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White3番隊
しおりを挟む「ブラッディー!!!」
朝礼のあと散々ミドリにこってりとしぼられ、更に自分が所属する3番隊の隊長コラーダ・アプリコットにしぼられたブラッディは、隊室に戻るところで後ろから話しかけられた。
「エル!」
彼女はエル・ディアブロ。ブラッディと同じWhite3番隊所属で黒縁メガネに赤いおさげ髪が可愛い少女だ。
エルはニヤニヤしながらブラッディの隣に並んだ。
「ブラッディ、まーた怒られてたね。昨日寝てないの?」
「寝てない…ってこともないんだけど…何故か眠くなってしまうの。」
なんでかしら、とブラッディはふわふわとしたピンクの髪を揺らしかしげる。
「今日こそ早く寝た方がいいよ。」
「ええ、そうするわ。」
エルの助言にブラッディはゆったりと微笑んだ。
「はい、お電話ありがとうございます。January White3番隊、ブラッディ・ブルでございます。」
軍事組織とひとことに言っても戦闘だけではない。街の見回りや、取り締まりもおこなっている。
「…街の呑み屋での喧嘩の仲裁ですね。かしこまりました。今向かいます。……失礼致します。」
今回の依頼は呑み屋の喧嘩の仲裁。このような小さなことも軍部の仕事。しかも電話依頼は電話を取ったものが向かう決まりになっていた。
「アプリコット隊長。」
ブラッディはデスクで仕事をしていた隊長であるコラーダに声をかける。
「北部一番街の呑み屋にて喧嘩が発生致しました。仲裁に行ってまいります。」
そこまで言ったところでコラーダは顔をあげる。
「了解。頼んだ。」
そう言ってブラッディを北部一番街のワープポートへ飛ばした。
隊室の予定一覧には、ブラッディ 北部一番街と刻まれていた。
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