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本編
112.陪你(傍に)
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連れて行かれたのは花嫁の部屋ではなく、四神宮内の専用の食堂だった。
恐縮しながらも何度かそこで花嫁と食事をしたことがあるが、やはり緊張はする。花嫁は平然としているが、食堂では四神が勢ぞろいするからだ。そして四神だけではなく眷属も集まっている。時折白雲や青藍が離席する以外は特に動きもない。じっと見られている、というのもあるが、何よりもその美貌が眩しくて気後れするというのが本音である。
四神や眷属はあまり表情が動かないので硬質な美貌をしている。それが花嫁に対してだけ優しく崩れるのだから見てる方としては悶えずにはいられない。
そして紅児が憧れる花嫁もまた綺麗な人である。切れ長の目、いつも微笑んでいる唇、高すぎない鼻、透けるような白い肌、触れた時の滑らかな感触、たわわな胸、そして朱雀を思わせる艶やかな暗紫紅色の長い髪。その髪の色だけでも現在の紅児と同じということが更に親近感を抱かせる。
「おはよう。エリーザ、こちらへ」
手招きされて躊躇いながらも隣の席に腰かける。その横にはもう一つ空席があり、紅児は心の中で首を傾げた。
「おはようございます……」
既に卓の上には所狭しと前菜が載っていた。見ているだけでおなかいっぱいになりそうな光景だが、あくまで前菜のみである。花嫁が朝からすごい量を食べるのは知っていたが、これほどとは思っていなかったので紅児は目を丸くした。
油で揚げたピーナッツ、ザーサイ、皮蛋の生姜醤油かけ、五香で味付けされたうずらの卵、青菜のあえ物、じゃがいもの細切りをさっと茹でてあえたもの、くらげの辛味あえ、金針菇のあえもの等とてもおいしそうである。紅児が卓上の食べ物に熱い視線を向けていると、
「紅夏はエリーザの隣に」
花嫁が笑顔で言った。
(え? 隣?)
「謝娘娘」(花嫁様、ありがとうございます)
紅児が戸惑っている間に紅夏は流れるような動きで彼女の隣に腰かけた。その隣には朱雀。
花嫁の隣には玄武が腰かけていた。
「ではいただきましょう」
花嫁の合図で給仕が再開された。
「あら? 紅児は皮蛋苦手なの?」
おいしそうに食べている花嫁に尋ねられ、紅児は「はい……」と素直に答えた。
当然のように紅夏に食べさせられながら、口元に運ばれた皮蛋に首を振ったのを見つかったらしい。
正直見た目も味もあまり好きではない。だが花嫁は好きなようだった。
「そうよね、こんな見た目の卵を一番最初に食べた人は勇者だと思うわ」
笑いながら花嫁が言う。
「でも……これって黄丹粉(一酸化鉛)が使われているのかしら……」
ふと気づいたように呟く花嫁に、玄武が「使用はしておらぬようだ」と答える。
「じゃあ鉛中毒になる心配はないですね!」
嬉しそうに言う花嫁を見ながら、この生活がずっと続けばよかったのにと紅児は思う。
朝食はとにかく豪華だった。
前菜の後に、おかゆや饅頭(小麦粉だけで作られたパン。餡は入っていない)、油条(揚げたねじりパンのようなもの)、麺、花捲(パンのような生地を巻いて蒸した物)、包子、春巻など主食になるものが沢山でてくる。これら全てが上品で、ふかふかの饅頭や胡麻餡を間に挟んで巻いてある花捲、野菜の包子など、紅児は絶品だと思う。これの他にそれほど量はないがトマトと卵の炒めものや青菜の炒めものなども用意されている。
さすがに手に持って食べるものは自分で取らせてもらい、行儀が悪いと思いつつもそのままかぶりつく。ちらりと花嫁を窺えば、花嫁は相変わらず春巻がお気に入りのようだった。
あらかた食べ終え、お茶に口をつける。
従業員用の料理もおいしいが、やはり花嫁や四神に出されるものは格別だった。お茶も高級な茉莉花茶で、ジャスミンの香りが好きな紅児の口元に笑みが浮かぶ。だが花嫁は茉莉花茶の香りがあまり好きではないらしい。
「もう少し安いものでいいのに……」
こっそり呟いているのを以前聞いたことがあった。
「はー、おいしかった。厨師長(料理長)に、今朝もとてもおいしかったと伝えてね」
「はい、必ず伝えます!」
空いた皿を片づける侍女たちが満面の笑みで請け負う。こうしてその都度感謝の言葉を述べるのも大事なことなのだと花嫁から学んだ。
国にいた時自分はどうだっただろうかと紅児は考える。召使いに感謝の言葉を伝えていただろうか。
「エリーザはどうだった?」
「あ、ハイ……。とても、おいしかったです」
その返事に侍女たちが微笑んだのをみとめて、もし帰国できたら感謝の言葉を惜しまないようにしようと思った。
優雅にものすごい量を食べた花嫁はようやくお茶に手を伸ばした。
「食べている時に飲み物を飲まないのは悪い癖ね」
笑顔で呟くように言い、紅児に向き直る。
「エリーザ、昨夜はごめんなさいね」
「……あ、いえ」
紅児は恐縮した。
「食べ終えたら、私の部屋に行きましょう」
そう言って、今度は温かい豆乳に手を伸ばした。
この細い体のどこにあれだけの量が入るのだろうか。
ある意味感心しながら玄武に抱き上げられた花嫁の後ろについて部屋に入った。が、玄武は花嫁を長椅子に下ろすと部屋を出て行った。紅児があっけにとられているうちに、女官である延夕玲と部屋付きの侍女もお茶を2人分淹れると退室した。
「さ、これでやっと2人きりになれたわね」
いたずらが成功した子どものように無邪気な笑顔で花嫁が言い、紅児にも座るよう促した。紅児はぎこちなく花嫁の横に腰かける。
「……あのぅ……?」
「今日はね、エリーザがここを出るまで……ずっと一緒にいるの。いっぱいお話しましょ?」
戸惑う紅児に花嫁が優しく言う。
「え……」
ここを、四神宮を出るまで……。
夕方になる前に紅児は王城から出なければいけない。
それは花嫁との”別れ”を意味していて。
「は、はい……」
声が震えた。
そんな紅児を、花嫁はそっと抱きしめる。
目が潤んできたが、泣くことをこらえた。今泣いてしまえば花嫁と話のできる貴重な時間が失われてしまう。
きっと昨夜紅児を帰したのは、この時間を割いてくれる為で。
だからなおさら、今泣くわけにはいかなかった。
「……そのままでいいから聞いてね。老師に尋ねたのだけど、やっぱりいくら相手が四神の眷属でも十五歳にならないと正式な婚姻は認められないのですって。だから、帰国した先で式を挙げてもらうしかないの。ごめんね」
思わぬことを聞かされて、涙が引っ込んだ。
「え? それって……」
「エリーザと紅夏の結婚のことよ。本当はこちらで挙げてほしかったのだけど、こればっかりはしょうがないわよね」
心底残念そうに言われて、そこまで花嫁が自分を思ってくれていることに胸が熱くなった。それと同時に懸念を思い出す。
「あ……でももしかしたら私、船に乗れないかも……」
「そしたら戻ってくればいいのよ。それなら式もこちらで挙げられるし」
あっけらかんとした答えに紅児は笑った。例え体調によって船に乗れなかったとしても気に病むことはないと花嫁は言っているのだ。
「次の船が来るのはどんなに早くても半年は先じゃない? その間に15歳になるはずだから帰国するのは次でもいいと思うわ」
「そうですね……でも、その次も乗れなかったら……?」
「またその次でもいいじゃない。国交がある限り貿易船は毎年来るのだから、そんなに難しく考えることはないでしょう?」
花嫁の言葉がすとんと胸に落ちてくる。仮定をいつまでもうじうじと考えていても仕方ない。
母に会いたい気持ちに嘘はない。でももう少しこの素敵な人の側にいられる方法はないのだろうか?
いろいろなことを話しながら、紅児は心からそう思った。
恐縮しながらも何度かそこで花嫁と食事をしたことがあるが、やはり緊張はする。花嫁は平然としているが、食堂では四神が勢ぞろいするからだ。そして四神だけではなく眷属も集まっている。時折白雲や青藍が離席する以外は特に動きもない。じっと見られている、というのもあるが、何よりもその美貌が眩しくて気後れするというのが本音である。
四神や眷属はあまり表情が動かないので硬質な美貌をしている。それが花嫁に対してだけ優しく崩れるのだから見てる方としては悶えずにはいられない。
そして紅児が憧れる花嫁もまた綺麗な人である。切れ長の目、いつも微笑んでいる唇、高すぎない鼻、透けるような白い肌、触れた時の滑らかな感触、たわわな胸、そして朱雀を思わせる艶やかな暗紫紅色の長い髪。その髪の色だけでも現在の紅児と同じということが更に親近感を抱かせる。
「おはよう。エリーザ、こちらへ」
手招きされて躊躇いながらも隣の席に腰かける。その横にはもう一つ空席があり、紅児は心の中で首を傾げた。
「おはようございます……」
既に卓の上には所狭しと前菜が載っていた。見ているだけでおなかいっぱいになりそうな光景だが、あくまで前菜のみである。花嫁が朝からすごい量を食べるのは知っていたが、これほどとは思っていなかったので紅児は目を丸くした。
油で揚げたピーナッツ、ザーサイ、皮蛋の生姜醤油かけ、五香で味付けされたうずらの卵、青菜のあえ物、じゃがいもの細切りをさっと茹でてあえたもの、くらげの辛味あえ、金針菇のあえもの等とてもおいしそうである。紅児が卓上の食べ物に熱い視線を向けていると、
「紅夏はエリーザの隣に」
花嫁が笑顔で言った。
(え? 隣?)
「謝娘娘」(花嫁様、ありがとうございます)
紅児が戸惑っている間に紅夏は流れるような動きで彼女の隣に腰かけた。その隣には朱雀。
花嫁の隣には玄武が腰かけていた。
「ではいただきましょう」
花嫁の合図で給仕が再開された。
「あら? 紅児は皮蛋苦手なの?」
おいしそうに食べている花嫁に尋ねられ、紅児は「はい……」と素直に答えた。
当然のように紅夏に食べさせられながら、口元に運ばれた皮蛋に首を振ったのを見つかったらしい。
正直見た目も味もあまり好きではない。だが花嫁は好きなようだった。
「そうよね、こんな見た目の卵を一番最初に食べた人は勇者だと思うわ」
笑いながら花嫁が言う。
「でも……これって黄丹粉(一酸化鉛)が使われているのかしら……」
ふと気づいたように呟く花嫁に、玄武が「使用はしておらぬようだ」と答える。
「じゃあ鉛中毒になる心配はないですね!」
嬉しそうに言う花嫁を見ながら、この生活がずっと続けばよかったのにと紅児は思う。
朝食はとにかく豪華だった。
前菜の後に、おかゆや饅頭(小麦粉だけで作られたパン。餡は入っていない)、油条(揚げたねじりパンのようなもの)、麺、花捲(パンのような生地を巻いて蒸した物)、包子、春巻など主食になるものが沢山でてくる。これら全てが上品で、ふかふかの饅頭や胡麻餡を間に挟んで巻いてある花捲、野菜の包子など、紅児は絶品だと思う。これの他にそれほど量はないがトマトと卵の炒めものや青菜の炒めものなども用意されている。
さすがに手に持って食べるものは自分で取らせてもらい、行儀が悪いと思いつつもそのままかぶりつく。ちらりと花嫁を窺えば、花嫁は相変わらず春巻がお気に入りのようだった。
あらかた食べ終え、お茶に口をつける。
従業員用の料理もおいしいが、やはり花嫁や四神に出されるものは格別だった。お茶も高級な茉莉花茶で、ジャスミンの香りが好きな紅児の口元に笑みが浮かぶ。だが花嫁は茉莉花茶の香りがあまり好きではないらしい。
「もう少し安いものでいいのに……」
こっそり呟いているのを以前聞いたことがあった。
「はー、おいしかった。厨師長(料理長)に、今朝もとてもおいしかったと伝えてね」
「はい、必ず伝えます!」
空いた皿を片づける侍女たちが満面の笑みで請け負う。こうしてその都度感謝の言葉を述べるのも大事なことなのだと花嫁から学んだ。
国にいた時自分はどうだっただろうかと紅児は考える。召使いに感謝の言葉を伝えていただろうか。
「エリーザはどうだった?」
「あ、ハイ……。とても、おいしかったです」
その返事に侍女たちが微笑んだのをみとめて、もし帰国できたら感謝の言葉を惜しまないようにしようと思った。
優雅にものすごい量を食べた花嫁はようやくお茶に手を伸ばした。
「食べている時に飲み物を飲まないのは悪い癖ね」
笑顔で呟くように言い、紅児に向き直る。
「エリーザ、昨夜はごめんなさいね」
「……あ、いえ」
紅児は恐縮した。
「食べ終えたら、私の部屋に行きましょう」
そう言って、今度は温かい豆乳に手を伸ばした。
この細い体のどこにあれだけの量が入るのだろうか。
ある意味感心しながら玄武に抱き上げられた花嫁の後ろについて部屋に入った。が、玄武は花嫁を長椅子に下ろすと部屋を出て行った。紅児があっけにとられているうちに、女官である延夕玲と部屋付きの侍女もお茶を2人分淹れると退室した。
「さ、これでやっと2人きりになれたわね」
いたずらが成功した子どものように無邪気な笑顔で花嫁が言い、紅児にも座るよう促した。紅児はぎこちなく花嫁の横に腰かける。
「……あのぅ……?」
「今日はね、エリーザがここを出るまで……ずっと一緒にいるの。いっぱいお話しましょ?」
戸惑う紅児に花嫁が優しく言う。
「え……」
ここを、四神宮を出るまで……。
夕方になる前に紅児は王城から出なければいけない。
それは花嫁との”別れ”を意味していて。
「は、はい……」
声が震えた。
そんな紅児を、花嫁はそっと抱きしめる。
目が潤んできたが、泣くことをこらえた。今泣いてしまえば花嫁と話のできる貴重な時間が失われてしまう。
きっと昨夜紅児を帰したのは、この時間を割いてくれる為で。
だからなおさら、今泣くわけにはいかなかった。
「……そのままでいいから聞いてね。老師に尋ねたのだけど、やっぱりいくら相手が四神の眷属でも十五歳にならないと正式な婚姻は認められないのですって。だから、帰国した先で式を挙げてもらうしかないの。ごめんね」
思わぬことを聞かされて、涙が引っ込んだ。
「え? それって……」
「エリーザと紅夏の結婚のことよ。本当はこちらで挙げてほしかったのだけど、こればっかりはしょうがないわよね」
心底残念そうに言われて、そこまで花嫁が自分を思ってくれていることに胸が熱くなった。それと同時に懸念を思い出す。
「あ……でももしかしたら私、船に乗れないかも……」
「そしたら戻ってくればいいのよ。それなら式もこちらで挙げられるし」
あっけらかんとした答えに紅児は笑った。例え体調によって船に乗れなかったとしても気に病むことはないと花嫁は言っているのだ。
「次の船が来るのはどんなに早くても半年は先じゃない? その間に15歳になるはずだから帰国するのは次でもいいと思うわ」
「そうですね……でも、その次も乗れなかったら……?」
「またその次でもいいじゃない。国交がある限り貿易船は毎年来るのだから、そんなに難しく考えることはないでしょう?」
花嫁の言葉がすとんと胸に落ちてくる。仮定をいつまでもうじうじと考えていても仕方ない。
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