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第一章 人生が変わった7日間
2:あの人の名前を知りました
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「おや、来たみたいだね。シャルラ。ここはいいから、あんたがお行き」
「は、はい!」
女将さんに促され、ミトンを外して慌ててカウンターへ行けば、入ってきたばかりのあの人が目に入った。
「いらっしゃいませ!」
「シャルちゃん、こんにちは」
優しさが滲み出るような、少し高めの声の男性。ふわりと微笑む顔は柔らかで。帽子からのぞく金髪が、今日も綺麗だ。
一ヶ月ほど前から毎週ゴルドの日にやって来る名前も知らないお客さん。
たぶん年は私とそう変わらないけれど、背は高くてすごく理知的に見える。でも無造作に袖をまくったシャツから伸びる腕は、引き締まっていて男らしい。
一般庶民では手に入れるのが難しいメガネをかけているし、お洋服もシンプルだけれどいつも質の良さそうな生地だから、きっとどこかの商家の人なんだと思う。
香水を付けているのか爽やかな柑橘系の香りも漂わせているけれど、貴族の方々は下町のお店に自分で買い物に来たりしないしね。
そんなちょっとお洒落なこのお客さんが来るのを、私はいつの間にか心待ちにするようになっていた。
でもいくら看板娘とはいえ、私は雇われの貧乏人で。さすがに恋するなんて、そんな身の程知らずな事はしていない。大体、会うのもこれで五度目なだけだし、世間話しかしていないし。
いつも朗らかで優しくお顔も整ってるから、ほんのちょっと目の保養にさせてもらっている。それだけなんだ。
「まだ日替わり残ってる?」
「はい。ご用意出来ますよ」
「良かった。今日は何かな?」
「今日は、紅コッケーの紅卵と、赤猪のハム、ルビーレタスとコーラルオニオンを挟んだレッドサンドです」
「じゃあ、それを。いつもと同じ四つ切りで」
「かしこまりました。女将さん、日替わり四つ切りで!」
「はいよ!」
注文を受けてからバゲットに切れ目を入れて、いくつかの具を挟んだ日替わりサンドが、うちの人気商品。
他にも色んなパンを売ってるけれど、数量限定のバゲットサンドを出すようになってから一気に客足が伸びた。
このバゲットサンドは、食の細い私に少しでも栄養をつけさせようと、八年前に女将さんが考えてくれたものだ。片手で手軽に食べれるからと、親父さんの一声で店頭に並ぶようになり、飛ぶように売れ始めた。
そのあまりの売れ行きに、今は他店も真似するようになったけれど、それでも一番人気はうちのバゲットサンドだ。常連さんの話だと、パンの食感や風味そのものがよそとは違うらしい。
女将さんが厨房で作っている間にお会計を済ませる。お釣りを渡すと、目の前の彼から漂う柑橘系の香りが鼻をくすぐって、何となくそわそわしてくる。
にやけそうになる顔を隠しながら、出来上がったらすぐ詰められるようにと紙袋を取り出した。
「シャルちゃん。俺、たぶん今日が最後なんだ」
「え?」
不意にかけられた声に、思わず手を止めて顔を上げた。メガネの奥、晴れ渡る空のように青い瞳が、私をじっと見つめていた。
「俺さ、人探しのためにこの辺に来てたんだけど。それが今日までなんだ。緑木の月、ゴルドの日にこの辺に現れるって聞いてたから、毎週探してたんだよ」
「現れる? それって神殿のお告げか何かですか?」
「神殿じゃないけど、まあそんな感じ。お仕えしてるお嬢様が、夢で見たそうでね。今回は全然当たりそうにないから、諦めることになりそうだけど」
「お嬢様にお仕え、ですか。てっきり、どこかの商家の方かと思ってたんですけど」
「はは。俺に商売は無理だよ。俺は、とあるご令嬢の従者をやってるんだ。いつもはお嬢様のそばにいるから、なかなか自分の時間が取れなくて。だからきっと、今日がここに来る最後になると思う」
「そう、ですか……」
今日はオレアの月最後の、ゴルドの日。もう、この人に会うことはない。
突然突きつけられた現実に、足元がぐらつく。
私はただ目の保養にしていただけで、期待なんかしていない。こんな素敵な人だもの。きっと女性には事欠かないだろうし、私なんかは視界にも入らない。
だから気にする必要なんて、どこにもなくて。接客中だし笑顔を保たなくちゃいけないのに、どうしても視線が落ちた。
(今日が最後なのに。これっきりになるお客さんに見せる顔が、こんな落ち込んだ姿でいいの?)
自分を叱咤して、ぐっと手を握りしめる。意識して口角を上げて顔を上げようとした時、意外な一言が耳を打った。
「だからさ、最後に俺の名前呼んでくれない?」
「……へ?」
「俺、イールトって言うんだ。シャルちゃんが呼んでくれるなら、お嬢様に無理言ってでも、またここに来たいかな、なんて思ってさ」
顔を上げれば、目の前の彼、イールトさんは爽やかな笑みで私を見つめていた。
待って待って。これって、もしかして。ううん、でもそんなことはない。きっとただ、揶揄われてるだけ。でもそれでも、名前を呼ぶだけでまた会えるなら……。
だけどだけど、こんな期待を込めた目で見つめてくる人の、名前を呼ぶなんて。めちゃくちゃ恥ずかしいっ! それにもし、これが私の勘違いじゃなかったら……?
きっと私は今、すごく間抜けな顔をしてるだろうけれど、表情を取り繕う間もなく、ただ言われた言葉が頭を回って。頬が熱を持ち始めて、「あ」とか「う」とか、意味をなさない声が無意識に漏れた。
「シャルラ。日替わりだよ」
「あ、はい!」
女将さんからかけられた声に、はっとして気を取り直す。それでもどうやら顔が赤くなっていたようで。「名前ぐらい呼んでやりなよ。常連が増えたら助かるから」と、女将さんにニヨニヨと笑われた。
揶揄われた事にムッとしたけれど、女将さんの一言で冷静になれた。
私は地味な女だけれど、この店の看板娘。イールトさんが常連になればお店の役に立てるし、私も目の保養になる。だからイールトさんがどんな気持ちで名前を呼んでって言ったのか、気にする必要なんてないんだ。
もし本当に、私に興味を持ってくれたとしても、それはほんの一時的なこと。だってこんなに素敵な人なんだもの。期待なんてしちゃいけない。髪も瞳も茶色で冴えない私じゃ、どう考えても釣り合わないから。
だから私は、ほんの少しだけ夢をもらって、それと同じように夢を返せばいい。パンと一緒に笑顔を渡す。いつも通りのことだから。
「お待たせしました。今日の日替わりです」
「……ありがとう」
紙袋にバゲットサンドを入れて、イールトさんに差し出した。
私が名前を呼ばなかったからか、イールトさんの整った眉が少し残念そうに曲がった。だから私は、にっこりと笑って言葉を継いだ。
「イールトさん、また来てくださいね。いつでもお待ちしています」
「……あ、うん。きっと来るよ」
急に片手で口元を覆って、イールトさんは頷いた。何があったのか気になったけれど、お客さんの事情に深く踏み込んではいけない。
私はただ笑顔でイールトさんを見送る。カラリと音を立ててドアを開いたイールトさんは、ドアを閉める寸前、私に振り向いた。
「またね、シャルちゃん」
日の光を浴びるイールトさんは、すごく嬉しそうに笑っていて。風に乗って、ほんのりと柑橘系の香りが漂ってきた。
真っ直ぐに向けられたキラキラした笑顔が胸に突き刺さり、一瞬で鼓動が跳ね上がる。
「あ、ありがとうございました」
どうにか笑みを返してパタリとドアが閉まると、私は耐えきれずに顔を覆って蹲った。
「なんなの、あの笑顔。……素敵すぎる」
使い物にならなくなった私の背を、女将さんが、うふふと笑って叩いた。
焼き立てのパンの匂いも、それを買ったお客さんの笑顔も好きだけれど。今の一瞬で、一番好きなのはイールトさんの爽やかな香りと笑顔に変わってしまった。
「は、はい!」
女将さんに促され、ミトンを外して慌ててカウンターへ行けば、入ってきたばかりのあの人が目に入った。
「いらっしゃいませ!」
「シャルちゃん、こんにちは」
優しさが滲み出るような、少し高めの声の男性。ふわりと微笑む顔は柔らかで。帽子からのぞく金髪が、今日も綺麗だ。
一ヶ月ほど前から毎週ゴルドの日にやって来る名前も知らないお客さん。
たぶん年は私とそう変わらないけれど、背は高くてすごく理知的に見える。でも無造作に袖をまくったシャツから伸びる腕は、引き締まっていて男らしい。
一般庶民では手に入れるのが難しいメガネをかけているし、お洋服もシンプルだけれどいつも質の良さそうな生地だから、きっとどこかの商家の人なんだと思う。
香水を付けているのか爽やかな柑橘系の香りも漂わせているけれど、貴族の方々は下町のお店に自分で買い物に来たりしないしね。
そんなちょっとお洒落なこのお客さんが来るのを、私はいつの間にか心待ちにするようになっていた。
でもいくら看板娘とはいえ、私は雇われの貧乏人で。さすがに恋するなんて、そんな身の程知らずな事はしていない。大体、会うのもこれで五度目なだけだし、世間話しかしていないし。
いつも朗らかで優しくお顔も整ってるから、ほんのちょっと目の保養にさせてもらっている。それだけなんだ。
「まだ日替わり残ってる?」
「はい。ご用意出来ますよ」
「良かった。今日は何かな?」
「今日は、紅コッケーの紅卵と、赤猪のハム、ルビーレタスとコーラルオニオンを挟んだレッドサンドです」
「じゃあ、それを。いつもと同じ四つ切りで」
「かしこまりました。女将さん、日替わり四つ切りで!」
「はいよ!」
注文を受けてからバゲットに切れ目を入れて、いくつかの具を挟んだ日替わりサンドが、うちの人気商品。
他にも色んなパンを売ってるけれど、数量限定のバゲットサンドを出すようになってから一気に客足が伸びた。
このバゲットサンドは、食の細い私に少しでも栄養をつけさせようと、八年前に女将さんが考えてくれたものだ。片手で手軽に食べれるからと、親父さんの一声で店頭に並ぶようになり、飛ぶように売れ始めた。
そのあまりの売れ行きに、今は他店も真似するようになったけれど、それでも一番人気はうちのバゲットサンドだ。常連さんの話だと、パンの食感や風味そのものがよそとは違うらしい。
女将さんが厨房で作っている間にお会計を済ませる。お釣りを渡すと、目の前の彼から漂う柑橘系の香りが鼻をくすぐって、何となくそわそわしてくる。
にやけそうになる顔を隠しながら、出来上がったらすぐ詰められるようにと紙袋を取り出した。
「シャルちゃん。俺、たぶん今日が最後なんだ」
「え?」
不意にかけられた声に、思わず手を止めて顔を上げた。メガネの奥、晴れ渡る空のように青い瞳が、私をじっと見つめていた。
「俺さ、人探しのためにこの辺に来てたんだけど。それが今日までなんだ。緑木の月、ゴルドの日にこの辺に現れるって聞いてたから、毎週探してたんだよ」
「現れる? それって神殿のお告げか何かですか?」
「神殿じゃないけど、まあそんな感じ。お仕えしてるお嬢様が、夢で見たそうでね。今回は全然当たりそうにないから、諦めることになりそうだけど」
「お嬢様にお仕え、ですか。てっきり、どこかの商家の方かと思ってたんですけど」
「はは。俺に商売は無理だよ。俺は、とあるご令嬢の従者をやってるんだ。いつもはお嬢様のそばにいるから、なかなか自分の時間が取れなくて。だからきっと、今日がここに来る最後になると思う」
「そう、ですか……」
今日はオレアの月最後の、ゴルドの日。もう、この人に会うことはない。
突然突きつけられた現実に、足元がぐらつく。
私はただ目の保養にしていただけで、期待なんかしていない。こんな素敵な人だもの。きっと女性には事欠かないだろうし、私なんかは視界にも入らない。
だから気にする必要なんて、どこにもなくて。接客中だし笑顔を保たなくちゃいけないのに、どうしても視線が落ちた。
(今日が最後なのに。これっきりになるお客さんに見せる顔が、こんな落ち込んだ姿でいいの?)
自分を叱咤して、ぐっと手を握りしめる。意識して口角を上げて顔を上げようとした時、意外な一言が耳を打った。
「だからさ、最後に俺の名前呼んでくれない?」
「……へ?」
「俺、イールトって言うんだ。シャルちゃんが呼んでくれるなら、お嬢様に無理言ってでも、またここに来たいかな、なんて思ってさ」
顔を上げれば、目の前の彼、イールトさんは爽やかな笑みで私を見つめていた。
待って待って。これって、もしかして。ううん、でもそんなことはない。きっとただ、揶揄われてるだけ。でもそれでも、名前を呼ぶだけでまた会えるなら……。
だけどだけど、こんな期待を込めた目で見つめてくる人の、名前を呼ぶなんて。めちゃくちゃ恥ずかしいっ! それにもし、これが私の勘違いじゃなかったら……?
きっと私は今、すごく間抜けな顔をしてるだろうけれど、表情を取り繕う間もなく、ただ言われた言葉が頭を回って。頬が熱を持ち始めて、「あ」とか「う」とか、意味をなさない声が無意識に漏れた。
「シャルラ。日替わりだよ」
「あ、はい!」
女将さんからかけられた声に、はっとして気を取り直す。それでもどうやら顔が赤くなっていたようで。「名前ぐらい呼んでやりなよ。常連が増えたら助かるから」と、女将さんにニヨニヨと笑われた。
揶揄われた事にムッとしたけれど、女将さんの一言で冷静になれた。
私は地味な女だけれど、この店の看板娘。イールトさんが常連になればお店の役に立てるし、私も目の保養になる。だからイールトさんがどんな気持ちで名前を呼んでって言ったのか、気にする必要なんてないんだ。
もし本当に、私に興味を持ってくれたとしても、それはほんの一時的なこと。だってこんなに素敵な人なんだもの。期待なんてしちゃいけない。髪も瞳も茶色で冴えない私じゃ、どう考えても釣り合わないから。
だから私は、ほんの少しだけ夢をもらって、それと同じように夢を返せばいい。パンと一緒に笑顔を渡す。いつも通りのことだから。
「お待たせしました。今日の日替わりです」
「……ありがとう」
紙袋にバゲットサンドを入れて、イールトさんに差し出した。
私が名前を呼ばなかったからか、イールトさんの整った眉が少し残念そうに曲がった。だから私は、にっこりと笑って言葉を継いだ。
「イールトさん、また来てくださいね。いつでもお待ちしています」
「……あ、うん。きっと来るよ」
急に片手で口元を覆って、イールトさんは頷いた。何があったのか気になったけれど、お客さんの事情に深く踏み込んではいけない。
私はただ笑顔でイールトさんを見送る。カラリと音を立ててドアを開いたイールトさんは、ドアを閉める寸前、私に振り向いた。
「またね、シャルちゃん」
日の光を浴びるイールトさんは、すごく嬉しそうに笑っていて。風に乗って、ほんのりと柑橘系の香りが漂ってきた。
真っ直ぐに向けられたキラキラした笑顔が胸に突き刺さり、一瞬で鼓動が跳ね上がる。
「あ、ありがとうございました」
どうにか笑みを返してパタリとドアが閉まると、私は耐えきれずに顔を覆って蹲った。
「なんなの、あの笑顔。……素敵すぎる」
使い物にならなくなった私の背を、女将さんが、うふふと笑って叩いた。
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