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サトリ編
022 小さな悩み
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次の日。
翔太郎はいつものカフェに来ており、ケンとお茶をしていた。ちなみにケンは相当牛乳が好きなのか、飲み物はお茶ではなくホットミルク。しかしケンは無表情からも伝わるほど落ち込んだ様子を見せていた。元気のないケンに対し、翔太郎は聞く。
「えっと…ケンくんどうしたの…?」
ケンは元気のない様子で考えていた。
(今度見学に来る、霊能者(仮)の人…!もしかしたらそのまま入部して、部長と仲良くなって…そして俺だけ外野に…!)
ケンは不確定な小さな悩みを抱えているらしく、悲しそうにしていた。翔太郎はそんな理由で悲しんでいるとは夢にも思っていない。困った翔太郎に、レフは小声で言う。
「お相手さんの心を読んでみては?きっと理由がわかりますよ。」
「それはちょっと…一人で悩みたい相手には非常に失礼かと…」
翔太郎はそう小声で言いつつも、ケンを見た。翔太郎は迷った様子を見せたが、首を横に振る。
(人様の心の中を無闇やたらに覗くものじゃない。ここは一つ…。)
「そうだ、近くの公園で悪霊が出たって話があって。今から悪霊の除霊に向かおうかな…?」
そう言って翔太郎は視線だけをケンに向けると、ケンは単純にも目を輝かせて翔太郎の方を見た。
「本当ですか!?悪霊退治見れますか!?弟さんの退院迎えに行かず!?」
どうやら翔太郎は、弟の韻の退院迎えもこの後控えているようだ。
「あ、いや。退治と言うか、成仏させるんだけど…。弟は勿論迎えに行くよ?」
急に元気になるケンに、思わず苦笑する翔太郎。ケンは俯きながらも嬉しそうな笑みを見せると、翔太郎がギリギリ聞こえるくらいの小さな声で言う。
「ずっと部長のご活躍を見たいと思っていたので、楽しみです。」
ケンの綻んだ様子に翔太郎は安心した表情を浮かべた。
「そっか、嬉しいな。じゃあ、早速向かおうか。」
「はい。」
こうして、二人は公園へと向かった。
公園に到着した二人。
公園には珍しく子供がおらず、閑静に満ちていた。二人は歩きながらも、まずは翔太郎が悪霊について説明をした。
「悪霊は総じて、霊力が高い傾向にあるんだ。霊力が高いと、周囲に不可解な現象を起こしたりする。」
「なるほど、それがいわゆる怪奇現象と呼ばれるものですね。でもなぜ、悪霊は霊力が強いんですか?俺の様に霊が見えないくらいの霊力でも、悪霊になれるんですか?」
ケンが勉強熱心にも質問をすると、翔太郎はちょっぴり難しい顔を浮かべた。
「う~ん。まず霊力は、亡くなると必然的に増幅するものなんだ。」
「じゃあ俺でもなれますか?悪い事したい訳じゃないですけど。」
「それはちょっと難しいかな…。」
翔太郎の答えに、つまらなそうにしょんぼりするケン。翔太郎は説明を続けた。
「悪霊になる原理を説明するよ。人は亡くなると、基本はあの世へと向かってしまう。だけど例外に、強い思いを持って亡くなるとその場所に留まる幽霊もいる。」
「それが悪霊ですか?」
「それもまた違うかな。悪霊は霊力が強い人間で、更に強い思いが加わるとなるんだ。でも強い思いと言っても様々。マイナスの感情なら怪奇現象を起こして悪さをするけど、プラスの感情なら人を守ったり夢の中で助言する事もあるんだ。」
新しい知識にケンは心を昂ぶらせた様子。
「ほぉ…!守護霊ですね!霊能者の特権という訳ですね…!つまり部長も将来は…」
ケンは上の空で考えており、翔太郎は苦笑。
「今から自分の死後を考えたくはないな…。」
(もう死んでるけどね?)
そんな翔太郎の正体や行く末も知らず、ケンは習った事を元に悪霊について語る。
「つまりは、この公園にいる幽霊はマイナスの感情を抱いてしまっている霊能者って事ですね。」
「うん。霊力を強く持つ人を総じて霊能体質と呼んでいるよ。霊能者の様に霊が見えなくとも、現世に留まれるほどの霊力を持った人にはね。最近会った中では、木戸くんの弟さんが霊能体質だったよ。」
「ほう…!勉強になります!」
ケンは目を光らせながらも、スマホメモに記した。翔太郎はケンに頷きながらも、持参していたバッグから一枚の札を取り出す。そしてケンに手渡しした。
ケンは目を丸くすると、翔太郎は言う。
「御守りの札だよ。悪霊の力が及ばない様に、離さずに持っているんだよ。相手の悪霊は、人を死に追いやるほどの霊力を持っているからね。」
ケンは札を貰うと、更に感心した様子を見せた。
「ここには部長の力が…?」
「うん。僕は専門外なんだけど、それでも頑張ってみたよ。」
それが嬉しいのか、ケンは食い気味になって翔太郎に言う。
「一生大切にします!家宝にします!」
「いやそこまでしなくていいよ…?」
ケンの発言に、翔太郎は苦笑しか浮かべられない。すると翔太郎は霊の気配でも感じたのか気分を切り替え、木々が植えられている場所へと移動する。ケンは札を透かしてみたりと夢中になっていた。その間に翔太郎は、木々をキョロキョロと探し見る。周囲には翔太郎の霊力に引き寄せられた幽霊が多く浮遊していた。
(ここらで気配がする…。)
そう思うと翔太郎は、深く目を閉じた。翔太郎が霊力を使うと、翔太郎に青白いオーラが漂った。それはケンの目にも見え、ケンは驚いた顔を見せる。
「部長…!」
その時だ。
一つの木から、一人の霊が引き寄せられるように現れた。霊がやってくると、翔太郎は目を開いて霊を目視する。ケンは何も見えないので目を丸くしたまま、そしてレフは言った。
「霊力で無理に霊を引っ張り出すとは…。翔太郎さんほどの強い霊力を持っていないとできない技ですね。」
レフは嬉しそうに言った。翔太郎はケンの前でレフに話しかける訳にもいかず、苦笑を浮かべるしかない。
すると目の前に現れた幽霊は言う。
「お前か…私を殺したのは…!」
それを聞くと、翔太郎は眉を潜めて言った。
「違います。少し、僕の話を聞いてくれませんか?」
「黙れェ!!」
幽霊がそう言い放った瞬間、翔太郎とケンに強い頭痛が起こった。ケンは頭を押さえながら言う。
「いっ…!急に頭痛が…!」
「悪霊の力だ…!この霊には殺意がある…!このまま放置してしまっては、また人が…!」
その時だ。
どこからか悪霊へ一枚の札が飛んできた。札が悪霊に貼りつくと、悪霊は札の力に圧倒されて苦しむ。翔太郎はそれを見て、驚いた表情で呟く。
「この札はまさか…!」
苦しみの中で悪霊は札に吸い込まれるように消え去り、札がはらりと地面に落ちた。
翔太郎はいつものカフェに来ており、ケンとお茶をしていた。ちなみにケンは相当牛乳が好きなのか、飲み物はお茶ではなくホットミルク。しかしケンは無表情からも伝わるほど落ち込んだ様子を見せていた。元気のないケンに対し、翔太郎は聞く。
「えっと…ケンくんどうしたの…?」
ケンは元気のない様子で考えていた。
(今度見学に来る、霊能者(仮)の人…!もしかしたらそのまま入部して、部長と仲良くなって…そして俺だけ外野に…!)
ケンは不確定な小さな悩みを抱えているらしく、悲しそうにしていた。翔太郎はそんな理由で悲しんでいるとは夢にも思っていない。困った翔太郎に、レフは小声で言う。
「お相手さんの心を読んでみては?きっと理由がわかりますよ。」
「それはちょっと…一人で悩みたい相手には非常に失礼かと…」
翔太郎はそう小声で言いつつも、ケンを見た。翔太郎は迷った様子を見せたが、首を横に振る。
(人様の心の中を無闇やたらに覗くものじゃない。ここは一つ…。)
「そうだ、近くの公園で悪霊が出たって話があって。今から悪霊の除霊に向かおうかな…?」
そう言って翔太郎は視線だけをケンに向けると、ケンは単純にも目を輝かせて翔太郎の方を見た。
「本当ですか!?悪霊退治見れますか!?弟さんの退院迎えに行かず!?」
どうやら翔太郎は、弟の韻の退院迎えもこの後控えているようだ。
「あ、いや。退治と言うか、成仏させるんだけど…。弟は勿論迎えに行くよ?」
急に元気になるケンに、思わず苦笑する翔太郎。ケンは俯きながらも嬉しそうな笑みを見せると、翔太郎がギリギリ聞こえるくらいの小さな声で言う。
「ずっと部長のご活躍を見たいと思っていたので、楽しみです。」
ケンの綻んだ様子に翔太郎は安心した表情を浮かべた。
「そっか、嬉しいな。じゃあ、早速向かおうか。」
「はい。」
こうして、二人は公園へと向かった。
公園に到着した二人。
公園には珍しく子供がおらず、閑静に満ちていた。二人は歩きながらも、まずは翔太郎が悪霊について説明をした。
「悪霊は総じて、霊力が高い傾向にあるんだ。霊力が高いと、周囲に不可解な現象を起こしたりする。」
「なるほど、それがいわゆる怪奇現象と呼ばれるものですね。でもなぜ、悪霊は霊力が強いんですか?俺の様に霊が見えないくらいの霊力でも、悪霊になれるんですか?」
ケンが勉強熱心にも質問をすると、翔太郎はちょっぴり難しい顔を浮かべた。
「う~ん。まず霊力は、亡くなると必然的に増幅するものなんだ。」
「じゃあ俺でもなれますか?悪い事したい訳じゃないですけど。」
「それはちょっと難しいかな…。」
翔太郎の答えに、つまらなそうにしょんぼりするケン。翔太郎は説明を続けた。
「悪霊になる原理を説明するよ。人は亡くなると、基本はあの世へと向かってしまう。だけど例外に、強い思いを持って亡くなるとその場所に留まる幽霊もいる。」
「それが悪霊ですか?」
「それもまた違うかな。悪霊は霊力が強い人間で、更に強い思いが加わるとなるんだ。でも強い思いと言っても様々。マイナスの感情なら怪奇現象を起こして悪さをするけど、プラスの感情なら人を守ったり夢の中で助言する事もあるんだ。」
新しい知識にケンは心を昂ぶらせた様子。
「ほぉ…!守護霊ですね!霊能者の特権という訳ですね…!つまり部長も将来は…」
ケンは上の空で考えており、翔太郎は苦笑。
「今から自分の死後を考えたくはないな…。」
(もう死んでるけどね?)
そんな翔太郎の正体や行く末も知らず、ケンは習った事を元に悪霊について語る。
「つまりは、この公園にいる幽霊はマイナスの感情を抱いてしまっている霊能者って事ですね。」
「うん。霊力を強く持つ人を総じて霊能体質と呼んでいるよ。霊能者の様に霊が見えなくとも、現世に留まれるほどの霊力を持った人にはね。最近会った中では、木戸くんの弟さんが霊能体質だったよ。」
「ほう…!勉強になります!」
ケンは目を光らせながらも、スマホメモに記した。翔太郎はケンに頷きながらも、持参していたバッグから一枚の札を取り出す。そしてケンに手渡しした。
ケンは目を丸くすると、翔太郎は言う。
「御守りの札だよ。悪霊の力が及ばない様に、離さずに持っているんだよ。相手の悪霊は、人を死に追いやるほどの霊力を持っているからね。」
ケンは札を貰うと、更に感心した様子を見せた。
「ここには部長の力が…?」
「うん。僕は専門外なんだけど、それでも頑張ってみたよ。」
それが嬉しいのか、ケンは食い気味になって翔太郎に言う。
「一生大切にします!家宝にします!」
「いやそこまでしなくていいよ…?」
ケンの発言に、翔太郎は苦笑しか浮かべられない。すると翔太郎は霊の気配でも感じたのか気分を切り替え、木々が植えられている場所へと移動する。ケンは札を透かしてみたりと夢中になっていた。その間に翔太郎は、木々をキョロキョロと探し見る。周囲には翔太郎の霊力に引き寄せられた幽霊が多く浮遊していた。
(ここらで気配がする…。)
そう思うと翔太郎は、深く目を閉じた。翔太郎が霊力を使うと、翔太郎に青白いオーラが漂った。それはケンの目にも見え、ケンは驚いた顔を見せる。
「部長…!」
その時だ。
一つの木から、一人の霊が引き寄せられるように現れた。霊がやってくると、翔太郎は目を開いて霊を目視する。ケンは何も見えないので目を丸くしたまま、そしてレフは言った。
「霊力で無理に霊を引っ張り出すとは…。翔太郎さんほどの強い霊力を持っていないとできない技ですね。」
レフは嬉しそうに言った。翔太郎はケンの前でレフに話しかける訳にもいかず、苦笑を浮かべるしかない。
すると目の前に現れた幽霊は言う。
「お前か…私を殺したのは…!」
それを聞くと、翔太郎は眉を潜めて言った。
「違います。少し、僕の話を聞いてくれませんか?」
「黙れェ!!」
幽霊がそう言い放った瞬間、翔太郎とケンに強い頭痛が起こった。ケンは頭を押さえながら言う。
「いっ…!急に頭痛が…!」
「悪霊の力だ…!この霊には殺意がある…!このまま放置してしまっては、また人が…!」
その時だ。
どこからか悪霊へ一枚の札が飛んできた。札が悪霊に貼りつくと、悪霊は札の力に圧倒されて苦しむ。翔太郎はそれを見て、驚いた表情で呟く。
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