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第一百一十五話 松永夜茶・心火試し
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夏に入り、京の昼は、蓋をされた鍋のようにむっとしていた。
夜になってようやく、山の間から少しばかりの涼風が絞り出される。
その夜、東山残院の灯は、いつもより遅くまでともっていた。
弥助がそろそろ門を閉めようかという頃、外からごく軽やかな駕籠の軋みが聞こえた。
「こんな時間にまで病人が?」
弥助はぼそりと呟く。
柳澄原は廊下に立ち、門の影を見つめていた。
「来たのは病人ではあるまい」
門が開くと、ひどく素朴な造りの肩輿が一つ、門前に止まった。
家紋もなく、護衛の列もない。
簾が上がり、色の白い中年の男がゆっくりと降りてくる。
目だけは、絶えず周囲の細部を測るように動いていた。
「澄原先生、お噂はかねがね」
男は笑った。「松永久秀と申す」
弥助の掌がじわりと汗ばむ。
小童でも名前だけは聞いたことのある人物だ。
「東山の小さな庵に過ぎません」
柳澄原は淡々と返す。
「松永殿がわざわざお運びとは、これはご指導で?」
「ご指導などとんでもない」
松永は大きく笑う。
「ただ、城が燃えたあの日、火の中で道をこじ開け、刀を持つ者よりもよほど確かに人を通した医者がいたと聞いて、少々興が乗りました。茶の一服でもと存じましてな」
彼は小さな木箱をぶら下げたまま、自然な足取りで院に入り、簾を肩輿に戻してやる。
駕籠かきは心得て、それ以上敷地には入らず、門の外に控えた。
「先生の庭は、なかなか風がいい」
松永は火傷の痕が残る楓を見上げる。
「一度焼かれてなお生き延びるとは」
「焼け残ったものは、大抵、焼けずに済んだものよりしぶとい」
柳澄原は言った。
弥助に茶席の用意をさせ、自らは廊に腰を下ろす。
松永は遠慮というものを知らぬ様子で木箱を開け、自前の茶道具を並べた。
茶葉は細かく、色は鮮やかな緑。どこぞの一流の品に違いない。
湯を沸かし、茶碗を温め、茶を入れる。
動きは速いが、荒々しさはない。
弥助はつい見入ってしまい、喉を鳴らした。
(こんな茶、もし僕らまで飲んだら……)
「心配するな」
柳澄原が横から言う。
「お前の茶碗には、たぶん何も入っていない」
余計に手が出しづらくなる一言だった。
やがて茶碗には、細かな泡が立った。
松永はまず、一碗を柳澄原に差し出した。
「先生から」
柳澄原は受け取ると、鼻先でそっと香りを嗅いだ。
茶の香りは素晴らしい。
だが最後に、ごくわずかな辛みのようなものが混じっている。
ごくりと一口だけ含み、そのまま茶碗を脇に置いた。
「水は悪くない」
淡々と評する。「火が少々、きつすぎる」
松永は眉を上げた。
「ほう。その心は?」
「茶の香りを締めつけすぎていますな」
柳澄原は答える。
「口に含めば、頭のてっぺんがじんわり熱く、指先がひやりとする。眠るのを恐れる者には向くが、目覚めるのを恐れる者には不向きだ」
松永はにやりと笑った。
「先生の診脈は、茶碗の底から始まると見える」
柳澄原は彼の手首を取った。
脈は、火に酒を注いだようで、表面は平らだが、底では時折、炎が吹き上がろうとしている。
「殿は胸の内に火種を抱えすぎておられる」
柳澄原は言う。
「昼は布陣を思案し、夜は火を思案しておいでだ」
「先生も陣を敷かれるかな?」
松永は笑いながら問う。
「いいえ」
柳澄原は首を振る。
「人の敷いた陣の、どこから火が出やすいかを見るだけです」
視線が絡み合い、ふたりは互いの目の奥に同じ色の笑みを見つける。
「この茶には、何か入っている」
柳澄原は手首を放した。
「毒ではないが、人の鼓動を少しばかり乱すものだ」
「先生も飲まれた」
「だからこそ、一口でやめた」
柳澄原は淡々と返す。
「それで十分だ」
松永は茶碗を握りしめ、しばし黙っていた。
やがて、声を上げて笑い出す。
「東山の澄原先生は鍼の腕が立つと聞いていたが、人を見る目も容赦ない」
そう言うと、自分の茶をぐいと飲み干した。
「拙者には一つ悪癖があってな」
松永は茶碗を置き、指先で縁をとんとんと叩く。
「面白いと思った相手には、どうしても糸を一本結んでみたくなる」
「糸が増えれば、自分の足も絡まる」
「絡まるならそれもよし。絡まらぬならそれまでよ」
松永は肩を竦める。
「たとえば、この院だ。堺の風も、山門の風も、公家筋の風も、みなここへ吹き込もうとする。こちらから足を運ばぬのは、風に対して失礼というものだろう?」
そう言いつつ立ち上がると、廊下の梁の下へ歩み寄り、袖から小さな風鈴を一つ取り出した。
繊細な細工が施された風鈴を、ひょいと梁に吊るす。
「先生にちょっとした玩具を」
松永は笑顔で言う。
「ここに掛けておく。風が強くなって鈴が賑やかに鳴れば、城の風向きも変わったと知れるだろう」
弥助の胸には、どうにも落ち着かない感覚が渦巻いていた。
その風鈴は、美しいだけのものではない気がしてならない。
門まで見送るとき、柳澄原は石段の上から、闇に飲まれていく肩輿を見つめていた。
遠く、城下の高楼の上に、いくつもの影がうごめくのが見える。
堺の連中か、三好か、公家か――判じ難い。
「弥助」
「はい」
「桶に井戸水を汲んでこい」
弥助が慌てて水を運んでくる。
柳澄原は廊下で例の風鈴を見上げた。
風が通り抜け、風鈴は小さく鳴った。
硬質な音が、夜気の中に短く響く。
刀を抜いた。
一閃。
細い紐ごと風鈴は斬り落とされた――が、地には落ちない。
宙に舞ったところを左手で受け止める。
「うわぁ……」
弥助は思わず声を漏らした。
柳澄原は鈴本をつまみ、指先に伝わるわずかなざらつきを感じ取る。
薄い金属の殻をそっと捻ると、中から小さな粉包みが現れた。
鼻を近づければ、乾いた火薬に似た辛い匂いがかすかに漂う。
「これを本当に梁にぶら下げておいたなら、風の強い夜に擦れて熱を持ち、ちょっとした破裂を起こすだろう」
柳澄原は言う。
「その音を誰が聞くことになるかは、また別の話だが」
粉末を水に注ぎ、軽くかき混ぜる。
水の中で粉は広がり、性質を失っていく。
「先生、これは……」
「この玩具に人の耳代わりをさせぬだけだ」
柳澄原は淡々と答えた。
「東山の風を知りたい者は、自分の足で登ってくればいい」
空になった鈴の殻を火鉢に投げ込み、歪んでいく様をじっと見つめる。
夜がさらに深くなる。
弥助は門を閉めながら、ふと空になった梁を振り返った。
「先生、せっかく貰ったのに、残しておかないんですか」
「彼の持ち物は、火が強すぎる」
柳澄原は答えた。
「ここに置いておけば、そのうちこの院ごと燃やしかねん」
翌朝早く、市井の噂話という形で、一言が東山まで届いた。
文ではなく、密書でもない。
ただ、町の口から口へ伝わった言葉だ。
――「松永殿曰く、『東山の先生は、わしの吊った鈴ひとつ受け取らぬ。いつか城の外から火が入り込むときには、必ずあの男が自ら見物に来るだろう』」
それを聞いた柳澄原は、風図の上で「松永」と記した先に、二文字を書き足した。
――「心火」。
夜になってようやく、山の間から少しばかりの涼風が絞り出される。
その夜、東山残院の灯は、いつもより遅くまでともっていた。
弥助がそろそろ門を閉めようかという頃、外からごく軽やかな駕籠の軋みが聞こえた。
「こんな時間にまで病人が?」
弥助はぼそりと呟く。
柳澄原は廊下に立ち、門の影を見つめていた。
「来たのは病人ではあるまい」
門が開くと、ひどく素朴な造りの肩輿が一つ、門前に止まった。
家紋もなく、護衛の列もない。
簾が上がり、色の白い中年の男がゆっくりと降りてくる。
目だけは、絶えず周囲の細部を測るように動いていた。
「澄原先生、お噂はかねがね」
男は笑った。「松永久秀と申す」
弥助の掌がじわりと汗ばむ。
小童でも名前だけは聞いたことのある人物だ。
「東山の小さな庵に過ぎません」
柳澄原は淡々と返す。
「松永殿がわざわざお運びとは、これはご指導で?」
「ご指導などとんでもない」
松永は大きく笑う。
「ただ、城が燃えたあの日、火の中で道をこじ開け、刀を持つ者よりもよほど確かに人を通した医者がいたと聞いて、少々興が乗りました。茶の一服でもと存じましてな」
彼は小さな木箱をぶら下げたまま、自然な足取りで院に入り、簾を肩輿に戻してやる。
駕籠かきは心得て、それ以上敷地には入らず、門の外に控えた。
「先生の庭は、なかなか風がいい」
松永は火傷の痕が残る楓を見上げる。
「一度焼かれてなお生き延びるとは」
「焼け残ったものは、大抵、焼けずに済んだものよりしぶとい」
柳澄原は言った。
弥助に茶席の用意をさせ、自らは廊に腰を下ろす。
松永は遠慮というものを知らぬ様子で木箱を開け、自前の茶道具を並べた。
茶葉は細かく、色は鮮やかな緑。どこぞの一流の品に違いない。
湯を沸かし、茶碗を温め、茶を入れる。
動きは速いが、荒々しさはない。
弥助はつい見入ってしまい、喉を鳴らした。
(こんな茶、もし僕らまで飲んだら……)
「心配するな」
柳澄原が横から言う。
「お前の茶碗には、たぶん何も入っていない」
余計に手が出しづらくなる一言だった。
やがて茶碗には、細かな泡が立った。
松永はまず、一碗を柳澄原に差し出した。
「先生から」
柳澄原は受け取ると、鼻先でそっと香りを嗅いだ。
茶の香りは素晴らしい。
だが最後に、ごくわずかな辛みのようなものが混じっている。
ごくりと一口だけ含み、そのまま茶碗を脇に置いた。
「水は悪くない」
淡々と評する。「火が少々、きつすぎる」
松永は眉を上げた。
「ほう。その心は?」
「茶の香りを締めつけすぎていますな」
柳澄原は答える。
「口に含めば、頭のてっぺんがじんわり熱く、指先がひやりとする。眠るのを恐れる者には向くが、目覚めるのを恐れる者には不向きだ」
松永はにやりと笑った。
「先生の診脈は、茶碗の底から始まると見える」
柳澄原は彼の手首を取った。
脈は、火に酒を注いだようで、表面は平らだが、底では時折、炎が吹き上がろうとしている。
「殿は胸の内に火種を抱えすぎておられる」
柳澄原は言う。
「昼は布陣を思案し、夜は火を思案しておいでだ」
「先生も陣を敷かれるかな?」
松永は笑いながら問う。
「いいえ」
柳澄原は首を振る。
「人の敷いた陣の、どこから火が出やすいかを見るだけです」
視線が絡み合い、ふたりは互いの目の奥に同じ色の笑みを見つける。
「この茶には、何か入っている」
柳澄原は手首を放した。
「毒ではないが、人の鼓動を少しばかり乱すものだ」
「先生も飲まれた」
「だからこそ、一口でやめた」
柳澄原は淡々と返す。
「それで十分だ」
松永は茶碗を握りしめ、しばし黙っていた。
やがて、声を上げて笑い出す。
「東山の澄原先生は鍼の腕が立つと聞いていたが、人を見る目も容赦ない」
そう言うと、自分の茶をぐいと飲み干した。
「拙者には一つ悪癖があってな」
松永は茶碗を置き、指先で縁をとんとんと叩く。
「面白いと思った相手には、どうしても糸を一本結んでみたくなる」
「糸が増えれば、自分の足も絡まる」
「絡まるならそれもよし。絡まらぬならそれまでよ」
松永は肩を竦める。
「たとえば、この院だ。堺の風も、山門の風も、公家筋の風も、みなここへ吹き込もうとする。こちらから足を運ばぬのは、風に対して失礼というものだろう?」
そう言いつつ立ち上がると、廊下の梁の下へ歩み寄り、袖から小さな風鈴を一つ取り出した。
繊細な細工が施された風鈴を、ひょいと梁に吊るす。
「先生にちょっとした玩具を」
松永は笑顔で言う。
「ここに掛けておく。風が強くなって鈴が賑やかに鳴れば、城の風向きも変わったと知れるだろう」
弥助の胸には、どうにも落ち着かない感覚が渦巻いていた。
その風鈴は、美しいだけのものではない気がしてならない。
門まで見送るとき、柳澄原は石段の上から、闇に飲まれていく肩輿を見つめていた。
遠く、城下の高楼の上に、いくつもの影がうごめくのが見える。
堺の連中か、三好か、公家か――判じ難い。
「弥助」
「はい」
「桶に井戸水を汲んでこい」
弥助が慌てて水を運んでくる。
柳澄原は廊下で例の風鈴を見上げた。
風が通り抜け、風鈴は小さく鳴った。
硬質な音が、夜気の中に短く響く。
刀を抜いた。
一閃。
細い紐ごと風鈴は斬り落とされた――が、地には落ちない。
宙に舞ったところを左手で受け止める。
「うわぁ……」
弥助は思わず声を漏らした。
柳澄原は鈴本をつまみ、指先に伝わるわずかなざらつきを感じ取る。
薄い金属の殻をそっと捻ると、中から小さな粉包みが現れた。
鼻を近づければ、乾いた火薬に似た辛い匂いがかすかに漂う。
「これを本当に梁にぶら下げておいたなら、風の強い夜に擦れて熱を持ち、ちょっとした破裂を起こすだろう」
柳澄原は言う。
「その音を誰が聞くことになるかは、また別の話だが」
粉末を水に注ぎ、軽くかき混ぜる。
水の中で粉は広がり、性質を失っていく。
「先生、これは……」
「この玩具に人の耳代わりをさせぬだけだ」
柳澄原は淡々と答えた。
「東山の風を知りたい者は、自分の足で登ってくればいい」
空になった鈴の殻を火鉢に投げ込み、歪んでいく様をじっと見つめる。
夜がさらに深くなる。
弥助は門を閉めながら、ふと空になった梁を振り返った。
「先生、せっかく貰ったのに、残しておかないんですか」
「彼の持ち物は、火が強すぎる」
柳澄原は答えた。
「ここに置いておけば、そのうちこの院ごと燃やしかねん」
翌朝早く、市井の噂話という形で、一言が東山まで届いた。
文ではなく、密書でもない。
ただ、町の口から口へ伝わった言葉だ。
――「松永殿曰く、『東山の先生は、わしの吊った鈴ひとつ受け取らぬ。いつか城の外から火が入り込むときには、必ずあの男が自ら見物に来るだろう』」
それを聞いた柳澄原は、風図の上で「松永」と記した先に、二文字を書き足した。
――「心火」。
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