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【住み込みアシスタントはデッサンモデル】 *
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しおりを挟む触れられた指の感触に、思わず息を呑む。
(意識しちゃ、駄目なのに……っ!)
先輩はただ、漫画で使える構図の資料が欲しいだけ。
そんなのは、ちゃんと分かってる。
先輩に、他意なんて無い。
それでも、分かっていても……っ。
――好きな人に、近寄られて。
――肌を触られて……反応しないなんて、無理だ。
(勃っちゃう……っ)
僕の意思とは裏腹に、存在を主張し始めた下半身。
それをなんとか先輩に見つからないようにしようと、膝を擦り合わせる。
「日達、随分とエロい顔をするな」
先輩はそう言って、またスマホで写真を撮った。
「そ、そんなこと――」
「見るか?」
僕の言葉を遮り、先輩は僕の上に覆いかぶさってスマホの画面を見せてくる。
そこに、映っていたのは……。
拘束されながら、大きな瞳を潤ませ。
頬を紅潮させている、僕だった。
「ち、ちが……っ!」
「デッサンの為だろ、分かってる」
どうやら先輩は、僕がデッサンの為にわざと表情を作っていると勘違いしているらしい。
――でも、それならそれで好都合だ。
先輩に触られて興奮してるなんて、バレるわけにはいかないのだから。
「あまりにも真に迫った表情だから、勘違いしそうになっただけだ」
先輩はそう言って、僕に向けていたスマホの画面を自分に向けた。
「そんなに、じっくり見ないでください……っ」
恥ずかしくて、穴があったら入りたいくらいだ。
すると先輩は、また新しい構図が思い付いたのか、呟く。
「うつ伏せ」
呟くや否や、僕の体を無理矢理反転させる。
そのまま先輩は手際よく、僕の足や腕を掴んで体勢を作らせる。
「ま、待って、先輩っ!」
抵抗しようにも、両手が縛り付けられていて、上手く動けない。
「頭、もっとベッドに押し付けろ。……そう、それだ」
うつ伏せの体勢になった僕の頭を、先輩が大きな手でベッドに押し付ける。
(なに、なに……っ? どうしようとしてるの?)
先輩の思い描いている構図が、分からない。
僕はなんとか、先輩を振り返ろうとした。
すると、先輩の手がまた、僕に触れる。
「もう少し、尻を突き出して欲しい」
先輩が、僕の腰を掴んだ。
「だ、駄目です!」
先輩の思い描いている構図が分かり、僕は慌てて身をよじった。
(そんな体勢、恥ずかしすぎる!)
恐らく、うつ伏せのままお尻だけを突き出している体勢。
――男同士でヤるときに、女側になる男がよくやっている体勢にしたいんだ。
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