41 / 44
㊶※グロ表現あり
しおりを挟む
純也は淡々と作業を進めていた。だが、顔は緩んでいるし、時々、鼻歌が漏れている。
食料庫の片隅に簡易的に作られた調理台の周りにはブルーシートが敷かれ、生臭い臭いが立ちこめていた。
ミニバンの中から取り出した二人のうちの一人だけ、食材の納品を装って運び込んでもらった。
純也の手によって元の形を失った肉塊は、国生の手で氷の入ったクーラーボックスに綺麗に整理されながら詰められていく。
先に抜き取った大まかな内蔵は、素早く梱包され先程、知らない男達が持ち帰った。
車は潰れていたものの、中の人間は二人とも絶命しておらず、だったら内蔵を売ると国生がどこかに連絡したからだ。
国生から、これ用に渡された黒いコックコートは、強力な防汚コーティング素材で、体液が染み込むこともなく快適だった。
個人的にもう一着ぐらいほしい。
突然現れた男に、横からあれこれ指示されながら薬品を注射したり、体の中から必要なものを取り出すのは医者の真似事のようで楽しかった。
興味が湧いたので、本格的に習得したくなり国生に良い先生を紹介してもらう約束をした。
静かに仕事を進める国生を見ながら純也は、これからも上手くやれそうだと感じる。
仕事が早くて綺麗で無駄口がないおかげで、自分も作業に集中できる。
「~♪~♪~♪」
何度も啓介の体に触れ、金を渡してきた右手を肘下で切断した。
もう冬の心配はなくなった。
「頭はそのまま置いとけよ。親父に渡すから。」
「何か使うんですか?」
「目が右向いてんだろ?昔から勝ち取った首の目が右を向いてたら縁起が良いって言われてんだよ。そういうの好きなんだ、うちの親父。」
篠原の目が右を向いているのはきっと、落石や倒木が右から来たからだろう。
わざわざ、そうなるようにしたのなら、もともと父親に贈るつもりだったのかもしれない。
「へぇ、親孝行ですね。」
「そんなんじゃねぇよ!まぁ・・・いろいろ、協力してもらってから、たまにはな・・・。」
純也は、意味のない意地を張る国生を見て、どんな風に甘えて父親に我儘を言っているのか少し気になった。
自分の前だから格好つけているだけで、父親の前ではまったく違うんだろうか?
「次、お父様が来られたら教えてください。俺からも御礼をしたいので。」
「・・・俺からの頼み事言っていいか?」
「どうぞ?関係はwin-winであるべきですから。」
「・・・もし、俺が・・・ここ辞めて親父の跡継ぐことになったら、辰巳さんも連れて行く。・・・お前も一緒に来てくんねぇ?大石さんと一緒に。」
「いいですよ、啓介さんが一緒なら。」
白花岳に執着はない。啓介が一緒ならどこでもいい。それに、国生がいなくなれば今回のようなことは、まず無理だ。
啓介を幸せにするのは自分の役目だが、安全に守り続けるために、これからも力を貸してほしい。
「え、マジ?そんなアッサリ・・・。」
「料理長と俺で店でもやります?でも、啓介さんは家に居てもらおうかな♡人前に出したくないし♡♡」
「あと、みちると風見も。」
国生は、時間が経てば友緖の妹への思いも吹っ切れると思っている。
今は、妹の残りの体が眠るここに居たいと思っていても、きっとその気持ちは永遠には続かない。
「レストランスタッフ根こそぎじゃないですか。」
そうなった時には、父親に頼らなくても国生本人がどうにかできる権力を手に入れているのかもしれない。
純也は国生の実家の事業のことは知らないが、細かいことはおいおいでいい。
「あ、ぶなぴも。一人でも欠けたら辰巳さんが悲しむだろ!!」
「俺も知ってる人が一緒だと、気が楽でいいですけど。あの東雲って人、どこ行ったんですか?」
解体したのは篠原の体だけで、東雲の方は別の場所に運ばれて行った。
「病院。」
「良かったんですか?料理長、気にしてたんでしょ?」
「辰巳さんが、生き残ったんなら、もういいって。あんまり風見の周りでばっか人が死んだら、さすがに悲観するんじゃねぇかって・・・。」
解体した肉と骨は、汚れたブルーシートや調理台と共に知らない男達が回収していった。
国生と純也は、しばらく庫内の換気をし自分達の体にも匂いが残らないよう身嗜みを整えてから解散した。
「お帰り、純也。お疲れ様!!」
純也が家に戻ると、先に戻った啓介が出迎えてくれた。
「ただいま、啓介さん♡」
体温の高い温かな体を、純也はぎゅっと抱きしめる。その瞬間、温度と感触とサイズが自分の体に馴染む。
「純也!!今日の帰りに篠原さんが事故にあって亡くなったって!!」
「らしいですね。俺、国生さんと見てきたんですよ、事故現場。」
「見に行ったのかっ?悲惨だったって聞いたぞ?大丈夫か?」
悲惨な事故現場を作り上げたのは純也と国生だ。派手な演出のため、わざわざ見映えする量の血液をまいた。
「大丈夫です♡」
人によってはトラウマになる現場かもしれないが自分で作ったので、もちろん平気だ。
そんなことより、明日から施設は全面休業で連休に入ると国生が言っていた。
それも彼の父親の指示に違いなかった。
人を一人でも始末すると、その場に留まったり付いて来られたりすることがないようお祓いするらしい。
言われてみると、純也はこの白花岳で人の霊のようなものは見たことがなかった。
いるのは正体不明の怪異だけだ。この職場にはいろいろ鋭い人間が多い。
そういった後始末も重要なのだろう。
国生は、食料庫の周りにも日本酒や薄い木の板できた御札を置いていた。
帰り際に三枚もらい、一枚は玄関に置けと言われたので言われた通りにした。
残りは寝室と、備え付けの神棚に置くのがオススメらしい。
「これ以上、嫌なことが続かない用お祓いするから明日から、また暫く閉めるって・・・。」
啓介が表情を曇らせる。自分と会った直後に人が死んだというのが、思った以上に堪えているようだった。
「大雨に土砂崩れ、人身事故と続きましたからね・・・。」
「せっかくゴルフシーズンが始まったところだったのに・・・それに篠原さんも・・・。」
啓介は見るからに落ち込んでいるが、純也の気持ちは逆だった。
連休に入る・・・それは思う存分、啓介と愛し合えるということだ。
「うん・・・俺も自分の料理が最後の食事だったと思うと、すごく複雑・・・。」
これから気落ちしている啓介を元気付けて甘やかして、二人だけの世界に誘い込まなければならない。
きっと国生も似たような予定を立てていることだろう。
食料庫の片隅に簡易的に作られた調理台の周りにはブルーシートが敷かれ、生臭い臭いが立ちこめていた。
ミニバンの中から取り出した二人のうちの一人だけ、食材の納品を装って運び込んでもらった。
純也の手によって元の形を失った肉塊は、国生の手で氷の入ったクーラーボックスに綺麗に整理されながら詰められていく。
先に抜き取った大まかな内蔵は、素早く梱包され先程、知らない男達が持ち帰った。
車は潰れていたものの、中の人間は二人とも絶命しておらず、だったら内蔵を売ると国生がどこかに連絡したからだ。
国生から、これ用に渡された黒いコックコートは、強力な防汚コーティング素材で、体液が染み込むこともなく快適だった。
個人的にもう一着ぐらいほしい。
突然現れた男に、横からあれこれ指示されながら薬品を注射したり、体の中から必要なものを取り出すのは医者の真似事のようで楽しかった。
興味が湧いたので、本格的に習得したくなり国生に良い先生を紹介してもらう約束をした。
静かに仕事を進める国生を見ながら純也は、これからも上手くやれそうだと感じる。
仕事が早くて綺麗で無駄口がないおかげで、自分も作業に集中できる。
「~♪~♪~♪」
何度も啓介の体に触れ、金を渡してきた右手を肘下で切断した。
もう冬の心配はなくなった。
「頭はそのまま置いとけよ。親父に渡すから。」
「何か使うんですか?」
「目が右向いてんだろ?昔から勝ち取った首の目が右を向いてたら縁起が良いって言われてんだよ。そういうの好きなんだ、うちの親父。」
篠原の目が右を向いているのはきっと、落石や倒木が右から来たからだろう。
わざわざ、そうなるようにしたのなら、もともと父親に贈るつもりだったのかもしれない。
「へぇ、親孝行ですね。」
「そんなんじゃねぇよ!まぁ・・・いろいろ、協力してもらってから、たまにはな・・・。」
純也は、意味のない意地を張る国生を見て、どんな風に甘えて父親に我儘を言っているのか少し気になった。
自分の前だから格好つけているだけで、父親の前ではまったく違うんだろうか?
「次、お父様が来られたら教えてください。俺からも御礼をしたいので。」
「・・・俺からの頼み事言っていいか?」
「どうぞ?関係はwin-winであるべきですから。」
「・・・もし、俺が・・・ここ辞めて親父の跡継ぐことになったら、辰巳さんも連れて行く。・・・お前も一緒に来てくんねぇ?大石さんと一緒に。」
「いいですよ、啓介さんが一緒なら。」
白花岳に執着はない。啓介が一緒ならどこでもいい。それに、国生がいなくなれば今回のようなことは、まず無理だ。
啓介を幸せにするのは自分の役目だが、安全に守り続けるために、これからも力を貸してほしい。
「え、マジ?そんなアッサリ・・・。」
「料理長と俺で店でもやります?でも、啓介さんは家に居てもらおうかな♡人前に出したくないし♡♡」
「あと、みちると風見も。」
国生は、時間が経てば友緖の妹への思いも吹っ切れると思っている。
今は、妹の残りの体が眠るここに居たいと思っていても、きっとその気持ちは永遠には続かない。
「レストランスタッフ根こそぎじゃないですか。」
そうなった時には、父親に頼らなくても国生本人がどうにかできる権力を手に入れているのかもしれない。
純也は国生の実家の事業のことは知らないが、細かいことはおいおいでいい。
「あ、ぶなぴも。一人でも欠けたら辰巳さんが悲しむだろ!!」
「俺も知ってる人が一緒だと、気が楽でいいですけど。あの東雲って人、どこ行ったんですか?」
解体したのは篠原の体だけで、東雲の方は別の場所に運ばれて行った。
「病院。」
「良かったんですか?料理長、気にしてたんでしょ?」
「辰巳さんが、生き残ったんなら、もういいって。あんまり風見の周りでばっか人が死んだら、さすがに悲観するんじゃねぇかって・・・。」
解体した肉と骨は、汚れたブルーシートや調理台と共に知らない男達が回収していった。
国生と純也は、しばらく庫内の換気をし自分達の体にも匂いが残らないよう身嗜みを整えてから解散した。
「お帰り、純也。お疲れ様!!」
純也が家に戻ると、先に戻った啓介が出迎えてくれた。
「ただいま、啓介さん♡」
体温の高い温かな体を、純也はぎゅっと抱きしめる。その瞬間、温度と感触とサイズが自分の体に馴染む。
「純也!!今日の帰りに篠原さんが事故にあって亡くなったって!!」
「らしいですね。俺、国生さんと見てきたんですよ、事故現場。」
「見に行ったのかっ?悲惨だったって聞いたぞ?大丈夫か?」
悲惨な事故現場を作り上げたのは純也と国生だ。派手な演出のため、わざわざ見映えする量の血液をまいた。
「大丈夫です♡」
人によってはトラウマになる現場かもしれないが自分で作ったので、もちろん平気だ。
そんなことより、明日から施設は全面休業で連休に入ると国生が言っていた。
それも彼の父親の指示に違いなかった。
人を一人でも始末すると、その場に留まったり付いて来られたりすることがないようお祓いするらしい。
言われてみると、純也はこの白花岳で人の霊のようなものは見たことがなかった。
いるのは正体不明の怪異だけだ。この職場にはいろいろ鋭い人間が多い。
そういった後始末も重要なのだろう。
国生は、食料庫の周りにも日本酒や薄い木の板できた御札を置いていた。
帰り際に三枚もらい、一枚は玄関に置けと言われたので言われた通りにした。
残りは寝室と、備え付けの神棚に置くのがオススメらしい。
「これ以上、嫌なことが続かない用お祓いするから明日から、また暫く閉めるって・・・。」
啓介が表情を曇らせる。自分と会った直後に人が死んだというのが、思った以上に堪えているようだった。
「大雨に土砂崩れ、人身事故と続きましたからね・・・。」
「せっかくゴルフシーズンが始まったところだったのに・・・それに篠原さんも・・・。」
啓介は見るからに落ち込んでいるが、純也の気持ちは逆だった。
連休に入る・・・それは思う存分、啓介と愛し合えるということだ。
「うん・・・俺も自分の料理が最後の食事だったと思うと、すごく複雑・・・。」
これから気落ちしている啓介を元気付けて甘やかして、二人だけの世界に誘い込まなければならない。
きっと国生も似たような予定を立てていることだろう。
0
あなたにおすすめの小説
鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。
借金のカタで二十歳上の実業家に嫁いだΩ。鳥かごで一年過ごすだけの契約だったのに、氷の帝王と呼ばれた彼に激しく愛され、唯一無二の番になる
水凪しおん
BL
名家の次男として生まれたΩ(オメガ)の青年、藍沢伊織。彼はある日突然、家の負債の肩代わりとして、二十歳も年上のα(アルファ)である実業家、久遠征四郎の屋敷へと送られる。事実上の政略結婚。しかし伊織を待ち受けていたのは、愛のない契約だった。
「一年間、俺の『鳥』としてこの屋敷で静かに暮らせ。そうすれば君の家族は救おう」
過去に愛する番を亡くし心を凍てつかせた「氷の帝王」こと征四郎。伊織はただ美しい置物として鳥かごの中で生きることを強いられる。しかしその瞳の奥に宿る深い孤独に触れるうち、伊織の心には反発とは違う感情が芽生え始める。
ひたむきな優しさは、氷の心を溶かす陽だまりとなるか。
孤独なαと健気なΩが、偽りの契約から真実の愛を見出すまでの、切なくも美しいシンデレラストーリー。
今日もBL営業カフェで働いています!?
卵丸
BL
ブラック企業の会社に嫌気がさして、退職した沢良宜 篤は給料が高い、男だけのカフェに面接を受けるが「腐男子ですか?」と聞かれて「腐男子ではない」と答えてしまい。改めて、説明文の「BLカフェ」と見てなかったので不採用と思っていたが次の日に採用通知が届き疑心暗鬼で初日バイトに向かうと、店長とBL営業をして腐女子のお客様を喜ばせて!?ノンケBL初心者のバイトと同性愛者の店長のノンケから始まるBLコメディ
※ 不定期更新です。
オッサン課長のくせに、無自覚に色気がありすぎる~ヨレヨレ上司とエリート部下、恋は仕事の延長ですか?
中岡 始
BL
「新しい営業課長は、超敏腕らしい」
そんな噂を聞いて、期待していた橘陽翔(28)。
しかし、本社に異動してきた榊圭吾(42)は――
ヨレヨレのスーツ、だるそうな関西弁、ネクタイはゆるゆる。
(……いやいや、これがウワサの敏腕課長⁉ 絶対ハズレ上司だろ)
ところが、初めての商談でその評価は一変する。
榊は巧みな話術と冷静な判断で、取引先をあっさり落としにかかる。
(仕事できる……! でも、普段がズボラすぎるんだよな)
ネクタイを締め直したり、書類のコーヒー染みを指摘したり――
なぜか陽翔は、榊の世話を焼くようになっていく。
そして気づく。
「この人、仕事中はめちゃくちゃデキるのに……なんでこんなに色気ダダ漏れなんだ?」
煙草をくゆらせる仕草。
ネクタイを緩める無防備な姿。
そのたびに、陽翔の理性は削られていく。
「俺、もう待てないんで……」
ついに陽翔は榊を追い詰めるが――
「……お前、ほんまに俺のこと好きなんか?」
攻めるエリート部下 × 無自覚な色気ダダ漏れのオッサン上司。
じわじわ迫る恋の攻防戦、始まります。
【最新話:主任補佐のくせに、年下部下に見透かされている(気がする)ー関西弁とミルクティーと、春のすこし前に恋が始まった話】
主任補佐として、ちゃんとせなあかん──
そう思っていたのに、君はなぜか、俺の“弱いとこ”ばっかり見抜いてくる。
春のすこし手前、まだ肌寒い季節。
新卒配属された年下部下・瀬戸 悠貴は、無表情で口数も少ないけれど、妙に人の感情に鋭い。
風邪気味で声がかすれた朝、佐倉 奏太は、彼にそっと差し出された「ミルクティー」に言葉を失う。
何も言わないのに、なぜか伝わってしまう。
拒むでも、求めるでもなく、ただそばにいようとするその距離感に──佐倉の心は少しずつ、ほどけていく。
年上なのに、守られるみたいで、悔しいけどうれしい。
これはまだ、恋になる“少し前”の物語。
関西弁とミルクティーに包まれた、ふたりだけの静かな始まり。
(5月14日より連載開始)
イケメン後輩のスマホを拾ったらロック画が俺でした
天埜鳩愛
BL
☆本編番外編 完結済✨ 感想嬉しいです!
元バスケ部の俺が拾ったスマホのロック画は、ユニフォーム姿の“俺”。
持ち主は、顔面国宝の一年生。
なんで俺の写真? なんでロック画?
問い詰める間もなく「この人が最優先なんで」って宣言されて、女子の悲鳴の中、肩を掴まれて連行された。……俺、ただスマホ届けに来ただけなんだけど。
頼られたら嫌とは言えない南澤燈真は高校二年生。クールなイケメン後輩、北門唯が置き忘れたスマホを手に取ってみると、ロック画が何故か中学時代の燈真だった! 北門はモテ男ゆえに女子からしつこくされ、燈真が助けることに。その日から学年を越え急激に仲良くなる二人。燈真は誰にも言えなかった悩みを北門にだけ打ち明けて……。一途なメロ後輩 × 絆され男前先輩の、救いすくわれ・持ちつ持たれつラブ!
☆ノベマ!の青春BLコンテスト最終選考作品に加筆&新エピソードを加えたアルファポリス版です。
Take On Me
マン太
BL
親父の借金を返済するため、ヤクザの若頭、岳(たける)の元でハウスキーパーとして働く事になった大和(やまと)。
初めは乗り気でなかったが、持ち前の前向きな性格により、次第に力を発揮していく。
岳とも次第に打ち解ける様になり…。
軽いノリのお話しを目指しています。
※BLに分類していますが軽めです。
※他サイトへも掲載しています。
【完結・BL】俺をフッた初恋相手が、転勤して上司になったんだが?【先輩×後輩】
彩華
BL
『俺、そんな目でお前のこと見れない』
高校一年の冬。俺の初恋は、見事に玉砕した。
その後、俺は見事にDTのまま。あっという間に25になり。何の変化もないまま、ごくごくありふれたサラリーマンになった俺。
そんな俺の前に、運命の悪戯か。再び初恋相手は現れて────!?
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる