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「急なご招待でごめんなさいね。
お見舞いだけのつもりだったけど、気分がいいならゆっくりお話ししたくて」
ソフィアは城内の庭園で、第三王子の妻アメリーとお茶会をしていた。
半日顔を会わせなかったので、心配して訪ねてきたのだ。クロードが体調不良と言うことにしていたらしい。
幸いアメリーが来たときはドレスの採寸も終わり、体のだるさもなかったので、お茶会の誘いに喜んでのった。
「お気遣いうれしいです、アメリー様。私もお話ししたかったですし」
「庭園は初めて?」
「はい。珍しい花が多いですね」
「王宮の庭師は技術があるし、設備も揃っているから外国から贈られたものもあるの。じゃあ、少し散歩してからお茶にしましょう」
アメリーがメイドに15分ほどしてからお茶の用意をするよう告げる。
庭園にはハーブなどの小さいものから木までさまざまな種類がある。
「これは王妃様の祖国の国花でサクラというんですって。たまに懐かしがってご覧になりにいらっしゃるわ」
アメリーがピンク色の花が咲く木の前で立ち止まって説明してくれる。
「王妃様の祖国は遠くていらっしゃるからお寂しいでしょうね」
「簡単には行き来できないものね。私は隣国だからまだ近い方ね」
セビィオ王国は二つの大国に挟まれていて、アメリーは右隣のベリゴール王国の次女だ。
「もうすぐ満開の花が多くなるから、お姉さまたちもお誘いしてお花見いたしましょう」
「いいですね」
戻ると、メイドがお菓子を並べているところだった。
ソフィアたちを見て、お茶を注いでくれる。
「急なのだけど、明日モンブールの第二王女がいらっしゃって、数日滞在されるそうよ」
モンブールは左隣の国だ。
「王女のご希望でね。お相手はお姉さまたちと私たちですることになるはずなのだけれど……」
アメリーはそこで言いよどみ、ソフィアの手を握ってじっと目を見つめてくる。
「悪い方ではないけれど、何かされたり嫌なことがあればすぐ私に言って。ソフィアは体調不良と言って部屋にこもっていればいいわ。何なら実家に帰っていてもいいし」
「ええと、わかりました、アメリー様」
気難しい方なのだろうか。
ソフィアは戸惑いながらもうなづいた。
「じゃあケーキをいただきましょう。夕食が入らなくなるから少しにしなくてはね」
アメリーは話をそらすようにソフィアにケーキを勧める。
二人では余りあるほど、豊富な焼き菓子が目を楽しませる。
「どれもおいしそうですね。アメリー様はどのようなお菓子がお好みですか?」
もっと聞きたかったが、話を戻すことははばかられたのでやめる。
あとでクロードに聞いてみることにした。
お見舞いだけのつもりだったけど、気分がいいならゆっくりお話ししたくて」
ソフィアは城内の庭園で、第三王子の妻アメリーとお茶会をしていた。
半日顔を会わせなかったので、心配して訪ねてきたのだ。クロードが体調不良と言うことにしていたらしい。
幸いアメリーが来たときはドレスの採寸も終わり、体のだるさもなかったので、お茶会の誘いに喜んでのった。
「お気遣いうれしいです、アメリー様。私もお話ししたかったですし」
「庭園は初めて?」
「はい。珍しい花が多いですね」
「王宮の庭師は技術があるし、設備も揃っているから外国から贈られたものもあるの。じゃあ、少し散歩してからお茶にしましょう」
アメリーがメイドに15分ほどしてからお茶の用意をするよう告げる。
庭園にはハーブなどの小さいものから木までさまざまな種類がある。
「これは王妃様の祖国の国花でサクラというんですって。たまに懐かしがってご覧になりにいらっしゃるわ」
アメリーがピンク色の花が咲く木の前で立ち止まって説明してくれる。
「王妃様の祖国は遠くていらっしゃるからお寂しいでしょうね」
「簡単には行き来できないものね。私は隣国だからまだ近い方ね」
セビィオ王国は二つの大国に挟まれていて、アメリーは右隣のベリゴール王国の次女だ。
「もうすぐ満開の花が多くなるから、お姉さまたちもお誘いしてお花見いたしましょう」
「いいですね」
戻ると、メイドがお菓子を並べているところだった。
ソフィアたちを見て、お茶を注いでくれる。
「急なのだけど、明日モンブールの第二王女がいらっしゃって、数日滞在されるそうよ」
モンブールは左隣の国だ。
「王女のご希望でね。お相手はお姉さまたちと私たちですることになるはずなのだけれど……」
アメリーはそこで言いよどみ、ソフィアの手を握ってじっと目を見つめてくる。
「悪い方ではないけれど、何かされたり嫌なことがあればすぐ私に言って。ソフィアは体調不良と言って部屋にこもっていればいいわ。何なら実家に帰っていてもいいし」
「ええと、わかりました、アメリー様」
気難しい方なのだろうか。
ソフィアは戸惑いながらもうなづいた。
「じゃあケーキをいただきましょう。夕食が入らなくなるから少しにしなくてはね」
アメリーは話をそらすようにソフィアにケーキを勧める。
二人では余りあるほど、豊富な焼き菓子が目を楽しませる。
「どれもおいしそうですね。アメリー様はどのようなお菓子がお好みですか?」
もっと聞きたかったが、話を戻すことははばかられたのでやめる。
あとでクロードに聞いてみることにした。
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