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第二章 諦めない70日間
34:王子様に会いました
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「そこで何をしている?」
突然かけられた冷たい声は、どう聞いても同情や心配しているものじゃない。嫌な予感を感じつつ誰が来たのかと恐る恐る振り返ると、大柄な男子生徒がいつの間にか背後に立っていた。
燃えるような赤髪を刈り上げている男子生徒は、野性味がありつつも綺麗な顔をしていて。きっと日頃から体を鍛えてるんだろう、ものすごく体格がいい。この人が町を守る騎士様になったら、みんな安心して暮らせるだろうと思えるような雰囲気があった。
けれど、オレンジ色の目は異様なほど鋭く私を睨んでいて。大きな手は腰に下げた剣にかかっていた。
……って、なんで剣なんて持ってるの⁉︎
「ひっ⁉︎」
「なんだ? 何かやましいことでもあるのか?」
尻餅をついてしまった私に、男子生徒はさらに圧をかけてくる。
ここは貴族の子どもがたくさん通う学園だ。当然、武器の持ち込みなんて認められていないから、誰が見ても不審人物なのは目の前にいる男子生徒のはずだ。
それなのになぜかその相手から、私は怪しい人扱いされてるみたい。意味が分からないよ!
怪しいのはそっちだろうと抗議したいけれど、そんな事したらどうなるか分からないし、私には無理。出来ない。
というか、怖すぎて息も吸えない。お願いだから、睨まないで……!
「ゼリウス。その子、腰を抜かしてるんじゃないのか? やり過ぎだ」
「ジェイド、だがな」
「ジェイの言う通りだ。リウ、とりあえず威圧はやめろ。話が出来なければ意味がない」
「お前がそう言うなら仕方ないな。……分かった」
誰でもいいから助けてほしいと思ってたら、案外あっさりと救いの手は現れてくれた。目の前の男子生徒が大きすぎて見えないけれど、他にも誰かいるみたい。
宥めるような男の人の声が二つ響くと同時に、張り詰めていた空気が緩んで。一気に肺が満たされた。
……って、ゼリウスとジェイド? 聞き覚えがあるような?
「急に済まなかったね。君、立てる?」
「は、はい……」
ゼリウスと呼ばれた大柄な男子生徒を押し退けるようにして、メガネをかけた男子生徒が顔を出し、手を差し伸べてくれた。さっき聞いた声の感じだと、たぶんジェイドって人だと思う。
ジェイドさんと思われる男子生徒は、目の覚めるような青くて艶やかな長い髪を首の後ろで一括りにしていて、すごく整った綺麗な顔をしている。でもメガネの奥にある青い目は切れ長で冷たく、口元に笑みもない。
立ち上がるのに手を貸してくれたから悪い人ではないんだろうけれど、どこか淡々とした感じで。義務的に助けてくれたんだなと、ひしひしと感じられた。
「すみません、ありがとうございました」
「いや。それで君は、ここで何を?」
「あ、えっと……」
ジェイドさんにお礼を言えば、間髪入れずに問いかけられた。うん、そうだよね。当然の質問だよね。でも、正直に答えるわけにはいかないし……。
どう返事をしたらいいかと思いつつ顔を上げると、少し離れた場所でゼリウスさんと共にこちらを見ている男子生徒が目に入った。
(うわっ……すごい)
私たちがいるここは、日当たりが悪くジメジメしていて、暗い雰囲気の漂う裏庭だったはずなのに。その男子生徒の周りだけ、どうしてか光って見えるぐらい、めちゃくちゃカッコいい人だった。
少し長めのさらりとした銀髪に、深く吸い込まれるような緑の瞳。同じ人間だなんて思えないほど美しく整った顔は、訝しげに眉を寄せてるのすら色っぽく感じられて。立ち姿すら完全に計算して作られてるんじゃないかと思うぐらい、とにかく綺麗で見惚れてしまう。
「君、見過ぎ。失礼だよ」
「あっ! ごめんなさい!」
質問に答えないままだったし当然だと思うけれど、ジェイドさんに怒られてしまった。
でもまさか、こんな綺麗な男の人がいるなんて思わなかったから……って、あれ?
「あ、あの……もしかして、あちらの方って……」
「僕にも名乗ってないのに、いきなり聞くなんて。礼儀を知らないのか?」
「す、すみません! 私はシャルラ・モルセンと申します。大変失礼いたしました!」
ただでさえ寒い裏庭の気温が、ジェイドさんの一言でさらに下がった気がする。慌てて名乗って淑女の礼をとったけれど。頭の中はパニックだった。
だって私が貴族のご令嬢としてちゃんと出来なかったら、イールトさんやアルフィール様に迷惑かけちゃう。せっかくイールトさんに色々教わったのに、何をしてるんだろうと血の気が引いた。
「モルセン? ああ、君がミュランの妹になった子か」
でもジェイドさんは、何かに納得したように呟いて。
「顔を上げて、シャルラ嬢」
「は、はい」
「僕はジェイド・サクリファス。二年で、ミュランと同じクラスだ」
「は、初めまして」
やっぱりこの人がジェイドさんか……って、そうじゃない! ジェイド・サクリファスって、宰相の息子で第一王子の側近候補で攻略対象の、あのジェイド・サクリファス様だよね⁉︎
ということは……。
「俺はゼリウス。ゼリウス・ガルダンディだ。さっきはすまなかったな、シャルラ嬢」
「い、いえ」
やっぱり! めちゃくちゃ怖かったゼリウスさんは、騎士団長の息子で第一王子の側近候補で攻略対象の、ゼリウス・ガルダンディ様だった!
「それでこっちが……」
「ディライン・ラスキュリオ。私がこの国の第一王子だ」
ゼリウス様の視線を受けて、キラキラしいお顔の男子生徒が名乗った。やっぱりこの人が第一王子なんだ!
どうしよう。私さっき、めちゃくちゃ不躾に見ちゃったよ。というか、アルフィール様から聞いてた出会いイベントの流れとかなり違うんだけど⁉︎
後から王子を探してやって来るはずだったゼリウス様とジェイド様は最初からいるし、何なら最初に声かけて来たのはゼリウス様だったし。第一王子は全然慰めてくれる気配がないし、さっきから全く笑っていない。
もしかしなくても絶対これ、怒ってるやつだよね⁉︎
「お、王子殿下。先ほどは大変失礼いたしました」
「いい。貴様のことは、報告を受けている」
「……へ?」
ヒロインと第一王子って、ここが初対面なんじゃないの? それなのに報告を受けてる? どういうこと?
ぽかんとした私に、第一王子は初めて笑顔を向けた。
「私の婚約者が、貴様の後見になったそうだな。何のつもりで彼女に近付いた? どうやって潜り込んだ」
目の前にあるのは、完璧な輝かしい笑みのはずなのに。どうしてか物凄く怖い。怖すぎる。
第一王子が優しいとか、嘘だよね。それにこれ、どう考えても敵認定されてるっぽいよね? こんなの想定外すぎるよ。どう答えたら、ここから好感度が上がるのか見当もつかない。どうしたらいいですか、アルフィール様……!
「答えないつもりか。だが、全て話してもらうぞ。……リウ、連れていけ」
「おう」
「ひぃっ……!」
何も言えずガタガタと小刻みに震える私を、ゼリウス様は小麦袋みたいにひょいと担いで歩き出す。どうにかして逃げ出したかったけれど、助けなんて来るはずもなく。
私はそのまま問答無用で、すぐ近くの空き教室に連行された。
突然かけられた冷たい声は、どう聞いても同情や心配しているものじゃない。嫌な予感を感じつつ誰が来たのかと恐る恐る振り返ると、大柄な男子生徒がいつの間にか背後に立っていた。
燃えるような赤髪を刈り上げている男子生徒は、野性味がありつつも綺麗な顔をしていて。きっと日頃から体を鍛えてるんだろう、ものすごく体格がいい。この人が町を守る騎士様になったら、みんな安心して暮らせるだろうと思えるような雰囲気があった。
けれど、オレンジ色の目は異様なほど鋭く私を睨んでいて。大きな手は腰に下げた剣にかかっていた。
……って、なんで剣なんて持ってるの⁉︎
「ひっ⁉︎」
「なんだ? 何かやましいことでもあるのか?」
尻餅をついてしまった私に、男子生徒はさらに圧をかけてくる。
ここは貴族の子どもがたくさん通う学園だ。当然、武器の持ち込みなんて認められていないから、誰が見ても不審人物なのは目の前にいる男子生徒のはずだ。
それなのになぜかその相手から、私は怪しい人扱いされてるみたい。意味が分からないよ!
怪しいのはそっちだろうと抗議したいけれど、そんな事したらどうなるか分からないし、私には無理。出来ない。
というか、怖すぎて息も吸えない。お願いだから、睨まないで……!
「ゼリウス。その子、腰を抜かしてるんじゃないのか? やり過ぎだ」
「ジェイド、だがな」
「ジェイの言う通りだ。リウ、とりあえず威圧はやめろ。話が出来なければ意味がない」
「お前がそう言うなら仕方ないな。……分かった」
誰でもいいから助けてほしいと思ってたら、案外あっさりと救いの手は現れてくれた。目の前の男子生徒が大きすぎて見えないけれど、他にも誰かいるみたい。
宥めるような男の人の声が二つ響くと同時に、張り詰めていた空気が緩んで。一気に肺が満たされた。
……って、ゼリウスとジェイド? 聞き覚えがあるような?
「急に済まなかったね。君、立てる?」
「は、はい……」
ゼリウスと呼ばれた大柄な男子生徒を押し退けるようにして、メガネをかけた男子生徒が顔を出し、手を差し伸べてくれた。さっき聞いた声の感じだと、たぶんジェイドって人だと思う。
ジェイドさんと思われる男子生徒は、目の覚めるような青くて艶やかな長い髪を首の後ろで一括りにしていて、すごく整った綺麗な顔をしている。でもメガネの奥にある青い目は切れ長で冷たく、口元に笑みもない。
立ち上がるのに手を貸してくれたから悪い人ではないんだろうけれど、どこか淡々とした感じで。義務的に助けてくれたんだなと、ひしひしと感じられた。
「すみません、ありがとうございました」
「いや。それで君は、ここで何を?」
「あ、えっと……」
ジェイドさんにお礼を言えば、間髪入れずに問いかけられた。うん、そうだよね。当然の質問だよね。でも、正直に答えるわけにはいかないし……。
どう返事をしたらいいかと思いつつ顔を上げると、少し離れた場所でゼリウスさんと共にこちらを見ている男子生徒が目に入った。
(うわっ……すごい)
私たちがいるここは、日当たりが悪くジメジメしていて、暗い雰囲気の漂う裏庭だったはずなのに。その男子生徒の周りだけ、どうしてか光って見えるぐらい、めちゃくちゃカッコいい人だった。
少し長めのさらりとした銀髪に、深く吸い込まれるような緑の瞳。同じ人間だなんて思えないほど美しく整った顔は、訝しげに眉を寄せてるのすら色っぽく感じられて。立ち姿すら完全に計算して作られてるんじゃないかと思うぐらい、とにかく綺麗で見惚れてしまう。
「君、見過ぎ。失礼だよ」
「あっ! ごめんなさい!」
質問に答えないままだったし当然だと思うけれど、ジェイドさんに怒られてしまった。
でもまさか、こんな綺麗な男の人がいるなんて思わなかったから……って、あれ?
「あ、あの……もしかして、あちらの方って……」
「僕にも名乗ってないのに、いきなり聞くなんて。礼儀を知らないのか?」
「す、すみません! 私はシャルラ・モルセンと申します。大変失礼いたしました!」
ただでさえ寒い裏庭の気温が、ジェイドさんの一言でさらに下がった気がする。慌てて名乗って淑女の礼をとったけれど。頭の中はパニックだった。
だって私が貴族のご令嬢としてちゃんと出来なかったら、イールトさんやアルフィール様に迷惑かけちゃう。せっかくイールトさんに色々教わったのに、何をしてるんだろうと血の気が引いた。
「モルセン? ああ、君がミュランの妹になった子か」
でもジェイドさんは、何かに納得したように呟いて。
「顔を上げて、シャルラ嬢」
「は、はい」
「僕はジェイド・サクリファス。二年で、ミュランと同じクラスだ」
「は、初めまして」
やっぱりこの人がジェイドさんか……って、そうじゃない! ジェイド・サクリファスって、宰相の息子で第一王子の側近候補で攻略対象の、あのジェイド・サクリファス様だよね⁉︎
ということは……。
「俺はゼリウス。ゼリウス・ガルダンディだ。さっきはすまなかったな、シャルラ嬢」
「い、いえ」
やっぱり! めちゃくちゃ怖かったゼリウスさんは、騎士団長の息子で第一王子の側近候補で攻略対象の、ゼリウス・ガルダンディ様だった!
「それでこっちが……」
「ディライン・ラスキュリオ。私がこの国の第一王子だ」
ゼリウス様の視線を受けて、キラキラしいお顔の男子生徒が名乗った。やっぱりこの人が第一王子なんだ!
どうしよう。私さっき、めちゃくちゃ不躾に見ちゃったよ。というか、アルフィール様から聞いてた出会いイベントの流れとかなり違うんだけど⁉︎
後から王子を探してやって来るはずだったゼリウス様とジェイド様は最初からいるし、何なら最初に声かけて来たのはゼリウス様だったし。第一王子は全然慰めてくれる気配がないし、さっきから全く笑っていない。
もしかしなくても絶対これ、怒ってるやつだよね⁉︎
「お、王子殿下。先ほどは大変失礼いたしました」
「いい。貴様のことは、報告を受けている」
「……へ?」
ヒロインと第一王子って、ここが初対面なんじゃないの? それなのに報告を受けてる? どういうこと?
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目の前にあるのは、完璧な輝かしい笑みのはずなのに。どうしてか物凄く怖い。怖すぎる。
第一王子が優しいとか、嘘だよね。それにこれ、どう考えても敵認定されてるっぽいよね? こんなの想定外すぎるよ。どう答えたら、ここから好感度が上がるのか見当もつかない。どうしたらいいですか、アルフィール様……!
「答えないつもりか。だが、全て話してもらうぞ。……リウ、連れていけ」
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何も言えずガタガタと小刻みに震える私を、ゼリウス様は小麦袋みたいにひょいと担いで歩き出す。どうにかして逃げ出したかったけれど、助けなんて来るはずもなく。
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