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二章 ~広がり始める世界~
静謐なる朝
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母屋から離れた建物──〝道場〟という板張りの鍛錬場で、アレクシアは蒼真と対峙していた。得物は、〝竹刀〟と呼ばれる、竹という植物を加工して作った稽古用の剣。
「──っ!」
先手はアレクシア──一気に間合いを詰め、短い裂帛の気勢を上げて、竹刀を振りおろす。対して蒼真は、竹刀を中腰から振り上げる。
冷たく澄み切った朝の空気に、竹刀同士がぶつかる乾いた音が響き、
「っ?」
蒼真の竹刀が弾かれ、硬い床板に音を立てて転がった。間髪入れずに、アレクシアは追い打ちをしかけようとして、
「ぶっ?」
鼻先に衝撃を受けた。鼻の奥から来た強烈な痛みが、視界にいくつもの星を飛ばす。
「‥‥‥どうも詰めが甘いっつうか、正直過ぎるんだよ。なまじ鍛えて腕も良いから余計にな」
面倒そうに言いながら、蒼真は蹴り上げていた左足を降ろす。
「~~~~~~~」
言い返しかけて、何かが込み上げる感触と、鼻先から漏れ出そうな感触に、アレクシアは慌てて言葉ごと飲み込む。鉄臭い味と臭いに、思わず顔をしかめる。
「あ~あ~垂れてんぞったくっ」
蒼真は、早足に隅に置いてあった箱を持ってきて、中から引っ張り出した薄い紙をアレクシアの鼻先に押さえつける。が、間に合わず二、三滴落ちて、〝道着(ドーギ)〟と呼ばれる鍛錬服の分厚い白い布地に、赤い点を描いた。
「二人とも、そろそろ‥‥‥あらら~今日は鼻血ぶ~になっちゃったのね~」
手拭いを持ってやってきた鏡華は、アレクシアの様を見るなり吹き出した。
「早く後片付け済ませなさい。蒼真、アンタは今日から」
「あ~そうだったな‥‥‥」
放られた手拭で汗を拭きながら、蒼真は竹刀を壁掛けに戻すと、隅に立てかけてあるモップを手に取った。
「鼻血を撒かれたら面倒だ。今日の掃除はやっとくが、明日はお前がやれよな」
面倒そうな悪態を吐きながらも、蒼真はテキパキと掃除にかかる。
アレクシアは、一瞬迷ったものの、結局甘えることにして、鏡華と道場を後にした。
態度こそだらけているが、蒼真は腕は確かである。それこそ、アレクシアと一緒にやるより、蒼真が一人でやった方が仕上がりが良いくらいには。
*****
朝の鍛錬の後は朝食──の前に風呂である。
「~~~~~」
最初に、汗や汚れを軽く落とす──風呂に入る際に望ましいとされる、手順だが礼儀だかを踏んでから、アレクシアは湯船につかり、深々と息を吐きだした。
アレクシアの怪我はすぐに治ったものの、療養生活と衰弱で体は鈍り切っていたため、その解消も兼ねて、高桐家の早朝鍛錬に加わっていた。
蒼真の言う通り、アレクシアは実戦剣術を学んでいる。学院では負け知らずだったし、異国の武術というのも興味が引かれた。
なので、揚々と稽古の臨み──一本取るどころか、竹刀を掠めさせることすら達せられないまま、二週間が経過した。
蒼真は掃除だけではなく、武術方面でも芸達者な上に非常に狡猾だった。剣技はもちろん、拳や蹴りはもちろん、投げ技やら固め技まで絶妙かつ柔軟に、そして躊躇なく使ってくる。
鏡華に至っては、蒼真以上の達人だった。アレクシアの方を見向きもしないまま、得物を弾き飛ばされるだけなら良い方で、気づいた時には、天井を仰ぐか床板を舐めていた。何をされたのかすら、分からないまま。
分からないが、はっきりしているのは、
「上には上がいる、か‥‥‥」
湯船に浸かったアレクシアは、深々と息を吐き出しながら、現実を噛み締めるように呟いた。
武術だけではない。この風呂にしても、文明文化に大きな差異があった。温かい湯を満たした浴槽に浸かるのは共通しているが、取っ手を捻ったり指一本の操作で湯が出てきた時には、驚いたモノだ。しかも、必要量に達すれば、自然と止まるものだから便利なことこの上ない。
神聖帝国では、浴槽に満たした水を法力によって温めるもので、規模によっては、数人がかりで沸かす必要があるため、専属の係もいるくらいである。もちろん、一人で入る分には、本人の法力だけで充分なのだが、それでも結構な手間になる。アレクシアの場合は、尚更だった。
「早くしろ~、後がつかえてんだ~」
扉の向こうから蒼真に急かされた。いつもなら、もう少し位は入っていられるはずなのだが。
「今日は‥‥‥つうか、今日からはのんびり出来ねえんだ。幸せ気分のところ悪ぃが、もう上がってくれや」
「ハ~イ」
アレクシアは物思いと入浴を中断し、風呂場から出ると、その音で気づいたか、蒼真が慌ただしく入りこんできた。
「え」
凍り付いた丸裸のアレクシアなど見向きもせず、そもそも認識すらしてないかのように服を脱ぎ棄てて、風呂場に入った。
悲鳴も文句を言う暇も無かった。
「‥‥‥」
いや、蒼真がこういう奴だということは分かっている。似たようなことは、今まで何度かあったが、いつもこんな調子である。
しかし、何と言うか──どうにも釈然としないというか、やるせないというか。
「アレクシアちゃん」
そんなアレクシアの肩に、慈愛の笑みを浮かべた鏡華が優しく手を置いた。そして慈愛の笑みを浮かべたまま、静かに風呂場の扉を開けた。
「あ?」
湯を頭から被っていた蒼真は、怪訝そうな顔で振り返り──すぐに鏡華が、後ろ手で扉を閉めたため、詳しい事は分からない。
「ちょ、なんだよおい、いやせめて顔はやめぇえええええぎあああああああっ!」
蒼真の悲鳴と、その合間に聞こえる諸々の音が、全てを物語っていた。
この後──顔以外を痣と傷だらけにした丸裸の蒼真が、鏡華に踏みつけられる形でアレクシアに土下座したのは、言うまでもない。
「──っ!」
先手はアレクシア──一気に間合いを詰め、短い裂帛の気勢を上げて、竹刀を振りおろす。対して蒼真は、竹刀を中腰から振り上げる。
冷たく澄み切った朝の空気に、竹刀同士がぶつかる乾いた音が響き、
「っ?」
蒼真の竹刀が弾かれ、硬い床板に音を立てて転がった。間髪入れずに、アレクシアは追い打ちをしかけようとして、
「ぶっ?」
鼻先に衝撃を受けた。鼻の奥から来た強烈な痛みが、視界にいくつもの星を飛ばす。
「‥‥‥どうも詰めが甘いっつうか、正直過ぎるんだよ。なまじ鍛えて腕も良いから余計にな」
面倒そうに言いながら、蒼真は蹴り上げていた左足を降ろす。
「~~~~~~~」
言い返しかけて、何かが込み上げる感触と、鼻先から漏れ出そうな感触に、アレクシアは慌てて言葉ごと飲み込む。鉄臭い味と臭いに、思わず顔をしかめる。
「あ~あ~垂れてんぞったくっ」
蒼真は、早足に隅に置いてあった箱を持ってきて、中から引っ張り出した薄い紙をアレクシアの鼻先に押さえつける。が、間に合わず二、三滴落ちて、〝道着(ドーギ)〟と呼ばれる鍛錬服の分厚い白い布地に、赤い点を描いた。
「二人とも、そろそろ‥‥‥あらら~今日は鼻血ぶ~になっちゃったのね~」
手拭いを持ってやってきた鏡華は、アレクシアの様を見るなり吹き出した。
「早く後片付け済ませなさい。蒼真、アンタは今日から」
「あ~そうだったな‥‥‥」
放られた手拭で汗を拭きながら、蒼真は竹刀を壁掛けに戻すと、隅に立てかけてあるモップを手に取った。
「鼻血を撒かれたら面倒だ。今日の掃除はやっとくが、明日はお前がやれよな」
面倒そうな悪態を吐きながらも、蒼真はテキパキと掃除にかかる。
アレクシアは、一瞬迷ったものの、結局甘えることにして、鏡華と道場を後にした。
態度こそだらけているが、蒼真は腕は確かである。それこそ、アレクシアと一緒にやるより、蒼真が一人でやった方が仕上がりが良いくらいには。
*****
朝の鍛錬の後は朝食──の前に風呂である。
「~~~~~」
最初に、汗や汚れを軽く落とす──風呂に入る際に望ましいとされる、手順だが礼儀だかを踏んでから、アレクシアは湯船につかり、深々と息を吐きだした。
アレクシアの怪我はすぐに治ったものの、療養生活と衰弱で体は鈍り切っていたため、その解消も兼ねて、高桐家の早朝鍛錬に加わっていた。
蒼真の言う通り、アレクシアは実戦剣術を学んでいる。学院では負け知らずだったし、異国の武術というのも興味が引かれた。
なので、揚々と稽古の臨み──一本取るどころか、竹刀を掠めさせることすら達せられないまま、二週間が経過した。
蒼真は掃除だけではなく、武術方面でも芸達者な上に非常に狡猾だった。剣技はもちろん、拳や蹴りはもちろん、投げ技やら固め技まで絶妙かつ柔軟に、そして躊躇なく使ってくる。
鏡華に至っては、蒼真以上の達人だった。アレクシアの方を見向きもしないまま、得物を弾き飛ばされるだけなら良い方で、気づいた時には、天井を仰ぐか床板を舐めていた。何をされたのかすら、分からないまま。
分からないが、はっきりしているのは、
「上には上がいる、か‥‥‥」
湯船に浸かったアレクシアは、深々と息を吐き出しながら、現実を噛み締めるように呟いた。
武術だけではない。この風呂にしても、文明文化に大きな差異があった。温かい湯を満たした浴槽に浸かるのは共通しているが、取っ手を捻ったり指一本の操作で湯が出てきた時には、驚いたモノだ。しかも、必要量に達すれば、自然と止まるものだから便利なことこの上ない。
神聖帝国では、浴槽に満たした水を法力によって温めるもので、規模によっては、数人がかりで沸かす必要があるため、専属の係もいるくらいである。もちろん、一人で入る分には、本人の法力だけで充分なのだが、それでも結構な手間になる。アレクシアの場合は、尚更だった。
「早くしろ~、後がつかえてんだ~」
扉の向こうから蒼真に急かされた。いつもなら、もう少し位は入っていられるはずなのだが。
「今日は‥‥‥つうか、今日からはのんびり出来ねえんだ。幸せ気分のところ悪ぃが、もう上がってくれや」
「ハ~イ」
アレクシアは物思いと入浴を中断し、風呂場から出ると、その音で気づいたか、蒼真が慌ただしく入りこんできた。
「え」
凍り付いた丸裸のアレクシアなど見向きもせず、そもそも認識すらしてないかのように服を脱ぎ棄てて、風呂場に入った。
悲鳴も文句を言う暇も無かった。
「‥‥‥」
いや、蒼真がこういう奴だということは分かっている。似たようなことは、今まで何度かあったが、いつもこんな調子である。
しかし、何と言うか──どうにも釈然としないというか、やるせないというか。
「アレクシアちゃん」
そんなアレクシアの肩に、慈愛の笑みを浮かべた鏡華が優しく手を置いた。そして慈愛の笑みを浮かべたまま、静かに風呂場の扉を開けた。
「あ?」
湯を頭から被っていた蒼真は、怪訝そうな顔で振り返り──すぐに鏡華が、後ろ手で扉を閉めたため、詳しい事は分からない。
「ちょ、なんだよおい、いやせめて顔はやめぇえええええぎあああああああっ!」
蒼真の悲鳴と、その合間に聞こえる諸々の音が、全てを物語っていた。
この後──顔以外を痣と傷だらけにした丸裸の蒼真が、鏡華に踏みつけられる形でアレクシアに土下座したのは、言うまでもない。
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