睦月のタイムトラベラー

しゃけ

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BAR「スノウホワイト」③

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「……とまあ、そんなこんなで夜まで討伐三昧だったのよ。」

 話し終えたグラスは持っていた酒を置いて溜息をついた。

「なるほど。」
「大変だったのね~……」
「激務だわぁ。」
「でしょぉー?」

 と話すそんな4人の前にピンクの酒が置かれる。

「……これは?」
「頼んでないわよ?」

 驚いた顔でみるファジーとマンゴヤンに紫色のパーマがかかったボブヘアーのバーテンダーの

「サービスです。」

 と微笑んだ。

「皆様お疲れのようでしたので…こちら眠り姫スリーピングビューティーというカクテルです。」

「へえー!」
「可愛い!」
「素敵ねぇ。」
「……」

 他の3人が盛り上がる中、グラスだけがカクテルをじっと見つめる。

「グラス?どうかしたのかしら?」
「あ、なんでもない。素晴らしい1杯に乾杯しましょ。カンパーイ!」

「「「カンパーイ!!」」」

 心配そうに見つめるファジーにグラスは笑い、慌てて乾杯した。

 夜は更けていった。








「さすがに呑んだわね~」
「今日も眠たい…」

 4人はBARを出て帰り道を急ぐ。

「ブラッディったらまた寝坊しないでよ?」
「わかってますぅ!」

 揺れる4人の影に彼女は1人、

「またのお越しをお待ちしてます、いい夢を…」

 怪しく微笑んだ。


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