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第二十六話 沈黙の巨塔
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時間:九十日勝負・三十七日目
場所:澄原グループ本社・第一取締役会議室
それは、コア中のコアだけが出席を許される「御前会議」だった。
空気には高級シガーと、権力特有の重たい匂いが混じっている。
専務取締役・澄原龍雅(次兄)が、巨大なスクリーンの前に立ち、手にしたレーザーポインターで赤い軌跡を描いていた。
この日は真っ白なオーダースーツ。気分は既に「次期社長」といったところだ。
スクリーンには「湾岸新城」プロジェクトの華々しい青写真。
林立する高層ビル群。ロケットのように急上昇する収益カーブ。その数字の後ろには、目が眩むほどのゼロがずらりと並ぶ。
「取締役の皆様。これこそが、当グループの“次の十年”を牽引するエンジンです。」
龍雅の声には、甘い毒が混じっていた。
「あと五百億の流動資金さえ追加できれば、新都心プロジェクトは来年、投資額の二倍を叩き出す見込みです。
今のキャッシュフローのタイトさは一時的なものに過ぎません。これは“戦略的負債”と呼ぶべきものです。
目先の赤字にしか目がいかない田舎者には、一生理解できないでしょうけどね。」
そう言って、わざとらしく視線を空いた席――龍立の席の方へ向ける。
「我らが特命室長は、どうやら諦めたらしい。今頃、どこかの下水道でゴミでも漁っているのでは?
残念だな。歴史的瞬間を見せてやろうと思ったのに。」
取締役たちの間から、含み笑いが漏れる。
長卓の奥では、社長・澄原惟宗が、「予想収益:二〇〇%」という美しい数字を眺め、満足げに頷いていた。
彼は、最高権力の象徴であるモンブランの万年筆を取り上げ、追加予算案にサインをしようとする。
その瞬間。
「その“金の成る木”は、流砂の上に生えたハリボテです。実を結ぶことはありません。」
厚い紅木の扉が、重い音を立てて押し開かれた。
ボディガードもいない。弁護士も連れていない。
龍立が入ってきた。
ジャケットは脱ぎ捨て、白いシャツの袖を肘までまくり上げている。まるでついさっきまで肉体労働をしていたかのような姿だった。
その背後には、荷物用のフラットカート。
載っているのは金塊ではない。山のように積み上がった、カビと埃の匂いを放つ古い帳簿の束だ。
そして台車の両脇には、七、八人の老人たち。
何十年前の型か分からないダボダボのスーツ。擦り切れた襟、毛玉だらけの裾。
髪は白く、足取りはおぼつかない。中には携帯酸素ボンベを背負っている者もいる。
だがその瞳だけは、鷹のように鋭かった。
それは、地下室に八年間“幽閉”されていた「窓際族」――元・財務部中枢監査団だった。
「はっ!」
龍雅が、わざとらしい大笑いをする。
「三弟よ。老人ホームで団体レクでもしてきたのか?
こんなエクセルも使えないポンコツどもを連れてきて、取締役会で何をするつもりだ?」
「エクセルなんぞ、いくらでも改ざんできる。」
元・主席監査役の田中(あの欠けた歯の老人)は、嘲りには一瞥もくれなかった。
静かに前へ歩み出る。その足取りは四十年間歩き慣れたルートをなぞるかのようだった。
彼は胸ポケットから、片方のツルが折れ、セロハンテープでぐるぐる巻きにされた老眼鏡を取り出し、そっとかける。
そして、長年そろばんを弾き続けて変形した指で、龍雅のPPTに映る「美しすぎる収益カーブ」の一点を指さした。
「専務。こちらの“資本化利息”の計算ですが――昭和五十四年制定の会計基準に反しますな。」
老人の声は、擦り切れた風箱のようにかすれている。
だが、その一言で会議室の温度が数度下がった。
「五千億の調達コストを、すべて“オフバランス”(Off-Balance Sheet)――すなわち表外資金として、
このケイマン諸島のSPV(特別目的会社)数社に飛ばしておられる。」
「持株構造を三重にねじり、負債を“長期投資”に見せかける。――なるほど、三十年前に流行った手口だ。」
田中老人は顔を上げ、濁りの消えた瞳から、鋭い光を放つ。
「だがな、専務。
こういう手品は、コンピューターは騙せても――そろばんは騙せんのですよ。」
龍雅の顔色が変わった。額にじっとりと汗がにじむ。
「黙れ! 老いぼれが、現代金融を語るな!
警備を呼べ! この狂人どもを叩き出せ!」
「我々は“今どきのインチキ”は知らん。」
携帯酸素ボンベを担いだ別の老監査人が前に出て、赤ペンの丸とバツだらけになった原始帳簿をドンとテーブルに叩きつけた。
ドンッ。
紙埃が舞い上がる。
「だが、“誠実”ってやつがなんなのかは知っている。」
「この帳簿はな、我々みたいなガラクタが地下室で三日三晩、
虫眼鏡片手に、何万枚もの伝票から一枚一枚拾い上げた数字だ。」
「龍雅専務。あなたの言う“地盤”なんて、始めから存在しない。
あの金は全部、お前さんの海外個人信託に洗い流されている。」
龍立が手元のリモコンを押す。
スクリーンの映像が一変した。
もはやCGによる美しい完成予想図ではない。
ドローンで撮影した湾岸新城の現場映像。
そこにそびえるはずの摩天楼は影も形もなく、雑草に覆われた廃墟と、幾つかの巨大な水たまりがあるだけだ。
その濁った水面には、腹を上に向けた魚の死骸が浮かんでいる。
五千億円が腐っている匂いだった。
続いて、小早川誠が人垣の後ろから進み出て、震える指でボイスレコーダーの再生ボタンを押した。
『小早川。さっさとこの損失を“調整”しろ。
出来ないなら、娘の学費は諦めろ。……お前の家族、路頭に迷わせてやってもいいんだぞ?』
CFO黒崎賢の卑劣な声が、静まり返った会議室に響き渡る。
証拠は山のように積み上がった。
龍雅は椅子に崩れ落ち、手の中のレーザーポインターを取り落とす。
高く澄んだ音が床に響く。
彼が誇りにしていた「金融の牙城」は、彼自身がゴミと呼んだ老人たちの手によって、
もっとも原始的な方法――紙とそろばん――で打ち倒されたのだ。
すべての視線が、長卓の最奥へ向かう。
澄原惟宗は、廃墟の写真をじっと見つめていた。
顔の筋肉が、わずかにひきつる。
それは、何よりも重んじてきた“家の体面”が、ズタズタに引き裂かれた瞬間だった。
一分間の沈黙。
「黒崎賢。」
惟宗の声は、氷のように冷たくかった。
「CFOとしての監督不行き届き、看過できん。……自発的に辞表を書け。
海外へ飛べ。二度と、我が目の前に姿を見せるな。」
「そして龍雅……」
惟宗は目を閉じ、深く息を吸う。
「専務職を解く。京都の本邸にて“一年間の静養”だ。
対外的には、体調不良ということにしておけ。」
刑事告発はしない。牢屋にも送らない。
――これが財閥の家訓だった。家の恥は、決して外には漏らさない。
惟宗は立ち上がる。
功労者である老人たちには一瞥もくれぬまま、この屈辱の場を去ろうとする。
「お待ちください。」
龍立の声が、静寂を裂いた。
「父上。蛀虫の処分は、今のお言葉で十分です。」
「では――この方々はどうなさるおつもりですか。」
龍立は、背後でなおも息を切らし、足元をふらつかせている老人たちを示す。
「彼らは八年間、地下室に押し込められました。仕事を奪われ、若い社員に笑いものにされ、
屈辱を味わい続けました。」
「それでも、グループが最も危機に瀕したこの瞬間まで、一人として機密を漏らさず、一人として澄原を裏切らなかった。」
「その職業人生の最後の一滴まで絞り出し、あなたの“基盤”を守ったのです。」
「父上。教えてください。
一体誰が、このグループにとっての“ゴミ”なのですか。」
惟宗の足が止まる。
傲慢な帝王は、ゆっくりと振り向き、老人たちの顔を一人ひとり見ていく。
その眼差しには、わずかな逡巡と、かすかな罪悪感の影が浮かんでいた。
長い間。
やがて惟宗は、ネクタイを整え、スーツの裾を軽く払うと、
窓際族たちに向かって、深く、深く一礼した。
「澄原家は、諸君に大いなる不義を働いた。」
その瞬間。
田中じいさんは、胸に抱きしめていた古い帳簿をぎゅっと掻き抱き、
震える唇を押さえきれず、その場にしゃがみ込んで子どものように泣き出した。
「うう……うぅ……」
次いで二人目、三人目と、連鎖するように嗚咽が漏れ、
地下室に追いやられていた老人たちは、揃って号泣した。
彼らが泣いているのは、ボーナスでも地位でもない。
八年もの間、粗大ゴミのように放置されてきた自尊心。
その尊厳が、ようやく“見つけてもらえた”ことへの、あまりにも遅すぎる救済だった。
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それは、コア中のコアだけが出席を許される「御前会議」だった。
空気には高級シガーと、権力特有の重たい匂いが混じっている。
専務取締役・澄原龍雅(次兄)が、巨大なスクリーンの前に立ち、手にしたレーザーポインターで赤い軌跡を描いていた。
この日は真っ白なオーダースーツ。気分は既に「次期社長」といったところだ。
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龍雅の声には、甘い毒が混じっていた。
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今のキャッシュフローのタイトさは一時的なものに過ぎません。これは“戦略的負債”と呼ぶべきものです。
目先の赤字にしか目がいかない田舎者には、一生理解できないでしょうけどね。」
そう言って、わざとらしく視線を空いた席――龍立の席の方へ向ける。
「我らが特命室長は、どうやら諦めたらしい。今頃、どこかの下水道でゴミでも漁っているのでは?
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彼は、最高権力の象徴であるモンブランの万年筆を取り上げ、追加予算案にサインをしようとする。
その瞬間。
「その“金の成る木”は、流砂の上に生えたハリボテです。実を結ぶことはありません。」
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彼は胸ポケットから、片方のツルが折れ、セロハンテープでぐるぐる巻きにされた老眼鏡を取り出し、そっとかける。
そして、長年そろばんを弾き続けて変形した指で、龍雅のPPTに映る「美しすぎる収益カーブ」の一点を指さした。
「専務。こちらの“資本化利息”の計算ですが――昭和五十四年制定の会計基準に反しますな。」
老人の声は、擦り切れた風箱のようにかすれている。
だが、その一言で会議室の温度が数度下がった。
「五千億の調達コストを、すべて“オフバランス”(Off-Balance Sheet)――すなわち表外資金として、
このケイマン諸島のSPV(特別目的会社)数社に飛ばしておられる。」
「持株構造を三重にねじり、負債を“長期投資”に見せかける。――なるほど、三十年前に流行った手口だ。」
田中老人は顔を上げ、濁りの消えた瞳から、鋭い光を放つ。
「だがな、専務。
こういう手品は、コンピューターは騙せても――そろばんは騙せんのですよ。」
龍雅の顔色が変わった。額にじっとりと汗がにじむ。
「黙れ! 老いぼれが、現代金融を語るな!
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「我々は“今どきのインチキ”は知らん。」
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ドンッ。
紙埃が舞い上がる。
「だが、“誠実”ってやつがなんなのかは知っている。」
「この帳簿はな、我々みたいなガラクタが地下室で三日三晩、
虫眼鏡片手に、何万枚もの伝票から一枚一枚拾い上げた数字だ。」
「龍雅専務。あなたの言う“地盤”なんて、始めから存在しない。
あの金は全部、お前さんの海外個人信託に洗い流されている。」
龍立が手元のリモコンを押す。
スクリーンの映像が一変した。
もはやCGによる美しい完成予想図ではない。
ドローンで撮影した湾岸新城の現場映像。
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その濁った水面には、腹を上に向けた魚の死骸が浮かんでいる。
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一分間の沈黙。
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「彼らは八年間、地下室に押し込められました。仕事を奪われ、若い社員に笑いものにされ、
屈辱を味わい続けました。」
「それでも、グループが最も危機に瀕したこの瞬間まで、一人として機密を漏らさず、一人として澄原を裏切らなかった。」
「その職業人生の最後の一滴まで絞り出し、あなたの“基盤”を守ったのです。」
「父上。教えてください。
一体誰が、このグループにとっての“ゴミ”なのですか。」
惟宗の足が止まる。
傲慢な帝王は、ゆっくりと振り向き、老人たちの顔を一人ひとり見ていく。
その眼差しには、わずかな逡巡と、かすかな罪悪感の影が浮かんでいた。
長い間。
やがて惟宗は、ネクタイを整え、スーツの裾を軽く払うと、
窓際族たちに向かって、深く、深く一礼した。
「澄原家は、諸君に大いなる不義を働いた。」
その瞬間。
田中じいさんは、胸に抱きしめていた古い帳簿をぎゅっと掻き抱き、
震える唇を押さえきれず、その場にしゃがみ込んで子どものように泣き出した。
「うう……うぅ……」
次いで二人目、三人目と、連鎖するように嗚咽が漏れ、
地下室に追いやられていた老人たちは、揃って号泣した。
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