20 / 33
片桐家
しおりを挟む
「やっぱり菓子折りの一つくらい持参するべきだったんじゃ……」
「愛莉達はそういうの気にしないから平気だよ。それにお店閉まってるでしょ?」
今日は、大晦日。
冬莉は実家に帰る予定だった。
俺は家でネトゲして年を越すつもりだった。
しかし冬莉が突然聞いてきた。
「ナリは実家に帰らなくていいの?」
「わざわざ帰省するような距離じゃないし」
「だったら私のお願い聞いてくれてもいいかな?」
「お願い?」
何だろう?
「ナリを両親にきちんと紹介したい。ナリに両親に会って欲しい」
それをこの時期にやる必要があるのかどうかわからない。
だけどこの時期だからこそ実家に招待したいという。
なぜなら県外にいる冬莉の姉さんたちも帰ってくるから。
そんなに大々的に伝えなきゃいけないものなのだろうか?
ものなんだろうな。
「わかった。でもそんなに大勢いるのに部屋とか大丈夫?」
「私の部屋がまだあるから大丈夫」
「いつでも家に帰れるようにね」と悪戯っぽく笑う冬莉。
で、今片桐家の玄関にいる。
「愛莉。帰ったよ!」
愛莉というのは冬莉の母さんの名前。
片桐家の娘は母親を「愛莉」。父親を「パパ」と呼ぶらしい。
冬莉の声を聞いて冬莉の母親が玄関に来た。
「あら、お帰り。元気そうね。その分だと上手くやれてる?」
冬莉の母親が聞く。
上手くやるも何も殆ど家にいなかったんだけど……。
「うまくやれてなかったらとっくに帰ってきてるよ」
まあ、冬莉の言う通りだと思う。
だけど冬莉の母親は違うようだ。
「だめですよ。ちょっと喧嘩したくらいでめそめそ帰ってくるような娘に育てた覚えはありません」
片桐家とはちょっと不思議な家訓があるようだ。
「えーと宮成さんでしたっけ?いつも娘がお世話になってます」
「いえ、お世話になってるのはこっちの方で……年末に急だったので手ぶらになってしまって申し訳ありません」
「そう言うのは気にしなくて大丈夫ですよ。さ、どうぞ」
俺達は冬莉のお母さんにリビングに案内される。
リビングには冬莉の家族が集まっていた。
冬莉の父親の片桐冬夜。
長男の片桐空とその嫁の水奈とその子供達。
長女の片桐翼は仕事が忙しくて結婚相手を探す暇もないらしい。
次女の石原天音とその夫の石原大地と子供達。
養子の佐原茜と夫の壱郎。
茜の双子の兄の片桐純也とその嫁の梨々香。
冬莉の双子の兄の片桐冬吾は試合があるので帰ってこれないらしい。
冬吾の嫁の片桐瞳子が来ている。
「初めまして」
皆に挨拶をする。
すると翼さんが俺を観察している。
何か考えている様だが、やがてくすりと笑った。
「冬莉も手こずってるみたいじゃない」
「……やっぱりバレた?」
「まあね、空も一歩間違えたらこうなってたかもね」
何の話をしているのだろう?
「挨拶を済ませたなら冬莉の部屋に荷物を置いてきなさい」
冬莉の母さんが言う。
俺は今日帰るつもりでいたので荷物はない。
「あら?宮成さんも泊っていきなさいな?」
「でも着替えとか持ってきてないし」
「一日くらいどうってことないでしょ。それにお酒飲ませて車を運転させられませんよ」
飲むつもりはなかったけど、多分飲まされるんだろう。
しかし。
「だけど泊まる部屋がなさそうだし……」
「冬莉の部屋でいいじゃない」
そういうものなのか。
まあ、毎晩一緒に寝てるけど、娘親ってそういうの気にしないのか?
「大丈夫愛莉。冬莉達まだみたいだし」
翼さんが言うと若干室内の気温が下がった。
「なん……だと?」
天音さんが俺を睨みつける。
「冬莉が相手じゃ不満だってーのか!?」
理不尽な怒りをぶつけられた。
「そうじゃなくて、宮成さんまだ女性を知らないみたい」
「はぁ!?」
天音さんが叫ぶ。
てか、なんで翼さんはその事を知ってるんだ?
可能性を考えたら……。
俺は冬莉を見る。
冬莉は笑顔で首を振る。
「だったら今晩しっかり冬莉に教えてもらえ!」
男なら餌があったら食え!
無茶苦茶な持論を展開する天音さんとそれを宥めようとする夫の大地さん。
思い出した。
石原大地って江口グループの御曹司だ。
そんな地位をもってしても妻には頭が上がらないのだろうか?
こういう時真っ先に怒りだしそうな父親は何か悩んでいる。
どうしたのだろう?
「ねえ、愛莉」
「どうなさいました?冬夜さん」
「こういう時娘親としてはどうしたらいいんだろう?誠は『俺の娘に何か不満があるのか!?』と怒鳴ったらしいけど」
「誠君の言う事を真に受けてはいけません、それに天音達と同じでいいでしょう」
「それもそうだね……」
父親としてどう対応したらいいか悩んでるらしい。
とりあえず俺は冬莉の部屋で寝る事になった。
「しっかりね」
冬莉の父親からそう言われた。
冬莉の部屋は冬莉らしい何の飾り気も無い質素な部屋だった。
「もっと女性らしい部屋を想像した?」
「女性の部屋に初めて入るのにどう想像したらいいんだ?」
「そうだったね。荷物その辺に置いといてよ」
本当に何も持ってきてないんだけど。
「初めて女性の部屋に入った感想はどう?」
「意外と普通なんだな」
「やっぱり何か想像してたんだ?」
「まあね」
メルヘンチックな物を想像してたけど冬莉に限ってそれはないだろう。
「それは悪かったね」
「あ、ごめん」
「本気で怒ってるわけじゃないから」
そんなやりとりをしてリビングに戻ると宴の準備は出来ていた。
何が何でも俺と冬莉の間に肉体関係を持たせたいらしい天音さんを宥める大地さん。
定番の歌番組を見ながらそばを食べて年を越す。
「あけましておめでとう」
空さん達は子供を寝かしつける為に部屋に行った。
冬莉と瞳子さんは母親の片づけの手伝いをしている。
「一つだけ忠告させてもらっていいかな?」
冬莉の父親が言った。
「僕も父さんから言われてきた事なんだけどね。片桐家の男は絶対に女性に逆らえないんだ」
何となくわかる気がする。
って俺もすでに片桐家の親戚なんだろうか。
まあ、すでに冬莉に逆らえない気がするけども。
「パパ、ナリに何吹き込んだの!?」
片づけを終えた冬莉がリビングに戻って来た。
「べ、べつに。ただ冬莉は普段どんな感じだろうと気になってね……。ね?宮成君」
「あ、ああ。ただの世間話だよ」
冬莉は俺を見てから何か考えている。
そして一人で納得したようだ。
「じゃ、もうそろそろ寝よう。明日早いんだし」
「どうして?」
「私だけ親を紹介して、ナリは紹介してくれないの?」
「あ、明日なの!?」
「うん」
強引なのも多分母親に似たんだろう。
逆らわない方がよさそうだ。
「わかった。明日実家に電話するよ」
「じゃ、部屋に行こう?」
俺達は冬莉の部屋に戻ると、冬莉のベッドで寝る。
もちろん何もしない。
初めてが彼女の実家って色々ハードル高すぎるだろ。
ただ、温かな冬莉の温もりを感じながら眠りについた。
「愛莉達はそういうの気にしないから平気だよ。それにお店閉まってるでしょ?」
今日は、大晦日。
冬莉は実家に帰る予定だった。
俺は家でネトゲして年を越すつもりだった。
しかし冬莉が突然聞いてきた。
「ナリは実家に帰らなくていいの?」
「わざわざ帰省するような距離じゃないし」
「だったら私のお願い聞いてくれてもいいかな?」
「お願い?」
何だろう?
「ナリを両親にきちんと紹介したい。ナリに両親に会って欲しい」
それをこの時期にやる必要があるのかどうかわからない。
だけどこの時期だからこそ実家に招待したいという。
なぜなら県外にいる冬莉の姉さんたちも帰ってくるから。
そんなに大々的に伝えなきゃいけないものなのだろうか?
ものなんだろうな。
「わかった。でもそんなに大勢いるのに部屋とか大丈夫?」
「私の部屋がまだあるから大丈夫」
「いつでも家に帰れるようにね」と悪戯っぽく笑う冬莉。
で、今片桐家の玄関にいる。
「愛莉。帰ったよ!」
愛莉というのは冬莉の母さんの名前。
片桐家の娘は母親を「愛莉」。父親を「パパ」と呼ぶらしい。
冬莉の声を聞いて冬莉の母親が玄関に来た。
「あら、お帰り。元気そうね。その分だと上手くやれてる?」
冬莉の母親が聞く。
上手くやるも何も殆ど家にいなかったんだけど……。
「うまくやれてなかったらとっくに帰ってきてるよ」
まあ、冬莉の言う通りだと思う。
だけど冬莉の母親は違うようだ。
「だめですよ。ちょっと喧嘩したくらいでめそめそ帰ってくるような娘に育てた覚えはありません」
片桐家とはちょっと不思議な家訓があるようだ。
「えーと宮成さんでしたっけ?いつも娘がお世話になってます」
「いえ、お世話になってるのはこっちの方で……年末に急だったので手ぶらになってしまって申し訳ありません」
「そう言うのは気にしなくて大丈夫ですよ。さ、どうぞ」
俺達は冬莉のお母さんにリビングに案内される。
リビングには冬莉の家族が集まっていた。
冬莉の父親の片桐冬夜。
長男の片桐空とその嫁の水奈とその子供達。
長女の片桐翼は仕事が忙しくて結婚相手を探す暇もないらしい。
次女の石原天音とその夫の石原大地と子供達。
養子の佐原茜と夫の壱郎。
茜の双子の兄の片桐純也とその嫁の梨々香。
冬莉の双子の兄の片桐冬吾は試合があるので帰ってこれないらしい。
冬吾の嫁の片桐瞳子が来ている。
「初めまして」
皆に挨拶をする。
すると翼さんが俺を観察している。
何か考えている様だが、やがてくすりと笑った。
「冬莉も手こずってるみたいじゃない」
「……やっぱりバレた?」
「まあね、空も一歩間違えたらこうなってたかもね」
何の話をしているのだろう?
「挨拶を済ませたなら冬莉の部屋に荷物を置いてきなさい」
冬莉の母さんが言う。
俺は今日帰るつもりでいたので荷物はない。
「あら?宮成さんも泊っていきなさいな?」
「でも着替えとか持ってきてないし」
「一日くらいどうってことないでしょ。それにお酒飲ませて車を運転させられませんよ」
飲むつもりはなかったけど、多分飲まされるんだろう。
しかし。
「だけど泊まる部屋がなさそうだし……」
「冬莉の部屋でいいじゃない」
そういうものなのか。
まあ、毎晩一緒に寝てるけど、娘親ってそういうの気にしないのか?
「大丈夫愛莉。冬莉達まだみたいだし」
翼さんが言うと若干室内の気温が下がった。
「なん……だと?」
天音さんが俺を睨みつける。
「冬莉が相手じゃ不満だってーのか!?」
理不尽な怒りをぶつけられた。
「そうじゃなくて、宮成さんまだ女性を知らないみたい」
「はぁ!?」
天音さんが叫ぶ。
てか、なんで翼さんはその事を知ってるんだ?
可能性を考えたら……。
俺は冬莉を見る。
冬莉は笑顔で首を振る。
「だったら今晩しっかり冬莉に教えてもらえ!」
男なら餌があったら食え!
無茶苦茶な持論を展開する天音さんとそれを宥めようとする夫の大地さん。
思い出した。
石原大地って江口グループの御曹司だ。
そんな地位をもってしても妻には頭が上がらないのだろうか?
こういう時真っ先に怒りだしそうな父親は何か悩んでいる。
どうしたのだろう?
「ねえ、愛莉」
「どうなさいました?冬夜さん」
「こういう時娘親としてはどうしたらいいんだろう?誠は『俺の娘に何か不満があるのか!?』と怒鳴ったらしいけど」
「誠君の言う事を真に受けてはいけません、それに天音達と同じでいいでしょう」
「それもそうだね……」
父親としてどう対応したらいいか悩んでるらしい。
とりあえず俺は冬莉の部屋で寝る事になった。
「しっかりね」
冬莉の父親からそう言われた。
冬莉の部屋は冬莉らしい何の飾り気も無い質素な部屋だった。
「もっと女性らしい部屋を想像した?」
「女性の部屋に初めて入るのにどう想像したらいいんだ?」
「そうだったね。荷物その辺に置いといてよ」
本当に何も持ってきてないんだけど。
「初めて女性の部屋に入った感想はどう?」
「意外と普通なんだな」
「やっぱり何か想像してたんだ?」
「まあね」
メルヘンチックな物を想像してたけど冬莉に限ってそれはないだろう。
「それは悪かったね」
「あ、ごめん」
「本気で怒ってるわけじゃないから」
そんなやりとりをしてリビングに戻ると宴の準備は出来ていた。
何が何でも俺と冬莉の間に肉体関係を持たせたいらしい天音さんを宥める大地さん。
定番の歌番組を見ながらそばを食べて年を越す。
「あけましておめでとう」
空さん達は子供を寝かしつける為に部屋に行った。
冬莉と瞳子さんは母親の片づけの手伝いをしている。
「一つだけ忠告させてもらっていいかな?」
冬莉の父親が言った。
「僕も父さんから言われてきた事なんだけどね。片桐家の男は絶対に女性に逆らえないんだ」
何となくわかる気がする。
って俺もすでに片桐家の親戚なんだろうか。
まあ、すでに冬莉に逆らえない気がするけども。
「パパ、ナリに何吹き込んだの!?」
片づけを終えた冬莉がリビングに戻って来た。
「べ、べつに。ただ冬莉は普段どんな感じだろうと気になってね……。ね?宮成君」
「あ、ああ。ただの世間話だよ」
冬莉は俺を見てから何か考えている。
そして一人で納得したようだ。
「じゃ、もうそろそろ寝よう。明日早いんだし」
「どうして?」
「私だけ親を紹介して、ナリは紹介してくれないの?」
「あ、明日なの!?」
「うん」
強引なのも多分母親に似たんだろう。
逆らわない方がよさそうだ。
「わかった。明日実家に電話するよ」
「じゃ、部屋に行こう?」
俺達は冬莉の部屋に戻ると、冬莉のベッドで寝る。
もちろん何もしない。
初めてが彼女の実家って色々ハードル高すぎるだろ。
ただ、温かな冬莉の温もりを感じながら眠りについた。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
黒瀬部長は部下を溺愛したい
桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。
人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど!
好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。
部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。
スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。
「25歳OL、異世界で年上公爵の甘々保護対象に!? 〜女神ルミエール様の悪戯〜」
透子(とおるこ)
恋愛
25歳OL・佐神ミレイは、仕事も恋も完璧にこなす美人女子。しかし本当は、年上の男性に甘やかされたい願望を密かに抱いていた。
そんな彼女の前に現れたのは、気まぐれな女神ルミエール。理由も告げず、ミレイを異世界アルデリア王国の公爵家へ転移させる。そこには恐ろしく気難しいと評判の45歳独身公爵・アレクセイが待っていた。
最初は恐怖を覚えるミレイだったが、公爵の手厚い保護に触れ、次第に心を許す。やがて彼女は甘く溺愛される日々に――。
仕事も恋も頑張るOLが、異世界で年上公爵にゴロニャン♡ 甘くて胸キュンなラブストーリー、開幕!
---
鬼隊長は元お隣女子には敵わない~猪はひよこを愛でる~
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「ひなちゃん。
俺と結婚、しよ?」
兄の結婚式で昔、お隣に住んでいた憧れのお兄ちゃん・猪狩に再会した雛乃。
昔話をしているうちに結婚を迫られ、冗談だと思ったものの。
それから猪狩の猛追撃が!?
相変わらず格好いい猪狩に次第に惹かれていく雛乃。
でも、彼のとある事情で結婚には踏み切れない。
そんな折り、雛乃の勤めている銀行で事件が……。
愛川雛乃 あいかわひなの 26
ごく普通の地方銀行員
某着せ替え人形のような見た目で可愛い
おかげで女性からは恨みを買いがちなのが悩み
真面目で努力家なのに、
なぜかよくない噂を立てられる苦労人
×
岡藤猪狩 おかふじいかり 36
警察官でSIT所属のエリート
泣く子も黙る突入部隊の鬼隊長
でも、雛乃には……?
イケメン警視、アルバイトで雇った恋人役を溺愛する。
楠ノ木雫
恋愛
蒸発した母の借金を擦り付けられた主人公瑠奈は、お見合い代行のアルバイトを受けた。だが、そのお見合い相手、矢野湊に借金の事を見破られ3ヶ月間恋人役を務めるアルバイトを提案された。瑠奈はその報酬に飛びついたが……
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
10年引きこもりの私が外に出たら、御曹司の妻になりました
専業プウタ
恋愛
25歳の桜田未来は中学生から10年以上引きこもりだったが、2人暮らしの母親の死により外に出なくてはならなくなる。城ヶ崎冬馬は女遊びの激しい大手アパレルブランドの副社長。彼をストーカーから身を張って助けた事で未来は一時的に記憶喪失に陥る。冬馬はちょっとした興味から、未来は自分の恋人だったと偽る。冬馬は未来の純粋さと直向きさに惹かれていき、嘘が明らかになる日を恐れながらも未来の為に自分を変えていく。そして、未来は恐れもなくし、愛する人の胸に飛び込み夢を叶える扉を自ら開くのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる