義兄皇子に囚われて溺愛されてます

浅葱

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六七、我愛你

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 本当に、どれほど偉仁に抱かれ続けたのだろうか。
 赤く色づいた乳首は最初偉仁にいじられ始めた時より大きくなっているように見える。ずっと偉仁を受け入れ続けていたから、明玲はこの先も抱かれなければ身体がおかしくなってしまうのではないかと思った。

「あっ、あっ……」

 今だって偉仁に乳首をちゅうちゅうと吸われている。もう片方の胸も優しく揉まれながら乳首をいじられている。明玲の胸は普通の大きさではないかと明玲自身は思っている。大きくもないが小さくもない、ちょうど偉仁の手に納まる大きさだ。偉仁は「ややの為だ」と言いながら明玲の胸をいじるが、本当は胸が好きなのではないだろうか。

グァ……やっ、あんっ……」

 乳輪から覆うように吸われて、明玲の身体がびくん、と跳ねる。本当にどれだけ偉仁は明玲の胸をいじるのが好きなのか。
 やがて乳首がじんじんと熱を持ってきた頃、偉仁はようやく顔を上げた。

「……だいぶ大きくなったな」

 両方の乳首を眺めながら言われ、明玲は赤くなった。

「もう……いじりすぎです……。哥……本当は、ただ胸をいじるのが好きなんでしょう?」

 明玲はそう言いながら顔が熱を持つのを感じた。こんなことを言うのはとても恥ずかしい。偉仁は一瞬目を大きく見開き、そしてはにかんだ。

「やはり、わかってしまうか」
「もう……ややの為とか言って……」
「本当のことを言えば、そなたを愛でるのが好きだ」

 これ以上ないほど明玲は身体が熱くなるのを感じた。偉仁の手がまた胸をやわやわと揉む。

「この形のいい胸も、へそも、私を受け入れる中も全てが愛しくてならぬ。できることならずっとこうして睦み合っていたいほどだ……」
「……んっ……」

 偉仁の顔が近づいてきて、明玲の唇を塞いだ。口づけも何度となく受けていて、その度に首の後ろが痺れるような感覚にとらわれる。
 これからもずっとこうして睦み合っていられるような錯覚をしてしまう。

「はぁ……ん……」

 口腔内を舐めたり、舌をきゅっと吸ったりされて明玲はもう息も絶え絶えだった。

「……残念だが明日はもう元宵だ」

 偉仁が残念そうに言う。明玲ははっとした。偉仁に抱かれている間にもうそんなに時間が経ってしまったのかと愕然とする。

「哥……」
「明日の夜はみなで街に繰り出そう。はぐれないようにするのだぞ」
「……もうっ、子どもじゃないんですから……」
「そうであったな」

 偉仁はいたずらっ子のような笑みを浮かべると、首筋をぺろりと舐めた。

「あっ……」
「子どもにはこんなことはできぬ」
「……でも……」

 明玲は成人したばかりだ。つまり、除夕(大晦日)はまだ未成年であったということにある。

「……触れはしたが、抱かなかっただろう」

 しれっと言い訳をされて、明玲は笑んだ。きっと成人する前に偉仁に奪われても、それはそれで嬉しいと感じたに違いない。

「いいのです。哥……好き……」

 哥がそれほどまでに明玲を想い、大切にしてくれていたことに改めて思い至り、明玲は胸に湧き上がる想いのまま呟いた。
 お互い裸の状態でそんなことを言ったらどうなってしまうのか、明玲はまだよくわかっていなかった。偉仁は苦笑する。

「そなにかわいいことを言うとは……わかっているな?」
「……あ……」

 明玲はまた頬を染めた。しまった、とは思ったがそれも含めて好きなのだ。

「哥……その……」
明玲ミンリン、もう一度だ……」

 明日に響いてしまうと困るから。でも身体は重ね合いたいから。また偉仁と口づけを交わす。
 そうしてまた二人は愛し合った。
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