サスケさん!異世界大奮闘記。

野良猫ワンワン

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明日の礎を築いていく -10 (35日目)

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明日の礎を築いていく -10 (35日目)

男爵とダリウスさんはバート隊長と昨日の評価検討会に、セシルさんは
エリスさんと役務所に報告を受けに朝食後急いで出かけて行った。

その後、エマ様に白紅草を知っているか聞いた事から大変な日に
変わってしまった。
「白紅草はローゼリアが持ってきた草花の名前じゃ。寒くなると葉が紅色に
変わり薬効が無くなると伝えられているのじゃ」
「薬草ですか?」
「今は使われておらぬのじゃが、遠い昔は薬の材料として栽培されて
いた様じゃ、南東辺境地区では記憶が残って大事にされていたのじゃろう」

「病気に効く薬だったのですか?」
「詳しくは知らんのじゃ。回復薬の作り方を教えてくれた魔法師が、
色が変わると効果のない例として花と葉の付いた標本を見せてくれたのじゃ。
この地では必要のない熱病じゃたかな?」

「熱病ですか!」
「そうじゃった。暑い地方に流行る熱病の素材じゃが、いくつかの素材と
合わせねば効果が出ないので廃れてしもうたと教えられたのじゃ」
「熱病の効く薬はご存知ですか?」
「残念じゃが、作り方は知らぬのじゃ、隣のエウリス国なら熱いから知っている
と思うのじゃ」

アイテム袋から急いでフランクさんから預かった薬草を取り出して、
エマ様に見せたが解らないと答えられただけ。
{ピーター移動}

クィ。
自分の部屋に移動してお風呂場の樹の窪みに薬草を置いて
{樹さん、この薬草解りますか}
{はい、昔の熱病薬の素材です}

{この薬草を使った熱病薬の作り方を知っています?}
{昨夜の白紅草の葉が必要です。他の素材はサスケ様がお持ちです}
必要素材のイメージが送り込まれた、聖水はマナ・魔素を多く集めた水で
神殿で作られていたが、今では作られなくなっている。

代わりに僕の持ち…?込んだ水が回復薬作りと同じ効果で使える。移動。

クィ。
「ローゼリアさん、白紅草の赤くない葉を集めてくれますか?」
お茶室に移動で現れ、、急に僕から言われたことにローゼリアさんは
驚いていたが、乾燥した葉ならどこの家もお茶にするのですぐに
集められると答えてくれる。

「ローゼリアさん、今直ぐに手に入るだけ大量に集めてください。
仮払いで10リル金貨10枚支払います。生葉でしたら10リラ金貨10枚
支払います。
エマ様、熱病薬を造るので手伝ってください。回復薬ランクE・薬とD・薬を
各半ナル(250L)と1シル(5KL)桶を使います準備して下さい。

セシリアさん至急支で熱病薬のスタンプを注文して下さい。回復薬袋を
使います。
アベル君、商業ギルドに行って熱病薬が出来る可能性が有るので、
アトキンさんと面会の予約を取ってエメリーさん、泉の水を半シル運んで下さい。
僕は黒い樹の葉を貰いにホルスト君の所に行ってから、エマ様の所に行きます」

ローゼリアさんに金貨100枚渡して・・・
「サスケ待つのじゃ、急ぐではない、皆に説明するのじゃ」
説明?
していなかったけぇ?
いけない、事情を知らない人ばかりだ。
フランクさんから熱病薬を頼まれた事から、館の樹の精霊から熱病薬の
作り方を教えて貰った事を順次説明する。

「すぐ作るのじゃ。サスケはローゼリアとアベルを連れて手分けして
白紅草の葉を集めて来るのじゃ。
セシリアは熱病薬のスタンプを注文して受け取り、エメリーは商業ギルドに行って
アトキン氏の面会予約を取ってホルストから黒い樹の葉を貰ってくるのじゃ。
2人の早く戻った方の泉の水を用意するのじゃ」

エマ様の支持で僕たちは一斉に動き出す。お茶にする程度の薬草では
集めるのは確かに大変だ。。移動。

クィ。
クィ。
東門口外からボンドレ市まで移動して、ローゼリアさんの館に移動。
ローゼリアさんの家族に出迎えられ白紅草の葉の必要性を説明すると、
家族が手分けして集めてくれることになり金貨を渡すと1軒で銀貨1枚で
十分と断られたので銀貨1袋を預ける。

ボンドレさんとローゼリアさんが他の貴族家に説明を手伝うために同行し
俯瞰イメージで移動。

クィ。
隣の王騎士家邸に移動、アベル君に銀貨6袋預けローゼリアさんと一緒に
説明をするお願いして移動。

クィ。
隣の王騎士家邸に移動、ボンドレさんが説明とお願いをしてくれたので
銀貨1袋預けてアベル君の許に移動。
アベル君とローゼリアさんを連れて次の騎士家に移動。

ボンドレさんと男爵家に移動・・・を繰り返し南東辺境地区の14家を
回りお願いしてボンドレ館に戻ると、麦袋に詰め込まれた白紅草の葉茶が
6袋も集められ、僕に銀貨の袋と一緒に渡され代金は固辞された。

順番に他の家を回ったが、白紅草の葉茶は集めてくれたが銀貨は固辞された。
14各家に感謝をしながら集まった61袋の白紅草の葉茶を持って
マドック市に移動。

クィ。
クィ
回復薬作業室に前に移動、そのまま中に入る。
「サスケ準備して有るのじゃ、作り方を教えるのじゃ」
集めた薬草素材3種類を50リル(250L)ずつ同量に混合して地球の水を
1千万倍に薄めた半シルの水に入れてゆっくり攪拌しながら
沸騰させない様に加熱。
緑銀色の発光が出たら薬草を取り出して絞り、出来上がった液を冷まして
回復薬D・E薬を良くかき混ぜると解熱薬の出来上がり。

用意してある回復薬袋に1グル(50cc)入れて封をする。
スタンプは解熱薬と裏表に押され、マドック家はイシュタル神様を奉じますの
…スタンプも裏表に押されていた。
僕たちも手伝い1万個出来た所で、エマ様に残りは作って置くので先に患者に
渡し効果を確認する様に命じられる。

クィ。
王都館から商業ギルドに移動。

クィ。
商業ギルドの入り口にアトキンさんとドロレスさんが待ち兼ねて応接室に
連れていかれる。
早速、小アイテム袋に入れた解熱薬を渡すと、ドロレスさんが待たせている
運搬人に預けると室外へと出て行った。
「サスケ様、代価のほどは?」
「今回は効果確認薬ですから無料ですが、フランクさんから預かった薬草の
値段が分かりませんと、それに限定量の素材を使いますので大量に作れません。
銀貨5枚プラス、フランクさんの薬草代なりますが在庫は5万個くらいで、
追加で50万個作れます」

「限定量の素材で銀貨5枚は、病人が二重に助かります。
フランク様の薬草代は1袋小金貨1枚が妥当でしょう」
「では銀貨5枚に決めます。但し薬素材が揃っても限定量の素材を
使い切った量で生産が止まります」

「残念ですが仕方ないでしょう。それまでに効果が出る事を願っています。
こちらの金貨はランクA薬の代金で、果物は王都会にアイテム袋1個分を
届けて御座います」

金貨9万9千154枚アイテム袋に送り込まれ果物の入ったアイテム袋を
4個手渡しされる。
1個のアイテム袋に大体1千900ナラの果物が入っていると言われた。

薬の効果が分かったら連絡を貰う事にして、
ギルドからマドック市に戻りエマ様の所に様子を見に行く。

下職さんが使った桶屋道具を片付けて回復薬のスタンプ押しを再開している。
「サスケ、出来ているのじゃ。解熱剤を丸く赤で囲んであるのはランクf薬で
桶を掃除した分じゃ。4千個有るのじゃが効果は低いじゃろう。
早いが昼食にするのじゃ」

エマ様に誘われて、早めの昼食でパンケーキを食べてから移動。

ボンドレ邸に移動して、薬が出来た報告と白紅草の代金として、
小金貨6枚を無理やり受け取って貰うと、お礼を言いながらボンドレさんが、
南東辺境地区の家は大家族主義で30人を越えて住む家も有るので、
1セテドに2棟4軒の土壁家を造って貰ったと話してくれる。

館の前の空き地に土カマクラを2個作り新市行き仮移動石ラインを設置して
隣の騎士家に移動。
13家に報告とお礼を伝え小金貨を渡し、仮移動石を設置する。

ローゼリアさんをボンドレ市に送り、分村予定地に移動。
9ヤルド分村を3村造って本日の作業は終了。
良~く考えなくても、最低で分村は4村必要で、明日商会頭の分村と
一緒に作る事にする。
解熱剤を託されたのに直ぐ対応しなかった反省をしながら
移動。

クィ。

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