サスケさん!異世界大奮闘記。

野良猫ワンワン

文字の大きさ
24 / 283

2日目 精霊と館の樹  1

しおりを挟む
 
気持ちの良い、爽やかな朝の目覚め。
{おきたの} 
頭の中でエメリーさんと違う声がする。

{わたしなのよ。}
「どこかで聞こえた声だなぁー」
{きのうえからいっしょ}
「時々、聞こえた声、誰の声と思っていた」

{はなせるようになったの、けいやくするの}
「契約って、ずーっと一緒なの?」
{しぬまでよ}
「どうして」
{きまりまの}
「お断り出来ないのでしょうか?」
{だめなの、まだいるの}

「えっ!  どうして」
{もりのせいれいつよいの}
「森の精霊さんはいつ来るのでしょうか?」
{しらないの、もりでこまっているの}
「なぜ僕なのですか?」
{まな、まりょくいぱいなの、いるの}
「僕にメリット有るのでしょうか?」
{つよくなるわ。}

「それまでは、何もないのでしょうか」
{あぶないおしえたわ、いっぱい}
{おはなしできる}
「それだけですか」
{せいれいけいやく、つよくなるわ}
{ふたりぶん、もっとつよくなるわ}

「神殿神官に力が強くなると、言われたのですけれど」
{せいれいまほういっぱいよ!}
「本当かなぁー」
{つよいのわかった、いっぱいつよいわ}

「悪魔の契約みたいだなぁー」
{けいやくないと、よるわるいわ。}
「昨夜の悪夢は、貴方のせいですか」
{ちがうの、よんであげたの。}
「だから、早くから傍に居てくれたんだ、彼女」
{そうなのよ}

「僕から君に支払うものは魔力だけ?」
{そうなのよ}
「契約しないとどうなるの」
{けいやくするの、きらいなくるの}
「悪い精霊がくるの?」
{そうなの。}

「はぁ~  契約はどうするの」
{なまえ、となえて}
「君の名前、知らない、教えて」
{なまえきめるの}
{リーフでいい}

{さすけはりーふと、けいやく、あたまでおはなしよ}
{サスケはリーフと契約します}
{できたわ、リーフとよぶ、いつもいるわ}

{あっ、エメリーさんに聞くのを忘れていた}
{いいのよ、よろこぶわ}
{どうして}
{せいれいよ}
{リーフは何才?}
{しらないわ、さすけとうまれたの}

{それで強いの}
{すぐつよいわ、いまよわいの}
{一緒に居ると、つよくなるの?}
{そうなの}
{不思議な縁だね}

{ちがうの、つよいの、リーフうまれたの}
{迷惑かけたな}
{せいれいよわいの}
{強くなって、精霊の守り忍者になってあげるよ}

{きさん、おはなしできるわ}
{エメリーがおきている、きさん、おはなしあるわ}

{サスケさん、私は館の樹の精霊、直接話をしてお願いが有ります}
{エメリーさんに直接話せないのですか}
{私の力は弱いので、接触して話せますが、十分通じません}

{僕になぜ、通じるのですか?}
{サスケさんは、体内に大きなマナ、魔素を持っています、
漏れ出ている魔力をリーフ様の力を借りて話しています}
{リーフ様?館の樹の精霊より上位なのです?}

{今は違います、リーフ様は可能性をお持ちです}
{僕と一緒に伸ばす可能性、どんな?}
{精霊と人の可能性、先は分かりません}

{僕に依頼する内容は?}
{今の様に直接、念話イメージでお伝えします。
私の言う様に光草(ひかりくさ)を増やし、
館の樹の精霊の話を聴く様に話してください}
{了解、任務遂行}

しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

〈完結〉遅効性の毒

ごろごろみかん。
ファンタジー
「結婚されても、私は傍にいます。彼が、望むなら」 悲恋に酔う彼女に私は笑った。 そんなに私の立場が欲しいなら譲ってあげる。

弁えすぎた令嬢

ねこまんまときみどりのことり
ファンタジー
 元公爵令嬢のコロネ・ワッサンモフは、今は市井の食堂の2階に住む平民暮らしをしている。彼女が父親を亡くしてからの爵位は、叔父(父親の弟)が管理してくれていた。  彼女には亡き父親の決めた婚約者がいたのだが、叔父の娘が彼を好きだと言う。  彼女は思った。 (今の公爵は叔父なのだから、その娘がこの家を継ぐ方が良いのではないか)と。  今後は彼らの世話にならず、一人で生きていくことにしよう。そんな気持ちで家を出たコロネだった。  小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています。

【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました

佐倉穂波
恋愛
 転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。  確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。 (そんな……死にたくないっ!)  乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。 2023.9.3 投稿分の改稿終了。 2023.9.4 表紙を作ってみました。 2023.9.15 完結。 2023.9.23 後日談を投稿しました。

帰国した王子の受難

ユウキ
恋愛
庶子である第二王子は、立場や情勢やら諸々を鑑みて早々に隣国へと無期限遊学に出た。そうして年月が経ち、そろそろ兄(第一王子)が立太子する頃かと、感慨深く想っていた頃に突然届いた帰還命令。 取り急ぎ舞い戻った祖国で見たのは、修羅場であった。

神は激怒した

まる
ファンタジー
おのれえええぇえぇぇぇ……人間どもめぇ。 めっちゃ面倒な事ばっかりして余計な仕事を増やしてくる人間に神様がキレました。 ふわっとした設定ですのでご了承下さいm(_ _)m 世界の設定やら背景はふわふわですので、ん?と思う部分が出てくるかもしれませんがいい感じに個人で補完していただけると幸いです。

どうぞ、おかまいなく

こだま。
恋愛
婚約者が他の女性と付き合っていたのを目撃してしまった。 婚約者が好きだった主人公の話。

処理中です...