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2話 一章 オムパスタ
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それから時間が過ぎていく。
空は夕闇に暮れていき、彼方此方で村人達が家路を急いでいる姿がある。
ガチャ、ーー
すると、再びサーラ達の家の玄関が開き、二人の男が扉を潜って部屋に入ってくると、元気良く挨拶してきた。
「ただいま~。」
「邪魔するぜぇ。」
一人は、ひ弱そうな優男である。名前をロンドと言う。因みにサーラの父親で、害獣駆除のハンターだ。
もう一人は、厳つい髭面の大男である。渾名は「親方」と呼ばれており、ロンドの上司である。
彼等が居間に赴いて、テーブルの椅子に腰かける。
「おとうちゃん、おかえり。…親方もいらっしゃい。…どうしたの?」
とサーラは言い、アリサを抱きながら側へ寄ってきて出迎えると、すかさず質問する。
「サーラちゃん、アリサちゃん。…パパだよ~!」
「こいつになぁ、仕事帰りに晩飯を誘われたんだ。…急に来て悪いな。」
と親方も状況を説明しながら、少し申し訳なさそうに謝罪する。
対してサーラは快く受け入れていた。
「…いいよ。美味しいの作るね。」
「おぉ、楽しみにするぜ。」
「それで、サーラちゃん達は、今日は何をしてたんだい?…」
すると、今度はロンドが質問をしてきた。
サーラは懐の内ポケットから手紙を取り出すと、目の前に差し出してきた。昼間にジョンドから渡された物である。
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