8 / 102
第一章 人生が変わった7日間
8:お客様をお迎えする準備をしました
しおりを挟む
渋々ながらも貴族として暮らす事を了承すると、急な話の数々に疲れ切った私を、父さんたちは一人にしてくれた。昼食の時間には母さんが心配そうに声をかけてくれたけれど、どうしても食べる気になれず、そのまま部屋に閉じこもった。
(私が貴族の娘かぁ……。こんな暮らしに慣れる日が来るのかな)
だらりとソファにもたれかかり、ぼんやりと部屋を眺める。この部屋は客間だそうで、父さんは近いうちに私の部屋を用意すると話していた。
空いてる部屋があるなら、私としては適当に使わせてもらえれば充分なんだけれど。貴族の娘となるからには、そういうわけにいかないらしい。壁紙を張り替えて、カーテンや絨毯も私に合わせた色合いに変え、家具類も新調するんだとか。
どう考えてもやり過ぎな気がするけど、好きなようにやらせてあげてほしいと、兄さんからも頼まれてしまった。
(放っておくと、父さんはどこまでも散財しそうだよね。母さんの部屋も整えるって言ってたし。どこかで止めないと心配だなぁ。急に二人も家族が増えたんだから、ただでさえ大変なはずなのに。私たちのせいで、この家が傾いたらどうしよう?)
貴族は私たちよりずっとお金持ちだって知ってるけれど、限りはあるはずだ。兄さんはしっかりしてそうだから、きっとある程度で父さんを止めてくれると思うけれど。
……止めてくれるよね? 信じてるよ、兄さん。
(明日は親父さんと女将さんに、挨拶に行かなきゃな。こんな急に辞めることになるなんて。迷惑かけて本当に申し訳ない)
貴族の娘が下町のパン屋で働くわけにはいかない。母さんもこれまでお世話になった働き先を辞める事になっている。
実の娘のように私を可愛がってくれた親父さんたちの事を思うと、胸が苦しくなった。
(父さんがこれまでのお礼をしてくれるって言ってたし、私がいなくなっても、お店がどうにかなることはないだろうけど。常連のみんなは、悲しんでくれるかな。イールトさんは、私がいなくなってもお店に買いに来てくれるかな)
パン屋の看板娘として働いて来た日々は、とても充実したものだった。優しいお客さんたちに囲まれて、本当に幸せだったんだ。それなのに、当たり前に続くと思っていた日常は、呆気なく消えてしまった。
失ったものの大きさと、これからやって来る未知の生活への不安で、押し潰されそうになる。それでも、逃げる事は出来なくて。
(せっかく父さんと会えたのに。素直に喜べないなんて)
悪いことばかりじゃないのは分かってる。兄さんも言ってたけれど、貴族になれるんだから本当なら幸せ者なんだろう。
それでも、そんなすぐには気持ちを切り替えられなくて。ウジウジしているうちに、だんだんと自分が嫌になった。
(こんなの、私らしくないな。思った通りにいかないことなんて、今までいくらでもあったじゃない。地味な私には、元気と明るさぐらいしか取り柄がないんだから、しっかりしなくちゃ。頑張れ、私)
自分に気合いを入れるべく、頬を叩いて無理やり笑顔を作る。大丈夫だと何度も自分に言い聞かせて。きっとそう遠くない未来にこの生活にも慣れるよって、自分を宥めた。
(母さんに謝らなきゃ。心配かけてごめんねって)
気持ちが落ち着いてくれば、心配そうな母さんの顔が頭に浮かんだ。
色んな苦労をたった一人で背負って私を育ててくれた母さんが、ようやく父さんと一緒になれるっていうのに。親不孝な私は、母さんの幸せに水をさしてしまった。
今度こそ、ちゃんとおめでとうって言わなきゃね。そして親孝行をしていこう。母さんは、家族の時間を取り戻したいって言ってたんだから。
そんなことをあれこれと考えていたら、静かな部屋にノックが響いた。
やって来たのは、母さんが昔ここで働いていた頃から親しかったというメイドのアンヌさん。今朝、私の着替えを手伝ってくれたのも彼女だ。
何か用かと首を傾げた私に、アンヌさんは微笑んだ。
「お嬢様。お客様がお見えになるそうなので、お着替えをお願いします」
「お客様ですか? 私に?」
「はい。奥様をお助けになられた方がお見えになるそうです」
アンヌさんの言う奥様は、母さんの事だ。母さんを助けた人って事は……。
(イールトさんだ!)
そういえば、イールトさんが後でお見舞いに来るって、母さんが言ってた気がする。さっきまで沈んでいた気持ちが、急に浮き上がるのを感じた。
それにしても……。
「こんな素敵なドレスなのに、着替えなきゃならないんですか?」
「今お召しの服は、部屋着ですので」
は? 部屋着? この肌触りのいい生地をたっぷり使ったドレスが⁉︎
「お見えになるのは、恩人のイールト様だけではございません。イールト様がお仕えされている、メギスロイス公爵家のご息女アルフィール様もご一緒だそうです」
「メギスロイスこうしゃくけって、何ですか?」
「メギスロイス公爵家は、貴族家のトップに立つお家ですよ。お嬢様」
貴族は貴族としか思ってなかったけれど、どうやら違うらしい。貴族には爵位という序列があるのだと、アンヌさんは話してくれた。
王家から賜る爵位は全部で五つあるそうで、その内、父さんが持っている子爵は下から二番目。対して、これからやって来るアルフィール様の家は一番上の公爵。
そしてさらに、同じ爵位の中でも力関係があるらしく、メギスロイス公爵家は、王国に四つある公爵家のトップらしい。
「イールトさんって、そんな凄い家に仕えてる人だったんだ……」
「公爵家のご令嬢をお迎えするのに、部屋着では失礼になりますから。お着替えしましょうね」
思わずぽかんとしてしまった私から、アンヌさんは問答無用で部屋着だというドレスを引き剥がし、お客様をお迎え出来るドレスに変えていった。
新しく着せられたのは、お姫様が着るみたいにふわふわと裾が広がる形の、まあ物凄いドレスで。これと比べたらさっきのは部屋着かもしれない……って、そんなの思えるわけない!
それに胸の辺りが私にはちょっと緩くてですね……布を重ねて詰められました。
女の子として何とも言えない気分になったけれど、それでも私には拒否権なんてない。私はまだ成長期だから、これからに期待出来るはずなんだ。きっと。
髪も結われて、化粧もされて、アクセサリーまで着けられて。鏡で見たら、急拵えながらもそれなりに貴族っぽくなったと思う。これも魔法の一つなのかもしれない。
「よくお似合いですよ、お嬢様」
「ありがとうございます。アンヌさんのおかげです」
「いいえ。これも旦那様の愛あってこそですよ」
この家に住んでいたのは父さんと兄さんだけだから、普通なら女物のドレスなんて用意出来るはずもない。でも父さんはずっと母さんを探し続けていたから、いつ見つかってもいいようにと、母さんに似合いそうなドレスやアクセサリーを毎年買ってたらしい。
化粧品類は劣化してしまうからさすがに買い置くわけにもいかず、午前中に急いで準備したらしいけど。下着や寝巻きまで一式全部揃えてたんだって。
再会出来るか分からない母さんのためにドレスを作り続けるとか、愛が重過ぎてちょっぴり引いてしまったけれど。そのおかげで助かったわけだから、一途な父さんの愛に感謝するべきなんだろう。うん。
その後ほんの短い時間だけれど、アンヌさんから貴族の娘としての挨拶の仕方を教わった。付け焼き刃でどこまで出来るか分からないけど、何も知らないよりはマシだと思いたい。
私が昨日まで平民だった事をアルフィール様も知ってるらしいから、ミスがあっても怒られないだろうとアンヌさんは言ってくれた。
でもやっぱり怖いよ。だって相手は貴族のトップなんだから。
そんなこんなで戦々恐々としつつ、玄関へお出迎えに向かえば、同じく支度を整えた父さんたちがいた。みんなに綺麗だねって言われたけれど、やっぱり私だけ異物感が物凄い。
父さんはまだいいけど、着飾った母さんと兄さんなんて直視できない美しさだからね。こんなキラキラした家族に本当に馴染めるのかと、また不安に陥ってしまう。
けれど、イールトさんの前では笑顔でいたいから。公爵家の馬車がやって来るまで、私は落ち込みそうな気持ちを必死で叱咤し続けた。
(私が貴族の娘かぁ……。こんな暮らしに慣れる日が来るのかな)
だらりとソファにもたれかかり、ぼんやりと部屋を眺める。この部屋は客間だそうで、父さんは近いうちに私の部屋を用意すると話していた。
空いてる部屋があるなら、私としては適当に使わせてもらえれば充分なんだけれど。貴族の娘となるからには、そういうわけにいかないらしい。壁紙を張り替えて、カーテンや絨毯も私に合わせた色合いに変え、家具類も新調するんだとか。
どう考えてもやり過ぎな気がするけど、好きなようにやらせてあげてほしいと、兄さんからも頼まれてしまった。
(放っておくと、父さんはどこまでも散財しそうだよね。母さんの部屋も整えるって言ってたし。どこかで止めないと心配だなぁ。急に二人も家族が増えたんだから、ただでさえ大変なはずなのに。私たちのせいで、この家が傾いたらどうしよう?)
貴族は私たちよりずっとお金持ちだって知ってるけれど、限りはあるはずだ。兄さんはしっかりしてそうだから、きっとある程度で父さんを止めてくれると思うけれど。
……止めてくれるよね? 信じてるよ、兄さん。
(明日は親父さんと女将さんに、挨拶に行かなきゃな。こんな急に辞めることになるなんて。迷惑かけて本当に申し訳ない)
貴族の娘が下町のパン屋で働くわけにはいかない。母さんもこれまでお世話になった働き先を辞める事になっている。
実の娘のように私を可愛がってくれた親父さんたちの事を思うと、胸が苦しくなった。
(父さんがこれまでのお礼をしてくれるって言ってたし、私がいなくなっても、お店がどうにかなることはないだろうけど。常連のみんなは、悲しんでくれるかな。イールトさんは、私がいなくなってもお店に買いに来てくれるかな)
パン屋の看板娘として働いて来た日々は、とても充実したものだった。優しいお客さんたちに囲まれて、本当に幸せだったんだ。それなのに、当たり前に続くと思っていた日常は、呆気なく消えてしまった。
失ったものの大きさと、これからやって来る未知の生活への不安で、押し潰されそうになる。それでも、逃げる事は出来なくて。
(せっかく父さんと会えたのに。素直に喜べないなんて)
悪いことばかりじゃないのは分かってる。兄さんも言ってたけれど、貴族になれるんだから本当なら幸せ者なんだろう。
それでも、そんなすぐには気持ちを切り替えられなくて。ウジウジしているうちに、だんだんと自分が嫌になった。
(こんなの、私らしくないな。思った通りにいかないことなんて、今までいくらでもあったじゃない。地味な私には、元気と明るさぐらいしか取り柄がないんだから、しっかりしなくちゃ。頑張れ、私)
自分に気合いを入れるべく、頬を叩いて無理やり笑顔を作る。大丈夫だと何度も自分に言い聞かせて。きっとそう遠くない未来にこの生活にも慣れるよって、自分を宥めた。
(母さんに謝らなきゃ。心配かけてごめんねって)
気持ちが落ち着いてくれば、心配そうな母さんの顔が頭に浮かんだ。
色んな苦労をたった一人で背負って私を育ててくれた母さんが、ようやく父さんと一緒になれるっていうのに。親不孝な私は、母さんの幸せに水をさしてしまった。
今度こそ、ちゃんとおめでとうって言わなきゃね。そして親孝行をしていこう。母さんは、家族の時間を取り戻したいって言ってたんだから。
そんなことをあれこれと考えていたら、静かな部屋にノックが響いた。
やって来たのは、母さんが昔ここで働いていた頃から親しかったというメイドのアンヌさん。今朝、私の着替えを手伝ってくれたのも彼女だ。
何か用かと首を傾げた私に、アンヌさんは微笑んだ。
「お嬢様。お客様がお見えになるそうなので、お着替えをお願いします」
「お客様ですか? 私に?」
「はい。奥様をお助けになられた方がお見えになるそうです」
アンヌさんの言う奥様は、母さんの事だ。母さんを助けた人って事は……。
(イールトさんだ!)
そういえば、イールトさんが後でお見舞いに来るって、母さんが言ってた気がする。さっきまで沈んでいた気持ちが、急に浮き上がるのを感じた。
それにしても……。
「こんな素敵なドレスなのに、着替えなきゃならないんですか?」
「今お召しの服は、部屋着ですので」
は? 部屋着? この肌触りのいい生地をたっぷり使ったドレスが⁉︎
「お見えになるのは、恩人のイールト様だけではございません。イールト様がお仕えされている、メギスロイス公爵家のご息女アルフィール様もご一緒だそうです」
「メギスロイスこうしゃくけって、何ですか?」
「メギスロイス公爵家は、貴族家のトップに立つお家ですよ。お嬢様」
貴族は貴族としか思ってなかったけれど、どうやら違うらしい。貴族には爵位という序列があるのだと、アンヌさんは話してくれた。
王家から賜る爵位は全部で五つあるそうで、その内、父さんが持っている子爵は下から二番目。対して、これからやって来るアルフィール様の家は一番上の公爵。
そしてさらに、同じ爵位の中でも力関係があるらしく、メギスロイス公爵家は、王国に四つある公爵家のトップらしい。
「イールトさんって、そんな凄い家に仕えてる人だったんだ……」
「公爵家のご令嬢をお迎えするのに、部屋着では失礼になりますから。お着替えしましょうね」
思わずぽかんとしてしまった私から、アンヌさんは問答無用で部屋着だというドレスを引き剥がし、お客様をお迎え出来るドレスに変えていった。
新しく着せられたのは、お姫様が着るみたいにふわふわと裾が広がる形の、まあ物凄いドレスで。これと比べたらさっきのは部屋着かもしれない……って、そんなの思えるわけない!
それに胸の辺りが私にはちょっと緩くてですね……布を重ねて詰められました。
女の子として何とも言えない気分になったけれど、それでも私には拒否権なんてない。私はまだ成長期だから、これからに期待出来るはずなんだ。きっと。
髪も結われて、化粧もされて、アクセサリーまで着けられて。鏡で見たら、急拵えながらもそれなりに貴族っぽくなったと思う。これも魔法の一つなのかもしれない。
「よくお似合いですよ、お嬢様」
「ありがとうございます。アンヌさんのおかげです」
「いいえ。これも旦那様の愛あってこそですよ」
この家に住んでいたのは父さんと兄さんだけだから、普通なら女物のドレスなんて用意出来るはずもない。でも父さんはずっと母さんを探し続けていたから、いつ見つかってもいいようにと、母さんに似合いそうなドレスやアクセサリーを毎年買ってたらしい。
化粧品類は劣化してしまうからさすがに買い置くわけにもいかず、午前中に急いで準備したらしいけど。下着や寝巻きまで一式全部揃えてたんだって。
再会出来るか分からない母さんのためにドレスを作り続けるとか、愛が重過ぎてちょっぴり引いてしまったけれど。そのおかげで助かったわけだから、一途な父さんの愛に感謝するべきなんだろう。うん。
その後ほんの短い時間だけれど、アンヌさんから貴族の娘としての挨拶の仕方を教わった。付け焼き刃でどこまで出来るか分からないけど、何も知らないよりはマシだと思いたい。
私が昨日まで平民だった事をアルフィール様も知ってるらしいから、ミスがあっても怒られないだろうとアンヌさんは言ってくれた。
でもやっぱり怖いよ。だって相手は貴族のトップなんだから。
そんなこんなで戦々恐々としつつ、玄関へお出迎えに向かえば、同じく支度を整えた父さんたちがいた。みんなに綺麗だねって言われたけれど、やっぱり私だけ異物感が物凄い。
父さんはまだいいけど、着飾った母さんと兄さんなんて直視できない美しさだからね。こんなキラキラした家族に本当に馴染めるのかと、また不安に陥ってしまう。
けれど、イールトさんの前では笑顔でいたいから。公爵家の馬車がやって来るまで、私は落ち込みそうな気持ちを必死で叱咤し続けた。
0
あなたにおすすめの小説
困りました。縦ロールにさよならしたら、逆ハーになりそうです。
新 星緒
恋愛
乙女ゲームの悪役令嬢アニエス(悪質ストーカー)に転生したと気づいたけれど、心配ないよね。だってフラグ折りまくってハピエンが定番だもの。
趣味の悪い縦ロールはやめて性格改善して、ストーカーしなければ楽勝楽勝!
……って、あれ?
楽勝ではあるけれど、なんだか思っていたのとは違うような。
想定外の逆ハーレムを解消するため、イケメンモブの大公令息リュシアンと協力関係を結んでみた。だけどリュシアンは、「惚れた」と言ったり「からかっただけ」と言ったり、意地悪ばかり。嫌なヤツ!
でも実はリュシアンは訳ありらしく……
(第18回恋愛大賞で奨励賞をいただきました。応援してくださった皆様、ありがとうございました!)
【完結】赤ちゃんが生まれたら殺されるようです
白崎りか
恋愛
もうすぐ赤ちゃんが生まれる。
ドレスの上から、ふくらんだお腹をなでる。
「はやく出ておいで。私の赤ちゃん」
ある日、アリシアは見てしまう。
夫が、ベッドの上で、メイドと口づけをしているのを!
「どうして、メイドのお腹にも、赤ちゃんがいるの?!」
「赤ちゃんが生まれたら、私は殺されるの?」
夫とメイドは、アリシアの殺害を計画していた。
自分たちの子供を跡継ぎにして、辺境伯家を乗っ取ろうとしているのだ。
ドラゴンの力で、前世の記憶を取り戻したアリシアは、自由を手に入れるために裁判で戦う。
※1話と2話は短編版と内容は同じですが、設定を少し変えています。
【完結】悪役令嬢の妹に転生しちゃったけど推しはお姉様だから全力で断罪破滅から守らせていただきます!
くま
恋愛
え?死ぬ間際に前世の記憶が戻った、マリア。
ここは前世でハマった乙女ゲームの世界だった。
マリアが一番好きなキャラクターは悪役令嬢のマリエ!
悪役令嬢マリエの妹として転生したマリアは、姉マリエを守ろうと空回り。王子や執事、騎士などはマリアにアプローチするものの、まったく鈍感でアホな主人公に周りは振り回されるばかり。
少しずつ成長をしていくなか、残念ヒロインちゃんが現る!!
ほんの少しシリアスもある!かもです。
気ままに書いてますので誤字脱字ありましたら、すいませんっ。
月に一回、二回ほどゆっくりペースで更新です(*≧∀≦*)
気配消し令嬢の失敗
かな
恋愛
ユリアは公爵家の次女として生まれ、獣人国に攫われた長女エーリアの代わりに第1王子の婚約者候補の筆頭にされてしまう。王妃なんて面倒臭いと思ったユリアは、自分自身に認識阻害と気配消しの魔法を掛け、居るかいないかわからないと言われるほどの地味な令嬢を装った。
15才になり学園に入学すると、編入してきた男爵令嬢が第1王子と有力貴族令息を複数侍らかせることとなり、ユリア以外の婚約者候補と男爵令嬢の揉める事が日常茶飯事に。ユリアは遠くからボーッとそれを眺めながら〘 いつになったら婚約者候補から外してくれるのかな? 〙と思っていた。そんなユリアが失敗する話。
※王子は曾祖母コンです。
※ユリアは悪役令嬢ではありません。
※タグを少し修正しました。
初めての投稿なのでゆる〜く読んでください。ご都合主義はご愛嬌ということで見逃してください( *・ω・)*_ _))ペコリン
転生しましたが悪役令嬢な気がするんですけど⁉︎
水月華
恋愛
ヘンリエッタ・スタンホープは8歳の時に前世の記憶を思い出す。最初は混乱したが、じきに貴族生活に順応し始める。・・・が、ある時気づく。
もしかして‘’私‘’って悪役令嬢ポジションでは?整った容姿。申し分ない身分。・・・だけなら疑わなかったが、ある時ふと言われたのである。「昔のヘンリエッタは我儘だったのにこんなに立派になって」と。
振り返れば記憶が戻る前は嫌いな食べ物が出ると癇癪を起こし、着たいドレスがないと癇癪を起こし…。私めっちゃ性格悪かった!!
え?記憶戻らなかったらそのままだった=悪役令嬢!?いやいや確かに前世では転生して悪役令嬢とか流行ってたけどまさか自分が!?
でもヘンリエッタ・スタンホープなんて知らないし、私どうすればいいのー!?
と、とにかく攻略対象者候補たちには必要以上に近づかない様にしよう!
前世の記憶のせいで恋愛なんて面倒くさいし、政略結婚じゃないなら出来れば避けたい!
だからこっちに熱い眼差しを送らないで!
答えられないんです!
これは悪役令嬢(?)の侯爵令嬢があるかもしれない破滅フラグを手探りで回避しようとするお話。
または前世の記憶から臆病になっている彼女が再び大切な人を見つけるお話。
小説家になろうでも投稿してます。
こちらは全話投稿してますので、先を読みたいと思ってくださればそちらからもよろしくお願いします。
モブ転生とはこんなもの
詩森さよ(さよ吉)
恋愛
あたしはナナ。貧乏伯爵令嬢で転生者です。
乙女ゲームのプロローグで死んじゃうモブに転生したけど、奇跡的に助かったおかげで現在元気で幸せです。
今ゲームのラスト近くの婚約破棄の現場にいるんだけど、なんだか様子がおかしいの。
いったいどうしたらいいのかしら……。
現在筆者の時間的かつ体力的に感想などを受け付けない設定にしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
他サイトでも公開しています。
悪役令嬢と言われ冤罪で追放されたけど、実力でざまぁしてしまった。
三谷朱花
恋愛
レナ・フルサールは元公爵令嬢。何もしていないはずなのに、気が付けば悪役令嬢と呼ばれ、公爵家を追放されるはめに。それまで高スペックと魔力の強さから王太子妃として望まれたはずなのに、スペックも低い魔力もほとんどないマリアンヌ・ゴッセ男爵令嬢が、王太子妃になることに。
何度も断罪を回避しようとしたのに!
では、こんな国など出ていきます!
【完結】転生したらラスボスの毒継母でした!
白雨 音
恋愛
妹シャルリーヌに裕福な辺境伯から結婚の打診があったと知り、アマンディーヌはシャルリーヌと入れ替わろうと画策する。
辺境伯からは「息子の為の白い結婚、いずれ解消する」と宣言されるが、アマンディーヌにとっても都合が良かった。「辺境伯の財で派手に遊び暮らせるなんて最高!」義理の息子など放置して遊び歩く気満々だったが、義理の息子に会った瞬間、卒倒した。
夢の中、前世で読んだ小説を思い出し、義理の息子は将来世界を破滅させようとするラスボスで、自分はその一因を作った毒継母だと知った。破滅もだが、何より自分の死の回避の為に、義理の息子を真っ当な人間に育てようと誓ったアマンディーヌの奮闘☆
異世界転生、家族愛、恋愛☆ 短めの長編(全二十一話です)
《完結しました》 お読み下さり、お気に入り、エール、いいね、ありがとうございます☆
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる