【完結】素直になれない皇子は四人の夫たちに溺愛される~巨人族貴族の結婚事情

浅葱

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71.知らないことばかり

「奥さまのお乳があんなに……素晴らしいです。次の授乳は一時間半後ですのでまた呼びに向かいます」

 世話係も機嫌がよさそうだった。

「それと、ですが……旦那様方にお願いがございます」
「なんだ?」

 智良が代表して聞く。

「奥さまのお乳は、今出ているのは初乳と言いまして赤子に必要なものでございます。これは十日から二週間出るものだというのはご存知かと思います」
「ああ、そうだな」
「この度、奥さまのお乳はとてもいい勢いで出ておりますので、おそらく令息が吸わなくてもお乳が出る可能性がございます」
「そうなのか?」
「はい。ですが、初乳は赤子にとって必要な物ですので、決して旦那様方は飲まないようにしてください」
「なん、だと……」
「黄色っぽい初乳が白に変わりましたら飲んでもかまいませんが、それまでは搾乳用の魔物を奥さまの胸につけてえっちしてください。どうぞよろしくお願いします」
「……わかった」

 世話係の言葉に、智良(ジーリャン)はしぶしぶ引き下がった。
 私のお乳は今まで子に吸われなければ出なかったし、それも足りないぐらいだったから夫たちが飲むなんてことはなかった。でも今回はいっぱい出るから、夫たちも飲みたいと思ってくれたのだろう。
 そういえば兄たちのお嫁さんである芳さまは、天使なので抱かれれば必ずお乳が出るらしい。お乳が出るようになるまでにもいろいろあったらしいが……今はえっちの度にお乳が出るらしく、兄たちは毎日のように芳さまの胸を吸っていると聞いた。
 お乳を飲まれる感覚というのは、子に飲ませるのは体感済だが、夫たちに吸われる感覚というのはどうなのだろうか。想像しただけで中途半端に開かれた尻穴が疼いてくるような気がした。
 私はやっぱりスキモノなのかもしれない。
 内心落ち込みながら智軒(ジージエン)に部屋へと運ばれた。
 それまで余裕の顔をしていた智軒だったが、居間ではなくベッドに下ろされたことで求められているというのがわかった。

「……智軒?」
「……申し訳ありません。あの場では勇志(ヨンジー)の痴態を堪能できませんでしたので……抱かせてください」

 切羽詰まったような顔で言われて胸が疼いた。そっと智軒の首に両腕を回す。
 実は私も、抱いてほしくてしかたなくなっていた。

「智軒……抱いて……」
「勇志……なんて貴方はかわいいのでしょう……」
「智軒哥、勇志を抱くのでしたらしばしお待ちください。搾乳用の魔物を用意させます」
「ああ……」

 智倫(ジーリン)にそう言われたが、智軒は私の衣服をはぎ取った。そして床で仰向けになっている私の身体を抱きしめてくれた。
 嬉しくてたまらない。

「勇志のお乳は……まだいただけないのですね。ここから出てくるお乳が白くなったら、いっぱい飲ませてください」
「は、はい……」

 頬が上気しているのがわかる。いっぱいお乳が出るようになったら飲んでもらえるらしい。

「ですが……イチモツを入れていない間は吸ってもいいのですよね?」
「あっ……」

 ぺろぺろと乳首を吸われてびくん、と震えた。そのままもう片方の乳首もくにくにと揉まれる。本当に、智軒は私の乳首をいじるのが好きみたいだ。わかってはいるけどそれが楽しくも感じられる。

「あっ、あっ、あっ、あっ」

 ちゅくちゅくとしゃぶってもらえるのが嬉しい。でもイチモツを入れてもらってる時は吸ってもらえないみたいだ。
 本来お乳は子どもに飲ませるものだからしかたない。わかっていてもちょっと寂しいとは思った。

「あ、もういじっているのですか? お乳を飲む以外はできるだけ刺激しておくように言われましたよ。それこそ食事と寝る時間以外はいじり続けてほしいと世話係から言われました」
「ええっ……あっ、あっ、あっ!」

 智倫が何かを運んできてそんなことを告げた。おかげで智軒はいつまでもしつこく私の乳首をいじった。

「やっ……も……やだぁっ……」

 ぷっくりと腫れた乳首は智軒が舐めて治した。でも明らかに大きくなっていて、私から見てもエロい。すでに尻穴が疼いて入れてほしくてたまらないのに、イチモツを入れてくれないのが意地悪だ。

「いじわるっ、しないでぇっ……」

 涙をぼろぼろこぼして訴えれば、智軒は無言で私の足を広げて尻穴を舐め始めた。

「あっ、あっ、あっ、あっ」

 長くて肉厚な舌をぬっぬっと尻穴の中に入れられてぺろぺろと中を舐められる。気持ちよすぎてびくびく震えてしまうのだけど、できればイチモツを入れてほしかった。授乳中はイチモツを入れてもらえていたから余計に疼いているような気がする。

「あっ、あっ、智軒、智軒……してっ、してぇっ……!」

 舐めるのではなくイチモツを早くねじ込んでほしい。結腸まで満たして啼かせてほしいと、切実に思った。智軒はようやく顔を上げてくれた。
 本当に私の夫たちは意地悪だと思う。四年は確かに長すぎるけど、私が誘うまで待っていたのだろうか。ちょっと疑ってしまう。

「……勇志がかわいすぎてたまりません……」
「あああっ……!」

 そうしてやっと智軒のイチモツを入れてもらい、私はまたぼろぼろと涙をこぼしたのだった。
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