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ヴィオレットとアーノルドのケンカ3
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「アルったら許せない!
絶対絶対許せない!」
アーノルドは浮気しない。
だから、きっと何か、やむを得ない理由があるのだ。
それは分かっていて、だけど許せなかった。
誰かがアーノルドに触れたことに。白粉や口紅があんなにはっきりと移るほど。ヴィオレットはつけない、むせかえるような香水の匂いも、つけた本人の意思は分からないが、所有欲を表すようで。
むしろあんなにかっこよくて優しいのだから、女性に好かれないはずがない。アーノルドが嫌われる方が悲しいし、嬉しい反面誰もアーノルドを好きにならないでほしい。アンビバレンスにヴィオレットは葛藤した。
「嫌い!……嫌い」
窓に向けて、何もない空中に風魔法を放つ。
腹立ち交じりにある程度加減をして放っているのだが、一向に気は紛れない。
魔力が減ることで疲労して眠たくなれば……とも思っていたのだが、もともとの魔力量が甚大なため、この程度では全く疲れない。
「……寝よ」
一人で眠るのは久しぶりだし、こんな気持ちを抱えていては眠れそうにないが……。どうしても寝つけなければ、夜分に申し訳ないが、ノアの部屋で一緒に眠らせてもらおう。
複雑な心境ながら、ヴィオレットはベッドに横になって目を閉じた。
その時、扉が軽くノックされた。
(アル!?)
反射的に起き上がって、すぐ扉を開けたい衝動に駆られたが、必死に心を律し、無言に徹する。
(だめ!せめて一日くらいは、怒っておかないと……)
「……ヴィオ、起きてたら開けて。
ちゃんと湯あみして、着替えたから」
案の定アーノルドだった。捨て犬のような哀愁を誘う声を出している。
(ほだされちゃだめ!)
「……オレが全部悪い。だから、怒っていてもいいから会いたい。抱きしめたい」
(それは私も同じ、だけど)
確かにアーノルドが悪いと思っていたのに、だんだんヴィオレットが悪いような気がしてくる。
「……ヴィオに嫌われたら、オレ、もう生きて行けない……。うぅ……」
(え!?泣いてる!?)
だんだん涙声になってきたと思ったら、後半のほうはいよいよすすり泣きが始まった。
アーノルドは可愛いところなど、一般的には男らしいと取られない部分もあるけれど、さすがに少なくともヴィオレットの前で泣いた姿を見せたことはない。
ヴィオレットは上掛けをはねのけると、慌てて扉を開けた。
やっぱりすすり泣きしているアーノルドが、涙をぬぐっていた。
「アル……!泣かないで。部屋に入ろう?」
ヴィオレットももらい泣きして涙ぐみながら、アーノルドを部屋に招き入れた。ソファーに座らせて、ヴィオレットもその隣に座る。
(泣いてても可愛いし、カッコいい……)
怒っていたはずなのに、そんなことを考える自分に呆れつつも、ヴィオレットはアーノルドの目元をハンカチで拭いた。
「……だって、ヴィオに嫌われたら、オレ……生きてる意味がない……」
(……あれ?何かお酒臭い)
様子がおかしいと思ったら、酔っぱらっているらしい。
とりあえず、ヴィオレットはサイドテーブルに置いてあった水差しからコップについで、落ち着かせるためにアーノルドに飲ませた。
「とりあえず飲んで?」
「……ヴィオが飲ませてくれるなら、飲む」
「ええ……」
(食べ物と違って、飲み物は飲ませてもらったら飲みにくいんじゃ……)
そう思ったが、またアーノルドが泣きそうになったので、ヴィオレットは注意しながらコップを傾けた。気を使っていたせいか、アーノルドが上手いのか、幸いこぼれることはなかった。適当なところで、コップを離す。
「もういい?おちついた?」
「……うん」
「お茶もらってくる?
「……いらない。……まだ、怒ってる、よね?」
恐る恐ると言った様子で、アーノルドが聞いてくる。耳と尻尾が生えていたら、多分しゅんとうなだれていることだろう。
「ふふっ」
その姿が可愛らしくて、ヴィオレットは思わず笑ってしまった。
「もう、いいよ。
訳も教えてくれなくていい」
(どうせ、今日のアルは話せないだろうし)
「もう寝よ?
ベッドまで抱っこして。朝までぎゅってして」
曇っていたアーノルドの顔が、ぱっと明るくなった。
「……分かった!」
ヴィオレットを抱き上げて、そのままベッドに優しく寝かせてくれる。アーノルドもその隣に横になり、上掛けをかけた。ぎゅうっとヴィオレットを抱きしめてくれる。
「……本当にごめん。オレ、……ヴィオに悲しい思いさせるくらいなら、騎士団長辞める」
「え?だめだよ。せっかく頑張ってなったのに」
「……辞めることで住みにくくなるなら、他の国で暮らす。
……仕事探さないといけないし、ヴィオには苦労させるかもしれないけど」
「アルが行くところならどこでも行くよ。
でも、私のための理由なら、騎士団長は辞めないで」
ヴィオレットは必死に首を振って訴えた。
アーノルドがどんなに苦労して苦労して剣術を磨き、騎士団に入って、そこで今の地位を得たのか知っている。だから、ヴィオレットが理由でそれを手放すなんて絶対に嫌だ。
「私も、私も悪いの。
私だって、アルに嫌われるのは絶対に嫌なのに。嫌われたら、私だって生きて行けない。
私だけは、いつだってアルの味方でいるって約束したのに。
ごめん、ごめんね、アル」
申し訳なさに涙ぐむヴィオレットの目元を、アーノルドがぺろっと舐めた。
「……ぁ、んっ。
な、何!?」
いきなり舐められて、思わず変な声が出てしまった。まるで行為の前戯だと思って、心臓の鼓動が高鳴った自分がはずかしい。
「……涙。……引っ込んだでしょ」
「う、うん。まぁ……」
確かに涙は引っ込んだ。引っ込んだ、が。
ヴィオレットは悔しかったので、アーノルドにもお返しすることにした。同じく目元をぺろっと舐める。
「……うわっ」
「お返し」
アーノルドが驚いたので、溜飲が下がる。ヴィオレットはいたずらっぽく笑って、舌を出した。
「アルが……始めるのかと思って、ドキドキさせられたからっ」
「…始める…?
オレが、何をすると思ったの?」
(あ…)
墓穴を掘った。
気づいた時にはもう遅い。
「……ねぇ、教えて?」
「…んっ」
アーノルドの手が、愛撫するように優しく耳たぶに触れてきて、ヴィオレットは思わず声を上げた。
「アルの、意地悪!」
ヴィオレットは涙目でアーノルドを睨みつけた。睨んでいるのに、アーノルドがくすくす笑う。
「…ごめん。
でも言ってくれたら、求められてるみたいで嬉しいから」
「うー…」
むくれたヴィオレットは、アーノルドの耳元に口を寄せた。顔を赤らめながら、小声で言う。
「 」
「……了解。オレのお姫様」
アーノルドが了承して、優しいキスが降りてくる。だんだん激しさを増してきて、その合間にねじ込むようにヴィオレットは聞いた。
「あ、でもアル、酔ってるからできないよね?」
また「何を?」と聞かれるかと思ったが、今度は聞かれなかった。ただニヤリと笑って、
「……大丈夫。
大分酔い冷めたから、……できるよ?」
舞踏会翌日のルーカスとフィオリアの会話。
「まったくもう!アーノルドったら!
わたくしに相談もなく勝手に結婚して!」
「アーノルドにその気があったって、公爵継いでるんだから、
フィオリア様とご結婚なさるのは無理でしょう。
大公様のお子はフィオリア様だけですから」
「いい加減諦めたらどうですかー?
あいつ、嫁かなり溺愛してますよ」
「そういう一途なところも大好きだったのに!」
「あ、オレなんかおすすめですよ?次男なので」
「いやよ!ルーカスみたいに女遊びしている人は嫌なの!」
「オレだって結婚したら遊ぶ気はありませんよー?」
「全然説得力ないわよ。
結婚しちゃったからあきらめたのに、酔っぱらったらタガが外れてしまって……。
アーノルド、怒ってるかしら……。
許してくれる?」
「アルはちゃんと謝れば許してくれますよ。
だからいい加減他の男探したほうがいいですよ。どこぞの国の王子様とかー」
「……まぁわたくしには恋愛結婚なんてできないでしょうけどね(ため息)」
絶対絶対許せない!」
アーノルドは浮気しない。
だから、きっと何か、やむを得ない理由があるのだ。
それは分かっていて、だけど許せなかった。
誰かがアーノルドに触れたことに。白粉や口紅があんなにはっきりと移るほど。ヴィオレットはつけない、むせかえるような香水の匂いも、つけた本人の意思は分からないが、所有欲を表すようで。
むしろあんなにかっこよくて優しいのだから、女性に好かれないはずがない。アーノルドが嫌われる方が悲しいし、嬉しい反面誰もアーノルドを好きにならないでほしい。アンビバレンスにヴィオレットは葛藤した。
「嫌い!……嫌い」
窓に向けて、何もない空中に風魔法を放つ。
腹立ち交じりにある程度加減をして放っているのだが、一向に気は紛れない。
魔力が減ることで疲労して眠たくなれば……とも思っていたのだが、もともとの魔力量が甚大なため、この程度では全く疲れない。
「……寝よ」
一人で眠るのは久しぶりだし、こんな気持ちを抱えていては眠れそうにないが……。どうしても寝つけなければ、夜分に申し訳ないが、ノアの部屋で一緒に眠らせてもらおう。
複雑な心境ながら、ヴィオレットはベッドに横になって目を閉じた。
その時、扉が軽くノックされた。
(アル!?)
反射的に起き上がって、すぐ扉を開けたい衝動に駆られたが、必死に心を律し、無言に徹する。
(だめ!せめて一日くらいは、怒っておかないと……)
「……ヴィオ、起きてたら開けて。
ちゃんと湯あみして、着替えたから」
案の定アーノルドだった。捨て犬のような哀愁を誘う声を出している。
(ほだされちゃだめ!)
「……オレが全部悪い。だから、怒っていてもいいから会いたい。抱きしめたい」
(それは私も同じ、だけど)
確かにアーノルドが悪いと思っていたのに、だんだんヴィオレットが悪いような気がしてくる。
「……ヴィオに嫌われたら、オレ、もう生きて行けない……。うぅ……」
(え!?泣いてる!?)
だんだん涙声になってきたと思ったら、後半のほうはいよいよすすり泣きが始まった。
アーノルドは可愛いところなど、一般的には男らしいと取られない部分もあるけれど、さすがに少なくともヴィオレットの前で泣いた姿を見せたことはない。
ヴィオレットは上掛けをはねのけると、慌てて扉を開けた。
やっぱりすすり泣きしているアーノルドが、涙をぬぐっていた。
「アル……!泣かないで。部屋に入ろう?」
ヴィオレットももらい泣きして涙ぐみながら、アーノルドを部屋に招き入れた。ソファーに座らせて、ヴィオレットもその隣に座る。
(泣いてても可愛いし、カッコいい……)
怒っていたはずなのに、そんなことを考える自分に呆れつつも、ヴィオレットはアーノルドの目元をハンカチで拭いた。
「……だって、ヴィオに嫌われたら、オレ……生きてる意味がない……」
(……あれ?何かお酒臭い)
様子がおかしいと思ったら、酔っぱらっているらしい。
とりあえず、ヴィオレットはサイドテーブルに置いてあった水差しからコップについで、落ち着かせるためにアーノルドに飲ませた。
「とりあえず飲んで?」
「……ヴィオが飲ませてくれるなら、飲む」
「ええ……」
(食べ物と違って、飲み物は飲ませてもらったら飲みにくいんじゃ……)
そう思ったが、またアーノルドが泣きそうになったので、ヴィオレットは注意しながらコップを傾けた。気を使っていたせいか、アーノルドが上手いのか、幸いこぼれることはなかった。適当なところで、コップを離す。
「もういい?おちついた?」
「……うん」
「お茶もらってくる?
「……いらない。……まだ、怒ってる、よね?」
恐る恐ると言った様子で、アーノルドが聞いてくる。耳と尻尾が生えていたら、多分しゅんとうなだれていることだろう。
「ふふっ」
その姿が可愛らしくて、ヴィオレットは思わず笑ってしまった。
「もう、いいよ。
訳も教えてくれなくていい」
(どうせ、今日のアルは話せないだろうし)
「もう寝よ?
ベッドまで抱っこして。朝までぎゅってして」
曇っていたアーノルドの顔が、ぱっと明るくなった。
「……分かった!」
ヴィオレットを抱き上げて、そのままベッドに優しく寝かせてくれる。アーノルドもその隣に横になり、上掛けをかけた。ぎゅうっとヴィオレットを抱きしめてくれる。
「……本当にごめん。オレ、……ヴィオに悲しい思いさせるくらいなら、騎士団長辞める」
「え?だめだよ。せっかく頑張ってなったのに」
「……辞めることで住みにくくなるなら、他の国で暮らす。
……仕事探さないといけないし、ヴィオには苦労させるかもしれないけど」
「アルが行くところならどこでも行くよ。
でも、私のための理由なら、騎士団長は辞めないで」
ヴィオレットは必死に首を振って訴えた。
アーノルドがどんなに苦労して苦労して剣術を磨き、騎士団に入って、そこで今の地位を得たのか知っている。だから、ヴィオレットが理由でそれを手放すなんて絶対に嫌だ。
「私も、私も悪いの。
私だって、アルに嫌われるのは絶対に嫌なのに。嫌われたら、私だって生きて行けない。
私だけは、いつだってアルの味方でいるって約束したのに。
ごめん、ごめんね、アル」
申し訳なさに涙ぐむヴィオレットの目元を、アーノルドがぺろっと舐めた。
「……ぁ、んっ。
な、何!?」
いきなり舐められて、思わず変な声が出てしまった。まるで行為の前戯だと思って、心臓の鼓動が高鳴った自分がはずかしい。
「……涙。……引っ込んだでしょ」
「う、うん。まぁ……」
確かに涙は引っ込んだ。引っ込んだ、が。
ヴィオレットは悔しかったので、アーノルドにもお返しすることにした。同じく目元をぺろっと舐める。
「……うわっ」
「お返し」
アーノルドが驚いたので、溜飲が下がる。ヴィオレットはいたずらっぽく笑って、舌を出した。
「アルが……始めるのかと思って、ドキドキさせられたからっ」
「…始める…?
オレが、何をすると思ったの?」
(あ…)
墓穴を掘った。
気づいた時にはもう遅い。
「……ねぇ、教えて?」
「…んっ」
アーノルドの手が、愛撫するように優しく耳たぶに触れてきて、ヴィオレットは思わず声を上げた。
「アルの、意地悪!」
ヴィオレットは涙目でアーノルドを睨みつけた。睨んでいるのに、アーノルドがくすくす笑う。
「…ごめん。
でも言ってくれたら、求められてるみたいで嬉しいから」
「うー…」
むくれたヴィオレットは、アーノルドの耳元に口を寄せた。顔を赤らめながら、小声で言う。
「 」
「……了解。オレのお姫様」
アーノルドが了承して、優しいキスが降りてくる。だんだん激しさを増してきて、その合間にねじ込むようにヴィオレットは聞いた。
「あ、でもアル、酔ってるからできないよね?」
また「何を?」と聞かれるかと思ったが、今度は聞かれなかった。ただニヤリと笑って、
「……大丈夫。
大分酔い冷めたから、……できるよ?」
舞踏会翌日のルーカスとフィオリアの会話。
「まったくもう!アーノルドったら!
わたくしに相談もなく勝手に結婚して!」
「アーノルドにその気があったって、公爵継いでるんだから、
フィオリア様とご結婚なさるのは無理でしょう。
大公様のお子はフィオリア様だけですから」
「いい加減諦めたらどうですかー?
あいつ、嫁かなり溺愛してますよ」
「そういう一途なところも大好きだったのに!」
「あ、オレなんかおすすめですよ?次男なので」
「いやよ!ルーカスみたいに女遊びしている人は嫌なの!」
「オレだって結婚したら遊ぶ気はありませんよー?」
「全然説得力ないわよ。
結婚しちゃったからあきらめたのに、酔っぱらったらタガが外れてしまって……。
アーノルド、怒ってるかしら……。
許してくれる?」
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