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第二章 諦めない70日間
56:回避計画を考えました
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「殿下。いくら愛するアルフィール嬢のためとはいえ、御身を盾にするなどおやめ下さい」
「ジェイドの言う通りだ。それにディラインもアルフィール嬢も、俺とラステロがきっちり守る。そんな覚悟を決めるな」
さすが側近候補のお二人だ。第一王子の命令を聞くだけじゃなく、こういう所でちゃんと意見もするんだね。
肩の力が抜けたからか、私は何だか微笑ましくなって話を聞いた。
「それは分かっている。それでも万が一ということもあるだろう」
拗ねたような第一王子なんて初めて見た。ビックリしたけれど、驚きを顔に出したら失礼だよね。気をつけないと。
そんな風に思ってると、相変わらずクッキーを摘んでいたラステロくんが肩をすくめた。
「その万が一も、ボクたちが起こさせないから大丈夫だよ。それにイールトだっているんだから、殿下が体を張る必要なんてないでしょ」
「まあ確かに、イールトなら身を呈して守るだろうがな」
三人から窘められて、第一王子は不服そうだ。
でも私は話と全然関係ない所……イールトさんは第一王子からも認められてるんだなって、ついそんな事を思ってしまった。
これはリジーから聞いていた話だけれど、アルフィール様と仲良くなりたかった第一王子は、イールトさんに再三協力を要請していたらしい。でもその度に、素気無く断られていたんだとか。
王族に迫られても主人を裏切らなかったイールトさんは、本当にカッコいい。それなのに私は勝手にアルフィール様の秘密を暴露しちゃって……。
(イールトさんに知られたら、嫌われちゃうだろうな)
一歩間違えれば、私が勝手に明かした事でアルフィール様は殺されていたかもしれない。とんでもない事をしてしまったんだと、改めて思う。
(でも、それでも。私は諦めたくなかったから)
どれだけ罪深い事をしたのかは理解している。でもきっと、これがアルフィール様を救う道に繋がってるって信じてる。もし違っても必ず繋げてみせるから。今は立ち止まらずに、進んでいきたい。
私はテーブルの下でひっそりと手を握りしめ、何度目になるか分からない決意を固めた。すると第一王子が、気を取り直した様子で小さく咳払いした。
「まあ、とにかく。アルフィールの死が回避出来る未来では、シャルラ嬢が私の恋人になっていたと、そういうことなのだな」
「はい、そうです。でも私は、アルフィール様が本当は殿下を好きだって知ってます。だから絶対に諦めてほしくなくて」
「分かった。アルフィールが死ぬなどという未来は、必ず潰してみせよう」
「ありがとうございます!」
「それで死ぬ未来に何があるのか、もっと詳しく話せるか?」
気持ちを落ち着けたんだろう、リジーが新しい紅茶をみんなに配っていく。私は居住まいを正して、第一王子に頷きを返した。
「一年生の終わりに、魔の森で討伐訓練がありますよね。そこでアルフィール様は、魔獣に襲われて亡くなるそうです」
「魔獣に? あの訓練にそんな危険はないはずだが」
第一王子は二年生だから、討伐訓練は去年一度経験している。その第一王子が疑念を抱くのだから、よほど異常な話なんだろう。だけど……。
「アルフィール様もそう仰ってました。それでもアルフィール様は、必ず起きると信じて怖がってらっしゃいます」
アルフィール様が知っている出来事が、すでにいくつも起きている。どんな理由でそのあり得ない出来事が起きるのか分からないけれど、何もないなんて保証はどこにもない。
だからこそアルフィール様は恋心を封じて婚約解消にこだわり、私を第一王子に近付けようとしているんだ。
そう私が話すと、考え込むようにして話を聞いていたジェイド様たちが声を挟んだ。
「殿下。にわかには信じられない話ですが、対策は取るべきでしょう。訓練自体を取りやめに出来れば一番いいですが、それは無理ですから」
「ジェイドの言う通りだな。今年は俺だけじゃなくラステロもいるから、そう簡単にアルフィール嬢に危険が及ぶとも思えないが、念には念を入れるべきだ。今年は例年以上に間引きを多くして、警護につく騎士も増やした方がいいだろう」
「ボクも賛成だよ。フィーちゃんが安心出来るようにした方がいいだろうしね」
ああ、良かった。やっぱりみんな頼りになる!
対策を考え始めてくれた三人を見て、私は心の底からホッとしてリジーと微笑みを交わした。
「ラスに言われるまでもなく、アルフィールの不安は取り除くつもりだ。……シャルラ嬢。その魔獣の詳細も話せるか」
「それは……すみません。分かりません」
実は私は、どんな魔獣に襲われるのかまでは聞いていない。リジーなら知ってるかと思い目線で問いかけたけれど、リジーも困惑した様子で頭を振った。
「そこまで詳しい未来は見れないということか?」
「いえ。お話し下さった時にあまりにお辛そうにしてたので、そこまで聞けなかったんです。アルフィール様にとってはご自身が死ぬ話になりますから」
「それもそうか。どんな魔獣が出たのか分かれば、異常の原因を探しやすいと思ったんだが」
他に何か手を打てないかと考えてくれる第一王子に心強さを感じるのと同時に、そこまで詳しく聞き出せなかった事を悔しく思う。
けれど、またあの話を切り出すのも難しい。死んでしまう理由を尋ねた時のアルフィール様の目は、あまりに冷たかったから。
どうしたものかと考えていると、リジーが不意に声を上げた。
「あの……発言をお許し頂けますか」
「構わない。話せ」
「たぶんわたしの兄、イールトなら知ってると思います。兄は万が一、シャルラ様が失敗した時に備えて色々と動いているようですので」
「イールトか。それはありそうだな。……リジーといったか。君はイールトからそれを聞き出せるか?」
「いえ……。お嬢様が話したがらないことを、兄がわたしに話すとは思えません」
イールトさんはアルフィール様にずっと仕えてるから、私たち以上に色んな事を聞いてるはずだ。
本当ならイールトさんと協力出来ればいいんだけど、現状それは無理だろう。かといって話を聞き出すのも難しいと思う。これ以上は、どうにもならないのかな。
「そうか。それなら他の方法を取るしかないな。イールトに利くかは分からないが、女でも差し向けて」
「それはダメです!」
第一王子は何の気無しに言ったんだろうけど、思わず私は叫んでいた。第一王子が「へえ」と呟き、ニヤリと不敵な笑みを浮かべた。
(あ……まずいかも)
ハッとして口を噤んだけれど、リジーが可哀想なものを見るように私を見つめている。そしてラステロくんからは冷たい視線が向けられていて。
「シャルラちゃん、まさか……」
「嘘だろう。ああいう細身が好みなのか……! 俺はどうしたら」
あまりの気まずさから視線を逸らした先で、愕然とした様子でゼリウス様が喚いている。でも今はそれどころじゃない。
「あ、あの、これはですね」
「フィーちゃんのためとか言って、本当は殿下が好みじゃなかっただけなんでしょ⁉︎」
「そうだけど、そうじゃないの! アルフィール様のことは、本当に心配で!」
「ボクの誘いにも全然乗らないから、おかしいと思ってたんだ! 何でイールトなの! ボクのどこがあいつに負けてるっていうの⁉︎」
どうしよう。ラステロくん、めちゃくちゃ怒ってるよ⁉︎
誰かに助けてもらいたいけれど、リジーには頼めないし、第一王子は笑ったまま。ゼリウス様も一人で打ちひしがれてる。
最後の望みを託してジェイド様に目を向けたけれど、ジェイド様は苦笑いを浮かべるだけだった。
「ジェイドの言う通りだ。それにディラインもアルフィール嬢も、俺とラステロがきっちり守る。そんな覚悟を決めるな」
さすが側近候補のお二人だ。第一王子の命令を聞くだけじゃなく、こういう所でちゃんと意見もするんだね。
肩の力が抜けたからか、私は何だか微笑ましくなって話を聞いた。
「それは分かっている。それでも万が一ということもあるだろう」
拗ねたような第一王子なんて初めて見た。ビックリしたけれど、驚きを顔に出したら失礼だよね。気をつけないと。
そんな風に思ってると、相変わらずクッキーを摘んでいたラステロくんが肩をすくめた。
「その万が一も、ボクたちが起こさせないから大丈夫だよ。それにイールトだっているんだから、殿下が体を張る必要なんてないでしょ」
「まあ確かに、イールトなら身を呈して守るだろうがな」
三人から窘められて、第一王子は不服そうだ。
でも私は話と全然関係ない所……イールトさんは第一王子からも認められてるんだなって、ついそんな事を思ってしまった。
これはリジーから聞いていた話だけれど、アルフィール様と仲良くなりたかった第一王子は、イールトさんに再三協力を要請していたらしい。でもその度に、素気無く断られていたんだとか。
王族に迫られても主人を裏切らなかったイールトさんは、本当にカッコいい。それなのに私は勝手にアルフィール様の秘密を暴露しちゃって……。
(イールトさんに知られたら、嫌われちゃうだろうな)
一歩間違えれば、私が勝手に明かした事でアルフィール様は殺されていたかもしれない。とんでもない事をしてしまったんだと、改めて思う。
(でも、それでも。私は諦めたくなかったから)
どれだけ罪深い事をしたのかは理解している。でもきっと、これがアルフィール様を救う道に繋がってるって信じてる。もし違っても必ず繋げてみせるから。今は立ち止まらずに、進んでいきたい。
私はテーブルの下でひっそりと手を握りしめ、何度目になるか分からない決意を固めた。すると第一王子が、気を取り直した様子で小さく咳払いした。
「まあ、とにかく。アルフィールの死が回避出来る未来では、シャルラ嬢が私の恋人になっていたと、そういうことなのだな」
「はい、そうです。でも私は、アルフィール様が本当は殿下を好きだって知ってます。だから絶対に諦めてほしくなくて」
「分かった。アルフィールが死ぬなどという未来は、必ず潰してみせよう」
「ありがとうございます!」
「それで死ぬ未来に何があるのか、もっと詳しく話せるか?」
気持ちを落ち着けたんだろう、リジーが新しい紅茶をみんなに配っていく。私は居住まいを正して、第一王子に頷きを返した。
「一年生の終わりに、魔の森で討伐訓練がありますよね。そこでアルフィール様は、魔獣に襲われて亡くなるそうです」
「魔獣に? あの訓練にそんな危険はないはずだが」
第一王子は二年生だから、討伐訓練は去年一度経験している。その第一王子が疑念を抱くのだから、よほど異常な話なんだろう。だけど……。
「アルフィール様もそう仰ってました。それでもアルフィール様は、必ず起きると信じて怖がってらっしゃいます」
アルフィール様が知っている出来事が、すでにいくつも起きている。どんな理由でそのあり得ない出来事が起きるのか分からないけれど、何もないなんて保証はどこにもない。
だからこそアルフィール様は恋心を封じて婚約解消にこだわり、私を第一王子に近付けようとしているんだ。
そう私が話すと、考え込むようにして話を聞いていたジェイド様たちが声を挟んだ。
「殿下。にわかには信じられない話ですが、対策は取るべきでしょう。訓練自体を取りやめに出来れば一番いいですが、それは無理ですから」
「ジェイドの言う通りだな。今年は俺だけじゃなくラステロもいるから、そう簡単にアルフィール嬢に危険が及ぶとも思えないが、念には念を入れるべきだ。今年は例年以上に間引きを多くして、警護につく騎士も増やした方がいいだろう」
「ボクも賛成だよ。フィーちゃんが安心出来るようにした方がいいだろうしね」
ああ、良かった。やっぱりみんな頼りになる!
対策を考え始めてくれた三人を見て、私は心の底からホッとしてリジーと微笑みを交わした。
「ラスに言われるまでもなく、アルフィールの不安は取り除くつもりだ。……シャルラ嬢。その魔獣の詳細も話せるか」
「それは……すみません。分かりません」
実は私は、どんな魔獣に襲われるのかまでは聞いていない。リジーなら知ってるかと思い目線で問いかけたけれど、リジーも困惑した様子で頭を振った。
「そこまで詳しい未来は見れないということか?」
「いえ。お話し下さった時にあまりにお辛そうにしてたので、そこまで聞けなかったんです。アルフィール様にとってはご自身が死ぬ話になりますから」
「それもそうか。どんな魔獣が出たのか分かれば、異常の原因を探しやすいと思ったんだが」
他に何か手を打てないかと考えてくれる第一王子に心強さを感じるのと同時に、そこまで詳しく聞き出せなかった事を悔しく思う。
けれど、またあの話を切り出すのも難しい。死んでしまう理由を尋ねた時のアルフィール様の目は、あまりに冷たかったから。
どうしたものかと考えていると、リジーが不意に声を上げた。
「あの……発言をお許し頂けますか」
「構わない。話せ」
「たぶんわたしの兄、イールトなら知ってると思います。兄は万が一、シャルラ様が失敗した時に備えて色々と動いているようですので」
「イールトか。それはありそうだな。……リジーといったか。君はイールトからそれを聞き出せるか?」
「いえ……。お嬢様が話したがらないことを、兄がわたしに話すとは思えません」
イールトさんはアルフィール様にずっと仕えてるから、私たち以上に色んな事を聞いてるはずだ。
本当ならイールトさんと協力出来ればいいんだけど、現状それは無理だろう。かといって話を聞き出すのも難しいと思う。これ以上は、どうにもならないのかな。
「そうか。それなら他の方法を取るしかないな。イールトに利くかは分からないが、女でも差し向けて」
「それはダメです!」
第一王子は何の気無しに言ったんだろうけど、思わず私は叫んでいた。第一王子が「へえ」と呟き、ニヤリと不敵な笑みを浮かべた。
(あ……まずいかも)
ハッとして口を噤んだけれど、リジーが可哀想なものを見るように私を見つめている。そしてラステロくんからは冷たい視線が向けられていて。
「シャルラちゃん、まさか……」
「嘘だろう。ああいう細身が好みなのか……! 俺はどうしたら」
あまりの気まずさから視線を逸らした先で、愕然とした様子でゼリウス様が喚いている。でも今はそれどころじゃない。
「あ、あの、これはですね」
「フィーちゃんのためとか言って、本当は殿下が好みじゃなかっただけなんでしょ⁉︎」
「そうだけど、そうじゃないの! アルフィール様のことは、本当に心配で!」
「ボクの誘いにも全然乗らないから、おかしいと思ってたんだ! 何でイールトなの! ボクのどこがあいつに負けてるっていうの⁉︎」
どうしよう。ラステロくん、めちゃくちゃ怒ってるよ⁉︎
誰かに助けてもらいたいけれど、リジーには頼めないし、第一王子は笑ったまま。ゼリウス様も一人で打ちひしがれてる。
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