35 / 117
本編
35.晴天之下
しおりを挟む
結果として、紅児の養父は再び王城内に足を踏み入れることになった。
さすがにそのままの格好で食品を扱わせるわけにはいかないので、養父はまずしっかり体を洗われたらしい。もちろん使われたのはぬるま湯程度であったが、それこそ長年落としていなかっただろう全身の垢を落とされ、こざっぱりとした服を着せられた養父は目を白黒させていた。
一応馬から説明を受けたそうだが、それでもどうしたらいいのかわからないようだった。
紅児は改めて養父に呼んだ経緯を話してくるようにと言われたので、厨房に来ていた。
花嫁の温情には本当に感謝してもしきれない。本来なら養父への説明は他の誰かがするだけで十分なのにわざわざ紅児に行くように言ってくれた。養父を呼んでくれたのは花嫁の好意。
大事にされすぎて、まるでなかなか醒めない夢を見ているみたいだと思うこともしばしばである。
厨房の外で再会した養父はくしゃっと破顔した。つい先日会ったばかりなのに紅児は泣きそうになる。
「おとっつぁん……」
「よくしてもらってるようじゃな」
紅児は何度も頷く。
「うん、うん……。みんないい人たちだよ!」
「ならええ、ならええ。わしも安心して村に帰れるっちゅうもんじゃ」
紅児は胸を押さえた。あと何日かで養父は村に帰ってしまうのだ。そう思うといいようのない寂しさが胸に湧き上がってくる。
だが今はそんな感傷に浸っている暇はない。
「おとっつぁん、実はね……」
紅児はできるだけ簡潔に、養父に四神宮に来てもらった経緯を話した。
「あたしが作ってもいいけど、さすがに花嫁様に食べていただけるほどのもんは作れないし……」
「そうじゃなぁ。村のもんならええが、花嫁様に食べていただくにはな」
即答され、紅児はほんの少しへこんだ。事実だが村で少しずつ調理を任せてもらえるようになっていたから余計に堪えた。
(ま、長年店やってるおとっつぁんと比べる方が間違ってるわよね……)
どうにか頭を切り替えて厨房に入ってもらった。
煎餅や茶蛋は馬が用意するが、養父には村で主に作っていた小吃を用意してもらうことになっている。
紅児が秦皇島の村にいたというところから、小吃には海産物を使っていたのかと聞かれたのだ。花嫁は元々この世界の住人ではないというがこの国のことをよく知っていた。元いた世界の、この国とほぼ同じような国からやってきた為だという。
「一応この国の言葉はわかるのだけど、それでもわからないものもあるわ。でも……エリーザの方がたいへんだったわよね。一から言葉を学ばなければいけなかったし、この国のことはほとんど何も知らなかったのでしょう?」
確かにものすごく苦労した。
でも、と思う。
紅児と花嫁の境遇は似ているようで違う。
紅児はいつか身内の誰かが迎えにきてくれるという儚い希望を持ち、どうにかそれに縋って生きてきた。けれど花嫁は……。
そう思うだけで紅児は自分のことではないのに泣きそうになる。
いくらおいしいものがいっぱい食べられても、いくら美しい人々に愛を囁かれても、永久に両親に会えないとわかったら。
紅児はおそらく絶望してしまうだろう。
だから問い合わせをする、と言われた時とても嬉しかったが同時に怖いとも思った。
父は生きていないだろう。だが母は……。
その大事な母がすでに亡くなっているとか、生きていてももし紅児はもういらないと言われたらどうしたらいいのだろう。
紅児は軽く首を振った。今はそんなことを考えてもしかたがない。
紅児は部屋付なので基本部屋の外に出ることはないのだが、今回は花嫁に同行することになっていた。
四神宮の庭はそれほど広くはない。石造りの卓子と凳子(背もたれのない椅子)のある場所まで出来たての小吃が次々と運ばれてくることになっていた。花嫁が好きなものを好きなだけ食べられるようにと他に卓子も用意し、麺などを求められた時すぐに出せるよう簡易の調理道具も運んだ(沸騰したお湯と油が入った鍋を用意している)。
白虎に抱かれて庭に出る花嫁の表情はほころんでいる。その後ろには珍しく三神も続いた。ここでゆっくりお昼をとることにしたらしい。
凳子に腰掛けた花嫁が誰かに目くばせする。なんだろうと思った時、後ろからがしっと複数の腕に掴まれ、そのまま建物の中に引き戻されてしまった。
「な、な、な、なにーーーーっっ!?」
紅児を連行していったのは侍女たちだった。花嫁の部屋に連れ戻されて、あれよあれよという間に侍女服を脱がされる。目を白黒させている間に着替えをさせられ髪を整えられ……なんだかわからないうちに、
「はい、完成!」
と言われてまた花嫁の部屋の外にぺいっと出された。
「え……」
そこで待っていたのは紅夏だった。
「ゆくぞ」
紅夏は満足そうに目を細めた。腰を抱かれ、再び庭に戻る。
「ごめんね、先に始めてるわ」
花嫁が煎餅を両手に持った状態で、にこにこしながら言った。
「あ、いえ……あの?」
「今日は無礼講だそうだ」
紅夏の科白を頭の中で反芻する。よく見れば白雲と侍女頭が一緒にいるし、延と青藍も共にいる。珍しく黒月の姿はなかった。
「黒月さんは?」
「食堂だろう。四神がいれば守護は必要ない」
確かに守護が必要ないならこんなカップルだらけの場所にはいたくないだろう。紅児は黒月に少し同情した。
「何が食べたい? 言ってくるが……」
「あ……ええと」
咄嗟のことで何も思い浮かばない。
「養父殿に聞いて参ろうか」
「あ、いえ……じゃあ私も花嫁様と同じもので……」
「わかった」
給仕をしている侍女に紅夏が声をかけにいく。花嫁の席には揚げた落花生やちょっとした炒め物、春巻等が見えた。そして花嫁の手には紙に包まれた煎餅。はふはふとおいしそうに食べている姿を見て紅児も思わず目を細めた。
食べ物でいいのなら、王城では不自由しないだろう。しかも花嫁が食べたい物は市井のなんということもない物ばかり。それぐらい自由に食べる権利はあるはずだと思う。
延はおそるおそる、というかんじでいびつな形の揚げ餃子をつまんでいる。
「これでいいか」
周りを見ていると、紅夏が紙で包んだ煎餅を持ってきてくれた。
「はい、ありがとうございます」
花嫁のようにかぶりつく。役得だ、と素直に思った。
さすがにそのままの格好で食品を扱わせるわけにはいかないので、養父はまずしっかり体を洗われたらしい。もちろん使われたのはぬるま湯程度であったが、それこそ長年落としていなかっただろう全身の垢を落とされ、こざっぱりとした服を着せられた養父は目を白黒させていた。
一応馬から説明を受けたそうだが、それでもどうしたらいいのかわからないようだった。
紅児は改めて養父に呼んだ経緯を話してくるようにと言われたので、厨房に来ていた。
花嫁の温情には本当に感謝してもしきれない。本来なら養父への説明は他の誰かがするだけで十分なのにわざわざ紅児に行くように言ってくれた。養父を呼んでくれたのは花嫁の好意。
大事にされすぎて、まるでなかなか醒めない夢を見ているみたいだと思うこともしばしばである。
厨房の外で再会した養父はくしゃっと破顔した。つい先日会ったばかりなのに紅児は泣きそうになる。
「おとっつぁん……」
「よくしてもらってるようじゃな」
紅児は何度も頷く。
「うん、うん……。みんないい人たちだよ!」
「ならええ、ならええ。わしも安心して村に帰れるっちゅうもんじゃ」
紅児は胸を押さえた。あと何日かで養父は村に帰ってしまうのだ。そう思うといいようのない寂しさが胸に湧き上がってくる。
だが今はそんな感傷に浸っている暇はない。
「おとっつぁん、実はね……」
紅児はできるだけ簡潔に、養父に四神宮に来てもらった経緯を話した。
「あたしが作ってもいいけど、さすがに花嫁様に食べていただけるほどのもんは作れないし……」
「そうじゃなぁ。村のもんならええが、花嫁様に食べていただくにはな」
即答され、紅児はほんの少しへこんだ。事実だが村で少しずつ調理を任せてもらえるようになっていたから余計に堪えた。
(ま、長年店やってるおとっつぁんと比べる方が間違ってるわよね……)
どうにか頭を切り替えて厨房に入ってもらった。
煎餅や茶蛋は馬が用意するが、養父には村で主に作っていた小吃を用意してもらうことになっている。
紅児が秦皇島の村にいたというところから、小吃には海産物を使っていたのかと聞かれたのだ。花嫁は元々この世界の住人ではないというがこの国のことをよく知っていた。元いた世界の、この国とほぼ同じような国からやってきた為だという。
「一応この国の言葉はわかるのだけど、それでもわからないものもあるわ。でも……エリーザの方がたいへんだったわよね。一から言葉を学ばなければいけなかったし、この国のことはほとんど何も知らなかったのでしょう?」
確かにものすごく苦労した。
でも、と思う。
紅児と花嫁の境遇は似ているようで違う。
紅児はいつか身内の誰かが迎えにきてくれるという儚い希望を持ち、どうにかそれに縋って生きてきた。けれど花嫁は……。
そう思うだけで紅児は自分のことではないのに泣きそうになる。
いくらおいしいものがいっぱい食べられても、いくら美しい人々に愛を囁かれても、永久に両親に会えないとわかったら。
紅児はおそらく絶望してしまうだろう。
だから問い合わせをする、と言われた時とても嬉しかったが同時に怖いとも思った。
父は生きていないだろう。だが母は……。
その大事な母がすでに亡くなっているとか、生きていてももし紅児はもういらないと言われたらどうしたらいいのだろう。
紅児は軽く首を振った。今はそんなことを考えてもしかたがない。
紅児は部屋付なので基本部屋の外に出ることはないのだが、今回は花嫁に同行することになっていた。
四神宮の庭はそれほど広くはない。石造りの卓子と凳子(背もたれのない椅子)のある場所まで出来たての小吃が次々と運ばれてくることになっていた。花嫁が好きなものを好きなだけ食べられるようにと他に卓子も用意し、麺などを求められた時すぐに出せるよう簡易の調理道具も運んだ(沸騰したお湯と油が入った鍋を用意している)。
白虎に抱かれて庭に出る花嫁の表情はほころんでいる。その後ろには珍しく三神も続いた。ここでゆっくりお昼をとることにしたらしい。
凳子に腰掛けた花嫁が誰かに目くばせする。なんだろうと思った時、後ろからがしっと複数の腕に掴まれ、そのまま建物の中に引き戻されてしまった。
「な、な、な、なにーーーーっっ!?」
紅児を連行していったのは侍女たちだった。花嫁の部屋に連れ戻されて、あれよあれよという間に侍女服を脱がされる。目を白黒させている間に着替えをさせられ髪を整えられ……なんだかわからないうちに、
「はい、完成!」
と言われてまた花嫁の部屋の外にぺいっと出された。
「え……」
そこで待っていたのは紅夏だった。
「ゆくぞ」
紅夏は満足そうに目を細めた。腰を抱かれ、再び庭に戻る。
「ごめんね、先に始めてるわ」
花嫁が煎餅を両手に持った状態で、にこにこしながら言った。
「あ、いえ……あの?」
「今日は無礼講だそうだ」
紅夏の科白を頭の中で反芻する。よく見れば白雲と侍女頭が一緒にいるし、延と青藍も共にいる。珍しく黒月の姿はなかった。
「黒月さんは?」
「食堂だろう。四神がいれば守護は必要ない」
確かに守護が必要ないならこんなカップルだらけの場所にはいたくないだろう。紅児は黒月に少し同情した。
「何が食べたい? 言ってくるが……」
「あ……ええと」
咄嗟のことで何も思い浮かばない。
「養父殿に聞いて参ろうか」
「あ、いえ……じゃあ私も花嫁様と同じもので……」
「わかった」
給仕をしている侍女に紅夏が声をかけにいく。花嫁の席には揚げた落花生やちょっとした炒め物、春巻等が見えた。そして花嫁の手には紙に包まれた煎餅。はふはふとおいしそうに食べている姿を見て紅児も思わず目を細めた。
食べ物でいいのなら、王城では不自由しないだろう。しかも花嫁が食べたい物は市井のなんということもない物ばかり。それぐらい自由に食べる権利はあるはずだと思う。
延はおそるおそる、というかんじでいびつな形の揚げ餃子をつまんでいる。
「これでいいか」
周りを見ていると、紅夏が紙で包んだ煎餅を持ってきてくれた。
「はい、ありがとうございます」
花嫁のようにかぶりつく。役得だ、と素直に思った。
21
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
借金まみれで高級娼館で働くことになった子爵令嬢、密かに好きだった幼馴染に買われる
しおの
恋愛
乙女ゲームの世界に転生した主人公。しかしゲームにはほぼ登場しないモブだった。
いつの間にか父がこさえた借金を返すため、高級娼館で働くことに……
しかしそこに現れたのは幼馴染で……?
私は5歳で4人の許嫁になりました【完結】
Lynx🐈⬛
恋愛
ナターシャは公爵家の令嬢として産まれ、5歳の誕生日に、顔も名前も知らない、爵位も不明な男の許嫁にさせられた。
それからというものの、公爵令嬢として恥ずかしくないように育てられる。
14歳になった頃、お行儀見習いと称し、王宮に上がる事になったナターシャは、そこで4人の皇子と出会う。
皇太子リュカリオン【リュカ】、第二皇子トーマス、第三皇子タイタス、第四皇子コリン。
この4人の誰かと結婚をする事になったナターシャは誰と結婚するのか………。
※Hシーンは終盤しかありません。
※この話は4部作で予定しています。
【私が欲しいのはこの皇子】
【誰が叔父様の側室になんてなるもんか!】
【放浪の花嫁】
本編は99話迄です。
番外編1話アリ。
※全ての話を公開後、【私を奪いに来るんじゃない!】を一気公開する予定です。
黒騎士団の娼婦
星森
恋愛
夫を亡くし、義弟に家から追い出された元男爵夫人・ヨシノ。
異邦から迷い込んだ彼女に残されたのは、幼い息子への想いと、泥にまみれた誇りだけだった。
頼るあてもなく辿り着いたのは──「気味が悪い」と忌まれる黒騎士団の屯所。
煤けた鎧、無骨な団長、そして人との距離を忘れた男たち。
誰も寄りつかぬ彼らに、ヨシノは微笑み、こう言った。
「部屋が汚すぎて眠れませんでした。私を雇ってください」
※本作はAIとの共同制作作品です。
※史実・実在団体・宗教などとは一切関係ありません。戦闘シーンがあります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる