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山野姫咲
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第3記録
「おじゃましまーす。」
「どうぞどうぞ~。」
今日は、歌音を自宅に招いた。
一緒に調べれたら心強いこともあったから。
「でもいいの?お母さん帰ってきたりしない?」
「大丈夫だよ。お母さんはいつも帰ってくるのは夜中だから。私の顔を見たくないみたい。」
「そう…。じゃ、探してみようか。」
「うん!」
私たちは、押入れの中を物色し始めた。
「うわぁ。これ昔の京ちゃん?」
歌音かアルバムを見つけて私に見せる。
「うわぁ。懐かしい。」
そのアルバムにも、あの女の人がたくさん写っていた。
やっぱり、もっと何か縁のある人なんだろう。
歌音…。
めんどくさいこといつも頼んで…ごめんね。
「あ、ね、ね。京ちゃん。」
「え?」
「これ、もしかして…。あの人からの手紙かも。」
「え?うそ。」
その手紙は、優しい花模様のある便箋。
《拝啓 高橋家の皆様
先日は、お世話になりました。特に、奥様には本当に迷惑をおかけして…。京香ちゃん大きくなりましたね。奥様だったら上手にお育てすることができるでしょう。申し訳有りませんが宜しくお願いします。》
「どういう意味かな。京ちゃん。」
「分かんない。何の話かな。」
申し訳有りませんって何について謝ってるんだろう。お世話になりましたって私がお世話になってるんじゃないの?
「ね、この人の名前、山野 姫咲って言うんだね。」
「きさき?」
「うん。お姫様が咲くって書くんだね。綺麗な名前。これ、住所書いてある!」
「え、うそ!」
「本当だよ。隣の県か…。行ってみる?」
「無理だよ。隣の県なんて、」
「私のお母さんが連れて行ってくれるわよ。もちろん内緒でね。だから行こう。ここまで来たんだから会いたいもん。」
「歌音…。そうだよね。うん、行こう。」
「今週の土曜日でいい?お母さんに一度聞いてからだけど。」
「もちろん!いいよ。」
山野 姫咲さん。
土曜日、あなたに会いに行きます。
会えるか、わからない。けど、会いたい。
あなたが私にとってお母さんにとってどんな存在なのか、知りたい。
とりあえず、散乱したものを全部押入れに入れ直すことはできたけども、この手紙と押入れの奥に隠してあるようにあった写真は部屋に持って行こう。
「いやぁ、綺麗な人だなぁ。」
その写真を見ながら言った独り言。
誰もが綺麗って思う人だよ。特に、この綺麗な髪の毛が好きだ。飴細工みたいな黒髪。太陽に光って反射してそこだけ白くなってる。綺麗な髪。
本当に誰なんだろう。
お母さんの親戚ってわけでもなさそうだし、だって、奥様って書いてあったし、お父さんの親戚の人かな。でも、お正月の時にもあったことないような…。
まぁ、いっか。これから調べるんだし。
プルルル プルルル
家の電話が鳴った。
誰だろう。こんな時間に、もう8時だよ。
私は受話器を取る。
「もしもし、高橋ですが、母は外出しておりますが…。」
『娘さんですか?』
「へ?」
『高橋 瑛里華さんが当病院に運ばれまして。』
「え、どういう…」
私は混乱して頭が追いつけない。
当病院?運ばれた?え?なに?
『瑛里華さんってお母様ですよね?』
「はい。間違いなく母ですが…」
『高橋さんは先ほど事故に遭われて、意識不明の重体です…。』
「は?」
私は、病院の人に電話を通して聴いて全速力で病院に向かった。
なにを言っているのか正直意味がわからなかった。お母さんが意識不明?なにそれ。
そんなの、漫画やドラマの感動シーンとかの中だけだと思ってた。
でも…現実に私の世界で起こった。なんで…、なんで?
病院について看護師さんにお母さんの部屋を教えてもらって走って病室へ向かった。途中走らないでと看護師さんに何度か言われたが、御構い無しに走ってしまった。
扉を開けるとお母さんは包帯でぐるぐる巻きにされた頭でベッドに寝ていた。
「お母さんは…お母さんは大丈夫なんですか?!」
病院の人に聞くと、冷静な顔をして女の先生が言う。
「お母さんは、意識は戻ってないけど安定してます。意識がこのまま戻れば大丈夫ですよ。今のままだったら、危ないかもしれませんが…。」
私はもうなにも言えなかった。
怖い。お母さんがいなくなったら怖いよ。
お願い助かって!
目が覚めたら私のママでいて。ママ!
「ひき逃げ?」
私は廊下に呼ばれて事故の状況について話を聞かされた。
「はい。お母さんも信号を無視していたそうなんですが、ひき逃げです。犯人はまだ見つかっていません。」
「お、お母さんが信号を無視?」
「はい。お母さんはこれを。」
看護士さんは私に一つのぐちゃぐちゃになったケーキの箱をくれた。
「これ…?何ですか?」
「お母さんが今日持っていらしたものです…。中を見てみてください。」
「は、はい。」
私は中を開けてみる。
案の定ケーキはぐちゃぐちゃ。その中から小さなメッセージカードが出てきた。
「今日が、あなたの、京香さんのお誕生日だったんですね。」
そのメッセージカードには、
《お誕生日おめでとう!私はいつもあなたのことを避けていたね。ごめんね。でも、お母さん京香のこと大好きだよ。》
私は涙がポロポロ止まらなくなった。
「わ、すれてた。」
「え?」
「忘れてました。私が今日誕生日だなんて…。」
そう言うと看護士さんは微笑んだ。
「お母さんは覚えていてくれたんですね。あなたにこれをあげるのが楽しみで、信号を見るのを忘れてしまったのでしょう。」
…お母さんが意識不明の間、私は何ができるだろう。そうだ。あの女の人。調べなくちゃ。お母さんが目を覚ますその時に真っ先に聞けるように。今の私にはもうそれしかない。
「看護師さん。お母さんが目を覚ましたら、この番号に電話をください。」
私はメモ帳に自分の電話番号を書いた。
「え?お母さんについていらっしゃらないんですか?」
「はい。私はやることが残ってますから。」
「やること?」
「私がお母さんのことを『お母さん』と呼ぶのではなく昔のように『ママ』と呼べるように色々やる事があります。ですから、お母さんのことよろしくお願いします。」
看護師さんは私の顔を見て頷いた。
「わかったわ。すぐ来てね。」
「はい。電話を頂くことができたら。」
そう言って私は病院を後にした。
私は家について鍵を締める。
もう一度押入れの中を探してみる。
何かまた一つ発見があるかもしれない。
案の定、さっきは見つからなかった手紙が束にして見つかった。
これは…私は手紙を開けて読むことにした。
《京香ちゃんとの山登りとても楽しかったです。また行けるといいです。》
《大切な京香ちゃんのお誕生日、呼んでくださり感謝します。》
こんな感じの感謝の言葉が書いてあるだけの手紙が続く。しかし、最後の手紙にはこれまでの手紙とは違うくらい手紙があった。
その手紙だけ便箋が何も書いてないつまらない白い封筒に入っていた。
《秘密が京香ちゃんにばれてしまいましたね…。奥様にはとても良くしてもらいました。その恩はいつかきっとお返しいたします。ですが、もう京香ちゃんに会うことはできないのでしょう。さようなら。と伝えておいて下さい。》
秘密?さよなら?恩返し?何があったの?私は何を知ってしまったの?何を何を私は聞いてしまったの?疑問がどんどん浮かび上がる。
日付…、私を嫌った一日前だ!
ってことはお母さんが私を嫌ったのはこの秘密を私が知ってしまったから?その秘密って何?何を私は知ってはいけなかったの?わかんない。教えて!姫咲さん!
「秘密?」
「うん。そうなの。」
今は歌音のお母さんに運転してもらっている車の中。
姫咲さんに会いに行く土曜日なのだ。
「どういう秘密だろう。京ちゃんが知ったのって。」
「ね。多分ショックすぎて忘れちゃったんだと思う。」
「私もそう思う。」
そのまま違う話に花を咲かせた。
長い時間が過ぎて車が停まる。
「歌音。京ちゃん。着いたわよ。ここよ。ここのマンション。」
私たちは車を降りた。
目の前にあったのは一つの普通のマンションだった。
「この部屋であってるよね?」
歌音のお母さんには車の中で待っていてもらうことにして歌音と私と二人だけで部屋に向かった。
「あってるよ。きっと。だって、表札『山野』だし。」
私たちはインターホンを押す。
そこから優しい声をしている女の人がインターホン越しにしゃべる。
「あなたたち中学生?どうしたの?」
そう聞かれた。
「あ、あの!私、高橋 京香です!見覚え、っていうか、聞き覚えのある名前だって思いますよね?」
「…」
「私この手紙について知りたいんです。教えてください。姫咲さん。」
「いま、鍵を開けます。」
そう言って会話は途切れた。
少しして、姫咲さんの部屋の扉は開いた。
「京香ちゃん。本当に京香ちゃんなのね。」
黒髪で優しい顔をしているのはあの写真と全然変わらなかった。6年近く、経ってしまったのに。
「おじゃましまーす。」
「どうぞどうぞ~。」
今日は、歌音を自宅に招いた。
一緒に調べれたら心強いこともあったから。
「でもいいの?お母さん帰ってきたりしない?」
「大丈夫だよ。お母さんはいつも帰ってくるのは夜中だから。私の顔を見たくないみたい。」
「そう…。じゃ、探してみようか。」
「うん!」
私たちは、押入れの中を物色し始めた。
「うわぁ。これ昔の京ちゃん?」
歌音かアルバムを見つけて私に見せる。
「うわぁ。懐かしい。」
そのアルバムにも、あの女の人がたくさん写っていた。
やっぱり、もっと何か縁のある人なんだろう。
歌音…。
めんどくさいこといつも頼んで…ごめんね。
「あ、ね、ね。京ちゃん。」
「え?」
「これ、もしかして…。あの人からの手紙かも。」
「え?うそ。」
その手紙は、優しい花模様のある便箋。
《拝啓 高橋家の皆様
先日は、お世話になりました。特に、奥様には本当に迷惑をおかけして…。京香ちゃん大きくなりましたね。奥様だったら上手にお育てすることができるでしょう。申し訳有りませんが宜しくお願いします。》
「どういう意味かな。京ちゃん。」
「分かんない。何の話かな。」
申し訳有りませんって何について謝ってるんだろう。お世話になりましたって私がお世話になってるんじゃないの?
「ね、この人の名前、山野 姫咲って言うんだね。」
「きさき?」
「うん。お姫様が咲くって書くんだね。綺麗な名前。これ、住所書いてある!」
「え、うそ!」
「本当だよ。隣の県か…。行ってみる?」
「無理だよ。隣の県なんて、」
「私のお母さんが連れて行ってくれるわよ。もちろん内緒でね。だから行こう。ここまで来たんだから会いたいもん。」
「歌音…。そうだよね。うん、行こう。」
「今週の土曜日でいい?お母さんに一度聞いてからだけど。」
「もちろん!いいよ。」
山野 姫咲さん。
土曜日、あなたに会いに行きます。
会えるか、わからない。けど、会いたい。
あなたが私にとってお母さんにとってどんな存在なのか、知りたい。
とりあえず、散乱したものを全部押入れに入れ直すことはできたけども、この手紙と押入れの奥に隠してあるようにあった写真は部屋に持って行こう。
「いやぁ、綺麗な人だなぁ。」
その写真を見ながら言った独り言。
誰もが綺麗って思う人だよ。特に、この綺麗な髪の毛が好きだ。飴細工みたいな黒髪。太陽に光って反射してそこだけ白くなってる。綺麗な髪。
本当に誰なんだろう。
お母さんの親戚ってわけでもなさそうだし、だって、奥様って書いてあったし、お父さんの親戚の人かな。でも、お正月の時にもあったことないような…。
まぁ、いっか。これから調べるんだし。
プルルル プルルル
家の電話が鳴った。
誰だろう。こんな時間に、もう8時だよ。
私は受話器を取る。
「もしもし、高橋ですが、母は外出しておりますが…。」
『娘さんですか?』
「へ?」
『高橋 瑛里華さんが当病院に運ばれまして。』
「え、どういう…」
私は混乱して頭が追いつけない。
当病院?運ばれた?え?なに?
『瑛里華さんってお母様ですよね?』
「はい。間違いなく母ですが…」
『高橋さんは先ほど事故に遭われて、意識不明の重体です…。』
「は?」
私は、病院の人に電話を通して聴いて全速力で病院に向かった。
なにを言っているのか正直意味がわからなかった。お母さんが意識不明?なにそれ。
そんなの、漫画やドラマの感動シーンとかの中だけだと思ってた。
でも…現実に私の世界で起こった。なんで…、なんで?
病院について看護師さんにお母さんの部屋を教えてもらって走って病室へ向かった。途中走らないでと看護師さんに何度か言われたが、御構い無しに走ってしまった。
扉を開けるとお母さんは包帯でぐるぐる巻きにされた頭でベッドに寝ていた。
「お母さんは…お母さんは大丈夫なんですか?!」
病院の人に聞くと、冷静な顔をして女の先生が言う。
「お母さんは、意識は戻ってないけど安定してます。意識がこのまま戻れば大丈夫ですよ。今のままだったら、危ないかもしれませんが…。」
私はもうなにも言えなかった。
怖い。お母さんがいなくなったら怖いよ。
お願い助かって!
目が覚めたら私のママでいて。ママ!
「ひき逃げ?」
私は廊下に呼ばれて事故の状況について話を聞かされた。
「はい。お母さんも信号を無視していたそうなんですが、ひき逃げです。犯人はまだ見つかっていません。」
「お、お母さんが信号を無視?」
「はい。お母さんはこれを。」
看護士さんは私に一つのぐちゃぐちゃになったケーキの箱をくれた。
「これ…?何ですか?」
「お母さんが今日持っていらしたものです…。中を見てみてください。」
「は、はい。」
私は中を開けてみる。
案の定ケーキはぐちゃぐちゃ。その中から小さなメッセージカードが出てきた。
「今日が、あなたの、京香さんのお誕生日だったんですね。」
そのメッセージカードには、
《お誕生日おめでとう!私はいつもあなたのことを避けていたね。ごめんね。でも、お母さん京香のこと大好きだよ。》
私は涙がポロポロ止まらなくなった。
「わ、すれてた。」
「え?」
「忘れてました。私が今日誕生日だなんて…。」
そう言うと看護士さんは微笑んだ。
「お母さんは覚えていてくれたんですね。あなたにこれをあげるのが楽しみで、信号を見るのを忘れてしまったのでしょう。」
…お母さんが意識不明の間、私は何ができるだろう。そうだ。あの女の人。調べなくちゃ。お母さんが目を覚ますその時に真っ先に聞けるように。今の私にはもうそれしかない。
「看護師さん。お母さんが目を覚ましたら、この番号に電話をください。」
私はメモ帳に自分の電話番号を書いた。
「え?お母さんについていらっしゃらないんですか?」
「はい。私はやることが残ってますから。」
「やること?」
「私がお母さんのことを『お母さん』と呼ぶのではなく昔のように『ママ』と呼べるように色々やる事があります。ですから、お母さんのことよろしくお願いします。」
看護師さんは私の顔を見て頷いた。
「わかったわ。すぐ来てね。」
「はい。電話を頂くことができたら。」
そう言って私は病院を後にした。
私は家について鍵を締める。
もう一度押入れの中を探してみる。
何かまた一つ発見があるかもしれない。
案の定、さっきは見つからなかった手紙が束にして見つかった。
これは…私は手紙を開けて読むことにした。
《京香ちゃんとの山登りとても楽しかったです。また行けるといいです。》
《大切な京香ちゃんのお誕生日、呼んでくださり感謝します。》
こんな感じの感謝の言葉が書いてあるだけの手紙が続く。しかし、最後の手紙にはこれまでの手紙とは違うくらい手紙があった。
その手紙だけ便箋が何も書いてないつまらない白い封筒に入っていた。
《秘密が京香ちゃんにばれてしまいましたね…。奥様にはとても良くしてもらいました。その恩はいつかきっとお返しいたします。ですが、もう京香ちゃんに会うことはできないのでしょう。さようなら。と伝えておいて下さい。》
秘密?さよなら?恩返し?何があったの?私は何を知ってしまったの?何を何を私は聞いてしまったの?疑問がどんどん浮かび上がる。
日付…、私を嫌った一日前だ!
ってことはお母さんが私を嫌ったのはこの秘密を私が知ってしまったから?その秘密って何?何を私は知ってはいけなかったの?わかんない。教えて!姫咲さん!
「秘密?」
「うん。そうなの。」
今は歌音のお母さんに運転してもらっている車の中。
姫咲さんに会いに行く土曜日なのだ。
「どういう秘密だろう。京ちゃんが知ったのって。」
「ね。多分ショックすぎて忘れちゃったんだと思う。」
「私もそう思う。」
そのまま違う話に花を咲かせた。
長い時間が過ぎて車が停まる。
「歌音。京ちゃん。着いたわよ。ここよ。ここのマンション。」
私たちは車を降りた。
目の前にあったのは一つの普通のマンションだった。
「この部屋であってるよね?」
歌音のお母さんには車の中で待っていてもらうことにして歌音と私と二人だけで部屋に向かった。
「あってるよ。きっと。だって、表札『山野』だし。」
私たちはインターホンを押す。
そこから優しい声をしている女の人がインターホン越しにしゃべる。
「あなたたち中学生?どうしたの?」
そう聞かれた。
「あ、あの!私、高橋 京香です!見覚え、っていうか、聞き覚えのある名前だって思いますよね?」
「…」
「私この手紙について知りたいんです。教えてください。姫咲さん。」
「いま、鍵を開けます。」
そう言って会話は途切れた。
少しして、姫咲さんの部屋の扉は開いた。
「京香ちゃん。本当に京香ちゃんなのね。」
黒髪で優しい顔をしているのはあの写真と全然変わらなかった。6年近く、経ってしまったのに。
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