13 / 144
第十三話 S級勇者は警備隊長以下 そしてガラ空きの受付ホール
しおりを挟む
(場所:王都中央広場 旧《光輝の剣》本部ビル)
真昼の陽光が、新しく看板を掲げた【深淵療養院・王都支院】に降り注いでいた。
巨大なガラスのカーテンウォールが、冷たく鋭い光を跳ね返す。
「入れろ! 俺はレオだぞ! このビルの持ち主は俺なんだ!!」
高級クリニックに似つかわしくない絶叫が、その静謐を切り裂いた。
衣服はボロボロ、髪は乱れ、目は血走り――元S級勇者レオが、玄関扉に体当たりを繰り返している。
手には、ギルドから渡された「退職金」の袋を握りしめたまま。
その姿は、もはや英雄ではなく、何かに取り憑かれた哀れな男だった。
「お客様、これ以上お下がりください。ここは医療施設です。大声での騒ぎはご遠慮願います。」
彼の前に立ちはだかったのは、一つの巨大な影。
身長三メートル近い巨躯。
特注の超大型ブラックスーツに身を包み、サングラスをかけ――耳の位置には、どこか愛嬌すらある牛の耳。
ミノタウロスのミノ。
地下城第九十九層のS級領主にして、現・深淵療養院警備隊長である。
「どけえ! この家畜風情が! 俺は剣聖だぞ! 俺は――」
レオは半ば折れかけた剣を引き抜き、ミノに向かって突っ込んでいく。
「モォ。(それはこっちの台詞だ。)」
ミノは大きくため息をついた。
次の瞬間、その巨体に似合わぬ黒い稲妻のような速さで腕が伸びる。
片手でレオの頭をわし掴みにし、バスケットボールでも持ち上げるように、ひょいと持ち上げた。
「ご予約のない方は、お引き取りください。」
それだけ言うと、ミノの腕の筋肉が盛り上がる。
ひょいっ。
かつてS級魔獣を斬り伏せてきた勇者は、綺麗な放物線を描いて宙を飛び――
数百メートル先の城壁外堀に、ぽちゃん、と小さな水飛沫を上げて沈んでいった。
【コメント】
『このワンハンドスロー、相変わらずキレが良すぎるw 警備隊長マジ有能』
『S級魔獣を斬ってきた勇者が、今じゃS級魔獣にゴミみたいに投げられてるとか皮肉効きすぎでしょ』
二階のテラスでは、リンがコーヒーカップを片手に、その光景を特に表情を変えることなく眺めていた。
レオの生死など、彼にとっては取るに足らない。
今、彼の頭を占めている別の問題がある。
「おかしいな。」
リンは、がらんとした一階の受付ホールを見下ろし、眉間に皺を寄せた。
「俺の流入モデルだと、開院初日は満員御礼になるはずなんだが。患者が一人も来ないとはね。」
「リン、どうやら商売敵が現れたみたいだぞ。」
背後のソファから、気怠げな声が転がり落ちる。
魔王アスモデは、ゆったりとしたシルクのルームウェア姿で、だらしなく寝転びながらプリンを食べていた。
地上での「通院」の楽しみは、どうやらそれらしい。
「これを見ろ。」
アスモデは、淡いピンク色の霧をまとった一枚のチップを放り投げる。
「さっき、オレの眷属が街で拾ってきた。今、街中の連中がこれを握りしめて、発狂したみたいに地下城へ駆け込んでいる。」
リンがチップを指先で受け止めた瞬間、ねっとりとした、強烈な幻覚性を伴う精神波動が指先から脳に刺さる。
「これは……『ソウル・インダクション(魂誘導)』か。」
「正解だ。」
アスモデはスプーンをぺろりと舐め、気のない口調で続ける。
「第六十六層の狂女の仕業さ。吸血鬼の女王カミラ。『一度勝てば天国以上の快楽が味わえる』って触れ込みの《永夜カジノ》を開いてな。」
「オレのテリトリーの“魂”を横から掻っ攫ってるわけだが……まあ、こういうビジネスライクな争い事に、魔王として直接口を出すのもどうかと思ってな(主に面倒だから)。」
リンはチップを指先で握りつぶす。
その眼差しに、医師としての冷たい光が宿った。
「化学的ホルモンと魔法的幻覚を組み合わせて“偽の幸福感”を量産し、その結果、不可逆的な精神障害を引き起こす……」
「要するに、“中毒奴隷”の製造工場ってわけか。」
リンは白衣を脱ぎ捨て、黒のロングコートスーツに袖を通す。
メガネの位置を直し、アスモデに意味深な笑みを向けた。
「アスモデ、診療所の留守番は頼む。ミノ、車を回して。」
「第六十六層に行く。あの女王に、“無免許医療行為”について法律の授業をしてこよう。」
真昼の陽光が、新しく看板を掲げた【深淵療養院・王都支院】に降り注いでいた。
巨大なガラスのカーテンウォールが、冷たく鋭い光を跳ね返す。
「入れろ! 俺はレオだぞ! このビルの持ち主は俺なんだ!!」
高級クリニックに似つかわしくない絶叫が、その静謐を切り裂いた。
衣服はボロボロ、髪は乱れ、目は血走り――元S級勇者レオが、玄関扉に体当たりを繰り返している。
手には、ギルドから渡された「退職金」の袋を握りしめたまま。
その姿は、もはや英雄ではなく、何かに取り憑かれた哀れな男だった。
「お客様、これ以上お下がりください。ここは医療施設です。大声での騒ぎはご遠慮願います。」
彼の前に立ちはだかったのは、一つの巨大な影。
身長三メートル近い巨躯。
特注の超大型ブラックスーツに身を包み、サングラスをかけ――耳の位置には、どこか愛嬌すらある牛の耳。
ミノタウロスのミノ。
地下城第九十九層のS級領主にして、現・深淵療養院警備隊長である。
「どけえ! この家畜風情が! 俺は剣聖だぞ! 俺は――」
レオは半ば折れかけた剣を引き抜き、ミノに向かって突っ込んでいく。
「モォ。(それはこっちの台詞だ。)」
ミノは大きくため息をついた。
次の瞬間、その巨体に似合わぬ黒い稲妻のような速さで腕が伸びる。
片手でレオの頭をわし掴みにし、バスケットボールでも持ち上げるように、ひょいと持ち上げた。
「ご予約のない方は、お引き取りください。」
それだけ言うと、ミノの腕の筋肉が盛り上がる。
ひょいっ。
かつてS級魔獣を斬り伏せてきた勇者は、綺麗な放物線を描いて宙を飛び――
数百メートル先の城壁外堀に、ぽちゃん、と小さな水飛沫を上げて沈んでいった。
【コメント】
『このワンハンドスロー、相変わらずキレが良すぎるw 警備隊長マジ有能』
『S級魔獣を斬ってきた勇者が、今じゃS級魔獣にゴミみたいに投げられてるとか皮肉効きすぎでしょ』
二階のテラスでは、リンがコーヒーカップを片手に、その光景を特に表情を変えることなく眺めていた。
レオの生死など、彼にとっては取るに足らない。
今、彼の頭を占めている別の問題がある。
「おかしいな。」
リンは、がらんとした一階の受付ホールを見下ろし、眉間に皺を寄せた。
「俺の流入モデルだと、開院初日は満員御礼になるはずなんだが。患者が一人も来ないとはね。」
「リン、どうやら商売敵が現れたみたいだぞ。」
背後のソファから、気怠げな声が転がり落ちる。
魔王アスモデは、ゆったりとしたシルクのルームウェア姿で、だらしなく寝転びながらプリンを食べていた。
地上での「通院」の楽しみは、どうやらそれらしい。
「これを見ろ。」
アスモデは、淡いピンク色の霧をまとった一枚のチップを放り投げる。
「さっき、オレの眷属が街で拾ってきた。今、街中の連中がこれを握りしめて、発狂したみたいに地下城へ駆け込んでいる。」
リンがチップを指先で受け止めた瞬間、ねっとりとした、強烈な幻覚性を伴う精神波動が指先から脳に刺さる。
「これは……『ソウル・インダクション(魂誘導)』か。」
「正解だ。」
アスモデはスプーンをぺろりと舐め、気のない口調で続ける。
「第六十六層の狂女の仕業さ。吸血鬼の女王カミラ。『一度勝てば天国以上の快楽が味わえる』って触れ込みの《永夜カジノ》を開いてな。」
「オレのテリトリーの“魂”を横から掻っ攫ってるわけだが……まあ、こういうビジネスライクな争い事に、魔王として直接口を出すのもどうかと思ってな(主に面倒だから)。」
リンはチップを指先で握りつぶす。
その眼差しに、医師としての冷たい光が宿った。
「化学的ホルモンと魔法的幻覚を組み合わせて“偽の幸福感”を量産し、その結果、不可逆的な精神障害を引き起こす……」
「要するに、“中毒奴隷”の製造工場ってわけか。」
リンは白衣を脱ぎ捨て、黒のロングコートスーツに袖を通す。
メガネの位置を直し、アスモデに意味深な笑みを向けた。
「アスモデ、診療所の留守番は頼む。ミノ、車を回して。」
「第六十六層に行く。あの女王に、“無免許医療行為”について法律の授業をしてこよう。」
45
あなたにおすすめの小説
レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。
玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!?
成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに!
故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。
この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。
持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。
主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。
期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。
その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。
仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!?
美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。
この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。
収納魔法を極めた魔術師ですが、勇者パーティを追放されました。ところで俺の追放理由って “どれ” ですか?
木塚麻弥
ファンタジー
収納魔法を活かして勇者パーティーの荷物持ちをしていたケイトはある日、パーティーを追放されてしまった。
追放される理由はよく分からなかった。
彼はパーティーを追放されても文句の言えない理由を無数に抱えていたからだ。
結局どれが本当の追放理由なのかはよく分からなかったが、勇者から追放すると強く言われたのでケイトはそれに従う。
しかし彼は、追放されてもなお仲間たちのことが好きだった。
たった四人で強大な魔王軍に立ち向かおうとするかつての仲間たち。
ケイトは彼らを失いたくなかった。
勇者たちとまた一緒に食事がしたかった。
しばらくひとりで悩んでいたケイトは気づいてしまう。
「追放されたってことは、俺の行動を制限する奴もいないってことだよな?」
これは収納魔法しか使えない魔術師が、仲間のために陰で奮闘する物語。
【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】
~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
~唯一王の成り上がり~ 外れスキル「精霊王」の俺、パーティーを首になった瞬間スキルが開花、Sランク冒険者へと成り上がり、英雄となる
静内燕
ファンタジー
【カクヨムコン最終選考進出】
【複数サイトでランキング入り】
追放された主人公フライがその能力を覚醒させ、成り上がりっていく物語
主人公フライ。
仲間たちがスキルを開花させ、パーティーがSランクまで昇華していく中、彼が与えられたスキルは「精霊王」という伝説上の生き物にしか対象にできない使用用途が限られた外れスキルだった。
フライはダンジョンの案内役や、料理、周囲の加護、荷物持ちなど、あらゆる雑用を喜んでこなしていた。
外れスキルの自分でも、仲間達の役に立てるからと。
しかしその奮闘ぶりは、恵まれたスキルを持つ仲間たちからは認められず、毎日のように不当な扱いを受ける日々。
そしてとうとうダンジョンの中でパーティーからの追放を宣告されてしまう。
「お前みたいなゴミの変わりはいくらでもいる」
最後のクエストのダンジョンの主は、今までと比較にならないほど強く、歯が立たない敵だった。
仲間たちは我先に逃亡、残ったのはフライ一人だけ。
そこでダンジョンの主は告げる、あなたのスキルを待っていた。と──。
そして不遇だったスキルがようやく開花し、最強の冒険者へとのし上がっていく。
一方、裏方で支えていたフライがいなくなったパーティーたちが没落していく物語。
イラスト 卯月凪沙様より
(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。
RPGのストーリー開始前に殺されるモブに転生した俺、死亡フラグを回避してラスボス助けたら女主人公が現れてなぜか修羅場になった。
白波 鷹(しらなみ たか)【白波文庫】
ファンタジー
――死亡フラグのあるモブに転生した。なぜか男主人公の姿で。
王国に孤児院の子供達を殺された少女ミュライトがラスボスのRPG『プリテスタファンタジー』。
物語後半でミュライトと主人公は互いに孤児院出身であることが分かり、彼女を倒した主人公がその死を悲しむ絶望的なエンディングからいわゆる「鬱ゲー」と呼ばれているゲームでもある。
そして、そんなゲームの物語開始前にミュライトと同じ孤児院に住んでいた子供に転生したが…その見た目はなぜか男主人公シュウだった。
原作との違いに疑問を抱くものの、このままストーリー通りに進めば、ミュライトと主人公が戦って悲惨なエンディングを迎えてしまう。
彼女が闇落ちしてラスボスになるのを防ぐため、彼女が姉のように慕っていたエリシルの命を救ったり、王国の陰謀から孤児達を守ろうと鍛えていると、やがて男主人公を選んだ場合は登場しないはずの女主人公マフィが現れる。
マフィとミュライトが仲良くなれば戦わずに済む、そう考えて二人と交流していくが―
「―あれ? 君たち、なんか原作と違くない?」
なぜか鉢合わせた二人は彼を取り合って修羅場に。
こうして、モブキャラであるはずのシュウは主人公やラスボス達、果ては原作死亡キャラも助けながらまだ見ぬハッピーエンドを目指していく。
※他小説投稿サイトにも投稿中
【収納】スキルでダンジョン無双 ~地味スキルと馬鹿にされた窓際サラリーマン、実はアイテム無限収納&即時出し入れ可能で最強探索者になる~
夏見ナイ
ファンタジー
佐藤健太、32歳。会社ではリストラ寸前の窓際サラリーマン。彼は人生逆転を賭け『探索者』になるも、与えられたのは戦闘に役立たない地味スキル【無限収納】だった。
「倉庫番がお似合いだ」と馬鹿にされ、初ダンジョンでは荷物持ちとして追放される始末。
だが彼は気づいてしまう。このスキルが、思考一つでアイテムや武器を無限に取り出し、敵の魔法すら『収納』できる規格外のチート能力であることに!
サラリーマン時代の知恵と誰も思いつかない応用力で、地味スキルは最強スキルへと変貌する。訳ありの美少女剣士や仲間と共に、不遇だった男の痛快な成り上がり無双が今、始まる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる