好きになるやつ、間違えてないか?

 クロネコ

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心配

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「おい、何だこれは?」と包帯でグルグル巻きの足を指さす。
「ごめん、さっき体育中にちょっと捻った…」
はぁーと深いため息を吐くと背中を向けて屈む。
「ったく……しょうがない奴だな」
「え!?なに?」
「ほら!乗れよ?おぶってやる」
「いやいや!!いい!大丈夫だから。松葉杖あるから!!」
「あぁ??だめだ、どうせお前。また、怪我するだろ?」
「しない…と思う…」
「思う…か。はぁー、帰るぞ?」

(俺を頼ってくれ…心配なんだ。頼む)と言おうと思ったがぐっと呑み込んだ。

「おーい!お前ら、クラス違うのにまた一緒なのか!相変わらずだな!!」クラスメイトに声をかけられる。
「おう、まぁな!幼馴染なら、普通だろ?w」と笑いごまかす。
「普通か?wwまぁ、俺からは過保護のママとその子供に見えるぜ?じゃ!またな」

「……俺らって過保護のママとその子供に見えるのか?」
「まぁ、お前はそうだろうな!!」肩をぽんぽんと叩く。
(過保護のママ…だったのか…ショックだ)
「お前には、意識していてほしい…」と肩を抱きしめ耳元で囁く。
「……ばかぁ。こんな学校の廊下で言わなくても」赤くなった顔を両手で思わず隠す。
「大丈夫だよ、たとえ見られたとしても。怪我人を支えてやってるって見えるさ、過保護のママだからな」
「結構、ショックだったんだな」
「あぁ…」
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