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四章 王の影
四章一話 『どんぶらこっこ』
しおりを挟むガタガタと揺られ、ルークは今にも吐き出しそうになっていた。
今までも馬車で移動する事はあったが、これだけの長旅となると話は変わってくる。なれない荷台生活を強いられ、おまけに馬に乗る銀髪猫耳の少女はあまり運転が得意ではないようだ。
しかし、本人は楽しそうに鼻歌を口ずさみながら首を左右に振っている。
その後ろ姿に殺意がわくけれど、吐き気によって押し流されてしまった。
「だらしないわね、男なんだからシャキっとしなさいよ」
「うるせぇ、だったらあの猫耳にもうちょい静かに走れって言えや」
「無理よ、コルワは運転下手くそだし」
「ならお前が変われ、アイツよりかはマシだろ」
「いーや、今日は私の番じゃないもの」
肩までの黒髪が内側に跳ねており、大きく胸元が開かれた服を着ている女性ーーメレスはルークの言葉に腕を組んで拒否。
死にかけているルークを見てもなんとも思わないのか、平然とした様子で目の前に座っている。
「うぶぶ……ヤバい、マジで出そう」
「ちょ、止めてよね、今出したら私にかかるじゃないっ」
「知るかんなもん、こちとら我慢の限界なんじゃボケ」
「我慢しなさい、かけたら荷台から突き落とすわよ」
口元を両手で押さえ、ルークは体の奥底から込み上げる物と全力の格闘を繰り広げている。
もし、封が解けて溢れで出てしまえば直撃するので、メレスはちょっと横にズレて荷台から顔を出し、後ろからついて来ているもう一つの馬車に声をかけた。
「ねぇ、ルークが吐きそうなの。トワイルなんとかして」
「なんとかって、俺も運転中だから無理ですよ」
「このままだと私がゲロまみれになっちゃうの、アンタが変わりにゲロまみれになってよ」
「嫌ですよ、もう少ししたら休憩するので、それまで耐えてと言って下さい」
後ろの荷台を引く馬に乗る金髪の青年ーートワイルは若干呆れ気味に答える。
彼からもルークは見ているだろうけど、なにか出来る状態でもないので、今は本人の頑張りに任せるしかないのだろう。
というか、ゲロまみれになれと言われて了解と言う人間の報が珍しい。
メレスは顔を引っ込め、
「だって、もう少しで休憩だからそれまで我慢しなさい」
「もう少しっていつ、何分後、何秒後、もう危険区域まで上がって来てるんですけど」
「知らないわよ、アンタの口魔法で塞ぐ?」
「鼻から飛び出るぞオラ」
「止めて、もっと気持ち悪いわ」
何故か強気なルークに、メレスは心底気持ち悪そうに両手を前に突き出して近付くのを阻止。
とはいえ、今のルークに出来る事は胃から上がる物体を塞き止める事のみで、僅かでも動けば決壊してしまうだろう。
しばらく馬車を走らせ、小さな川の側で休憩する事となった。
ゴルゴンゾアを出て早三日、しかしながら王都までの道のりはまだまだ長い。これからもいくつかの町に寄る予定なのだが、ルークが村を出てから一ヶ月が過ぎようとしていた。
「……あの、大丈夫ですか?」
「全然大丈夫じゃない、大丈夫じゃないから放っといてくれ」
「だらしないな、勇者ともあろう者が乗り物酔いとは。ダサいぞ」
「うるせぇ、勇者だって酔う時は酔うんだよ。三半規管が弱い勇者だっているの」
止まってはみたものの、現在のルークは荷台から下りる事すらままならない。
トワイルの馬車に乗っていたティアニーズとソラは荷台を覗き込み、ルークの哀れな姿を見て心配にしたりほくそ笑んだり。
そこへ元凶であるコルワが何事もなかったかのように参加。
「うーん、やっぱり馬に乗ると風か気持ち良いね!」
「おう猫耳、お前のせいでこうなったんだからな。もうちょい静かに安全に運転しろや」
「してるよ、でも馬がいっぱい走りたいって言うんだもん。お兄さんは鍛練が足りないね」
「ついこないだまでただの村人だったんだよ、お前らみたいな出来る子じゃなかったの」
「ぶー、お兄さんが文句ばっかり言うよー」
「男のくせにねー、ダメダメだね」
口を尖らせて猫耳を動かすコルワに、ティアニーズが可愛らしく首を傾げながら同意する。
若い女の子が集まった時の恐怖を改めて感じつつ、ルークは呼吸を落ち着かせて荷台から下りた。
川で手と顔を洗い、新鮮な酸素を取り込んでから両手を広げる。ちょっとだけ嘔吐感から解放され、ルークは地図を広げるトワイルの元へと近付く。
「後どんくらいで着くんだ?」
「うん、このまま何事もなく進めたとして一週間くらいかな。その間に食料調達もするから、多目に見て一週間ちょっと」
「まだまだじゃねぇかよ。次はお前の馬車に乗るかんな、あの猫耳だと荷台がゲロまみれになる」
「はは、コルワは昔から馬に乗るのが苦手だからね。獣人は動物と会話が出来るから、馬に合わせて好き勝手に走らせちゃうんだ」
「迷惑な話だ、こっちの心配もして欲しいもんだぜ」
獣人の新たな知識を得たところで、話題の中心であるコルワへと目を向ける。
ルークの苛立ちなど知るよしもなく、ティアニーズと水のかけあいをしていた。非常に微笑ましい光景なのだが、今のルークにそれを見て心を休める余裕はなかった。
「そういや、王都に行ったらどうすりゃ良いんだ?」
「まずは国王に挨拶だね、長い間本物の勇者を待っていたから」
「ずっと気になってたんだけどよ、王様ってどんな奴なの? やっぱ厳ついおっさんなの?」
「そうだね、おっさんって言葉はどうかと思うけど、戦争で多大な被害を受けたアスト王国を立て直した凄い人だよ」
トワイルは地図になにかを書き込みながらルークの質問に答える。
書き込みの意味は分からないけれど、恐らく安全な道を探しているのだろう。
唯一まともな人間であるトワイルに感謝をしながら、ルークはさらに疑問をぶつける。
「会って、そんでどうすんだ? いきなり働かされんの?」
「いきなりはないと思うよ。そもそも勇者って信じてもらえるかも怪しいし、けど、そのために俺とメレスさんが付き添いに選ばれたんだけどね」
「ふーん、お前すげー奴なんだな。メレスもあんなんだけど」
「一応王国で五本の指に入る魔法使いだから。面倒くさがりでわがままだけど、実力は本物なんだ」
その凄い魔法使いさんは、原っぱに寝転んで空を見上げてたそがれている。
寝転んでいてもなお、大きな山が存在を主張しているので、ルークの目はそちらに奪われた。
それに気付いたトワイルは苦笑いを浮かべ
「止めといた方が良いよ、メレスさん結婚に凄く執着してるから。絶対にこきつかわれて自由がなくなる」
「バカ言え、んなのこっちからお断りだ。結婚なんてしたら、それこそ俺の平穏な生活が台無しじゃねーか」
「とか言いながら、なにを見ているのかな」
トワイルの言う通り、ルークの瞳は二つの大きなお山を凝視していた。目を逸らさなければという気持ちはあるものの、男の本能には逆らえないらしい。
なんて話をしていると、視線に気付いたらしいメレスがルークを見る。
慌てて口笛を吹きながら顔を逸らすと、
「ずっと勇者を待ってたって言ってたけど、俺って国民に紹介とかされんの?」
「それはないかな。本当なら紹介して安心感を与えるべきなんだろうけど、それが良い方向に働くとは限らない」
「やっぱ変な奴に狙われる?」
「多分、ね。勇者っていうのは皆の希望だし、中には魔王を崇拝する人間だって居る。イリートの件もあったから、そういう人間が君を狙う可能性もある」
「勇者ってのはどんだけ面倒なんだよ。つか魔王を崇拝ってイカれた奴もいるんだな」
「世の中に不満を持つ人間はどこの国にでも居るもんだよ。全部を壊してゼロに戻せるだけの力を持つ魔王……期待したくもなるんじゃないかな」
ルークの瞳に、寂しげにそう呟くトワイルの横顔が映った。
人間を守るために戦っても、それを望まない人間もいる。騎士団とは、ただ魔獣を討伐すれば良いだけの組織ではないようだ。
重苦しい空気に包まれていると、馬と戯れていたソラが寄って来た。
「おい、私は腹が減ったぞ。早く食事の準備をしろ」
「なんで命令口調で偉そうなんだよ、食いたきゃお前も手伝え」
「断る。私はこの中で一番偉い、すなわちなにもしなくて良いという事だ」
「独裁者」
「精霊だ」
言いたい事は伝わらなかったらしく、すっとんきょうな反論をするソラ。
国王がこんなアホではない事を祈りつつ、ルークはトワイルの肩を叩いた。
地図を閉じ、偉そうにふんぞり返っているソラへと微笑みかけ、
「分かりました、ちょうど昼時ですしね。そろそろご飯にしましょう」
「ふむ、貴様は中々分かる男だな。奴隷二号として働かせてやろう」
「ありがとうございます、ただ奴隷じゃなくて仲間の方が俺としては嬉しいですけどね」
「最初に言っておくが、俺は一号じゃねーかんな」
「なにを言っている、一号はティアニーズだ。貴様はしもべ一号だぞ」
「意味の違いを教えてくれ」
この精霊さんはルークの考えの一つも二つも上を行くらしい。
ムカついたのでとりあえず脳天に拳を突き刺し、ルークは食事の準備に取りかかろうとするトワイルの後に続いた。
食事といってもそれほど豪華なものではなく、買い貯めておいたパンや木の実といった質素なものだ。
これだけの大人数で馬車移動なので文句は言えないが、数日続くと飽きも来る。
敷いた布にそれらを並べ、
「よし、それじゃあ食事にしようか」
「待ちくたびれぞ、早く食べようではないか」
「お前結局なにもしてねぇじゃん、働かざる者食うべからずだ」
「うるさい、この美貌を眺められるだけで十分働いているだろうに」
「屁理屈野郎が、誰もお前の美貌を見て嬉しいなんざ思わねぇよ」
早速パンに手を伸ばしたソラの手を叩く。
村に居た頃から自給自足をしていたので、そこら辺は厳しいルークなのである。
ルーク、ソラ、トワイル、メレス、並べられた食事を囲み、空腹を満たそうとするが、メレスが行方不明の二人を探すように首を回し、
「ねぇ、ティアニーズとコルワはどこ?」
「さっきまで川遊んでましたけど……」
「見てこいルーク、腹が減って死にそうだ」
「……はいはい、分かってましたよ。勇者になったからってなんか優遇される訳でもないですよね」
勇者とは名ばかりで、決してどこかの大富豪のような生活を送れる訳ではないのだ。
結局いつもと同じように面倒事を押し付けられ、ルークは嫌々ながらも立ち上がって二人の元へと移動。
しゃがんで水面を眺めている二人の背後に近付き、
「おい、なにしてんだ。飯にすっから来いよ」
「は、はい。でも、その……」
「ねぇねぇ、凄い事が起きたんだよ!」
「あ? 凄い事?」
ばつの悪そうに口ごもるティアニーズと、はしゃいでいる様子のコルワ。
二人を押し退け、その凄い事とやらを確認するために川を覗き込むと、ルークの目が点になった。
「…………なにこれ」
「あの、さっき流れて来たんです」
「そうなの、どんぶらこっこって!」
水面に浮かぶ物。
いや、物ではなくてそれは人間だった。
赤髪の若者が、水面から顔だけを出して浮かんでいるのであった。
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