サスケさん!異世界大奮闘記。

野良猫ワンワン

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明日の礎を築いていく -8  (34日目)

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明日の礎を築いていく -8  (34日目)

朝食後、ローゼリアさんも連れた6人で工芸ギルドの
ヘストンマスターさんに会いに出かける。
工芸ギルドは朝から多くの人が出入りして盛況を感じさせる。
僕たちを出迎えたヘストンマスターにも多くの人が駆け寄り何かを頼んでいた。
困った顔で囲んだ人たちに謝りながら、、、
僕たちを手招きして応接室に逃げ込むようにして向かい入れてくれる。
「いや済まない。他領地のギルド員と商人が押し掛けて色々頼みごとを
されるが応じられないことが多くて困っている。皆さんにも迷惑をかけた」
「工芸ギルドが盛況なのは歓迎する事です。。気になさらないで下さい」

「デ・水竜の胃液や骨格繊維の体液、鱗などの素材を売り出した時も反応は
大きかったが、やっと本物認定されてデ・火竜の血や鱗を売り出した途端、
昨日からギルドがごった返して他部門のギルド員から苦情が出兼ねない」
「デ・火竜の素材は直ぐに売り出さなかったのですか?」

「マドック領内のデ・火竜の素材需要を確認してからと、素材硬貨の確認が
済んだので一昨日公開した。
デ・水竜は大きすぎたので素材の半分を預かり10%を直ぐ売り出したが、
デ・火竜の大きさはデ・水竜の8分の1も無いから外部に売り出す量を
決めるのが大変だったよ」

「2頭分くらい売っても良いのでは…」
「サスケさん、デ・火竜の素材、例えば血はどれだけ貴重か理解している?
今まで斃して回収できた血は小壺一杯ぐらいでね。。
デ・火竜を傷つけ体中の血が無くなっても魔力の力で戦い続けるから
本当に少しの血を回収したのがギルドに与えられ研究された程度で、
まだ効果や使い道は伝承の精査から始めているだけだよ」

「素材の買い付けでヘストンさんを囲んでいたんだ。。?」
「半分は余分に売れとの強欲な買い付け人、、半分は弟子希望者」

「弟子が増えて良かった、人手不足解消ですね」
「残念ながら作業場で働き研究する弟子希望はあの中には皆無だよっ。。
素材を自由に使い研究したい者達だ」

「研究者は必要ないのですか?」
「必要だが、今はサスケさんが国を造って安定させるのが先だ」

「まだ旗の欠片も有りません」
「魔族の使いや竜の出現は新国王の出現に繋がっていると思っているよ」

「国創りが分かりません…?」
「今信じていることを続けるだけさ、国は人の集まりなだけだから」

「良く分かりません」
「そうだな、分からないな・・・今日来て貰ったのはデ・地竜の説明だ」

デ・地竜の体内に残っていた土は金属に変換された塊で、マナ・魔素を
吸収した残りらしく、体内に残った20%が打ち出された岩砲弾で、
70%が変換途中の岩砲弾らしく、10%が口から入れた岩砲弾だった。

黄色い岩砲弾は未知の魔法金属で岩砲弾金属と性質が変わっている。
変換途中の岩砲弾も未知の柔らかい金属物質らしい物
白金色の鱗は魔素が大量にため込まれた鱗で、土金色は魔素が少なく硬く
外からの物理攻撃に強くなっていて、土色が濃くなった抜け殻の鱗は、
魔素が少くないが、物理攻撃と魔法攻撃を反射する魔力が強くなっていた。

今まで発見された鱗は濃い土色で他の2種類は新発見になる。
マドック家で使用する以外外部に売り出しは行わない。
変わりに岩砲弾と大量に有った抜け殻鱗を売り出す。

口に付いた牙は大きな鋤が2個上下に有り岩や土を掘りやすくして、
口の下に鋭い牙状の歯が付いたもう一つ小さな口が有ったので、
魔物や獲物を取り込み専用の消化器官が見つかったが、どうして魔物の
牙や大骨、爪などが残っていたのか不明。

鱗と肉の間に体組織繊維金属らしい物で出来たスプリングが頭から
お尻まで包んでいてデ・水流の骨格繊維と似ているが、体液が無いので
これも研究課題になっている。

まだある様だけれど、人造湖で見つけたデ地竜を持っていると話した途端、
解体場に引きずられて行く事になってしまう。

「サスケさん急いで出して!」
解体場に前回より2周り小さい20セチのデ・地竜と岩砲弾と打ち出されて、
エメリーさんたちが回収した黄色がかった岩砲弾を出すと、僕たちは解放され
呼ばれた用事がなんだか分からない内にギルドをあとにした。
移動。

クィ。
西門口から移動。


クィ。
王都商会からアベル君の設置した移動石で移動。

クィ。
ローゼリアさんの家が有るボンドレ市に移動、
東西に延びた6セテ(3000m)から12セテの雄大な大山脈を北に見える
広大な山裾の中腹に出来たボンドレ市、1ヤルドも無い小さな領市で堀の無い
1セテ半の貧弱な防壁の外は背の低い雑草が生えている草地だった。
山を南に下ると森が東西から南にかけて濃い緑を見せ豊かさを感じさせる。

ローゼリアさんの話では下の森林は辺境地区の貴族家と山裾貴族家の共同
管理地だが、何度かの小競り合いの末に権利を失い森に入れなくなったのも、
貧しくなっている一つと言っていた。
隣に土カマクラを2個作って新ボンドレ市仮ライン移動石を設置終わると、
ローゼリアさんが急いでポットに移植した、白いつぼみとタンポポの様な
葉の草を見せに来て傷めない様に開発を頼まれ、、、
群生地を見つけたら避ける事を約束して移動。

リーフとリーターの案内で草の生えていない好立地点に移動。

クィ。
背の低い雑草の下土は薄く、直ぐがれき混じりになる痩せた土地で、
堀を深くすると水脈を傷つけるので、薄い表土ごと雑草を回収して、
堀は3セチに押さえて造り、土提壁は基礎が半セテ高さは10セチ、上部の
幅は20セチの変則防壁を持ってる大岩や、表土を2セチ削って積み上げる。

樹を植える場所中心の4セテドだけは4セチまで深く掘り、マナ・魔素土
堆肥入り培養土を9ヤル表土と入れ替えて、中央1ヤルドはマドック領地
半ヤルドを耕作農地に使い64分の1住居を800軒土壁家で造る。
4ヤルドづつ10セチ道路で区切り、1セテド農地に4軒1棟の土壁家90棟造る。

全体で720棟造り、樹の種と西門口内外に移動石1セテドの移動石広場を造り
市内用3ライン・マドック市行き3ライン・王都商会行き1ライン・南東辺境
B市行き3ライン・C市・E市・G市・A分村行き、仮移動2市行き…
各2ライン、片方向移動石を設置して完了、標準村造りより簡単に出来た。
移動

クィ。
同じ造りで南東辺境B市をA市の西側に造る。A・B市は男爵家と人口の多い
王騎士家が入るから、分村も4ヤルド与え、他の王騎士家は分村を2ヤルド
与える予定での、東門口内外移動石ラインが市内用3ライン・
マドック市行き3ライン・南東辺境A市行き3ライン・D市・F市・H市・
B分村行き・仮移動2市行き・各2ライン・片方向移動石を設置して完了、
移動石ラインの設置が異なるだけで完了。
移動

クィ。
同じ造りで南東辺境D市をB市の西側に造り、移動石ラインが市内用3ライン・
南東辺境B市行き3ライン・F市・D分村行き、仮移動2市行き、各2ライン・
片方向移動石を設置して完了。。
移動石ラインの設置が異なるだけで完了。
移動

クィ。
同じ造りで南東辺境D市の西側にF市を造り、移動石ラインが市内用3ライン・
南東辺境B市行き3ライン・D市・D分村行き、仮移動2市行き、各2ライン・
片方向移動石を設置して完了。
移動石ラインの設置が異なるだけで完了。
ここでマドック市西門口外に移動して、南東辺境A市とB市行きの移動石を
3ライン設置してお昼休み。

ローゼリアさんを忘れた、まっ、いいかぁ。
お昼はエビのフライサンドイッチとアイスクリームの試作フルーツ添え!
飽きないなぁ~~

食事が終わってすぐだけれど、ブルーノ領偵察に移動。

領地境から俯瞰イメージで見せて貰うと、ブルーノ市内に耕作地を草刈りして
魔物狩りの訓練をしている、、あれっ?  男爵たちは…?
探すと市街に草刈り部隊を連れて行き大きく広場にした草原で大型魔物を
追いかけたりしてるのが見える。広場でも時々飛び込んでくる魔物を倒している。
後方の野営陣は撤収したらしく今見える広場に有るだけで、兵員数が
少なく見える。

領地境の警備兵に聞くと、既に2万5千人はマドック市と第2マドック市に戻り、
休憩中の兵が配置に着くと次の1万4千人が戻って来る予定と教えてくれた。

移動訓練は順調な様で・・今夜は男爵の独り舞台決定です。
移動。

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