189 / 213
齟齬
百八十九.歓談の主従 其の一
しおりを挟む
天正十二年一月五日 巳の刻
園城寺の広間へ続く廊下で、信雄が薄く雪被る庭を眺めている。
(わしは何故、家督に拘っておるのであろうかぁ・・・。自分が駄々をこねているのは分かっている。正直云って、織田家の家督を本気で譲り受けたいとは思っていない。それはそれで煩わしい。三法師を囲む宿老どもが滞りなく政が進められるのなら、それはそれでいい。しかし織田の家督の悪用は、大殿はじめ織田家代々の御先祖様に申し訳立たない。まして織田が滅ぶようなことはあってはならない。筑前が真の忠臣であるか、今の自分には分からない。そうであるような、そうでないような・・・。見極めきれない自分が腹立たしい。筑前が古くからの譜代であれば、こんなに悩まずによかったのにぃ・・・。)
広間の方から雄利が静かに近寄ってくる。
「筑前様が既にお待ちになっておられます。」
「分かった。行こうかぁ・・・。」
「その前にお伺いしたいことが・・・。信雄様はやはり北畠を匿う筑前殿をお許しになれませぬか・・・。」
信雄が白い溜息を吐く。
「北畠はいずれこの世から消し去りたい。じゃが何故か、今はそんなことどうでもよい。筑前が公方様の交渉に使いたいというならそれでも良い。ただわしには正直に申して欲しかった・・・。頭を冷やして考えれば、ただそれだけなんじゃがのぉ・・・。」
「お考えをお聞かせ頂き、ありがとうございまする。おそらく筑前殿もこれまで打ち明けられなかったことを悔いておりましょう。わたくしはこれより御二人の『蟠り』が消えることを望むばかりでございまする。」
「まだ然様な約束はできんが、これまで其方の心を傷つけていたこと・・・、赦せよっ。今日こそは己の眼で筑前を見極めるっ。では、参ろうかぁ・・・。」
今日はいつになく落ち着いた様の信雄が廊下を進みゆく。やがて広間に入り、上座に座す。信雄の左後方には長老の岡田助三郎重孝が、そして右後方には雄利が信雄に続いて座す。信雄の対面には秀吉、その左後方に恒興、そして右後方には丹羽長秀の代わりに蒲生忠三郎氏郷が並び、三人は深く頭を下げている。
「面を上げよっ・・・。」
信雄が言葉を放つと、秀吉らは頭を上げ、同時に三方の板戸が外から閉じられる。重孝が恫喝の口調で切り出す。
「長らく信雄様より織田家家督の譲り受けの件につき、筑前殿はじめ、宿老らに幾度も検討するよう申し付けておったが、其方らはろくな返を寄越さず、信雄様は大層御立腹である。此度、丹羽殿より筑前殿が直に申し開きをしたいとのことであったので、わざわざ彼の地まで信雄様には足をお運びいただいたが、話の内容次第では内大臣様らに其方らの処分を申し入れる故、覚悟いたせぃ。」
秀吉が頭を下げて申し出る。
「信雄様に不快な思いをさせてしまいましたことっ、これはまさにわたくしめの不徳にございまする。どうかお許しをぉっ・・・。」
重孝が詰め寄る。
「今更、謝罪なぞ遅ぉござるぞっ。ここに至っては速やかに事を進めるよう、天にお誓いなされよっ・・・。」
進歩のない会話を嫌う雄利が、これに割って入る。
「重孝殿っ。まだ皆席に着いたばかりじゃぁ。いきなり頭ごなしのお叱りでは、それこそ話が進まん。そもそも筑前殿は申し開きをしたいと仰せなのじゃぁ。まずは筑前殿の言い分を聴こうではないかぁ・・・。」
「もっ、申し訳ございませぬ。ついぞ頭に血が昇ってしまい申したぁ・・・。では改めて問い質したいっ・・・。」
秀吉が再び頭を上げる。
「ご説明させていただきまするっ・・・。そもそも清洲の評定にて、家督は殿、すなわち三法師様が嗣がれることが筋であることが確かめられました。そして本来ならば信雄様が殿の御後見になられるはずでした。しかしそれを信孝様がお気に召さなかった故、今の宿老の体制を敷いたわけにございまする。」
「然様なことっ、分かっておるわい。」
「重孝殿っ、最後までお聞きくだされっ・・・。されど信孝様の悪行が始まりまして、朝廷の不安も大きくなり、信孝様は蟄居、そして信雄様の名代がお認めになられたわけです。それでも信孝様は謀反を画策し続けましたので、ついにはわれらも兵を起こし、信孝様は腹を召された次第にありまする。それからしばらく一年前の決まり事に即して政務をこなしておりましたが、信雄様から織田家家督の件の文をいただきましたとき、はっきり云ってわたくしめは眼から鱗が落ちました。これは妙案じゃとぉ・・・。」
「何ぃっ、では筑前殿は信雄様の家督相続を認めるというのかぁっ。」
「重孝様はせっかちでありますなぁ・・・、話はまだ終わっておりませんっ。確かに信孝様が身罷れたともなれば、家督は幼少の殿よりも信雄様の方が、周囲の将に睨みが効きまする。然れど血筋でいえば殿の家督相続は既に評定で決した筋っ。この両方を叶えるには、信雄様の文にも綴られておりましたように、殿が御成人あそばされるまで信雄様が家長となる・・・というのが誰もが納得し、効果のあるやり方にございまする。」
「それが分かっておるのならぁ・・・。」
「はいっ、元々殿と信雄様にお入りいただこうと考えておりました大坂の城ですが、わたくしめは今となっては信雄様だけがお入りいただければ宜しいかと存じまする。殿は近江で御生育されればと・・・。但し、『今すぐ』というには承諾致しかねまする。」
信雄と重孝は眉を顰める。雄利が整理する。
「大坂の城はかつての難攻不落の石山本願寺の跡に建てられているそうでぇ・・・。その上、本丸は早くも近々完成すると訊き及んでございまする。一体何の不都合がありましょうかぁ・・・。」
秀吉が信雄の眼に視線を絞る。
「まだこの城は本丸しか整えておりませんで、二の丸、三の丸、さらには内堀、外堀と構えができておりませんので、敵が戦を仕掛けてきたら持ち堪えられませぬ。これら防御が整うにはまだ数年かかりまする。然様な年月を信雄様にお待たせさせるわけにはまいりませんので、せめて大坂の周りに蔓延る不埒者だけでも取り除いた上で、信雄様には御安心の中でお城入りしていただきたいのです。」
いつの間にか、信雄が前屈みになっている。
「それでぇ・・・、不埒者とは誰のことじゃぁ・・・。」
園城寺の広間へ続く廊下で、信雄が薄く雪被る庭を眺めている。
(わしは何故、家督に拘っておるのであろうかぁ・・・。自分が駄々をこねているのは分かっている。正直云って、織田家の家督を本気で譲り受けたいとは思っていない。それはそれで煩わしい。三法師を囲む宿老どもが滞りなく政が進められるのなら、それはそれでいい。しかし織田の家督の悪用は、大殿はじめ織田家代々の御先祖様に申し訳立たない。まして織田が滅ぶようなことはあってはならない。筑前が真の忠臣であるか、今の自分には分からない。そうであるような、そうでないような・・・。見極めきれない自分が腹立たしい。筑前が古くからの譜代であれば、こんなに悩まずによかったのにぃ・・・。)
広間の方から雄利が静かに近寄ってくる。
「筑前様が既にお待ちになっておられます。」
「分かった。行こうかぁ・・・。」
「その前にお伺いしたいことが・・・。信雄様はやはり北畠を匿う筑前殿をお許しになれませぬか・・・。」
信雄が白い溜息を吐く。
「北畠はいずれこの世から消し去りたい。じゃが何故か、今はそんなことどうでもよい。筑前が公方様の交渉に使いたいというならそれでも良い。ただわしには正直に申して欲しかった・・・。頭を冷やして考えれば、ただそれだけなんじゃがのぉ・・・。」
「お考えをお聞かせ頂き、ありがとうございまする。おそらく筑前殿もこれまで打ち明けられなかったことを悔いておりましょう。わたくしはこれより御二人の『蟠り』が消えることを望むばかりでございまする。」
「まだ然様な約束はできんが、これまで其方の心を傷つけていたこと・・・、赦せよっ。今日こそは己の眼で筑前を見極めるっ。では、参ろうかぁ・・・。」
今日はいつになく落ち着いた様の信雄が廊下を進みゆく。やがて広間に入り、上座に座す。信雄の左後方には長老の岡田助三郎重孝が、そして右後方には雄利が信雄に続いて座す。信雄の対面には秀吉、その左後方に恒興、そして右後方には丹羽長秀の代わりに蒲生忠三郎氏郷が並び、三人は深く頭を下げている。
「面を上げよっ・・・。」
信雄が言葉を放つと、秀吉らは頭を上げ、同時に三方の板戸が外から閉じられる。重孝が恫喝の口調で切り出す。
「長らく信雄様より織田家家督の譲り受けの件につき、筑前殿はじめ、宿老らに幾度も検討するよう申し付けておったが、其方らはろくな返を寄越さず、信雄様は大層御立腹である。此度、丹羽殿より筑前殿が直に申し開きをしたいとのことであったので、わざわざ彼の地まで信雄様には足をお運びいただいたが、話の内容次第では内大臣様らに其方らの処分を申し入れる故、覚悟いたせぃ。」
秀吉が頭を下げて申し出る。
「信雄様に不快な思いをさせてしまいましたことっ、これはまさにわたくしめの不徳にございまする。どうかお許しをぉっ・・・。」
重孝が詰め寄る。
「今更、謝罪なぞ遅ぉござるぞっ。ここに至っては速やかに事を進めるよう、天にお誓いなされよっ・・・。」
進歩のない会話を嫌う雄利が、これに割って入る。
「重孝殿っ。まだ皆席に着いたばかりじゃぁ。いきなり頭ごなしのお叱りでは、それこそ話が進まん。そもそも筑前殿は申し開きをしたいと仰せなのじゃぁ。まずは筑前殿の言い分を聴こうではないかぁ・・・。」
「もっ、申し訳ございませぬ。ついぞ頭に血が昇ってしまい申したぁ・・・。では改めて問い質したいっ・・・。」
秀吉が再び頭を上げる。
「ご説明させていただきまするっ・・・。そもそも清洲の評定にて、家督は殿、すなわち三法師様が嗣がれることが筋であることが確かめられました。そして本来ならば信雄様が殿の御後見になられるはずでした。しかしそれを信孝様がお気に召さなかった故、今の宿老の体制を敷いたわけにございまする。」
「然様なことっ、分かっておるわい。」
「重孝殿っ、最後までお聞きくだされっ・・・。されど信孝様の悪行が始まりまして、朝廷の不安も大きくなり、信孝様は蟄居、そして信雄様の名代がお認めになられたわけです。それでも信孝様は謀反を画策し続けましたので、ついにはわれらも兵を起こし、信孝様は腹を召された次第にありまする。それからしばらく一年前の決まり事に即して政務をこなしておりましたが、信雄様から織田家家督の件の文をいただきましたとき、はっきり云ってわたくしめは眼から鱗が落ちました。これは妙案じゃとぉ・・・。」
「何ぃっ、では筑前殿は信雄様の家督相続を認めるというのかぁっ。」
「重孝様はせっかちでありますなぁ・・・、話はまだ終わっておりませんっ。確かに信孝様が身罷れたともなれば、家督は幼少の殿よりも信雄様の方が、周囲の将に睨みが効きまする。然れど血筋でいえば殿の家督相続は既に評定で決した筋っ。この両方を叶えるには、信雄様の文にも綴られておりましたように、殿が御成人あそばされるまで信雄様が家長となる・・・というのが誰もが納得し、効果のあるやり方にございまする。」
「それが分かっておるのならぁ・・・。」
「はいっ、元々殿と信雄様にお入りいただこうと考えておりました大坂の城ですが、わたくしめは今となっては信雄様だけがお入りいただければ宜しいかと存じまする。殿は近江で御生育されればと・・・。但し、『今すぐ』というには承諾致しかねまする。」
信雄と重孝は眉を顰める。雄利が整理する。
「大坂の城はかつての難攻不落の石山本願寺の跡に建てられているそうでぇ・・・。その上、本丸は早くも近々完成すると訊き及んでございまする。一体何の不都合がありましょうかぁ・・・。」
秀吉が信雄の眼に視線を絞る。
「まだこの城は本丸しか整えておりませんで、二の丸、三の丸、さらには内堀、外堀と構えができておりませんので、敵が戦を仕掛けてきたら持ち堪えられませぬ。これら防御が整うにはまだ数年かかりまする。然様な年月を信雄様にお待たせさせるわけにはまいりませんので、せめて大坂の周りに蔓延る不埒者だけでも取り除いた上で、信雄様には御安心の中でお城入りしていただきたいのです。」
いつの間にか、信雄が前屈みになっている。
「それでぇ・・・、不埒者とは誰のことじゃぁ・・・。」
1
あなたにおすすめの小説
マルチバース豊臣家の人々
かまぼこのもと
歴史・時代
1600年9月
後に天下人となる予定だった徳川家康は焦っていた。
ーーこんなはずちゃうやろ?
それもそのはず、ある人物が生きていたことで時代は大きく変わるのであった。
果たして、この世界でも家康の天下となるのか!?
そして、豊臣家は生き残ることができるのか!?
日本の運命を変えた天才少年-日本が世界一の帝国になる日-
ましゅまろ
歴史・時代
――もしも、日本の運命を変える“少年”が現れたなら。
1941年、戦争の影が世界を覆うなか、日本に突如として現れた一人の少年――蒼月レイ。
わずか13歳の彼は、天才的な頭脳で、戦争そのものを再設計し、歴史を変え、英米独ソをも巻き込みながら、日本を敗戦の未来から救い出す。
だがその歩みは、同時に多くの敵を生み、命を狙われることも――。
これは、一人の少年の手で、世界一の帝国へと昇りつめた日本の物語。
希望と混乱の20世紀を超え、未来に語り継がれる“蒼き伝説”が、いま始まる。
※アルファポリス限定投稿
世界はあるべき姿へ戻される 第二次世界大戦if戦記
颯野秋乃
歴史・時代
1929年に起きた、世界を巻き込んだ大恐慌。世界の大国たちはそれからの脱却を目指し、躍起になっていた。第一次世界大戦の敗戦国となったドイツ第三帝国は多額の賠償金に加えて襲いかかる恐慌に国の存続の危機に陥っていた。援助の約束をしたアメリカは恐慌を理由に賠償金の支援を破棄。フランスは、自らを救うために支払いの延期は認めない姿勢を貫く。
ドイツ第三帝国は自らの存続のために、世界に隠しながら軍備の拡張に奔走することになる。
また、極東の国大日本帝国。関係の悪化の一途を辿る日米関係によって受ける経済的打撃に苦しんでいた。
その解決法として提案された大東亜共栄圏。東南アジア諸国及び中国を含めた大経済圏、生存圏の構築に力を注ごうとしていた。
この小説は、ドイツ第三帝国と大日本帝国の2視点で進んでいく。現代では有り得なかった様々なイフが含まれる。それを楽しんで貰えたらと思う。
またこの小説はいかなる思想を賛美、賞賛するものでは無い。
この小説は現代とは似て非なるもの。登場人物は史実には沿わないので悪しからず…
大日本帝国視点は都合上休止中です。気分により再開するらもしれません。
【重要】
不定期更新。超絶不定期更新です。
四代目 豊臣秀勝
克全
歴史・時代
アルファポリス第5回歴史時代小説大賞参加作です。
読者賞を狙っていますので、アルファポリスで投票とお気に入り登録してくださると助かります。
史実で三木城合戦前後で夭折した木下与一郎が生き延びた。
秀吉の最年長の甥であり、秀長の嫡男・与一郎が生き延びた豊臣家が辿る歴史はどう言うモノになるのか。
小牧長久手で秀吉は勝てるのか?
朝日姫は徳川家康の嫁ぐのか?
朝鮮征伐は行われるのか?
秀頼は生まれるのか。
秀次が後継者に指名され切腹させられるのか?
【架空戦記】狂気の空母「浅間丸」逆境戦記
糸冬
歴史・時代
開戦劈頭の真珠湾攻撃にて、日本海軍は第三次攻撃によって港湾施設と燃料タンクを破壊し、さらには米空母「エンタープライズ」を撃沈する上々の滑り出しを見せた。
それから半年が経った昭和十七年(一九四二年)六月。三菱長崎造船所第三ドックに、一隻のフネが傷ついた船体を横たえていた。
かつて、「太平洋の女王」と称された、海軍輸送船「浅間丸」である。
ドーリットル空襲によってディーゼル機関を損傷した「浅間丸」は、史実においては船体が旧式化したため凍結された計画を復活させ、特設航空母艦として蘇ろうとしていたのだった。
※過去作「炎立つ真珠湾」と世界観を共有した内容となります。
本能寺からの決死の脱出 ~尾張の大うつけ 織田信長 天下を統一す~
bekichi
歴史・時代
戦国時代の日本を背景に、織田信長の若き日の物語を語る。荒れ狂う風が尾張の大地を駆け巡る中、夜空の星々はこれから繰り広げられる壮絶な戦いの予兆のように輝いている。この混沌とした時代において、信長はまだ無名であったが、彼の野望はやがて天下を揺るがすことになる。信長は、父・信秀の治世に疑問を持ちながらも、独自の力を蓄え、異なる理想を追求し、反逆者とみなされることもあれば期待の星と讃えられることもあった。彼の目標は、乱世を統一し平和な時代を創ることにあった。物語は信長の足跡を追い、若き日の友情、父との確執、大名との駆け引きを描く。信長の人生は、斎藤道三、明智光秀、羽柴秀吉、徳川家康、伊達政宗といった時代の英傑たちとの交流とともに、一つの大きな物語を形成する。この物語は、信長の未知なる野望の軌跡を描くものである。
If太平洋戦争 日本が懸命な判断をしていたら
みにみ
歴史・時代
もし、あの戦争で日本が異なる選択をしていたら?
国力の差を直視し、無謀な拡大を避け、戦略と外交で活路を開く。
真珠湾、ミッドウェー、ガダルカナル…そして終戦工作 分水嶺で下された「if」の決断。
破滅回避し、国家存続をかけたもう一つの終戦
そしてそこから繋がる新たな近代史へ
日本新世紀ー日本の変革から星間連合の中の地球へー
黄昏人
SF
現在の日本、ある地方大学の大学院生のPCが化けた!
あらゆる質問に出してくるとんでもなくスマートで完璧な答え。この化けたPC“マドンナ”を使って、彼、誠司は核融合発電、超バッテリーとモーターによるあらゆるエンジンの電動化への変換、重力エンジン・レールガンの開発・実用化などを通じて日本の経済・政治状況及び国際的な立場を変革していく。
さらに、こうしたさまざまな変革を通じて、日本が主導する地球防衛軍は、巨大な星間帝国の侵略を跳ね返すことに成功する。その結果、地球人類はその星間帝国の圧政にあえいでいた多数の歴史ある星間国家の指導的立場になっていくことになる。
この中で、自らの進化の必要性を悟った人類は、地球連邦を成立させ、知能の向上、他星系への植民を含む地球人類全体の経済の底上げと格差の是正を進める。
さらには、マドンナと誠司を擁する地球連邦は、銀河全体の生物に迫る危機の解明、撃退法の構築、撃退を主導し、銀河のなかに確固たる地位を築いていくことになる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる