらいい)
今までその日その日を生きていくだけで精一杯で、将来どうしたいとか考える余裕なんてまったくなかった。でも今、初めて抱いた夢に気持ちがたまらなく高揚してくる。
(強くならなきゃ)
その夢をかなえるためには、もっと魔法を使いこなしてノルガンと一緒に戦えるくらいに強くならなければ。盾役のノルガンと支援術士のリツは、意外といい組み合わせじゃないかとさえ思えてくる。
(俺だって守られるばかりじゃなくて、ノルガンを守りたい)
そう思ったからこそこの森に戻ってきて先生に教えを乞うた。そして一生懸命練習をしている。全部先生のお陰だ。
「どうした」
突然先生の声が飛んできて、リツは我に返る。そして慌てて「な、なんでもないです」と答えた。
(後でノルガンに話してみよう)
この森に先生と三人でしばらく暮らして、リツがもっと強くなれたらいつか二人で住める場所を探しに行こう、と。
本当なら魔獣のいないこの平和で穏やかな森こそ永住の地にうってつけなのかもしれないが、なんとなくノルガンは先生のいる場所ではリツに触れてはくれないような気がした。
(だって、昨日だってお腹触るだけで、してくれなかったし……)
またノルガンの力強い腕に抱きしめられて安心を感じたい。そして気持ちよくなりたい。そんな浅ましいことをつい考えてしまっておかしな声が出そうになる。
様子のおかしいリツを先生が見ている。慌ててリツは次に唱える魔法に意識を集中しようとした。けれど大きな木の下に座るノルガンの視線が自分に向いているのに気づいて身を強張らせる。
リツは自分の後ろの孔に潜り込んでぬるぬるとふくらみを擦ってくれるノルガンの指や、最奥までぐっぷりはめこまれてねちねちと捏ね上げる大きな亀頭の感覚を思いだして、ぶるり、と身体を震わせた。
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(どうしてノルガンは俺を守ってくれるんだろう)
確かにゴダルの商隊でリツは幾度となく彼に食事を運んだり傷の手当てをしてやったりした。だがたいして役に立てないリツが、自らを肉楯にして商隊を守ってくれている彼へできる限りの礼をするのは当然のことだし、やっていたことだって全然大したことではない。
だからノルガンがリツの世話を感謝して今守ってくれているのだとは思いにくかった。
(なんでノルガンは俺と一緒にいてくれるんだろう)
リツが顔を上げると、じっとこちらを見ているノルガンと目が合った。途端に腹の奥で何かがずくり、と蠢く。
(……おなか、あつい……)
たとえ言葉がわかるようになっても、魔法が使えるようになっても、それでもこの世界で生き延びていくには弱すぎるとリツはわかっている。今まで死ななかったのは単なる運だ。この森で《先生》に助けられ、そしてゴダルの商隊でノルガンに出会えた、運。
強い者にくっついて、なんとかうまく死弾を避けて隅に隠れておこぼれに預かってこっそり生き延びる鼠のような。そんな自分が情けないと思うし恥ずかしいとも思う。
でも平和な現代日本で生まれ育ったリツはどんなに努力したって力が足りない。腕力も、頭脳も、知識も、根性も、なにもかも。
ノルガンの強さが羨ましい。あの圧倒的な力、暴力、怖いほどの迫力や存在感。例え半獣だと虐げられていたって彼は間違いなく物語の主人公になる側だ。そしてリツは単なる脇役で、名前もつけてもらえずその他大勢と死んでいく、そんなキャラクターでしかないだろう。
(……ノルガンはなんで俺にあんなことをするんだろう)
リツを守る替わりに彼が求めてくるものはたった一つしかない。夜ごと繰り返されるセックス。あまりにも一方的で、けれどリツをどろどろに気持ちよくして何も考えられなくしてしまう、恐ろしいほどの快楽。
なぜかはわからないけれど、ノルガンは夜になるたびにリツを抱く。魔獣を殺し破壊できる指や手でリツの奥深くを探り、どうしてかリツに対して勃起するあの太くて硬くて大きなもので貫き、精を注ぎ込む。
リツの中にあるという大きな魔力の源はノルガンのアレしか考えられない。
(ノルガンは、俺の身体が好きなのかな)
こんなやせっぽちで柔らかいところなどどこにもない身体のどこに魅力があるのかまったくわからない。
(……でも、昨日はえ、えっちしなかったな……)
そう、いつだってリツを腕に抱え込んで眠るノルガンは、昨夜はリツだけを先生の小屋に押し込んで自分は入ろうとしなかった。朝から一度だってリツに触れてこないし、今だって何も言わず少し怖い目でリツや先生を見ている。
(先生が傍にいるから? それともやっぱり、ノルガンが俺のこと欲しがるなんて何かの間違いなのか)
ただ単にその気になったから。他にちょうどいい相手がいなくて、リツが一番手軽だったから。きっとそんな理由なのだろう。だってノルガンだけでなく、同じ理由でリツをいいように扱おうとした相手が何人もいたではないか。
(それもこれも全部、俺が弱いからだ)
いいかげんリツも理解していた。行く先々でリツのことを性的な目で見て揶揄ったり冷やかしたり男たちがいるのは、リツが弱くてどうとでもできると思っているからだ。
彼らはリツに魅力を感じているわけではない。彼らが向けてくる下世話な誘いや言葉は、力のある者が弱い相手に分かりやすくマウントを取っているだけだ。
その時ふとリツは気づいた。
(そういえば、先生は今まで一度も俺にそういうことを言って来なかったな)
いつでも淡々として、いい意味でも悪い意味でもリツに対して興味を持っていない感じだった。彼が初めてリツに何かを尋ねてきたり触れて来たのは、リツの中にノルガンの魔力が宿っているとわかった時だけだ。
この国では獣人や半獣はひどく忌み嫌われている。
先生のノルガンへの態度はいつもと同じように特にいい感情も悪い感情もあるようには見えなかった。でも昨夜、小屋の床に毛布を敷いて休もうとした時、先生はリツに尋ねた。
――――あの男と旅をして長いのか。
リツは迷いながらも、ゴダルたちの失踪については誤魔化しながら大体のことを話した。以前同じ商隊で護衛として働いていて、今はそこから離れて二人で旅をしている、とだけ。
――――旅の目的は決まっているのか?
そう聞かれてリツは少し驚いた。なんとなく彼はリツたちが何をしようがどこへ行こうが全然興味がないと思っていたからだ。
特に行き先は決まっていない、と答えた時、先生は少し考えてから言った。
――――二人でここにいたらどうだ。そうすればお前が新しく得た魔力をもっと伸ばしたり応用したりできるかもしれん。
そんな風にリツだけでなく半獣のノルガンのことまで考えてくれるなんて、それだけでリツはたまらなく嬉しくなった。とりあえずは「二人で相談してみます」とだけ答えたが、その晩毛布にくるまって硬い床に寝転びながらも心の中はほかほかと温かく、喜びに満ちていた。
いつか、行くあてもなくこんな風に旅を続けるのではなく、決まった場所に落ちついて住めたらいい。ふとそんな夢が湧いてくる。そう、ノルガンと一緒に。
(ああ、本当にそうなれたらいい)
今までその日その日を生きていくだけで精一杯で、将来どうしたいとか考える余裕なんてまったくなかった。でも今、初めて抱いた夢に気持ちがたまらなく高揚してくる。
(強くならなきゃ)
その夢をかなえるためには、もっと魔法を使いこなしてノルガンと一緒に戦えるくらいに強くならなければ。盾役のノルガンと支援術士のリツは、意外といい組み合わせじゃないかとさえ思えてくる。
(俺だって守られるばかりじゃなくて、ノルガンを守りたい)
そう思ったからこそこの森に戻ってきて先生に教えを乞うた。そして一生懸命練習をしている。全部先生のお陰だ。
「どうした」
突然先生の声が飛んできて、リツは我に返る。そして慌てて「な、なんでもないです」と答えた。
(後でノルガンに話してみよう)
この森に先生と三人でしばらく暮らして、リツがもっと強くなれたらいつか二人で住める場所を探しに行こう、と。
本当なら魔獣のいないこの平和で穏やかな森こそ永住の地にうってつけなのかもしれないが、なんとなくノルガンは先生のいる場所ではリツに触れてはくれないような気がした。
(だって、昨日だってお腹触るだけで、してくれなかったし……)
またノルガンの力強い腕に抱きしめられて安心を感じたい。そして気持ちよくなりたい。そんな浅ましいことをつい考えてしまっておかしな声が出そうになる。
様子のおかしいリツを先生が見ている。慌ててリツは次に唱える魔法に意識を集中しようとした。けれど大きな木の下に座るノルガンの視線が自分に向いているのに気づいて身を強張らせる。
リツは自分の後ろの孔に潜り込んでぬるぬるとふくらみを擦ってくれるノルガンの指や、最奥までぐっぷりはめこまれてねちねちと捏ね上げる大きな亀頭の感覚を思いだして、ぶるり、と身体を震わせた。
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