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四章 王の影
四章十七話 『精霊or悪魔』
しおりを挟むバシレとの会話を済ませた後、ルークは一旦傷の治療をしてから客人用の部屋でゆっくりと休んでいた。
いつもならティアニーズ辺りが突撃して来そうなのだが、重要な任務を前にして精神統一でもしているのだろう。
なので、ルークは夜まで一人で睡眠の世界を楽しむ……の予定だったのだが、
「なんでお前がここに居んだよ」
「私は貴様の側を離れる訳にはいかないからだ」
「お前の部屋だって用意されてんだろ、そっちに行け」
「断る、私も寝たいからもう少しつめろ」
ベッドに横たわるルークの横で、何故か当たり前のようにソラが居座っている。しかもどうやら一緒に寝るつもりらしく、そのまま寝転んで狭いと言いたげにルークを手で押しやる。
「押すんじゃねぇよオイ。狭いのが嫌なら出てけ、これは俺のベッドだ」
「違う、私が寝ると決めた瞬間からこのベッドは私の物だ。すなわち床で寝るべきは貴様なのだ」
「なら俺がお前の部屋に行く。お前はここでゆっくり寝てろ」
「良し分かった、私も移動しよう」
「だから! 着いて来んなって言ってんの!」
ルークは体を起こして部屋を出て行こうとするが、とんでも理論を展開するソラがその後をつけ回す。
全力で押さえつけようとするが、ソラは蛇のようなその腕に絡み付いてきた。
「離せクソが、寝る時くらい一人にさせやがれッ」
「断る、私は貴様の側に居ると決めたんだ」
「だから迷惑だっつってんだよ、これじゃ休憩の意味ねぇじゃん!」
全力で引き剥がそうとするも、謎の腕力でソラは拒否。そのまま器用にルークの体を移動し、背中と合体した。手足をロックされ、幼女がルークの背中にまとわりつくという異様な光景がここに誕生した。
「貴様も今回の件で分かった筈だ。どこへ行こうが奴らは必ず貴様と遭遇する、その悪運を呪うんだな」
「うっせぇな、城の中なんだからへーきだろ」
「先ほど魔獣が城内に侵入したばかりだろ。もっと危機感を持て」
「んな事は分かってんだよ。んで、それは俺の背中でするべき話なのか」
「こうでもしなければ貴様は逃げるだろう」
ソラの言い分はもっともであるが、これでは休憩どころの話ではない。傷は治っているものの、消費した大量は未だ補充されてはいないのだ。
魔元帥との戦闘を後に控えているというのに、その危機感などは微塵も感じられないのである。
まぁ、いつも通りと言えばそうなのだが。
「それで、奴と一対一で戦える場面まで持ち込んだとして、勝てる算段はあるのか?」
「殴って斬る」
「話にならんな、それは戦法とは言わない」
ソラを引き剥がすのを諦め、ルークはベッドに腰を下ろした。
いつものように顔は見えないものの、憎たらしい顔で呆れながらソラをは耳元で言葉を続ける。
「現状、分かっているのは奴が武器を造る事が出来るという事だ。逃げ出した事も加味すると、恐らくなにかしらの制約、もしくは上限があるのだろう」
「んなのどうだって良いだろ。力でねじ伏せればアイツがどんな力を持っていようが関係ない」
「今まではそれでどうにかなっていたが……いや、どうにかしていたと言った方が正しいか。今回もそう上手くいくとは限らんぞ」
「分からねぇ事を考えたって答えは出ねぇだろ。考えるんなら戦いながらやれば良い」
「それが通用すれば良いのだがな。今まで通りにはいかんぞ。奴らだってバカじゃない、仲間が殺されている事には気付いている筈だ。それをやっているのが、勇者だという事にもな」
デストにしろウェロディエにしろ、相手の油断ありきで勝った事は認めざるを得ないだろう。
デストは人間を見下し、自分の力を過信していた。
ウェロディエは自分の食事を優先し、ソラの存在を除いて戦いを行っていた。
どちらにせよ、初めから警戒心があって本気で来られていた場合、勝てたにしてももっと激しい戦いになっていただろう。
しかし、今回のウルスは訳が違う。
自分の力量を理解しているからこそ逃げるという手段をとり、無闇に攻める事はしなかった。
ちゃらんぽらんに見えて、意外と頭のきれる男らしい。
「わーってるよ。一応考えてるには考えてる」
「ほう、聞かせてもらおうか」
「アイツが力を使えなくなるまで粘る」
「……はぁ、ここまでバカだとはな。長期戦になれば時間制限のある私達が圧倒的に不利、それを忘れてはいないか?」
「忘れてねーよ。逃げるのは得意なんだ、泥臭くてもなんだろうが、勝ちゃ良いだけの話だろ」
「ま、私に出来るのはサポートだけだ。戦い方は貴様に任せるよ、死ななければなんだって良いさ」
やれやれといった様子でため息をこぼし、ソラは力を抜いてルークの背中に体を預ける。
どうやら普通に背負っているよりも、力を抜いた人間を背負う方が重さを感じるらしい。ルークは体をねじり、
「おうコラ、まさかそこで寝るとかアホな事言わねぇよな?」
「そのまさかだ。目を離せば貴様は勝手に出歩くだろう?」
「どこにも行かねーよ、ウゼェからさっさと退け」
「断る。貴様の背中はほど良く筋肉がついていて寝心地が良いのだ。それに、私の胸の感触を背中越しに味わえるんだ、悪い事ばかりではないだろう?」
「え? 胸? 絶壁過ぎてなんも感じなーー」
ルークがなにかを良い終えるよりも早く、ソラの腕が首に巻き付いた。完璧な流れでチョークスリパーが決まり、気道を塞がれたルークの顔が段々と青ざめていく。
ルークの発言は、ソラの逆鱗に触れたらしい。
「悪いなぁ、最後まで聞こえなかったぞ? 壁がなんだって? 私の胸がなんだって? アァ?」
「ギ、ギブッ。死ぬから、戦う前に死んじゃうから! 俺の英雄譚ここで終わっちゃうから!」
「ほら、言ってみろ。私の胸はなんだって?」
「デカ、デカいから! めっちゃデカいっす、巨乳っす!」
「そうだろそうだろ、私の胸は大きいだろう。ならなんと言えば良いんだ? 言うべき事があるだろう?」
「あ、ありがとゴザイマス……!」
背後から溢れ出す邪悪なオーラと、時間を増す事に首を締め付ける腕力。その姿は幼女でも精霊でもなんでもなく、ただの悪魔である。
全力のタップの末、飛びかけた意識が肉体へと戻る。
そのまま顔を上げると、
「あの、なにをしているんですか?」
どのタイミングで扉を開けたのかは不明だが、ゴミでも見るかのような目でルークを眺めるティアニーズが立っていた。
端から見れば被害者は間違いなくルークの筈なのだが、
「胸がどうとか聞こえてきたんですけど」
「ルークが私の胸は小さいと抜かしたんだ。だから今、精霊のありがたい天誅を下していた」
「なにがありがたい天誅だ! こっちは死にかけてんだよ。あと、お前勘違いしてるみたいだから言っとくぞ、これは俺の趣味じゃない。俺はロリコンーー」
「ふん!」
「ふべッ!」
その言葉は、恐らく貧乳よりもソラの怒りを刺激するものなのだろう。
喋り終えるよりも早く、ソラの腕が的確に動脈を締め上げた。首から変な音が響いてから数秒後、白目を向いてルークはダラリとベッドに倒れこんだ。
それから数分後、
「まったく、これから大事な任務が控えてるって分かっているんですか?」
「その前に体の心配しろや。俺今完全に落ちてたよね? なんか体の力抜けてちょっと気持ちよかったんだけど」
「それになれると終わりだぞ」
「お前がやってんだよ、なんでそんなに他人事っぽく振る舞えるのかな?」
ルークが目を覚ますと既にソラが離れており、寝転ぶその横にティアニーズが座っていた。まだ視界が歪んでクラクラとするが、生きているので問題はないだろう。
ティアニーズは呆れたように視線を落とし、
「ルークさんが不安になってないか見に来てあげたのに、心配はいりませんでしたね」
「いや心配してよ。今心配する出来事が目の前で起きた筈なんだけど?」
「私達は王の護衛を任されたんですよ? もう少し緊張感を持つべきです」
「無視ですか? ッたく、別に心配なんていらねーよ。俺はいつも通りにやらなきゃいけねぇ事をやるだけだ」
華麗なスルー文句を言うけれど、やはらこれも無視。体を起こしてうつ向くティアニーズの顔を覗き込むと、ルークはある事に気付いた。
「不安なのはお前の方だろ。顔にめっちゃ不安ですって書いてあんぞ」
「そ、そんな事ないです。私はいつ何時でもこういった非常事態に備えて心の準備はしてあります!」
「どうだか。あれ、もしかして不安だから俺に会いに来ちゃった感じ? 俺の顔が見たくなっちゃった感じ?」
「殴りますよ?」
「いやもう殴ってる」
相変わらずのウザさ全開の挑発に、ティアニーズのビンタが頬を揺らした。
強がってはいるけれど、やはり十六歳の少女には荷が重いのかもしれない。それもその筈、自分が失敗すればこの国の王が命を落とすのだから。
「不安がないと言えば嘘になります。けど、それ以上にどうにかしなければ、という思いの方が強いんです」
「なるようにしかならねぇよ。どんなに頑張ったって限界はある、やれる事をやるしかねぇだろ」
「なんで、ルークさんはいつもそう楽観的なんですか?」
「なんでって、そりゃ失敗しねぇし。俺は自分に出来る事しかやらねぇ、だから不安なんてねぇよ」
「その自信を少し分けて欲しいです」
別にルークは自信がある訳ではない。自分の力を過信している訳でもないし、慢心している訳でもない。
それでも、やらければいけない事だから。
やれる事だと信じたから、ルークは不安を持つ事はない。
「この任務に失敗すれば王と姫様を死なせてしまう。そして、奴らに魔王の封印場所を知られてしまう。絶対に、失敗は出来ないんです」
「失敗しなきゃ良いだけの話だろ。ウルスの野郎をぶっ潰せばそれで良いだけの話だろ」
「そんな事分かってます! けど……」
「面倒くせぇ奴だな。お前はお前に出来る事をやれ。おっさんと姫さんを守って、なおかつウルスを倒そうなんて考えるから不安になるんだろ」
どこまでもネガティブなティアニーズに、ルークが痺れを切らしてその後頭部を叩く。
振り返り、ティアニーズは今にも泣き出しそうな目をしていた。不安に押し潰されそうなほどに。
「う……泣くなよ。泣いてる奴見ると苛々する」
「泣いてなんていません」
「さいですか」
サリーの言葉を思い出し、ルークは少しだけしどろもどろになる。頭を振り、一方的に押し付けられた約束を弾き出すと、目を合わせる事はせずに、
「良いか、一回しか言わねぇから良く聞け」
「はい?」
「俺は誰かを守るのはすげぇ苦手だ。でも、お前はそれが出来るしそうしたいと思ってんだろ? だったらそうしろ、守る事だけに集中しろ」
今までの人生、そしてこれからの人生で、ルークが自分の得する事以外で率先して人を守る事はないだろう。
ただ単純に苦手なのだ。誰かのためになにかをする行動自体が。だから、
「俺はウルスをぶっ潰す事だけに集中する。お前がおっさんと姫さんを必ず守る。そうすりゃ失敗する事なんてねぇだろ」
「そんな簡単にいきませんよ……」
「出来る。ゼッテーにだ」
ティアニーズは口を開かず、瞳だけで『なんでですか?』という疑問を伝えているようだ。
ちらほらと出現するサリーの顔に苛立ちながら、頭をかきむしって恥ずかしさを誤魔化し、ルークはこう言った。
「お前は強い奴だからだ」
「ーーーー」
「ふん、ルークがデレた」
「黙れロリ貧乳」
「な、なに! もう一回言ってみろ! ぶっ殺してやる!」
鼻を鳴らして雰囲気をぶち壊すソラ。
そんなソラに対して一番ダメージがあるであろう発言を迷わず口にすると、案の定ベッドのバネを使って大ジャンプし、二人は縺れ合いながらベッドから転落した。
「私のどこがロリ貧乳なんだ、アァ? 歳は貴様よりはるか上だぞ!」
「見た目の話をしてるんだよバーカ!」
「誰がバカだこのアホ!」
「アホって言う奴がアホなんですぅ!」
今時の子供でもこんな醜い争いはしないと思うが、お互いの頬を引っ張りあいながら二人は死闘を繰り広げる。
そんな二人を見て、口を開けてポカンとしていたティアニーズが思わず吹き出した。
「プッ……フフフ、アハハハハ!」
「あ? なに笑ってんだ」
「隙ありだバカ者!」
ティアニーズの笑いに一瞬気をとられた時、ルークの金的にソラの膝の皿がめり込んだ。
勝負ありである。ルークは再び白目を向いて力が抜けたようにその場に倒れ、ピクピクと全身を震え上がらせている。
「ふぅ、私の勝ちだな。私に逆らおうなどと千年早いわ」
「もう、本当にバカですね、お二人は。こんな事で悩んでいた私はもっとバカですけど」
「……痛いよ、マジでやべぇって。首絞めとか比べ物にならねぇよ」
あまりの痛さに跳ねて痛みを中和する事も出来ず、ベッドにしがみつきながらなんとか立ち上がるルーク。生まれたての小鹿のように震える足を、自分の力では押さえる事が出来ない。
しかし、ティアニーズはルークを気にせずに扉の方へと行き、
「ルークさん、ありがとうございます。私頑張りますね、貴方の隣に並べるように」
「い、いや待って、こいつと二人きりにしないで」
「夜までしっかり休んで下さいね。足手まといになったら許しませんよ」
不安が晴れたようで、いつも通りの笑顔を浮かべてティアニーズは部屋を出て行ってしまった。
残されたルークは悪魔の顔を見る。
「さて、お仕置きの時間だ」
「え、ちょ、これ以上は……いやぁぁぁぁ!」
この日、その叫びを最後にルークの姿を夜まで見た者はいなかった。あとから辺りを歩いていた兵士によれば、それはそれはこの世の終わりのような叫び声だったらしい。
そしてもう一つ。
廊下をスキップするティアニーズの姿を見た者によれば、『私は強い』と何度も呟き、嬉しそうに微笑んでいたという。
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