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急な公務などがない限り、食事は王家でそろってとることが通例となっている。他国に嫁いだ姫以外のクロードの兄たちや王太子妃たちとも夕食で顔を会わせ、ソフィアは如才なく挨拶をすませた。王子たち、王太子妃たちともに突然の挨拶にも関わらず、ソフィアを温かく迎え入れてくれた。
特に一番年若い第三王子の妃は、妹ができたようだと喜んだ。クロードの兄たちはやたらとソフィアの美しさを賞賛したので、自分の妃からにらまれ、クロードからは「兄と言えど手を出したら許さない」ときつく釘をさされていた。
食事をとって迎えに来てくれたマリアとともに部屋に戻ると、メイドたちが湯あみをしてくれる。再び香油を塗りたくられて、夜着を着せつけられる。
「すごく薄いし、胸元が開きすぎて恥ずかしいわ」
肌触りはよいが、体の線が出そうなほど薄いし、胸元が開きすぎて少しでも動けばこぼれてしまいそうだ。朝には再びメイドたちがドレスを着せてくれるのでこの姿を見るのはメイドたちだけなのだが、帯をほどけば簡単に脱げてしまうのもなんとも心もとない。
「初夜のようなものですから。クロード様もお喜びになりますよ」
「なぜクロード様がでてくるの?」
結婚前の性交は固く禁じられている。それは王族でも変わりないはずだ。というより、万一結婚前の不貞の子が後継ぎなどになってしまえば大変なことになるので、より厳しく律しているだろう。
なので、クロードが婚約中にソフィアの夜着を目にすることはないはずだが。
「まあソフィア様ったらお可愛らしい」
メイドたちがクスクス笑うが、詳しくは説明してくれない。
「クロード様にお任せすれば、何も心配なさることはありません。今日は国王様の謁見などでお疲れでしょうから、早くお休みになってください。べスは運んでおきました」
マリアたちは出ていってしまい、ソフィアは確かに疲れていたので、おとなしくベッドに入った。天涯のついた豪奢なベッドで、マットレスはスプリングがきいているし、上掛けは軽く暖かい。よく眠れれることだろう。べスを抱いていると、疲れもあってかすぐに深い眠りに入ってしまった。
特に一番年若い第三王子の妃は、妹ができたようだと喜んだ。クロードの兄たちはやたらとソフィアの美しさを賞賛したので、自分の妃からにらまれ、クロードからは「兄と言えど手を出したら許さない」ときつく釘をさされていた。
食事をとって迎えに来てくれたマリアとともに部屋に戻ると、メイドたちが湯あみをしてくれる。再び香油を塗りたくられて、夜着を着せつけられる。
「すごく薄いし、胸元が開きすぎて恥ずかしいわ」
肌触りはよいが、体の線が出そうなほど薄いし、胸元が開きすぎて少しでも動けばこぼれてしまいそうだ。朝には再びメイドたちがドレスを着せてくれるのでこの姿を見るのはメイドたちだけなのだが、帯をほどけば簡単に脱げてしまうのもなんとも心もとない。
「初夜のようなものですから。クロード様もお喜びになりますよ」
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