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ソフィアの体を清めて新しい夜着を着替えさせ、新しいシーツに替える。
その間もソフィアは「んん……」と身じろぎをする程度で起きる気配はなかった。よほどつかれていたのだろう。
ソフィアの隣に横になり頭を撫でると、ソフィアは嬉しそうに身を摺り寄せてきた。クロードの胸に顔をうずめるようにしてくるのが猫のようでかわいらしい。
クロードの髪は固い毛質で触り心地は全くよくないが、ソフィアの髪はふわふわと羽毛のように柔らかい。ソフィアの性質を表しているようだ。
10年間思い続けて、やっと手に入れた待望のお姫様。
「もう、二度と離さぬ」
クロードはそっとソフィアの髪に口づけた。
「ん……」
ソフィアが目覚めると、目の前にクロードの顔がある。もう少しで唇が触れるのでは、というほど近い。
「きゃっ」
慌ててソフィアは少し後ろに下がった。
朝からクロードの顔が間近にあるのは心臓に悪い。
クロードはまだ寝ているらしい。
夜着やシーツ、ソフィアの体が何事もなかったようにきれいになっているのは、ソフィアが眠ってしまっている間にクロードが清めてくれたのだろう。ソフィアの体を清めてくれるのはいつものことなのだが、王子であるクロードにそのようなことをさせるのは申し訳ないといつも思う。いつもいつの間にかソフィアは気を失ってしまうため、ソフィアがすることは不可能なのだが。
見慣れた顔であるはずなのに、ソフィアの心臓が早鐘を打つ。
起き出そうともぞもぞ身を動かすと、全身が想像以上に痛い。
もうしばらく動けそうにない。
ソフィアは起きるのをあきらめ、クロードの顔を眺めた。
クロードの黒壇のような髪が朝日の光を受けてキラキラと輝く。それがとてもきれいで、ソフィアは思わず手を伸ばした。
「……」
ゆっくりとクロードが目を開ける。
「すみません。起こしましたね」
「気にするな」
クロードがソフィアを抱き寄せる。
「昨日は無理をさせたな。体は辛くないか」
「ちょっと怠いです」
嘘を言ってもバレるので正直に言う。
「今日はゆっくり休め。食事もここに運ばせる」
「はい」
頭を優しくなでられるのが子供相手にするようで心地よい反面くすぐったい。
「クロード」
ソフィアはクロードの耳に唇を寄せてささやいた。
「……愛しています。世界中で誰よりも」
クロードが軽く目を見開いた。すぐに破顔して、ソフィアを抱く力が強くなり痛いくらいになる。
「私も、ソフィアを愛している」
その間もソフィアは「んん……」と身じろぎをする程度で起きる気配はなかった。よほどつかれていたのだろう。
ソフィアの隣に横になり頭を撫でると、ソフィアは嬉しそうに身を摺り寄せてきた。クロードの胸に顔をうずめるようにしてくるのが猫のようでかわいらしい。
クロードの髪は固い毛質で触り心地は全くよくないが、ソフィアの髪はふわふわと羽毛のように柔らかい。ソフィアの性質を表しているようだ。
10年間思い続けて、やっと手に入れた待望のお姫様。
「もう、二度と離さぬ」
クロードはそっとソフィアの髪に口づけた。
「ん……」
ソフィアが目覚めると、目の前にクロードの顔がある。もう少しで唇が触れるのでは、というほど近い。
「きゃっ」
慌ててソフィアは少し後ろに下がった。
朝からクロードの顔が間近にあるのは心臓に悪い。
クロードはまだ寝ているらしい。
夜着やシーツ、ソフィアの体が何事もなかったようにきれいになっているのは、ソフィアが眠ってしまっている間にクロードが清めてくれたのだろう。ソフィアの体を清めてくれるのはいつものことなのだが、王子であるクロードにそのようなことをさせるのは申し訳ないといつも思う。いつもいつの間にかソフィアは気を失ってしまうため、ソフィアがすることは不可能なのだが。
見慣れた顔であるはずなのに、ソフィアの心臓が早鐘を打つ。
起き出そうともぞもぞ身を動かすと、全身が想像以上に痛い。
もうしばらく動けそうにない。
ソフィアは起きるのをあきらめ、クロードの顔を眺めた。
クロードの黒壇のような髪が朝日の光を受けてキラキラと輝く。それがとてもきれいで、ソフィアは思わず手を伸ばした。
「……」
ゆっくりとクロードが目を開ける。
「すみません。起こしましたね」
「気にするな」
クロードがソフィアを抱き寄せる。
「昨日は無理をさせたな。体は辛くないか」
「ちょっと怠いです」
嘘を言ってもバレるので正直に言う。
「今日はゆっくり休め。食事もここに運ばせる」
「はい」
頭を優しくなでられるのが子供相手にするようで心地よい反面くすぐったい。
「クロード」
ソフィアはクロードの耳に唇を寄せてささやいた。
「……愛しています。世界中で誰よりも」
クロードが軽く目を見開いた。すぐに破顔して、ソフィアを抱く力が強くなり痛いくらいになる。
「私も、ソフィアを愛している」
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