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王子様と
別れ…そして
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魔法使いから言われていた
魔法は12時まで、と。
鐘の音が響く
魔法は徐々に溶け始めていた。
良かった。一瞬でかかった魔法は
一瞬でとけると思っていた。
助かった。としか
その時は思う余裕はなかった。
ただこの場所から
早く、ひたすら早く立ち去る
その事しか考えられず
周りも見えず、いろいろな人に
ぶつかりながら会場を後にした。
しかしふと後ろが気になり
振り返ると、そこには
王子の姿があった
目を疑ったが、間違いなくあった。
しかし嬉しいと言う感情と
困っているという状況が
シンデレラの足取りを遅くした。
そこ場所がまさか大階段の
一番下だったとは
シンデレラは気づいてなかった。
そこで、なにかに足をとられたような
妙な風に吹かれたような感覚を
確かに感じた。
その瞬間、片方のガラスの靴が
シンデレラの真後ろに
滑るようにころがっていった。
この時の透き通るような
輝くような音を
シンデレラは一生忘れない
と思った。
しかし、拾いに戻る余裕は
全くなかった。
どうせ魔法は解ける
残していっても、問題は
明日から片方だけの靴で過ごす
そのくらいだろう
惨めさは、際立つかもしれない。けど
王子は少し戸惑うだろうか
ガラスの靴が徐々に
ボロボロの靴に変わっていく事を
不思議に思って街中の
くつが片方だけの女性を
探してくれるだろうか?
王子にもう会えない…
魔法は12時まで、と。
鐘の音が響く
魔法は徐々に溶け始めていた。
良かった。一瞬でかかった魔法は
一瞬でとけると思っていた。
助かった。としか
その時は思う余裕はなかった。
ただこの場所から
早く、ひたすら早く立ち去る
その事しか考えられず
周りも見えず、いろいろな人に
ぶつかりながら会場を後にした。
しかしふと後ろが気になり
振り返ると、そこには
王子の姿があった
目を疑ったが、間違いなくあった。
しかし嬉しいと言う感情と
困っているという状況が
シンデレラの足取りを遅くした。
そこ場所がまさか大階段の
一番下だったとは
シンデレラは気づいてなかった。
そこで、なにかに足をとられたような
妙な風に吹かれたような感覚を
確かに感じた。
その瞬間、片方のガラスの靴が
シンデレラの真後ろに
滑るようにころがっていった。
この時の透き通るような
輝くような音を
シンデレラは一生忘れない
と思った。
しかし、拾いに戻る余裕は
全くなかった。
どうせ魔法は解ける
残していっても、問題は
明日から片方だけの靴で過ごす
そのくらいだろう
惨めさは、際立つかもしれない。けど
王子は少し戸惑うだろうか
ガラスの靴が徐々に
ボロボロの靴に変わっていく事を
不思議に思って街中の
くつが片方だけの女性を
探してくれるだろうか?
王子にもう会えない…
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