量産型勇者の英雄譚

ちくわ

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四章 王の影

四章五話 『父親と約束』

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 ルーク・ガイトスは、未だかつてない焦燥感を覚えていた。
 三度に渡る魔元帥との戦闘、そして大量殺人を起こした勇者殺しとの戦闘。それなりの修羅場は潜り抜けて来たと言えるだろう。

 しかし、今ルークが感じているのはその全てをはるかに凌駕するものだ。
 針積めた空気、向かい合う男の得たいの知れない瞳、まとう雰囲気は間違いなく殺意に近いものだ。
 逃れる事も出来ず、動けばそれが死に繋がる。

 そう、娘を嫁に出す父親。
 それはいかなる修羅場を潜り抜けて来ようとも敵わず、強敵としては最強に近い。

「それで、どうなんだい。ルーク君は娘とお付き合いをしているのかな?」

「え、い、いや、全然、これっぽちも」

「でも、さっき見た時は手を繋いでいたよね?」

「手って言うか指って言うか……あれは不可抗力というやつで……」

「……別に怒ってはいないんだ。ただ、真実を教えてくれないかな?」

 一つ一つの言葉がルークの寿命を削り、冷静な判断力を削り落としていく。
 けれど、彼は勇者だ。
 いくら父親といえど、これまでだって困難はいくつも乗り越えて来たのだ。
 その真価を今発揮せずにいつやるというのだ。

「どうなんだい? 恋人同士なのかな?」

「ち、違います。さっきのは俺がチャイムを鳴らそうとして、それをティア……娘さんが阻止したんです」

「そうなのか。へぇ、ティアって呼んでいるんだね。親しい人にしか呼ばせないのに」

「そ、そうなんすか? 親しいかは別として、娘さんにそう呼べって言われたんすよ」

 ルークは悟る。一つでも言葉を間違えれば、自分の命が危険にさらされると。
 サリーの全ての仕草に注意を払い、なおかつ適材適所の言葉を言わなければならない。
 難易度は最高レベル、これから先もこれを越える修羅場はやって来ないだろう。

 手汗をズボンで拭き、ルークは静かに口を開くサリーを見つめた。
 一時も目を離す事は許されず、本当の戦いはこれからなのだと察知して。

「うん、まぁそれは良いかな。娘に友人が出来た事は喜ぶべき事だ」

「そ、そうっすよね。俺はただの友人ですから、呼び方とかは気にする必要ないっすよね」

「それで、もう一人の少女は誰なんだい? まさか二人の女の子で遊んでいるなんて言わないよね」

「と、当然っすよ。遊ぶとか、マジであり得ないっす」

 なんだか威勢の良いチンピラのような喋り方になりつつあるが、これでもルークは必死なのである。
 チラリと台所の方へと目を向けるが、二人はこちらの修羅場に気付いていないようだ。
 覚悟を決め、ルークは太ももの上で拳を強く握る。

「お、俺と娘さんはただの仕事仲間であって、そういう関係じゃないっす。あのちっこいのは……そう、俺の妹!」

「妹? 髪の色も君とは違うけど……」

「は、腹違いなんすよ。ちょっと色々な深くとてつもない理由があって……」

「そうなのかい。すまないね、嫌な事を思い出させてしまって」

「いやいや、大丈夫っすよ」

 口から出るのはでまかせばっかである。
 しかし、今はどんな手を使ってでも乗り越えるべきだし、そのためならば言いたくない事でも言うべきだと決めるルーク。

「君は勇者なんだろう? なら女性関係はちゃんとするべきだし、はめを外してなんかないだろうね?」

「勿論っすよ。俺、こう見えても純情で真面目なんで、好きになった人にしか興味ないっす」

「そうか、それは良い事だね」

 全くの嘘である。
 真面目なんて言葉とはほど遠いし、つい先日はメレスにあらぬ事を要求しようとしていた。
 この時ばかりはメレスが居ない事、そしてティアニーズが居ない事に感謝するべきだろう。

「分かった、君の事を信じよう。娘とは付き合ってないんだね?」

「はい、全然これっぽっちも」

「それは娘に魅力がないという事かな?」

「そ、そんな事ないっすよ! 娘さんは、か……か、か、か、か……可愛いです……」

 その言葉を口にした瞬間、ルークは今までにないほどの敗北感を味わった。
 確かに、見た目が可愛いというのは認めている。ただ、それを自分の口から言うなど、ルークのプライドを切り裂いて砕いて磨り潰すくらいの屈辱であり、とてもじゃないが冷静さを保てなかった。

 サリーは肩を落としてうつ向いているルークを見て、小さく息を漏らした。
 両の掌を結び、それから真っ直ぐな瞳でルークを見つめる。

「正直に言ってほしい、君の目には娘がどう映っているんだい?」

「どうって……」

「嘘はなしだ、本当に思った事をそのまま言ってくれ。僕は君の本音を聞きたいんだ」

 サリーの真剣な眼差しに当てられ、思わず怯むルーク。少し考え、その後で隠さずに大きなため息を溢した。
 偽ったところでなにも変わらず、そんなのは自分らしくないと気付いたからだ。
 とはいえ、ティアニーズに聞かれるのは嫌なので台所を確認し、話を聞いてない事を確かめると、

「正直、ウザいと思ってます。変なところで真面目だし、アホみたいに突っ走るし、人の話聞かないし、変な勘違いしてぶん殴ってくるし、目的のために姑息な手を使う事もあるし。正直言って迷惑でしかないっす」

「そうか……」

「でも、すげー奴だと思いますよ。ブレない軸って言うか、譲れないものをきちんと持ってる。そのために努力して、誰かのためになにかを出来る。多分、俺とは違ってああいう奴が勇者をやるべきだと思います。まぁ、直した方が良いところの方が多いっすけど」

 今までティアニーズに対して思っていた本音をぶちまけ、多少の恥ずかしさはあるもののスッキリとした気持ちに包まれる。
 彼女はルークとは違う。どちらかと言えば、アキンに近い勇者にとって重要なものを持っている。
 人を助けたいという気持ちを。

 これはルークにはないもので、これから先も持つ事のないものだ。
 ルークにとって一番重要なのは自分で、その他の人間は全て二の次である。だからこそ本来の力を発揮出来ているが、勇者としては失格だろう。

 自分とは違う人間、ティアニーズ・アレイクドルを凄い人間だと認めているのだ。

 サリーはルークの言葉を噛み締めるように耳を傾け、話終えたところで大きく頷いた。そこには先ほどまでの威圧的な雰囲気はなく、優しい父親の笑顔があった。

「うん、君はティアニーズを良く見てるみたいだね。娘の頑固な性格は彼女に似たんだと思う」

「彼女って、アイツの母親っすか?」

「もう亡くなってしまったけど、ティアニーズにそっくりなんだよ。美人で強くて、男勝りなところもあるけど自慢の奥さんなんだ」

 優しい声色で語るが、サリーのその瞳には僅かに悲しみが紛れこんでいた。それを誤魔化すように首を振り、苦笑いを浮かべながらも話を続ける。

「正直、僕はティアニーズが騎士団に入るのは反対だったんだ。アルクルスさんの事もあるし、ティアニーズが同じように死んでしまうのが怖かった」

「……それが普通っすよ。自分の娘なんだし」

「そう言ってもらえると助かるかな。でも、ティアニーズはアルクルスさんの意思を継ぐって言って聞かなかったんだ。勿論、僕は止めた。けど、最後は折れる事になってしまったんだけどね。ティアニーズの瞳は、彼女の瞳と同じなんだ。そんな瞳で見つめられたら……あはは、情けないよね」

「んな事ないっすよ。アイツ一度言い出したら聞かないし、俺もそれで何度も困ってます」

「うん、そうなんだ。娘は、ティアニーズは僕にとって宝物なんだよ。アルクルスさんが、彼女が残してくれた、大事な大事な存在なんだ」

 ルークは自分の両親の顔を知らない。
 物心ついた時には村長が親変わりだったし、今さら会いたいとも思わない。しかし、もし両親が居たのなら、自分が戦う事を止めたのかもしれない。
 そこまで考えてルークは頭を振った。
 そんなもの、考えたところで意味はないから。

「ルーク君、こんな事ティアニーズに言ったら怒られるだろうけど、正直僕は世界がどうなろうと興味がないんだ」

「……俺もっすよ。自分が生きてればそれで良い、勇者になってもそう思ってます」

「君は僕と似ているのかもしれないね。世界がどうなっても良い……ただ、ティアニーズが笑顔で幸せに暮らせればそれで良いんだ」

「…………」

 自分の願いのためなら、他の誰がどうなっても良い。それは、常日頃からルークが考えている事である。
 ただ、サリーとルークの違いは、誰かの幸せを本当に願っているという事だ。
 それこそが父親であり、サリーの生きる意味と強さに関わっているのだろう。

「だから、こんな事君にお願いするのは間違っているのかもしれない。けど、君になら、勇者とか関係なく、ティアニーズをちゃんと見てくれている君に頼みたい」

「う、うっす」

 突然身を乗り出したかと思えば、サリーはルークの両手を強く握り締める。
 距離感に問題があるものの、近くで見れば見るほど瞳に宿る得体の知れない強さを実感する事になった。
 目を逸らす事は許されない、ルークはその瞳を見据える。

「世界を救ってくれとは言わない。そんな大変な事、僕が頼んで良い事じゃない。でも、ティアニーズを守ってやってくれ。たとえ世界が終わったとしても、娘だけは必ず守ると約束してくれ」

「え、いや……」

「僕は弱い。アルクルスさんみたいに腕っぷしも度胸もない、戦場行ったところで死んでしまうのが現実だ。でも、それでも、ティアニーズが帰ってこれる場所を守るくらいの事は出来る」

「そう、なんすか」

 思わずたじろぎ、若干引きぎみで答えるルーク。
 しかし、サリーはそんな事気にせずに迫り、ルークの動揺する瞳を逃さんとしていた。

「だから、君が道を作ってくれ。ティアニーズがちゃんと家に帰ってこれるように、帰り道を示してほしい」

「……俺で良いんすか? 自分で言うのも変すけど、面倒な事からは全力で逃げるタイプっすよ」

「ううん、そんな事ない。目を見れば分かるよ、君は自分のやるべき事をちゃんと分かって、それを成し遂げるために努力出来る男だ。お願いだ、ティアニーズを守ってやって下さい」

「……約束は出来ない、俺はやりたいようにやるだけなんで。……でも、努力はします」

 半ば強引だが、サリーの気迫に押されるようにして頷いた。
 歯切れの悪さや力強さの欠片もないけれど、サリーはその言葉を聞いて安心したように肩の力を抜いた。

 これが父親。
 ルークには理解出来ない、そしてこれからも身につける事はないであろう強さを持つ人間なのだろう。
 手を離し、緊張の糸が切れたようにソファに腰をかけるサリー。

「良かった、これで僕は安心して待っていられるよ。頼んだよ、ルーク君」

「いやだから、頑張るだけで約束は出来ないっすよ」

「それでも君は言ってくれた、その言葉だけで十分だよ」

 乗り気ではない、そして自信もやる気もないけれど、ルークはティアニーズを守る約束をしてしまった。
 後悔の念が押し寄せ、今すぐにでも村に帰って自分のベッドで安眠したい衝動にかられるルークだった。

 それから数分後、居心地の悪さを感じながらも他愛ない会話を交わしていると、台所へ行っていた二人が戻って来た。
 お盆にはアップルパイが乗せられており、上がる湯気は美味しさの証拠だろう。

「お待たせ。ルークさんとなにを話してたの?」

「ん? いや、男と男の大事な約束だよ」

「約束? それってなんですか?」

「言わねーよ、つか、腹減ったから早く用意してくれ」

「はいはい、少し待ってて下さいね」

 不思議そうに首を傾げるティアニーズを見て、ルークは自分の口から『可愛い』という言葉を吐き出した事を思い出す。
 そのせいで顔を直視出来なくなり、視線をアップルパイへと移動すると、ルークの横にソラが座った。
 耳元に顔を近付け、

「ルーク、私は耳が良いんだ。ま、頑張れよ」

「……お前、言ったら剣のまま地面に突き刺して捨ててくからな」

「本人に言ってやれば良いだろうに。きっと喜ぶぞ」

「黙れ、それとあれはあの場を乗り切るために言った嘘だ。真に受けてんじゃねぇよ」

「どうだか」

 あまりにもソラがしつこいので、たまった鬱憤を晴らすようにアイアンクロー。
 数秒間締め付け、ピクリとも動かなくなったのを確認すると、取り分けられたアップルパイへと手を伸ばすのだった。

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