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はじまりの話
ゴダでの旅支度と最後の夜
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次の日から数日、依頼をこなしながら魔法の練習、調合、旅支度をした。
依頼は少し難しいものをらこなせるようにもなり、戦闘も慣れてきた。
魔法は訓練しているおかげか調節ができるようになった。生活魔法もレベルアップして、暖炉みたいなものやちょっとしたお風呂みたいなものも作れるようになった。
あとは野営のときのテントやその周辺にに結界を張って魔物や人が近寄れないようにできるようにもなった。
旅は戦闘だけではない、自分の身を守ったりなるべく心地よく過ごすことも大切だ。
調合もレベルアップしている。
花やハーブで自分の好きな香りを作りソープやシャンプー、ボディクリームなども作れるようになった。
ソープは一応全身洗うことができるので洗顔もできる。
基礎化粧品になるローションやミルクも作りたいな♪
旅に必要なものも揃えて整理をしてと合間にしている。
明日依頼などはお休みにして最後の旅支度をして明後日出発することになっている。
宿屋のみんなやギルドの方、他の知り合った街の人も寂しいと言ってくれていて私もなんだか切なくなる。
この世界にきて初めての街だし、みんな良い人だし。
でも旅をすると決めたことだから、この街を明日楽しむ予定だ。
次の日の朝、食堂に行くと女将さんが声をかけてくれた。
「おはよう!!明日出発ね!今夜は店を貸切にして出発のお祝いをしよう!大丈夫かい?」
「いいんですか?すごく嬉しいです!!」
「もちろんさ、こんなに仲良くなったのに寂しいけど、出発だからね!今日は早めに帰っておいで!5時くらいからでも大丈夫かい?」
「はい、ありがとうございます!今日は依頼とかも受けずに最後の足りないものとかの買い出しなんで、早めに戻ります!楽しみです!」
「あぁ、わかったよ!みんな張り切って準備するからね!」
「はい!」
朝から活動開始だ!
まずは食材調達をした。
パンも買っておいて食べられるようにしておく。
野原に行ってまたごはんを炊いておにぎりにしておく。あとはスープを作ってストックにしておいた。
その後せっかくだから街の温泉に行ってゆっくりと楽しむ。
明日から旅が始まるので体をゆっくり休める。
そしてギルドに行って、ギルマスや職員の方に挨拶をした。
「モエさんが旅立つなんて寂しいです!本当はずっとこの街にいてほしいのが本音ですが、冒険者は旅をして強くなっていきますからね、応援してます!!」
「本当だな、寂しくなる。即戦力だしなぁー。でも応援しているよ、道中気をつけて無事次の街に着くように。次の村までは馬車だったか。」
「みなさんありがとうございます!はい、村までは馬車で、村から目指しているマリンの街までは徒歩で行く予定です。」
「そうか、気をつけて行くんだよ、無理せずにな!」
皆さん心配してくれていた。
優しさがすごく伝わる。
最初の街がこの街で本当によかった。
絶対にまた来よう。
夕方、宿に戻り部屋の荷物をまとめたりした。
ちなみにティアがくれたバックは本当に無限に入るのではないかというくらいなんでも入った。
なのでバック1つの荷物で旅ができるのだ。
いつか会ったときにどのくらい入るのかとか聞いてみたい。
明日の服だけ出しておく。
5時くらいに食堂にと言われたので行ってみるとワイワイと賑わっていた。
食堂には、仲の良い街の人々がたくさんきてくれていた。
宿の方はもちろん、ギルマス、ギルド職員の方々、セラさん。他にも顔馴染みの方がちらほら。
「モエちゃん!さぁさぁ、座りな♪ちょっと仕事で来れない人もいるんだけど終わってから途中でくる人もいるんだよ!今日はみんなとたくさん話して楽しみな♪」
「びっくりです、ありがとうございます!!」
「モエさん行っちゃうんですねー!寂しー!」
フェルトちゃんが抱きついてくる。
みんな笑ってくれていた。
ガンジーさんの美味しい料理。
みんなの楽しみお話。
あっという間に時間は過ぎていった。
「さぁ、モエちゃんも明日は早いからそろそろお開きにしましょ!」
「皆さん!本当に今日はありがとうございます!冒険者の私がこんなに皆さんによくしてもらって、仲良くしていただけて感謝でいっぱいです。またきっとこの街に来ますので、よろしくお願いします!」
ペコリと頭を下げると、みんな笑ってくれていた。
一人一人言葉をかけてくれて、本当に良い夜だった。
片付けはできる人たちだけでするから、明日から旅になるんだから早く休みなというみなさんの言葉に甘えて部屋に戻った。
軽くシャワーをして冷たいお茶を飲みながら窓から街を見た。
いつも通り、街灯がひかり、夜も遅いので人はまばらだが、いつもの街並みだ。
月も星も綺麗で明日は良い天気だろう。
不安もあるが、なんとかなる精神で頑張っていこう。
少しゆっくりしてスックと眠りについた。
依頼は少し難しいものをらこなせるようにもなり、戦闘も慣れてきた。
魔法は訓練しているおかげか調節ができるようになった。生活魔法もレベルアップして、暖炉みたいなものやちょっとしたお風呂みたいなものも作れるようになった。
あとは野営のときのテントやその周辺にに結界を張って魔物や人が近寄れないようにできるようにもなった。
旅は戦闘だけではない、自分の身を守ったりなるべく心地よく過ごすことも大切だ。
調合もレベルアップしている。
花やハーブで自分の好きな香りを作りソープやシャンプー、ボディクリームなども作れるようになった。
ソープは一応全身洗うことができるので洗顔もできる。
基礎化粧品になるローションやミルクも作りたいな♪
旅に必要なものも揃えて整理をしてと合間にしている。
明日依頼などはお休みにして最後の旅支度をして明後日出発することになっている。
宿屋のみんなやギルドの方、他の知り合った街の人も寂しいと言ってくれていて私もなんだか切なくなる。
この世界にきて初めての街だし、みんな良い人だし。
でも旅をすると決めたことだから、この街を明日楽しむ予定だ。
次の日の朝、食堂に行くと女将さんが声をかけてくれた。
「おはよう!!明日出発ね!今夜は店を貸切にして出発のお祝いをしよう!大丈夫かい?」
「いいんですか?すごく嬉しいです!!」
「もちろんさ、こんなに仲良くなったのに寂しいけど、出発だからね!今日は早めに帰っておいで!5時くらいからでも大丈夫かい?」
「はい、ありがとうございます!今日は依頼とかも受けずに最後の足りないものとかの買い出しなんで、早めに戻ります!楽しみです!」
「あぁ、わかったよ!みんな張り切って準備するからね!」
「はい!」
朝から活動開始だ!
まずは食材調達をした。
パンも買っておいて食べられるようにしておく。
野原に行ってまたごはんを炊いておにぎりにしておく。あとはスープを作ってストックにしておいた。
その後せっかくだから街の温泉に行ってゆっくりと楽しむ。
明日から旅が始まるので体をゆっくり休める。
そしてギルドに行って、ギルマスや職員の方に挨拶をした。
「モエさんが旅立つなんて寂しいです!本当はずっとこの街にいてほしいのが本音ですが、冒険者は旅をして強くなっていきますからね、応援してます!!」
「本当だな、寂しくなる。即戦力だしなぁー。でも応援しているよ、道中気をつけて無事次の街に着くように。次の村までは馬車だったか。」
「みなさんありがとうございます!はい、村までは馬車で、村から目指しているマリンの街までは徒歩で行く予定です。」
「そうか、気をつけて行くんだよ、無理せずにな!」
皆さん心配してくれていた。
優しさがすごく伝わる。
最初の街がこの街で本当によかった。
絶対にまた来よう。
夕方、宿に戻り部屋の荷物をまとめたりした。
ちなみにティアがくれたバックは本当に無限に入るのではないかというくらいなんでも入った。
なのでバック1つの荷物で旅ができるのだ。
いつか会ったときにどのくらい入るのかとか聞いてみたい。
明日の服だけ出しておく。
5時くらいに食堂にと言われたので行ってみるとワイワイと賑わっていた。
食堂には、仲の良い街の人々がたくさんきてくれていた。
宿の方はもちろん、ギルマス、ギルド職員の方々、セラさん。他にも顔馴染みの方がちらほら。
「モエちゃん!さぁさぁ、座りな♪ちょっと仕事で来れない人もいるんだけど終わってから途中でくる人もいるんだよ!今日はみんなとたくさん話して楽しみな♪」
「びっくりです、ありがとうございます!!」
「モエさん行っちゃうんですねー!寂しー!」
フェルトちゃんが抱きついてくる。
みんな笑ってくれていた。
ガンジーさんの美味しい料理。
みんなの楽しみお話。
あっという間に時間は過ぎていった。
「さぁ、モエちゃんも明日は早いからそろそろお開きにしましょ!」
「皆さん!本当に今日はありがとうございます!冒険者の私がこんなに皆さんによくしてもらって、仲良くしていただけて感謝でいっぱいです。またきっとこの街に来ますので、よろしくお願いします!」
ペコリと頭を下げると、みんな笑ってくれていた。
一人一人言葉をかけてくれて、本当に良い夜だった。
片付けはできる人たちだけでするから、明日から旅になるんだから早く休みなというみなさんの言葉に甘えて部屋に戻った。
軽くシャワーをして冷たいお茶を飲みながら窓から街を見た。
いつも通り、街灯がひかり、夜も遅いので人はまばらだが、いつもの街並みだ。
月も星も綺麗で明日は良い天気だろう。
不安もあるが、なんとかなる精神で頑張っていこう。
少しゆっくりしてスックと眠りについた。
応援ありがとうございます!
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