量産型勇者の英雄譚

ちくわ

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四章 王の影

四章十五話 『招かれざる客』

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「クソ、やられた……!」

 乱暴に言葉を吐き捨て、ルークは怒りをぶつけるように壁を蹴り飛ばした。
 そんなルークを横目に、いつのまにか人間体に戻っていたソラが、ウルスが消えた建物の屋上を見て呟く。

「最初から奴の狙いはエリミアスだと分かっていたんだ、もう少し警戒を払うべきだった。ウルスはああ言っていたが、私達の負けだよ、完全にな」

「んな事分かってる、だからムカついてんだろ。あの野郎、初めからヤバくなったら姫さん連れて逃げるつもりだったんだ」

「そうだな、奴の目的は魔王の封印場所を知る事だ。無駄に私達と戦闘してリスクを背負う必要などない」

「ルークさん!」

 現状を冷静に判断していると、信号を打ち上げたティアニーズが駆け足でよって来た。
 ティアニーズも二人と同じように上を見上げ、エリミアスを連れ去られた事に気付いたようだ。

「もしかして……姫様は……」

「あぁ、連れて行かれたよ。人質として捕らえている以上、無闇に殺す事はないと思うがな」

「んな事にどうだって良いだろ。これからどーすんだ、素直に連れて行かれましたって報告すんのか?」

「そうするしかありません……ね。隠せる事ではないと思いますし、私達だけでこの広い王都の中、姫様を探し出すのは難しいと思います」

 とりあえず過ぎた事は変えられないと思考を切り替え、次になにをすべきか考えるていると、緑色の光に興味を引かれた野次馬達がぞろぞろと路地を覗き込み始めていた。
 その人混みをかき分け、二人の男女がルーク達の元へ駆け寄って来る。

「だ、大丈夫かい? 信号を見てかけつけたんだけど」

「げ、テメェかよ」

 現れたのはミールとリエルだった。
 リエルはルークの顔を見るなり、不機嫌そうに眉間にシワを寄せた。なにがそんなに気に入らないのか分からないが、どうやら心底嫌っているらしい。
 息を切らしているミールに駆け寄り、

「ミールさん! 姫様が連れ去られました!」

「え、えぇ!? それは本当かい!? とうか、良く見つけられたね」

「すいません、私達の力不足です」

「いや、過ぎた事を言っても仕方ないよ。見つけられなかった僕達にも非はあるんだ」

「なにが勇者だよ、やっぱ使えねぇじゃんか」

 悪態をつくリエルの頭に、ミールの拳骨が突き刺さる。顔と雰囲気に似合わず、意外と暴力的なのだろう。
 頭を押さえるリエルを一旦押し退け、

「リエル、君は今すぐ包囲網を引くように皆に伝えてくれ。あとはこの場に入れないように」

「なんでアタシがそんな事しなくちゃいけねぇんだよ」

「良いから、行かないなら今度は本気で殴るよ」

「はいはい、分かりましたよ隊長さん」

 子供のように舌を出して精一杯の抵抗を見せ、リエルは指示に従って野次馬の方へと走って行った。
 呼吸を整え、ミールは改めて辺りを見渡す。
 と、次に姿を現したのはトワイルだった。

「ティアニーズ!」

「トワイル君! 君も信号を見たんだね、僕も今来たところだよ」

「はい。それで、なにがあったか説明してくれ」

 未だに苛々している様子のルークを他所に、ティアニーズは今しがた起きた事を簡潔に伝える。
 初めは信じられないといった様子だったが、ルークの傷だらけの体を見て段々と信憑性を得たようだ。

 全てを聞き終え、トワイルとミールは顔を合わせて神妙な顔つきへと変化。
 事の重大さを改めて理解したようだった。

「ウルスが……魔元帥……」

「はい、私も信じられませんでした。けど、間違いないと思います」

「あぁ、疑ってはいないよ。君とルークは実際に戦っているからね」

「しかし困ったね、この王都で二人を探し出すとなると……」

 額に手を当てて仕草をとるミール。
 そこへ、落ち着きを取り戻したルークが口を挟む。

「それは心配いらねぇと思うぞ。人質をとるって事はなにか要求があるって事だ。それに、アイツはまた直ぐに会えるとか抜かしてやがった」

「要求か……。そうだね、本人が接触してくるかは分からないけど、なにかしらの動きをとるのは間違い」

「姫様の命に関しては、ウルスが殺さない事を祈るしかない……か」

 ウルスは女性には手を出さないと言っていたが、ルークは目の前でティアニーズを襲おうとしているところを見ている。ほとんど希望にしか過ぎないけれど、今はその言葉を信じるしかないだろう。
 ミールは必死に野次馬を押さえているリエルへと目を向け、それから再び視線を戻す。

「ここで考えていても不毛だ。今は一旦城に戻って皆で情報を共有しよう。そのウルスという魔元帥が接触してくるとしたら、十中八九王の元だ」

「そうですね、俺達だけでどうにか出来る問題じゃない」

「とりあえずあとの事は僕の部隊が引き受ける。君達は先に戻って王に伝えておいてくれ」

「分かりました、お願いします」

 現場はミール達に任せる事にし、ルーク達四人は一旦城へ戻る事になった。



 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



 足早に城へと戻った四人は、報告をするために王の間を訪れていた。
 恐らく、ミールからの報告で帰還を伝えられてたのだろう。その場にはメレス、コルワ、ナタレム、そしてハーデルトとその他に数人が先に待っていた。

 話によれば、アルブレイル率いる第一部隊は遠くに行き過ぎたとの事で、戻るまではもう少し時間がかかるらしい。
 そして、しばらく待っていると遅れてミールとリエルが部屋に入って来た。

「包囲網、現場の確保は完了しました。国民には通り魔と伝えてあります」

「そうか、ご苦労だった。んで、良い話って訳じゃねぇよな?」

「はい、事情については私からお話します」

 嫌な予感はしていたらしく、バシレはミールの言葉を聞いてより一層しかめっ面へと変わる。
 ティアニーズは一歩踏み出した。その場に集まった顔ぶれを見渡し、それからバシレへと目を向ける。

「姫様が……魔元帥に連れ去られました」

「ッ!! それは、本当か?」

「はい、私達の目の前で。助ける事も出来ず、みすみす逃げられてしまいました」

 静まり返った広間に、ざわざわと波のように声が響く。エリミアスが連れ去られたという非常事態は勿論の事、魔元帥という単語に明らかな反応を示している。

 全く情報がなかったのにも関わらず、いきなり現れてエリミアスを拐った。
 いや、それだけではない。
 今現在、このレムルニアに魔元帥が居るという事事態が問題なのだ。
 敵が本拠地に乗り込んで来たという事実は、目的が分からないとはいえ、先制攻撃としての効果は計り知れない。

「申し訳ありません。全て私の責任です」

「いや、僕の責任でもある。直ぐ側に居ながら気付けなかったんだ、罰があるとすれば僕も受けるよ」

「それなら俺もですね。今ティアニーズは俺の小隊の一員です」

「俺は罰なんて受けねぇかんな」
「私は罰を受けんぞ」

 深く頭を下げるティアニーズを庇うように、トワイルとミールがその横へ並び立つ。
 そうなれば、同じ場所に居たルークも名乗り出るべきなのだろうけど、ソラと並んでこのざまである。二人とも自分が悪いとは微塵も思っていない。

 バシレは少しだけ取り乱すように頭をかきむしったが、直ぐに表情を父親から王のものへと切り替える。
 その際、少し遅れてやって来た第一部隊の面々が広間に登場。
 バシレは気にせず、

「いや、元はと言えば俺のしつけがなってなかったんだ。それに、勝手に抜け出したのはエリミアスだ、お前らに罰を与えるつもりはねぇよ」

「で、ですが!」

「俺は同じ事を二度言うのは嫌いなんだ。分かったな?」

「は、はい」

 ティアニーズはルークと違い、自分の弱さを後悔している。失態を犯していながらなんの罪もない、それはそれで辛いものなのだろう。
 当然、この男がそんな責任感を持っている筈もなく、

「過ぎた事を言ってもしゃーねぇだろ。今、そんでこれからどうすんのかを考えるべきだ」

「だが、貴様が逃がしたのは事実だろ! そのせいで姫様が……!」

「アァ? だったらテメェは魔元帥と向き合って勝てんのか? 戦った事もねぇ奴は黙ってろ」

 突然口を開いた男に、ルークは喧嘩腰で睨み付ける。責任は感じずとも、少なからず負けた事に対して情けないとは思っている。
 そしてなにより、逃げずに挑んだティアニーズをバカにされる事が気に入らなかった。

 男はルークの威圧に負け、直ぐにその態度を崩して後ろへ下がった。

「ま、ルークの言う通りね。私達は魔元帥と戦った事どころか見た事もない、その驚異を憶測で計って責任を擦り付けるのはどうかと思うわよ」

「だが、負けちまったのは事実だ。ま、俺達が行って捕まえられてた保証はどこにもねぇがな」

 ハーデルトとアルブレイルの言葉を受け、男は更に縮こまるように肩を丸めて後ろへ下がって行ってしまった。
 落ち込んでいる男の肩を慰めるように叩き、ミールが口を開く。

「それで、これからどうしますか? 人質をとられている以上、こちらは無闇に手を出す事も行動を起こす事も出来ません」

「魔元帥の動きを待つしかない、か。完全に後手に回ってるな、今すぐ現れてくれれば俺の筋肉で叩き切ってやるってぇのに」

「打つ手がない。なら今は持ってる情報を整理するべきだ。魔元帥がどうやって王都に侵入したか分かる奴はいねぇか?」

「俺達が入れた。アイツは俺達がここに来るまで一緒の馬車に乗ってたんだよ」

 王の言葉に、ルークは躊躇う様子もなく真実を口にした。
 トワイルとティアニーズが驚き混じりに顔を合わせる中、ルークはそれも気にせずに続ける。

「川で溺れてたんだよ。んで、拾って目的地が一緒だったから馬車に乗せた。最初から狙ってたのかは分からねぇが、招き入れたのは俺達だ」

「勇者が魔元帥を招き入れてちゃ訳ねーな。失態に次ぐ失態、やっぱテメェは本物の勇者じゃねーよ」

「違うよリエル。彼の同行を許可したのは小隊を任された俺だ。文句があるなら全て俺に言ってくれ」

「う……クソ、なんでソイツを庇うんだよ」

 横から口を挟んだトワイルに、リエルはばつが悪そうに口を閉ざした。彼女のようなタイプは、真面目で出来る子のトワイルが一番苦手なのだろう。
 二人の会話を遮るように、バシレがわざとらしく咳こむ。

「何度も言わせんな、過ぎた事を言ってもなんにもならない。失態がどうの言ってる暇があんなら、なにか出来る事を考えて発言しろ」

「ルーク、魔元帥の目的になにか心当たりはないかい?」

「……あるっちゃある。が……」

 ウルスの目的、それは魔王の封印場所を知る事である。
 そして、その目的を知っているのはこの場でルークだけ。魔王の封印をバシレが知っている事も、恐らくこの場でルークしか知らない。

 精霊の事もあるし、バシレは騎士団の誰にもこの事を伝えてないのだろう。
 それをこの人が集まる場所で言うべきなのか、本来であれば迷う事なく言っていただろう。しかしながら、魔王の封印場所とは国家機密に相当する極秘事項だ。
 少しだけ考え、バシレに目を向けると、

「王のおっさん、アンターー」

「失礼いたします!」

 ルークが疑問を口にしようとした時、広間の扉が開かれた。
 騎士団と思われる男が二人。そしてその二人に挟まれるように、ボロボロの服を着た男が手錠で繋がれていた。

「なんだ、お前らはノックって文化を知らねぇのかよ」

「す、すみません。ですが、この男が城内に侵入していたので」

「ただの賊だろ? わざわざここに連れて来る必要なんかねぇぞ」

「それはそうなのですが……先ほどから妙な事を口走っていて……」

 騎士団の二人は男の背中を叩いて前に出す。
 男は顔を上げ、広間内をぐるりと見渡したあと、ゆっくりとその紫色の唇を動かした。

「……これはこれは、名だたる騎士団の隊長殿が勢揃い。私恐縮してしまいますねぇ」

「誰だお前は。名を名乗れ」

「ちょいまち王様。ソイツ人間じゃねぇっすよ」

 ここで、長らく黙りこんでいたナタレムが口を開いた。
 男はナタレムの顔を見るなり驚いたように目を見開き、それから再び全員の顔を見渡すと、静かに肩を揺らして笑みを浮かべる。

「まさか三人も……。まぁ、良いです、私はウルス様の使いで城を訪れましたのですよ。正真正銘、魔獣です」

 魔獣、その言葉を聞いた瞬間、広間が計り知れない殺気で満たされた。誰一人として武器を抜いた者はいないけれど、全身の毛が逆立つのをルークは感じていた。
 それは男一人に向けられたもので、誰よりも彼が理解しているだろう。

「それで、なんの用だ。言わなくても分かるだろうが、妙な真似した瞬間首が吹っ飛ぶぞ」

「戦意はありませんよ、流石に私一人では絶対に敵いませんからね。私の役目はあくまでも伝令係ですので」

「早く言え、俺は勿体ぶられんのが大ッ嫌いなんだよ」

 殺気にさらされてなお、男はその奇妙な笑いを抑える事をしない。体を揺らし、ジャラジャラと鎖が擦れる音をかなで、男はその用件を口にした。

「エリミアス様を返す条件、それを伝えに参上致しました」

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