優等生と劣等生

和希

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2ndSEASON

勧誘

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(1)

夢を見た。
サッカーをしている夢。
優勝してみんな喜んでる。
僕は遠くで眺めていた。
一仕事終えた。
一息つく。

「どうしてそんなところにいるの?」

誰だろう?

「なんでって……はしゃぐのが苦手でさ」
「食べてる時ははしゃいでるのに」

勝てて喜ぶというよりは安心する。
満足感なんてない。
負けなくてよかった。
負けてたらまた責められるから。

「辛いならやめちゃえばいいのに」
「そうだな」
「無理して続けなくてもいいんだよ?」

分かってる。
だから止めた。

「なんでやめるんだよ」
「楽しくないから」
「続けろよ、折角の才能もったいないぞ」
「別に欲しくて手に入れたわけじゃない」
「それって卑怯じゃないか?逃げてるだけじゃないか?」

誰だ!さっきから五月蠅い。

「冬夜君、そんな声に惑わされないで」
「分かってる」

才能なんていらない。
僕が欲しいのは……愛莉?

「冬夜君」

何か生暖かい物を感じる。
凄く柔らかくて気持ちがいい。

「ねえ、起きて」

もう少しだけ……、この甘美な感覚に酔わせてくれ。

「起きてってば……」

なんだろ?夢じゃない。
夢じゃないなら……。
僕は目を覚まし振り返る。

「起きた?」
「¢£%#&□△◆■!?」

愛莉がベッドに潜り込んで僕の背中から抱き着いてる。

「な、なにやってんの!?」
「なんかうなされてるみたいだから、優しく起こしてあげようと思って」

いつもならカンナがいるからって拒んできたのに……カンナは!?

「カンナはどうしたの?」
「先に下に降りててもらった」

そうか……。
ってどこ触ってるの!?

「よかった、ここもしっかり元気だね!」

そういう問題か!?

「でも、大丈夫?なんかすっごいうなされてた」
「ああ、ちょっと嫌な夢を見た」
「どんな夢?」

そうだな、愛莉に隠し事はよくないな。

「サッカーしてる夢……」
「なるほどね……」

愛莉は少し考える。
その間にベッドから起きて着替えを始める。

「もうクラスマッチも別の種目に変えた方が良いんじゃない?」
「そうだな」

それを許してもらえるなら。

「サッカーしてない冬夜君も素敵だから!」

精一杯の励ましなんだろうな。

「ありがとう……。着替えすんだよ。下降りようか」
「うん!」

明るく返事する愛莉。
……もう少しだけあの感覚味わっていたかったな。

(2)

やっとこの時が来た。
頑張って勉強してこの高校に来た。
片桐先輩サッカーしてるかな?
去年は多田先輩の伊田高が活躍したみたいだけど。
そう言えばこの高校全然出てこなかったな。
どうしたんだろ?
私は入学後早速入部届を出した。
もちろんサッカー部のマネージャーとして。
近くで片桐先輩のスーパープレイが見れる。
中3の時のあのプレーは凄かった。
そうか、あのパスを受け取れる人がいないのか。
そう納得していた。
しかし現実は甘くなくて。

「片桐?あいつ部活やってないぞ?」

顧問の美樹本先生からそう伝えられた。
え?本当にやってないの?
そんなの絶対勿体ない。
どうして勧誘しなかったんですか?
中学のプレイ、たった1プレイだったけどすごかったんですよ。
私の言語能力の限界値まで振り絞ってそのすごさを美樹本先生に伝える。

「そうか、じゃあ説得してみるか?」

当然!
放っておくほうがどうかしてる。

「私も同行します」
「HRの時に言うから、それが終わってからくるといい。ところで君の電話番号を、いや。マネージャーとしてだよ。連絡は必要だろ」

後半の部分は聞かなかったことにして私は職員室を出た。

(3)

「ああ、大体変わらないメンツだな」

水田先生は開口一番そう言った。
クラス分けは大体志望どうりになった。
3人とも同じクラスだった。
伊集院さんとか森下さんは理系Ⅲに進んだけど。
あとは一部を除いて文系Ⅱに進んだ。
この学校、生徒の能力を見てクラスを振り分けられるらしい。
中高一貫の学校で中学から入ってる者のみがⅢコースに進めるらしい。
文系ならⅢコースに一部高入生も入るらしいけど愛莉は断った。
何も難関大学に挑む必要が無いのだから。
てなわけで相変わらずのメンツで進むことになった。

「ああ、今年度から副担任になった美樹本先生を紹介する」
「美樹本です、専攻は音楽です。ピアノはそれなりにうまいぞ。女子で習いたい人がいたら遠慮なく言ってこい」

しーん。

またそのノリの先生なのか。
美樹本って名前の先生はろくなのがいないのか……。

「それはそうと片桐冬夜ってのがいると聞いたのだが」

僕の名前を呼んだ。
うん?何の用だろ?

「片桐君がどうかしたんですか?」

愛莉が言った。

「おう!遠坂さんだったか。先生女子の名前は完全に把握してるぞ」
「片桐君の話ですよね?」

取り付くしまもない愛莉。

「そうだな、中学の時サッカーで活躍したらしいじゃないか?どうだ。高校でやってみる気無いか?」
「ないです」

僕は即答した。
何度も言うけど僕に90分走る体力はない。

「それも聞いてる、局所的に使えるプレイヤーだってな」
「悪いですけど小学校でサッカー辞めてるんで」
「どうしてだ?サッカーで活躍したら女子にもてるぞ」
「もてたいと思ったことないんで」
「ぱっとみ冴えないお前がモテるところを個人的には見てみたいんだけどな」
「先生押し付けるのはどうかと思います」

愛莉が大声を上げた。
学校で大声を出すのは珍しい。
僕の方が戸惑ったくらいだ。

「なんだ遠坂。やけに片桐の肩を持つな」
「先生、二人はできてまーす」

クラスメイトの誰かがそう言った。

「なんだ、そうだったのか?じゃあ、ライバル出現といったところだな」

ライバル?
どういうことだ?

「まあHRが終われば分かることさ」
「美樹本先生、私事はそのへんで」

かったるそうに、水田先生が割って入った。

「そうですね、先生からは以上だ」

そうしてHRが終わる。
すると、美樹本先生が、僕に近づいてきた。

「おう。片桐、お前とどうしても話したいという女子がいてな。モテて羨ましいな」

別にモテたいと思ったことは無い。
全くないわけじゃないけど。
愛莉には内緒だけど。
まあ、僕が特殊なケースなのは分かってる。
ただ、愛莉と関係が抉れるような事は避けたい。
そういう事情を全く察することなくこの先生は言って来た。

「冬夜君、嫌なら会う必要ないよ。私が代わりに言ってあげるから」

何となく事情を察したんだろうな。
愛莉は僕の事となると感情的になる。
後先考えない愛莉の行動を見過ごすわけにはいかない。

「大丈夫だよ。ちょっと会って話をするだけだから」
「じゃあ私たちが一緒でも平気だよね?」

私たち?
ああ、カンナも一緒なのか?

「いいよ、ついておいで」

どうせ嫌だといってもこっそりついてくるんだろ?
そうして先生に案内され廊下にでると、どこかで見た子が。

「片桐先輩、お久しぶりです」

……誰だっけ?
愛莉たちの顔を見るが、知らない子らしい。

「卒業式の日以来ですね、佐倉です」

ああ、僕のプレーに見とれてた子だっけ?
愛莉の圧力に圧されて逃げた子だ。
で、僕にいったい何の用だろう?

「ああ、佐倉さんね。僕にいったい何の用かな?」
「サッカー部に入ってください」

間髪入れずに要件を伝えてきた。
だから僕も即答してあげた。

「無理。勉強あるし。それに今更サッカーする気は毛頭ないよ」

だけど彼女は引き下がらない。
用件は手短に、交渉は粘り強く。
誰かが言ってたっけ?

「私、片桐先輩のプレイをみたくてこの高校選んだんです!あんな才能あるのに勿体ないですよ!サッカーやりましょうよ!」
「……褒めてくれるのは嬉しいけど、あんなプレー二度と出来ないよ」
「クラスマッチの時凄かったじゃん、サッカーやろうぜ」

話を聞いていたのか梅木君まで加わってきた。
余計な事を。
ほら、佐倉さんの目が輝いてるじゃないか。

「まだサッカーやってたんじゃないですか!クラスマッチで終わらせるのはもったいないですよ!」

彼女に悪意が無いのは分かってる。
でも無理なものは無理だ。
僕にその気が無いんだから。
サッカーが嫌いなわけじゃない。
ただ、クラスマッチ程度で楽しむならともかく、試合で勝負するのには性格的に向いてない。
その時、梅木君が放った一言。

「クラスマッチで得意気になって、本格的にサッカーしないなんて卑怯じゃないか?才能あるんだからするべきだよ」

朝の悪夢が思い浮かんだ。

逃げてるだけじゃないか?

僕は言葉を失う。
僕はサッカーをしないといけない人間なの?
サッカーだけの人間なの?
得意気になってたわけじゃない。
他にしたいことだっていっぱいある。
ただ周りの人がそれを許さない。
逃げ場を失っていた。
やるしかないのかな?
人だかりができてきた。
うん、って言えば騒ぎは収まるかな。

「……わかった……!?」

愛莉が、手で口を塞いでた。

「嫌ならやらなくていいんだよ」

愛莉は優しく言ってくれる。

「逃げちゃダメなんて絶対言わないから。逃げたければ逃げて良いんだよ」
「でもこの騒ぎどうにかしないと……」

しかし、後は私に任せてと言わんばかりに前に出る愛莉。
愛莉は佐倉さんに向かって静かに語った。

「佐倉さんでしたっけ?嫌がってるのに強要するのはどうかと思うよ?才能だって言ってるけど好きで手に入れたわけじゃない。才能があったらやらなきゃいけないの?人から強制されてまでやらなきゃいけないものなの?サッカーって」
「わ、私はただ、あれだけ人を魅せられるプレイができるのにやらないのはもったいないって、遠坂先輩でしたっけ?あなたも彼女なら彼のプレイを見てきたんでしょ?だったら」
「すごくつまらなそうに見えた。冬夜君にやる気が無いのならやらせるべきじゃない。やる気が無さそうなのはサッカーだけじゃないけど」

その一言は傷つくぞ、愛莉。

「なあ、片桐。体験だけでもしてみたらどうだ?変わるかもしれないぞ。お前に何を思ってるのかは知らんがやりもしないで逃げるのはどうかと思うがな」

逃げてる……。
やっぱりそう見えるものなのかな?
だけど、愛莉はその美樹本先生の一言に火がついたようだ。

「やらないと逃げてるだなんて!強制してる人の言い分です!やりたくない人の言い分を無視してます」
「しかし、やりたくない理由が『めんどくさい』じゃ納得いかないだろ」
「愛莉、もういいよ!……わかりました。体験でいいなら入ります」
「冬夜君!?」

今一番面倒なのは、この騒ぎだ。
体験でいいって言うならやればいい。
本格的にはやらないと思うけど。

「ただし、今年のインハイ予選までです。それでいいですか?」
「おお、やる気になってくれたならそれでもいいぞ」
「やる気になってくれたんですね!とりあえずそれで十分です。やってれば考えが変わるかもしれないし」
「よし、今年にインハイ出場は決まったな!」

3人とも人の話を聞いているのか?
勝手に盛り上がってる。
浮かない顔をしてる、カンナと愛莉。

「いいのか?トーヤ。そんな約束して……」
「そうだよ冬夜君。やりたくないって言ってたじゃない」
「こうでも言わないと騒ぎがおさまらないだろ?」
「……、冬夜君。その場しのぎで大事な事を決めるのはどうかと思うよ?」

二人が心配してくれてるのは分かる。
でも、だからこそ二人まで巻き込みたくない。
そんな思いもあって承諾した。
正直嫌だけど。
最後だと思っていたのにな。

明日から練習に参加することになった。
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