5 / 35
第1章
5.見えなくても話そう
しおりを挟む
辺りは背の高い草が揺れているばかりで他の人の姿はない。もしや声が聞こえたのは気のせいだったのかもしれないと思いつつもリディは呼びかけてみる。
「誰かいるの?」
『あっ、はい! います、います!』
応じて声が戻ってきた。見えなくともこの場には誰かがいるようだ。
『すみません、突然声をかけられて驚きましたよね。実はあなたの髪の毛があまりに美しくて見惚れていたものですから、お帰りになるのが残念で、つい――』
声は高めだが女性のものではない。おそらく男性で、どうやらこの背の高い草むらの中にいるようだ。
リディが小さく首を傾げて草の間へ視線をさまよわせていると、風が草を揺らす音にまざっておずおずとした声が耳に届く。
『……もしかして、怒ってます……?』
「ん? どうして?」
『その……何も、おっしゃってくださらないものですから……』
「あ、そっか。ごめんね。怒ってなんてないよ。どこに顔を向けて話したらいいのかなって悩んでただけ」
リディが答えると、声は「良かった」と安堵した調子になって、すぐに力を無くす。
『……そうですよね……私は隠れているのですから、あなたはどこを見れば良いのか分かりませんよね……つまりあなたにとって私は存在していないも同然……。だったら姿を見せれば良いじゃないか。あなたは今、そうお考えになりましたね? 本来ならば顔を合わせて話をするべきじゃないかと。ええ、私もそう思います。思って……いるのですが……すみません……実は人に“お願い”をするため思い切って住処を出てきたというのに、あの大きな街を見たら尻込みしてしまい、気力がすべて吹き飛んでしまったんです。……おかげでここから動けなくなってしまい……あなたの前へ行くこともできず……我ながら情けない話ですよ……ははは、はは、は……』
声は一方的に言って卑屈に笑う。その調子にリディは覚えがあった。故郷の大社に務めていた頃、神に悩みを打ち明ける人々の中には時折りこんな人がいた。
――きっと、とリディは思う。
この場にいる彼は人が苦手で、誰とも会わないようどこかの森や山の奥に籠ってひっそり暮らしていた。だがある日、どうしても他者の手を借りる必要が生じてしまったのだ。
助けてもらう覚悟を決めて近くの集落までやって来たものの、ひとりで暮らしていた彼にとって丘から見下ろす港街はあまりに大きすぎた。怖気づいてつい草の中に隠れてしまい、そして隠れた自分に落胆していたところへちょうどリディがやってきた。
(うん、そんな感じだろうな)
彼は今、前に進みたい自分と、元に戻ろうとする自分との間で揺れているのだ。リディには、自嘲の笑みを浮かべながらも座り込んで動けない男性が見えるような気がした。
「全然情けなくなんてないよ」
巫女だったあのときそうしたように、リディは草むらに向かって声をかける。
「あなたは人に会おうと決めてここまで来た。今までの自分に打ち勝ったんだ。それはすごいことだよ。自分を褒めていいんだよ」
『……いいんでしょうか』
「もちろん。だからあなたはこの後きっと人に会える。ちゃんとお願いだってできるよ」
微笑みを絶やさずに言い切ると、感極まったような声が聞こえる。
『ありがとうございます。あなたはとても美しいタテガミを持つだけでなく、優しい心もお持ちなのですね』
「タテガミ?」
『……いいえ、髪と言いました』
「ごめんね、聞き間違えちゃった。――そういえばさっきも、私の髪を見てたって言ってたもんね。そっちからは私が見えるんだね」
高い場所で結んだ髪を持ってヒラヒラ振って見せると、草むらの中から「ぶふぉおおおお」という深いため息らしきものがきこえた。
『ああ……なんて艶やかな黒! なんて見事な直毛! まさに理想形、間違いなく完全無欠! どんな馬の尾も絶対に敵いませんよ!』
「よく分からないけど、褒めてくれてありがとう。私の髪がこんな具合なのはね、東方の出身だからなんだよ」
『なんと。それは本当ですか? ということは、この辺り……西の方にはあなたのような髪の人はあまりいないわけですね?』
「ん? うん。私の母様は『西方の人たちは髪の色がたくさんあるから黒い髪も少ないし、いても真っ直ぐな髪は少ない』って言ってたよ」
リディの言葉には、ほほう、という感心した調子の声が戻って来る。
人里離れて暮らす彼は他の人を見る機会が少ないため、西方に暮らしながらも西方の人のことに疎いのだろう。リディはそう考えた。
「でも東方の人だってね。少しずつ色合いが違ったり癖が入ったりするから、全員の髪が完全に同じってわけじゃないんだよ」
『ほうほう。なかなか興味深い話ですね。……少しずつ違う。しかし、似てはいる、と……。ふむ。なぜ東方の人間の髪は西方と違い、同じような色をしているのでしょうね』
「境界があるからだよ。東方の人たちをお作りになったのは、調和を好まれる神々であられるから」
この世界の各地には境界があるのだという。それは神々が互いの領域を犯さないように作られたものなのだそうだ。人間のように力の弱いものたちには何の支障もないが、強い力を持てば持つほど境界に行動を縛られる。
そして、最大の境界は東と西の間にあった。
『なるほど、境界。そうか、確かに……ううむ、東方か……黒い髪の人ばかりなんて、いい場所ですねえ……』
憧憬の滲む調子で呟いた声は、続けて「そうだ」と叫ぶ。
『よろしければ、その素晴らしい東方の話をもっと聞かせていただけませんか?』
「うん、いいよ。……って言いたいところなんだけど、もう街へ戻らなきゃ」
日はだいぶ傾いてきた。急いで戻らないと閉門に間に合わなくなってしまう。
「せっかくだし、あなたも一緒に来る?」
『……いえ。私はもう少しこの場で、身の振り方を考えようと思います』
「分かった。じゃあ、さ――」
さようなら、と言いかけたリディはふと母のことを思い出した。一度口をつぐみ、笑って言いなおす。
「“この後のあなたに、良き出会いがありますように”」
『……それはなんです?』
「私の母様がね、人との別れ際にいつもそう言ってたんだ」
さようなら、と言われたオレリアは、良き出会いがありますように、と返していた。傍でその言葉を聞くと別れの寂しさが和らいだが、言う方も実は別れの寂しさが和らぐのだと今の今までリディも知らなかった。
『良き出会い、か……。そうですね。ありがとうございます』
感慨深そうな声が聞こえる方へ改めて手を振り、リディは丘を下り始めた。
最初は早歩きで良いかと思ったが、陽が落ちるのは思いのほか早かった。道の後半は緋色の袴をからげて走り、ようやく街の門に到着した時には星が見え始めていた。荒い息を吐きながら門へ行くと、「草原までにしておけ」と助言をくれた門番がリディを見てホッとしたように笑ってくれたのがなんだか嬉しかった。
* * *
たまたま見つけた東方料理の露店で簡単に夕食を済ませて宿へ戻り、併設の浴場で汗を流してさっぱりした後は起きている理由もなくなった。
明日こそ冒険者になるための受付をしてもらうのだし、寝坊するわけにはいかない。リディは早々に寝台へ潜り込んで目を閉じる。
(私は冒険者になれるかな……)
こんなに心が浮き立っていては眠れないかもしれないとも考えたのだが、次に目を開けたときにはちゃんと、窓の外に薄紅色の朝焼けが広がっていた。
「誰かいるの?」
『あっ、はい! います、います!』
応じて声が戻ってきた。見えなくともこの場には誰かがいるようだ。
『すみません、突然声をかけられて驚きましたよね。実はあなたの髪の毛があまりに美しくて見惚れていたものですから、お帰りになるのが残念で、つい――』
声は高めだが女性のものではない。おそらく男性で、どうやらこの背の高い草むらの中にいるようだ。
リディが小さく首を傾げて草の間へ視線をさまよわせていると、風が草を揺らす音にまざっておずおずとした声が耳に届く。
『……もしかして、怒ってます……?』
「ん? どうして?」
『その……何も、おっしゃってくださらないものですから……』
「あ、そっか。ごめんね。怒ってなんてないよ。どこに顔を向けて話したらいいのかなって悩んでただけ」
リディが答えると、声は「良かった」と安堵した調子になって、すぐに力を無くす。
『……そうですよね……私は隠れているのですから、あなたはどこを見れば良いのか分かりませんよね……つまりあなたにとって私は存在していないも同然……。だったら姿を見せれば良いじゃないか。あなたは今、そうお考えになりましたね? 本来ならば顔を合わせて話をするべきじゃないかと。ええ、私もそう思います。思って……いるのですが……すみません……実は人に“お願い”をするため思い切って住処を出てきたというのに、あの大きな街を見たら尻込みしてしまい、気力がすべて吹き飛んでしまったんです。……おかげでここから動けなくなってしまい……あなたの前へ行くこともできず……我ながら情けない話ですよ……ははは、はは、は……』
声は一方的に言って卑屈に笑う。その調子にリディは覚えがあった。故郷の大社に務めていた頃、神に悩みを打ち明ける人々の中には時折りこんな人がいた。
――きっと、とリディは思う。
この場にいる彼は人が苦手で、誰とも会わないようどこかの森や山の奥に籠ってひっそり暮らしていた。だがある日、どうしても他者の手を借りる必要が生じてしまったのだ。
助けてもらう覚悟を決めて近くの集落までやって来たものの、ひとりで暮らしていた彼にとって丘から見下ろす港街はあまりに大きすぎた。怖気づいてつい草の中に隠れてしまい、そして隠れた自分に落胆していたところへちょうどリディがやってきた。
(うん、そんな感じだろうな)
彼は今、前に進みたい自分と、元に戻ろうとする自分との間で揺れているのだ。リディには、自嘲の笑みを浮かべながらも座り込んで動けない男性が見えるような気がした。
「全然情けなくなんてないよ」
巫女だったあのときそうしたように、リディは草むらに向かって声をかける。
「あなたは人に会おうと決めてここまで来た。今までの自分に打ち勝ったんだ。それはすごいことだよ。自分を褒めていいんだよ」
『……いいんでしょうか』
「もちろん。だからあなたはこの後きっと人に会える。ちゃんとお願いだってできるよ」
微笑みを絶やさずに言い切ると、感極まったような声が聞こえる。
『ありがとうございます。あなたはとても美しいタテガミを持つだけでなく、優しい心もお持ちなのですね』
「タテガミ?」
『……いいえ、髪と言いました』
「ごめんね、聞き間違えちゃった。――そういえばさっきも、私の髪を見てたって言ってたもんね。そっちからは私が見えるんだね」
高い場所で結んだ髪を持ってヒラヒラ振って見せると、草むらの中から「ぶふぉおおおお」という深いため息らしきものがきこえた。
『ああ……なんて艶やかな黒! なんて見事な直毛! まさに理想形、間違いなく完全無欠! どんな馬の尾も絶対に敵いませんよ!』
「よく分からないけど、褒めてくれてありがとう。私の髪がこんな具合なのはね、東方の出身だからなんだよ」
『なんと。それは本当ですか? ということは、この辺り……西の方にはあなたのような髪の人はあまりいないわけですね?』
「ん? うん。私の母様は『西方の人たちは髪の色がたくさんあるから黒い髪も少ないし、いても真っ直ぐな髪は少ない』って言ってたよ」
リディの言葉には、ほほう、という感心した調子の声が戻って来る。
人里離れて暮らす彼は他の人を見る機会が少ないため、西方に暮らしながらも西方の人のことに疎いのだろう。リディはそう考えた。
「でも東方の人だってね。少しずつ色合いが違ったり癖が入ったりするから、全員の髪が完全に同じってわけじゃないんだよ」
『ほうほう。なかなか興味深い話ですね。……少しずつ違う。しかし、似てはいる、と……。ふむ。なぜ東方の人間の髪は西方と違い、同じような色をしているのでしょうね』
「境界があるからだよ。東方の人たちをお作りになったのは、調和を好まれる神々であられるから」
この世界の各地には境界があるのだという。それは神々が互いの領域を犯さないように作られたものなのだそうだ。人間のように力の弱いものたちには何の支障もないが、強い力を持てば持つほど境界に行動を縛られる。
そして、最大の境界は東と西の間にあった。
『なるほど、境界。そうか、確かに……ううむ、東方か……黒い髪の人ばかりなんて、いい場所ですねえ……』
憧憬の滲む調子で呟いた声は、続けて「そうだ」と叫ぶ。
『よろしければ、その素晴らしい東方の話をもっと聞かせていただけませんか?』
「うん、いいよ。……って言いたいところなんだけど、もう街へ戻らなきゃ」
日はだいぶ傾いてきた。急いで戻らないと閉門に間に合わなくなってしまう。
「せっかくだし、あなたも一緒に来る?」
『……いえ。私はもう少しこの場で、身の振り方を考えようと思います』
「分かった。じゃあ、さ――」
さようなら、と言いかけたリディはふと母のことを思い出した。一度口をつぐみ、笑って言いなおす。
「“この後のあなたに、良き出会いがありますように”」
『……それはなんです?』
「私の母様がね、人との別れ際にいつもそう言ってたんだ」
さようなら、と言われたオレリアは、良き出会いがありますように、と返していた。傍でその言葉を聞くと別れの寂しさが和らいだが、言う方も実は別れの寂しさが和らぐのだと今の今までリディも知らなかった。
『良き出会い、か……。そうですね。ありがとうございます』
感慨深そうな声が聞こえる方へ改めて手を振り、リディは丘を下り始めた。
最初は早歩きで良いかと思ったが、陽が落ちるのは思いのほか早かった。道の後半は緋色の袴をからげて走り、ようやく街の門に到着した時には星が見え始めていた。荒い息を吐きながら門へ行くと、「草原までにしておけ」と助言をくれた門番がリディを見てホッとしたように笑ってくれたのがなんだか嬉しかった。
* * *
たまたま見つけた東方料理の露店で簡単に夕食を済ませて宿へ戻り、併設の浴場で汗を流してさっぱりした後は起きている理由もなくなった。
明日こそ冒険者になるための受付をしてもらうのだし、寝坊するわけにはいかない。リディは早々に寝台へ潜り込んで目を閉じる。
(私は冒険者になれるかな……)
こんなに心が浮き立っていては眠れないかもしれないとも考えたのだが、次に目を開けたときにはちゃんと、窓の外に薄紅色の朝焼けが広がっていた。
0
あなたにおすすめの小説
「がっかりです」——その一言で終わる夫婦が、王宮にはある
柴田はつみ
恋愛
妃の席を踏みにじったのは令嬢——けれど妃の心を折ったのは、夫のたった一言だった
王太子妃リディアの唯一の安らぎは、王太子アーヴィンと交わす午後の茶会。だが新しく王宮に出入りする伯爵令嬢ミレーユは、妃の席に先に座り、殿下を私的に呼び、距離感のない振る舞いを重ねる。
リディアは王宮の礼節としてその場で正す——正しいはずだった。けれど夫は「リディア、そこまで言わなくても……」と、妃を止めた。
「わかりました。あなたには、がっかりです」
微笑んで去ったその日から、夫婦の茶会は終わる。沈黙の王宮で、言葉を失った王太子は、初めて“追う”ことを選ぶが——遅すぎた。
【完結】平凡な魔法使いですが、国一番の騎士に溺愛されています
空月
ファンタジー
この世界には『善い魔法使い』と『悪い魔法使い』がいる。
『悪い魔法使い』の根絶を掲げるシュターメイア王国の魔法使いフィオラ・クローチェは、ある日魔法の暴発で幼少時の姿になってしまう。こんな姿では仕事もできない――というわけで有給休暇を得たフィオラだったが、一番の友人を自称するルカ=セト騎士団長に、何故かなにくれとなく世話をされることに。
「……おまえがこんなに子ども好きだとは思わなかった」
「いや、俺は子どもが好きなんじゃないよ。君が好きだから、子どもの君もかわいく思うし好きなだけだ」
そんなことを大真面目に言う国一番の騎士に溺愛される、平々凡々な魔法使いのフィオラが、元の姿に戻るまでと、それから。
◆三部完結しました。お付き合いありがとうございました。(2024/4/4)
わたくしがお父様に疎まれている?いいえ、目に入れても痛くない程溺愛されております。
織り子
ファンタジー
王国貴族院の卒業記念パーティーの場で、大公家の令嬢ルクレツィア・アーヴェントは王太子エドワードから突然の婚約破棄を告げられる。
父であるアーヴェント大公に疎まれている――
噂を知った王太子は、彼女を公衆の面前で侮辱する。
【完結】貧乏令嬢の野草による領地改革
うみの渚
ファンタジー
八歳の時に木から落ちて頭を打った衝撃で、前世の記憶が蘇った主人公。
優しい家族に恵まれたが、家はとても貧乏だった。
家族のためにと、前世の記憶を頼りに寂れた領地を皆に支えられて徐々に発展させていく。
主人公は、魔法・知識チートは持っていません。
加筆修正しました。
お手に取って頂けたら嬉しいです。
皆様ありがとう!今日で王妃、やめます!〜十三歳で王妃に、十八歳でこのたび離縁いたしました〜
百門一新
恋愛
セレスティーヌは、たった十三歳という年齢でアルフレッド・デュガウスと結婚し、国王と王妃になった。彼が王になる多には必要な結婚だった――それから五年、ようやく吉報がきた。
「君には苦労をかけた。王妃にする相手が決まった」
ということは……もうつらい仕事はしなくていいのねっ? 夫婦だと偽装する日々からも解放されるのね!?
ありがとうアルフレッド様! さすが私のことよく分かってるわ! セレスティーヌは離縁を大喜びで受け入れてバカンスに出かけたのだが、夫、いや元夫の様子が少しおかしいようで……?
サクッと読める読み切りの短編となっていります!お楽しみいただけましたら嬉しく思います!
※他サイト様にも掲載
悪役令嬢の私が姫に転生した件 ――それはいいのですが、なぜ魔王城に幽閉から始まるのですか?
しばたろう
ファンタジー
アウレリア王国の未来を憂い、改革を進めようとした結果、
「聖女いじめ」の汚名を着せられ断罪された悪役令嬢アレイシア。
絶望の末に命を落とした彼女は、気がつくと百年後の世界で、
同国の王女エリシアとして生まれ変わっていた。
だが平穏はなく、彼女は魔王に攫われ、魔王城に囚われの身となる。
毎日続く求婚と恐怖――しかし前世の記憶を取り戻したエリシアは、
魔王の語る「経済による世界支配」という理知的な思想に耳を傾ける。
武力ではなく、政治と経済で世界を変えようとする魔王。
その冷静で非情な正論に、かつて同じ理想を抱いた彼女は――
魔王の妻になるという、思いもよらぬ選択を下す。
これは、断罪された悪役令嬢が、
今度こそ世界の在り方そのものに手を伸ばす物語。
ブスすぎて嫁の貰い手がないから閨勤侍女になれと言われたので縁を切ります、完全に!完全縁切りの先にあったのは孤独ではなくて…
ハートリオ
恋愛
ルフスは結婚が決まった従姉の閨勤侍女になるよう父親に命令されたのをきっかけに父に無視され冷遇されて来た日々を終わらせようとブラコン父と完全に縁を切る決意する。
一方、従姉の結婚相手はアルゲンテウス辺境伯とのことだが、実は手違いがあって辺境伯が結婚したいのはルフス。
そんなこんなの異世界ファンタジーラブです。
読んでいただけると嬉しいです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる