サスケさん!異世界大奮闘記。

野良猫ワンワン

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夕食は魔物のお肉パーティー -1

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夕食は魔物のお肉パーティー -1

4人で残り、後続を待つことしばし、男爵とセシルさん
とぼけて門を見て知らんふりされて僕だけエメリーさんに手を繋いだまま
叱られる。
まぁーいいか~~
無言で待つこと千時間!やがて門から馬車隊が入ってきたが雰囲気は
変わらない。

固い雰囲気のまま馬車を迎えた、アベル君真っ先に飛び出し、
「サスケ兄さん、あれはなんですか?いきなりヒヒューン!ヒューン!と
白く輝く槍が飛び出してきて、草原の先まで早すぎて見えませんでした。
凄い光景でした。」

エメリーさんは興奮したアベル君に続いて降りてきたセシリアさんの顔を見て、
自分の顔を横振り3回、コックン1回無言の合図!

セシリアさん諦め顔で馬車内に
「到着しました急いで降りなさい」
2台の馬車からホルスト君、カローラさん、3人の子供は、
駆け足で男爵の前に並び従者のパリルさんに案内され食堂に向かった。

「エリス叔母様は馬車隊の後始末をしていらしゃいます。
私たちも少しお待ちしてお茶にいたしませんか?」
セシリアさんに声を掛けられたので、そーっと彼女の手を放しながら・・

「すみません!仕事が有りますので遠慮させていただきます。
子供たちの夕食の串焼き作りです」

「そうだった!サスケにはデ・串焼きは捌けないので手伝う約束だったな」
「あなた!サスケさんはデ・串焼きを沢山狩ってお持ちです。獣人族
皆さんに振る舞って貰いましょう」

「全部食べて頂きます。何処で捌きましょうか?」
「不思議ですね?お父様もお母様もいつの間に獣人族のデ・串焼き捌きを
学んだのかしら?」

セシリアさん!きつーい一言。
エメリーさん笑いをこらえている。
アベル君分っていない。

「エメリー新食堂近くのお部屋、跳べますか?」
「階段の側ですね。いけます」
樹の館が大きくなり強化で歩くのは大変なので、主な移動先に魔法移動用
小部屋作り、家族と従者メイドさんの一部が利用するようになった。

グイ~着きました!
中からしか開かない戸を出ると新食堂の前に出る中央の扉から、
男爵が先頭で入り5人横に並ぶと、食堂の後ろ半分に腰かけ食事をしていた。
獣人一同が一斉に立ち上がり、改めて片膝着き頭を下げた。

「忠誠に感謝を!!全員無事に着き安心した。
宴は出来ぬがここにいるサスケが皆にデ・串焼きを振る舞ってくれる!!
だが480人分の捌ける人がいない、皆立ちあがり捌ける者は手伝え!」

「御意!」
嬉しそう大合唱。
食堂の調理室は中央に縦横3セチ有るが狭いので、食事用の3セチの
テーブルを使い半プテの串を要望され、リーフに聞くとテーブルに強化
魔法を掛ければナイフの傷はつかないから大丈夫よ。と答えられ早速準備。
ホルクス君はじめ3人組カローラさんまで僕の周りに集まり出した。

「皆さんお好きな獲物が分りませんので、テーブルに1匹ずつ置いていき、
14列置き終わりましたら反対側に置いていきますのでお願いします!」

1セチ半ナラに近いデ・串焼き。
16リラは有るデ・ラット
2プテのデ・いもむし
2プテのデ・ハムシ
12プテのデ・カニ、四角いエビ?
バラバラのデ・カラスの一部 
巾3プテのテーブルに乗せきれない。
デ・ラビットは置けないのでパス、
デ・ハムシは3種類あるので4匹ずつテーブルに置きたいので、、、
どれを出すかホルクス君3人組カローラさんに尋ねると?
デ・イモムシ、デ・串焼き、デ・ラット、デ・ハムシ全部。

デ・カラスは超貴重なのでこれで十分と言われた。

次のテーブルからデ・イモムシ4匹、デ・串焼き1匹、デ・ラット1匹、
ハムシ8匹、順番にテーブルの上に置いて行く。
3周すると街中のものでも食べきれない!もう十分だ!!止められた。
バラバラデ・カラス片足をオマケに置いて終了!

気が緩んだのか急に力が抜け椅子に座りこむと彼女が傍に来て教えてくれた。
「大丈夫?3倍掛けの反動が出た様ね!少し休むと治ります。
ゆっくりしていて」
魔力循環で身体の魔力が高まり強化魔法に対応できたが、僕の心と思考が
適応していない。

慣れると疲労感は無くなり魔法の効果も長くなる。訓練!修行!の繰り返しかぁ・・

7~8人に分れたグループで長テーブルを利用し、手際よく魔物を捌き
肉の山を作り出している。
あっ!そうだ串がない!
アベル君を呼び長さ2プテ、太さ2プチ、4プチの細い樹の素材を出して貰い、
エメリーさんが僕に身体強化、網目に強化魔法を掛けて、
2プテ素材を5プチで斜めに切り4イチ角の網目に通すと樹の串が大量に
出来上がる。1本固くしてホルスト君に見せると十分使えると分り、
大量生産開始!

アベル君と馴れているから呼吸もぴったり、5プチ串出来上がり、
子供たちがテーブルに運んでいく。次回の為に多めに製作開始。
調子に乗って作り過ぎエメリーさんに止められた。

小さな子供たちが、テーブルに積み上げられた、樹の串の山に
目を輝かせて見入っている。
「英雄~英雄、いい気分!」

「サスケさん!後の方付けをお願いね」
ニッコリ彼女に言われた。

{ばか}
子供の手伝い利用!バレていた。
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